#author("2023-09-05T18:44:43+09:00","","")
*【白赤アーマード・サムライ】 [#deck]
[[DM23-EX1]]で登場した[[アーマード・サムライ]]のギミックを活かした[[【サムライ】]]の派生デッキ。[[サムライ]]だけでなく[[アーマード]]の要素も入れられる。基本的には[[白赤]]で組まれるが、[[青>水]]を含んだ[[白青赤]]型も見られる。
主要パーツが[[DM23-EX1]]に収録されているため、初心者でもデッキ構築がしやすくなっている。

|ボルメテウス・武者・ドラゴン「武偉」 VIC 火文明 (4)|
|クリーチャー:アーマード・ドラゴン/アーマード・サムライ 6000|
|''侍流ジェネレート''(このクリーチャーが出た時、自分の手札にあるクロスギアを1枚、コストを支払わずにジェネレートしてもよい)|
|''W・ブレイカー''|
|このクリーチャーが出た時または攻撃する時、自分のシールドを1つブレイクしてもよい。そうしたら、相手のパワー6000以下のクリーチャーを1体選び、破壊する。|

|竜牙 リュウジン・ドスファング  VR 光/火文明 (5)|
|クロスギア:アーマード・ドラゴン/アーマード・サムライ|
|このクロスギアが出た時、またはこれをクロスしたクリーチャーが攻撃する時、サムライ・メクレイド5する。(サムライ・メクレイド5:自分の山札の上から3枚を見る。 その中から、コスト5以下のサムライを1枚、コストを支払わずに使ってもよい。 残りを好きな順序で山札の下に置く)|
|このクロスギアをコストを支払わずにサムライ・クリーチャーにクロスしてもよい。|

