#author("2023-11-12T18:14:56+09:00","","")
#author("2023-11-12T18:59:41+09:00","","")
*【赤黒バイク】 [#q385b9fc]

※[[革命ファイナル環境]]で活躍したものは[[【レッドゾーン】#RedBlack]]に記載

**概要 [#r049ec24]
ここで扱うデッキでは、初代「レッドゾーン」の[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]や、[[殿堂入り]]の[[《熱き侵略 レッドゾーンZ》]]はあまり重視されない。

**主要カード [#k2f711a3]
|禁断の轟速 ブラックゾーン SR 闇/火文明 (7)|
|進化クリーチャー:ソニック・コマンド/S級侵略者 12000|
|''進化'':闇または火のクリーチャー1体の上に置く。|
|''S級侵略[轟速]'':闇または火のコマンド(自分の闇または火のコマンドが攻撃する時、自分の手札か墓地、またはバトルゾーンにあるこのクリーチャーをその上に重ねてもよい)|
|''T・ブレイカー''|
|このクリーチャーが出た時、相手は自身のパワーが一番小さいクリーチャーすべてに封印を1つずつ付ける。|
|(カードを封印するには、自分の山札の上から1枚目を裏向きのままそのカードの上に置く。クリーチャーが封印されている間、両プレイヤーはそのクリーチャーを無視する。)|

|覇帝なき侵略 レッドゾーンF SR 火文明 (6)|
|進化クリーチャー:ソニック・コマンド/侵略者 11000|
|''進化'':火のクリーチャー1体の上に置く。|
|''侵略'':火のコマンド(自分の火のコマンドが攻撃する時、自分の手札にあるこのクリーチャーをその上に重ねてもよい)|
|''W・ブレイカー''|
|このクリーチャーの攻撃中、相手は「G・ストライク」を使えない。|
|各ターン、このクリーチャーの最初の攻撃の終わりに、このクリーチャーをアンタップし、一番上のカードを破壊する。|

**主要カード [#w7d251ff]
|[[《禁断の轟速 ブラックゾーン》]]|[[墓地]]からも侵略できる[[T・ブレイカー]]|
|[[《覇帝なき侵略 レッドゾーンF》]]|[[退化]]しながらの2回攻撃を持ち[[G・ストライク]]を受けない[[W・ブレイカー]]|
|[[《龍装者 バルチュリス》]]|《レッドゾーンF》と[[T・ブレイカー]]持ち侵略先を組み合わせて[[ワンショット]]を狙う。3〜4ターンキル狙いでの必須カード|
|>|BGCOLOR(white):|
|[[《禁断〜封印されしX〜》]]/[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]|[[《ドキンダムの禁炎霊》]]などを受け札に変換するデッキの屋台骨。これや[[超次元ゾーン]]を使えない[[オリジナル]]では【赤黒バイク】は考察外|

**候補コマンド(下バイク) [#b87e9676]
|[[《影速 ザ・トリッパー》]]|3コストの[[SA>スピードアタッカー]]。[[マナ]]の[[タップイン]]効果を残すため敢えて侵略しないことも。|
|[[《絶速 ザ・ヒート》]]|cipで[[墓地肥やし]]と[[サルベージ]]できる4コストのSA。|
|[[《轟速 ザ・レッド/超次元キル・ホール》]]|呪文面で[[《STARSCREAM -ALT MODE-》]]を出すことで事実上の3コストSA[[コマンド]]に。クリーチャー面も最低限4コストSAとして扱える。|
|[[《終断χ ベガスランチャー》]]|[[ニンジャ・ストライク]]で[[禁断解放]]カウンターを狙う。|
|[[《ドキンダムの禁炎霊》]]|[[S・トリガー]]を持ち[[ソニック・コマンド]]を[[リアニメイト]]できる4コスト[[コマンド]][[タマシード]]。攻撃はできないため[[禁断解放]]カウンターの起点として使われる。|
|[[《鬼ヶ英悪 ジャオウガOG》]]|[[鬼エンド]]による踏み倒しで[[禁断解放]]による押し込みやカウンターを狙える5コストSA。|
|[[《轟音 ザ・ブラックV》]]|[[攻撃]]時に[[セルフハンデス]]を放つ4コストSA。|
|[[《轟音 ザ・ブラック GS》]]|~|
|[[《暴走 ザバイク/ブンブン・バースト》]]|呪文側で[[コスト踏み倒しメタ]]を破壊する。|
|[[《覇王速 ド・レッド》]]|9枚目以降の3コストの侵略元。|
|[[《D2V3 終断のレッドトロン/フォビドゥン・ハンド》]]|クリーチャー側で[[コスト踏み倒しメタ]]を破壊、呪文側は[[S・トリガー]]による防御。|