**主要カード [#r54424e0]
|[[《ボルメテウス・武者・ドラゴン「武偉」》]]|核。[[侍流ジェネレート]]を持った[[W・ブレイカー]]。&br;[[タイタントリガー]]で[[任意]]で自分の[[シールド]]を1つブレイクすると、6000[[火力]]を放つ|
|[[《竜牙 リュウジン・ドスファング》]]|[[cip]]およびクロスしたクリーチャーの攻撃時にサムライ・[[メクレイド]]5。サムライには無料でクロス可能|
**サムライ・クリーチャー [#bb901085]
|[[《シンカゲリュウ・柳生・ドラゴン》]]|[[マナゾーン]]の[[ドラゴン]]を[[アンタップ]]&br;[[《ボルメテウス・武者・ドラゴン》]]に反応して自軍を強化するが、「武偉」のセルフブレイク枚数も増えてしまうのは注意。|
|[[《ヴァルキリアス・武者・ムサシ「弐天」》]]|[[cip]]で火の[[エレメント]]の数以下の[[コスト火力]]を放った後光の[[エレメント]]の数だけドロー&br;[[アタックトリガー]]で手札の枚数以下のコストを持つ[[サムライ]]or[[アーマード]]を踏み倒し|
|[[《ボルシャック・大和・ドラゴン「開眼」》]]|[[SA>スピードアタッカー]]の[[パワード・ブレイカー]]、攻撃中墓地の[[サムライ]]の数×1000の[[パンプアップ]]&br;[[武者]]の効果による破壊に反応して12000[[火力]]を放つ能力を持つ|
|[[《戦術の天才 マロク》]]|[[自分ターンのはじめ>ターン開始ステップ]]に、[[クロスギア]]がこの[[クリーチャー]]に[[クロス]]されていれば[[サムライ]]・[[メクレイド]]5&クロスギアだったらタダでクロスできる[[エスケープ]]持ち|
|[[《爆炎ホワイトグレンオー》]]|[[サムライ]]に[[スピードアタッカー]]を[[付与]]|
|[[《聖獣ピュアイカズチ》]]|[[cip]]で[[山札の上]]から5枚をめくり、[[クロスギア]]を1枚出せる&br;[[《竜牙 リュウジン・ドスファング》]]は互いを出せる|
|[[《モノノフ・ルピア》]]|《武偉》や《剣誠》を[[サーチ]]し、それらの攻撃時に[[シールド焼却]]を行う。|
|[[《ボルメテウス・剣誠・ドラゴン》]]|[[サムライ]]が5枚あれば[[G・ゼロ]]。《モノノフ》でサーチできる。|
|[[《ボルバルザーク・紫電・ドラゴンP'S》]]|[[侍流ジェネレート]]持ちで、毎ターン[[2回攻撃]]。&br;[[サムライ]]が5枚あれば[[タップ誘発]]で全員アンタップ|
|[[《戦風の弓取ヨイチ》]]|[[ジェネレート]]を行う時の[[コスト]]を1少なくする|
|[[《ピュアザル》]]|[[クロスギア]]があれば[[S・トリガー]]になり無料で[[クロス]]も可能。クロス先がいない[[《竜装 ザンゲキ・マッハアーマー》]]や[[《インパクト・アブソーバー》]]を引き受けることが可能。|
**その他 [#z90798bd]
|[[《チャラ・ルピア》]]|《武偉》、《弐天》の最速召喚を狙う。|
|[[《アシスター・コッピ》]]|~|
|[[《チック・医・スルッチ》]]|~|
|[[《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ/「未来から来る、だからミラクル」》]]|《弐天》から[[革命チェンジ]]し[[S・トリガー]]等を封じる。手札が5枚あれば《弐天》の[[アタックトリガー]]で《弐天》がバトルゾーンに戻ってくる。|
|[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]|~|
|[[《ボル武者の炎霊》]]|[[cip]]で4000[[火力]]の[[タマシード]]|
|[[《極閃呪文「バリスパーク」》]]|[[S・トリガー]]。[[白]]単色マナの確保と、3ターン目にワンショットを仕掛けられた際の保険|
|[[《ボルシャック・アークゼオス》]]|[[《竜牙 リュウジン・ドスファング》]]の5枚目以降。|
|[[《太陽との邂逅》]]|~|
|[[《閃光の守護者ホーリー》]]|[[cip]]で[[オールタップ]]する[[S・トリガー獣]]|
|[[《覚醒連結 XXDDZ》]]|[[《ラフルル》>《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ/「未来から来る、だからミラクル」》]]と違って《弐天》のアタックトリガーから出てくる&br;[[《ホワイトグレンオー》>《爆炎ホワイトグレンオー》]]や[[《ザンゲキ》>《竜装 ザンゲキ・マッハアーマー》]]に頼らず&br;SA付与できる点でも差別化できる|
|[[《音感の精霊龍 エメラルーダ》]]|[[シールド交換]]ができる[[ドラゴン]]。《武偉》の[[暴発]]を成功させることが可能。|
|[[《龍素記号Xf クローチェ・フオーコ》]]|[[cip]]でお互いに[[山札回復]]をする[[G・ゼロ]]獣。|
|[[《ドラゴンズ・サイン》]]|[[S・トリガー]]。[[《ヴァルキリアス・武者・ムサシ「弐天」》]]や[[《覚醒連結 XXDDZ》]]を踏み倒す|
|[[《オリオティス・ジャッジ》]]|[[S・トリガー]]。お互いマナゾーンのカードの枚数以上のコストのクリーチャーを[[山札の下]]へ このデッキはクリーチャーのコストが全体的に低いため被害が少ない|
|[[《スローリー・チェーン》]]|[[S・トリガー]]。[[シールド]]が0になるまで毎ターン[[攻撃]]を止められる。|
|[[《S・S・S》]]|2体の[[除去]]と[[オールタップ]]を兼ねる[[S・トリガー]]。|
**クロスギア [#gf8bdfp0]
|[[《竜装 ゴウソク・タキオンアーマー》]]|ジェネレート、クロス、サムライの召喚コストを1ずつ下げる。サムライデッキにおける潤滑油的な存在|
|[[《竜装 ザンゲキ・マッハアーマー》]]|ドラゴンとサムライを[[コスト軽減]]し、パンプアップとスピードアタッカー化|
|[[《竜装 センゴク・トッパアーマー》]]|[[武者]]、[[大和]]、[[紫電]]支援。基本は9枚目以降の[[コスト軽減]]枠|
|[[《天装 タイショウ・アームズ》]]|[[cip]]によるサムライの手札補充&br;[[クロス]]時の[[ブロッカー]]付与|
|[[《天装 カガヤキ・ミガタメ》]]|[[cip]]と[[クロス]]時の[[アタックトリガー]]で相手1体を[[フリーズ]]させる[[S・トリガーX]]|
|[[《超銀河弓 ANOTHER》]]|一撃必殺を狙いたい|
|[[《インパクト・アブソーバー》]]|非サムライ。敵味方のブレイク数を落として《武者》で減ったシールドを補う。味方への影響は物量で補うかクロスさせて回避可能。クロス時効果で[[S・トリガー]]獣を再利用可能。《武偉》の攻撃時セルフブレイクはブレイク数制限に含まれないので注意。|
|[[《バジュラズ・ソウル》]]※|2[[ランデス]]と[[追加ブレイク]]。《武偉》から[[侍流ジェネレート]]して4→5で次ターンクロスできる。非サムライのため取り回しにくいのがネック。また《武偉》のセルフブレイク枚数も増えるので注意。|
**このデッキの回し方 [#b47gh9c0]
初手は[[《竜装 ゴウソク・タキオンアーマー》]]か[[《チャラ・ルピア》]]から入るのが最速パターン。
[[《天装 タイショウ・アームズ》]]から動き出しても、手札に[[《ボルメテウス・武者・ドラゴン「武偉」》]]などを抱えているなら事故ではないだろう。