**サイキック・クリーチャー [#a3c59b4b]
|[[《STARSCREAM -ALT MODE-》]]|必須。[[《超次元キル・ホール》>《轟速 ザ・レッド/超次元キル・ホール》]]から呼び出すことで3コストSAコマンドとして扱える|
|[[《その先の未来へ、カミヤ・ミキ・ユア・ナルハ》]]|[[マッハファイター]]でクリーチャーを除去。そもそも自身が出るのがメタ対象内なのでメタクリーチャーの除去には機能しない|
|[[《道玄坂マングース、ココ・ユユ・ドクソン》]]|[[可能であればブロックする]]を相手に付与する。|
|[[《時空の英雄アンタッチャブル》]]|[[アンタッチャブル]]。|
|[[《魔導器プロテクト》]]|《キル・ホール》で呼び出せる唯一の[[ブロッカー]]。|
|[[《時空の禁断 レッドゾーンX》]]|主に[[《7777777》>《キング・ザ・スロットン7/7777777》]]避けに使用。|

**候補進化コマンド(上バイク) [#i1e80696]
|[[《熱き侵略 レッドゾーンZ》]]※|[[シールド焼却]]能力を持つ|
|[[《S級不死 デッドゾーン》]]|[[墓地]]からも侵略できる[[T・ブレイカー]]。5枚目以降の《ブラックゾーン》として。黒単色のため[[《禁断〜封印されしX〜》]]の封印を外さず済む|
|[[《復讐 ブラックサイコ》]]※|[[cip]]で2枚の[[ランダムハンデス]]を放つ[[W・ブレイカー]]。|
|[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]|5枚目以降の《ブラックゾーン》。《デッドゾーン》とは侵略条件等で差別化。|

**その他候補カード [#d21ab7f3]
|>|BGCOLOR(#d0d8e0):クリーチャー|
|[[《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》]]|[[召喚]]以外の[[踏み倒し]]を封じる2コストクリーチャー。|
|[[《星空に浮かぶニンギョ》]]|[[マナブースト]]を抑制する2コストクリーチャー。|
|[[《U・S・A・BRELLA》]]|コスト4以下のクリーチャーが手札以外から出ることを封じる3コストクリーチャー。[[アンタッチャブル]]も強力。|
|[[《コッコ・武・ルピア》]]|[[墓地肥やし]]メタと除去を兼ねる3コストクリーチャー。|
|[[《一王二命三眼槍》]]|主に[[《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》]]対策。|
|[[《撃髄医 スパイナー》]]|~|
|[[《停滞の影タイム・トリッパー》]]|[[黒赤]]の[[メタ]][[ビート>ビートダウン]]御用達の疑似[[ランデス]]|
|[[《終末の時計 ザ・クロック》]]|色は合わないが確実にターンを貰える[[S・トリガー]]。|
|[[《単騎連射 マグナム》]]※|自ターンに相手のクリーチャーがバトルゾーンに出ることを一切封じる|
|[[《Re:奪取 トップギア》]]|[[コスト軽減]]で2→4の動きを重視したい場合に。|
|[[《Re:奪取 ブラッドレイン》]]|~|
|[[《虹彩奪取 ブラッドギア》]]|~|
|>|BGCOLOR(#d0d8e0):非クリーチャー|
|[[《DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜》]]|1ターンに使えるクリーチャーや呪文を制限する2コスト[[DGフィールド]]。|
|[[《九番目の旧王》]]|全体パワー低下と単体パワー低下を選べる柔軟さと手打ちに耐える軽さがウリの[[S・トリガー]]。|
|[[《ヴィオラの黒像》]]|除去とリアニメイトを行う[[S・トリガー]][[タマシード]]。火のコマンドを呼び出して[[禁断解放]]も狙える&br;黒単色なのでこれが出ただけでは[[《禁断〜封印されしX〜》]]の封印は外れない|
|[[《FORBIDDEN SUNRISE 〜禁断の夜明け〜》]]|場持ちのいい軽減手段。|

**このデッキの回し方 [#b3362a65]
3ターン目に[[《影速 ザ・トリッパー》]]を召喚または[[《超次元キル・ホール》>《轟速 ザ・レッド/超次元キル・ホール》]]から[[《STARSCREAM -ALT MODE-》]]を出し、[[《覇帝なき侵略 レッドゾーンF》]]を侵略してW・ブレイク、《レッドゾーンF》の能力で[[退化]]した侵略元に[[《禁断の轟速 ブラックゾーン》]]を侵略しつつ[[《龍装者 バルチュリス》]]を宣言することでワンショットを狙うのが理想的な動き。

理想的な動きはできずとも、《ザ・トリッパー》や各種メタクリーチャーで相手の動きを縛りつつ継続的にビートダウンを仕掛けることで試合の流れをこちらに引き寄せることができる。

**長所 [#h96d0dd5]
[[《覇帝なき侵略 レッドゾーンF》]]や[[《龍装者 バルチュリス》]]の存在から[[G・ストライク]]にめっぽう強いのがセールスポイント。

かつての[[【レッドゾーン】]]と比べ侵略元、いわゆる下バイの性能も大きく向上している。
[[《影速 ザ・トリッパー》]]と[[《轟速 ザ・レッド/超次元キル・ホール》]]は[[一撃奪取]]の補助や[[《覇王速 ド・レッド》]]の[[マナ武装]]のような下準備に頼らずとも3ターン目に走り出せる。

また、サルベージを持つ[[《絶速 ザ・ヒート》]]や墓地から侵略しつつ除去を放てる[[《禁断の轟速 ブラックゾーン》]]により経戦能力が高い上に多少押し込まれても[[禁断解放]]によるゴリ押しが効きやすい点から、一度制圧されたり仕留めきれず息切れしたりすると巻き返しが効きにくい他の[[【速攻】]]とは一線を画する。

[[アドバンス]]環境で無視できない[[《とこしえの超人》]]がダイレクトに刺さらないのもメリットと言える。
一応[[《禁断の轟速 ブラックゾーン》]]など墓地からの侵略には置き換えが刺さるため、相手が出すようであれば《ザ・ヒート》で回収し手札から侵略させること。


[[【絶望神サガループ】]]に対しても、[[《禁断竜王 Vol-Val-8》]]プランなら[[禁断解放]]による全体封印でワンチャンスを作れる。無論相手にも[[追加ターン]]中に追加の[[《超神星DOOM・ドラゲリオン》]]で追撃するなどのパターンの突破口があるが。

[[【緑単オービーメイカー】]]に対しては、事前に[[封印]]を外してさえいればたとえ[[《十番龍 オービーメイカー Par100》]]が[[着地]]しても[[禁断解放]]によって十分返せる可能性がある。そこまでしなくとも溜めるプランを取っているところに[[《禁断の轟速 ブラックゾーン》]]複数体で封印除去を撒いているだけで何とかなることも。
**短所 [#u86199f2]
単純な速度では[[【我我我ブランド】]]や[[【超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン】]]等に劣る上に、[[受け]]も硬いわけではないためそれらとの殴り合いではやや厳しい。

《ドキンダムX》が強みでありながら急所ともなっている【レッドゾーン】系列の弱点もそのまま。

また、[[多色]]が多くなりがちであり、主に[[黒]]マナの捻出に苦労する。

**環境において [#dedf4640]
[[【絶望神サガループ】]]や[[【4色万軍投】]]に強い点が評価され、じわじわと入賞数を伸ばし環境に進出。

『[[DMGP2023-1st>公認グランプリ]]』Day1([[アドバンス]])では予選通過者128人中19人使用と予選使用率2位を記録した。
プレイングが簡単で時間切れになりづらく、[[【絶望神サガループ】]]や[[【4色万軍投】]]に対して有利が付く上に、[[【速攻】]]同型に[[《一王二命三眼槍》]]が刺さることが予選実績を挙げた要因と言える。[[【絶望神サガループ】]]に刺すための[[手札]]以外[[メタ]]が殆ど刺さらないデッキであったのも大きい。[[アドバンス]][[環境]]に刺さりにくい[[《九番目の旧王》]]や【赤黒バイク】のミラーマッチに効力の薄い[[《DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜》]]がカットされた構築がこの大会では主流であった。しかし本戦ではベスト8進出を逃している。このデッキにとって不利となる[[《革命の絆》]]型[[【モルト NEXT】]]が多かったのが、ベスト8を逃した要因である。