走り出すのは3~4ターン目。[[メクレイド]]や[[侍流ジェネレート]]、[[《聖獣ピュアイカズチ》]]を駆使して[[《竜牙 リュウジン・ドスファング》]]を連打し[[サムライ]]を大量展開して過剰打点を生成する。

極端なケースでは3ターン目に[[《ボルメテウス・武者・ドラゴン「武偉」》]]で[[《ドラゴンズ・サイン》]]を暴発し、そのまま[[《覚醒連結 XXDDZ》]]を使って突っ走るというケースも。

小型[[メタ]]クリーチャーを立てられていても、《武偉》や[[《ヴァルキリアス・武者・ムサシ「弐天」》]]で処理すれば問題ない。

**長所 [#c58ff7b7]
一度[[《竜牙 リュウジン・ドスファング》]]が着地すれば、[[サムライ]]・[[メクレイド]]を連続で使用することで、圧倒的な過剰打点を1ターンで展開できる点が持ち味。
展開を開始できるのは最速3ターン目だが、[[再現性]]の高さから概ね4ターン目には走り出せる。[[《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ/「未来から来る、だからミラクル」》]]や[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]による詰め性能も高く、[[《ヴァルキリアス・武者・ムサシ「弐天」》]]で大量ドローも出来るので息切れも少ない。

主力である[[《ボルメテウス・武者・ドラゴン「武偉」》]]と《「弐天」》による[[火力]]で[[コントロール]]気味に振る舞うこともでき、防御が硬い[[コントロール]]相手にもそこそこ喰らいつける。

また、[[火力]]が充実していることから各種[[メタ]]カードにも強い。特に登場時点の環境で主流の[[メタ]]である[[《とこしえの超人》]]と[[《ボン・キゴマイム/♪やせ蛙 ラッキーナンバー ここにあり》]]の両者を処理しやすいのが魅力。

**短所 [#jd2d24c2]
強い初動が《タキオンアーマー》、《タイショウ・アームズ》程度しかないためそれらを引けなければ出遅れてしまったり、《ドスファング》や《弐天》にアクセスできなければ出力が下がったり等やや安定感に欠ける。


再現性は高いがそれはあくまで除去、ハンデスを受けていない時の話であり、動き出すまでの手札の噛み合わせと初動コスト軽減をバトルゾーンに維持できるかどうかに大きく依存することもあって軽量ハンデス、除去には弱い。

また、[[メタ]]には強いが、こちらはメタを採用しにくいため相手の早いターンでの強力な動きを素通ししてしまいやすい。
[[速攻]]寄りの[[ビートダウン]]故仕方ないが受けも《弐天》のG・ストライクを除けば精々4枚程度しか積めないため強いとは言えず、総じて相手に先に動かれるとかなり脆い。

[[【絶望神サガループ】]]などのようなこちらの動きに関係無く早期に勝ちに行けるコンボデッキも苦手。メタカードは採用しようと思えば最低限は採用できるが、メクレイドの出力・安定性とはトレードオフである。

[[メタ]]の中でも[[速攻メタ]]には強いて言えば若干弱く、速攻メタにまともに付き合っていると相手に追いつかれる恐れがある。1体や2体なら除去で何とかなるが、何体も並ぶと流石にフィニッシュに支障が出る。
**環境において [#j59a02af]
//発表当初は明確なフィニッシャーがいない点と、[[クロスギア]]ギミックへの低評価の煽りを受けてあまり高い評価は得られていなかった。

[[チャンピオンシップ]]での入賞報告が複数寄せられ、[[アドバンス]]・[[オリジナル]]の双方において[[環境]]入りを果たした。[[【絶望神サガループ】]]と[[【アポロヌス】>【超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン】]]の速度に弱いのは致命的で、流石にトップ層には及んでいないものの、一定の立ち位置は築けている。

『[[超CSV in 大阪>超CS]]』(オリジナル)では予選通過128人中9人が使用と、使用率4位を記録(同率に[[【赤黒テレスコ=テレス】]])。本戦ではベスト8進出を逃している。

[[DM23-BD1]]期に入ると[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]→[[《ドラゴンズ・サイン》]]→[[《覚醒連結 XXDDZ》]]と畳みかける型が確認された。

2023年8月11日殿堂レギュレーション改訂直後、[[《我我我ガイアール・ブランド》]]型が確認された。2ターン目[[《チャラ・ルピア》]]、3ターン目[[《ボルメテウス・武者・ドラゴン「武偉」》]]+[[《我我我ガイアール・ブランド》]]で、先攻3ターン目に3枚要求にしてジャスキルを狙える。

8月4週時点ではオリジナルの環境中位にある。殿堂レギュレーション改訂後の環境トップに立つとされていたが、伸び悩んだ理由としては軽量除去・ハンデスに弱い点、自慢の除去力が[[刺さる]][[【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】]]や[[【白青赤鬼羅.Star】>【鬼羅.Star】#c3]]が環境から消えた点が大きい。[[《卍 新世壊 卍》]]不採用の[[【青黒魔導具】>【青魔導具】]]にエレメント除去の有効性が低いのも難点。
*【白赤神影アーマード・サムライ】 [#u4517dab]
[[超次元]]から[[クロスギア]]を出す[[S・トリガー獣]]である[[《神影剣士ジュウベイ》]]を採用した、[[アドバンス]]フォーマット向けの構築。

|神影剣士ジュウベイ C 火文明 (5)|
|クリーチャー:ヒューマノイド/サムライ 5000|
|''S・トリガー''(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい)|
|このクリーチャーが出た時、自分の手札または超次元ゾーンにあるクロスギアを1枚出してもよい。|

|[[《神影剣士ジュウベイ》]]|cipで手札または[[超次元ゾーン]]から[[クロスギア]]を出せる[[S・トリガー]]獣|
|[[《次元のスカイ・ジェット》]]/[[《次元のモビル・フォレスト》]]|全体[[スピードアタッカー]][[付与]]/[[召喚コスト]]1軽減|
|[[《次元のイモータル・ブレード》]]/[[《次元のノーブル・エンフォーサー》]]|全体[[スレイヤー]]付与/パワー2000以下獣[[攻撃制限]]|
|[[《龍剣 星王紅鬼勝》]]|[[ドラゴン]]なら0コストでクロスし、コスト6以下多色獣をマナから出す[[アタックトリガー]]を付与|
|[[《最終龍覇 ロージア》]]|[[カウンター]][[ドラグナー]]。|

**このデッキの回し方 [#e4feaf8a]
基本的には[[オリジナル]]版と同様。積極的に[[《神影剣士ジュウベイ》]]を使いに行く必要性は薄い。
真価を発揮するのは[[S・トリガー]]による受け性能。[[《次元のノーブル・エンフォーサー》]]による[[ウィニー]]の[[攻撃制限]]や、[[《龍剣 星王紅鬼勝》]]による展開補助を期待できる。手札のクロスギアも出せるため、実際は直上のカードリストよりも選択肢は豊富。[[《ボルメテウス・武者・ドラゴン「武偉」》]]以外の[[侍流ジェネレート]]持ちが入ることは少ないためその点でも優秀。[[オリジナル]]フォーマットでも多少出力は落ちるが超次元を抜くだけでも戦える。
[[《ボルメテウス・武者・ドラゴン「武偉」》]]の[[cip]]で[[暴発]]できるのも嬉しい。

**参考 [#e0a7176e]
-[[デッキ集 (一覧)]]
-[[デッキ集/種族デッキ]]
-[[サムライ]]
-[[クロスギア]]
-[[DM23-EX1 「大感謝祭 ビクトリーBEST」>DM23-EX1]]
-[[【赤白アーマード】]]

&tag(デッキ,アーマード・サムライ,アーマード,サムライ,種族デッキ,クロスギアデッキ);