2023年のゴールデンウィーク中のオリジナルでは、[[《FORBIDDEN SUNRISE 〜禁断の夜明け〜》]]の[[コスト軽減]]で[[侵略]]元ソニック・コマンドを並べるプランを取る型が[[チャンピオンシップ]]優勝を果たした。

[[DM23-RP2]]期には死活問題となる[[着地置換効果]]方式のコスト踏み倒しメタを粗方呪文面で除去できる[[《暴走 ザバイク/ブンブン・バースト》]]を[[4枚積み]]した型が目立つように。

[[《異端流し オニカマス》]]や[[《超次元の王家》]]、[[《終末の時計 ザ・クロック》]]や[[《終止の時計 ザ・ミュート》]]などの属する水を足した【青黒赤バイク】も入賞することがある。[[DM23-SD3]]発売前あたりから入賞がポツポツと見られるように。

[[DM23-RP3]]期には[[《アーテル・ゴルギーニ》]]を獲得。これを入れた型の【青黒赤バイク】がオリジナルの80人規模のチャンピオンシップで優勝。

2023年9月下旬には[[《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]、[[《ポッピ・冠・ラッキー》]]、[[《GOOOSOKU・ザボンバ》]]、[[《極閃呪文「バリスパーク」》]]の光を足した【白黒赤バイク】なる型がアドバンスのチャンピオンシップで優勝。

[[DMGP2023-2nd>公認グランプリ]]では予選実績こそベスト128進出者中3人以下と推測されているが、ベスト8に【青黒赤バイク】が1人残った。

[[DM23-EX2]]期には[[《パンドラの記憶》]]と[[《超次元の王家》]]を各[[4枚積み]]した【青黒赤バイク】がアドバンスで結果を残した。本来であれば[[ビートダウン]]で8枚も手札補充に枠を割くのは痛手だが、【青黒赤バイク】では[[《超次元の王家》]]が立派な侵略元になるためネックになりづらい。さらにそちらには[[《ロイヤル・エイリアン 〜熱奏のファーザー〜》]]が[[サイキック]]・[[リクルーター>リクルート]]として利用されており、[[《STARSCREAM -ALT MODE-》]]や[[《小結 座美の花》]]、[[《イオの伝道師ガガ・パックン》]]が呼び出し先として超次元ゾーンに採用されていたほか、エイリアンという点を重視されて[[《時空のジキル ザビ・ガンマン》]]のようなサイキックの充実につれて採用候補から外れていったものにまで食指が伸びた。
[[DM23-EX2]]期には[[《パンドラの記憶》]]と[[《超次元の王家》]]を各[[4枚積み]]した【青黒赤バイク】がアドバンスで結果を残した。本来であれば[[ビートダウン]]で8枚も手札補充に枠を割くのは痛手だが、【青黒赤バイク】では[[《超次元の王家》]]が立派な侵略元になるためネックになりづらい。さらにそちらには[[《ロイヤル・エイリアン 〜熱奏のファーザー〜》]]が[[サイキック]]・[[リクルーター>リクルート]]として利用されており、[[《STARSCREAM -ALT MODE-》]]や[[《小結 座美の花》]]、[[《イオの伝道師ガガ・パックン》]]が呼び出し先として超次元ゾーンに採用されていたほか、エイリアンという点を重視されて[[《時空のハイド ジオ・マッチョ》]]/[[《時空のジキル ザビ・ガンマン》]]のようなサイキックの充実につれて採用候補から外れていったものにまで食指が伸びた。

**参考 [#kdbdd8da]
-[[デッキ集 (一覧)]]
-[[デッキ集/速攻]]
-[[黒赤]]
-[[侵略]]
-[[《禁断の轟速 ブラックゾーン》]]
-[[バサラ]]

&tag(デッキ集,速攻デッキ,進化デッキ,【赤黒速攻】,【バイク】);