#author("2022-06-15T08:44:20+09:00","","")
#author("2022-08-06T22:40:48+09:00","","")
*【モモキング&ruby(ジェイオー){JO};】 [#iab25155]

[[《未来王龍 モモキングJO》]]の[[能力]]で連続[[攻撃]]することをフィニッシュ手段に据えた[[デッキ]]。[[赤]]と[[緑]]の2色、もしくはそれに[[黒]]を加えた[[黒赤緑]]の3色で構築される。
※[[プレミアム殿堂コンビ]]施行前のこのデッキタイプは[[【JO退化】]]を参照。

その1体と手札のコンボパーツが揃うことで[[ワンショット]]が可能になる[[《未来王龍 モモキングJO》]]を軸としたデッキ。

|未来王龍 モモキングJO KGM 火/自然文明[ジョーカーズ] (5)|
|クリーチャー:ジョーカーズ/ヒーロー・ドラゴン/レクスターズ 7000|
|''スピードアタッカー''|
|''W・ブレイカー''|
|このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーから進化できる、名前に《モモキング》とある進化クリーチャーを1体、自分の手札からこのクリーチャーの上に置いてもよい。|
|''シンカパワー'':このクリーチャーが進化する時、このターン、このクリーチャーの攻撃の終わりに、このクリーチャーの一番上のカードを墓地に置いてもよい。そうしたら、このクリーチャーをアンタップし、カードを1枚引く。|

**主要カード [#l9d85f0c]
|[[《未来王龍 モモキングJO》]]|コンセプト。手札の[[進化]][[モモキング]]に疑似的な[[侵略]]を与え、それを剥がすことで[[アンタップ]]|
|[[《未来王龍 モモキングJO》]]|手札の[[進化]][[モモキング]]に疑似的な[[侵略]]を与え、それを剥がすことで[[アンタップ]]|

**候補モモキング [#x593a211]
|[[《禁断英雄 モモキングダムX》]]|[[【禁断スター退化】]]のギミックを流用して安全に《モモキングJO》を早期着地させる。&br;[[【禁断スター退化】]]ではないデッキの場合、《モモキングJO》の上には重ねられないが、&br;[[モモキング]]系は多くが[[レクスターズ]]なので早期解放が狙える|
|>|BGCOLOR(white):|
**クリーチャー候補 [#x593a211]
|[[《アルカディアス・モモキング》]]|[[光]]以外の[[呪文を封じ>呪文ロック]]、[[タップイン]]を強制。破壊せずにそのまま残す選択もあり|
//|[[《アルカディアス・モモキング 〜光丸〜》]]|[[《アルカディアス・モモキング》]]の5枚目以降。攻撃後にすぐ墓地に置くならただの[[準バニラ]]|
|[[《無双龍騎 ボルバル・モモキング》]]|[[cip]]で自己[[ブレイク]]。その後、[[効果バトル]]。[[ターン終了時>ターン終了ステップ]]に6000の[[全体>全体除去]][[火力]]。&br;早期に着地する場合、自己ブレイクは寧ろ[[手札補充]]の[[メリット]]として機能する|
//&br;唯一の[[手札補充]]持ち[[進化]][[モモキング]]←ズンドコがマナから回収できる
|[[《禁断のモモキングダム》]]|[[アンタッチャブル]]。[[G・ストライク]]でも止まらず、安全に攻撃できる|
|[[《無双龍騎 ボルバル・モモキング》]]|[[cip]]で自己[[ブレイク]]。その後、[[効果バトル]]。[[ターン終了時>ターン終了ステップ]]に6000の[[全体>全体除去]][[火力]]&br;パワーが高いため、パワーの高い[[ブロッカー]]の突破に使えるほか、自己ブレイクが[[手札補充]]になる|
|[[《キャンベロ <レッゾ.Star>》]]|[[モモキング]]ではないが、[[侵略]]で[[《未来王龍 モモキングJO》]]やその進化先の上に乗れる。[[cip]]で次の相手ターン中、出せるクリーチャーを1体までに制限する。&br;[[離れた時]]に[[進化元]]を[[アンタップ]]するので疑似的な除去耐性にもなる|
|[[《神帝英雄 ゴッド・モモキング》]]|[[手札補充]]しつつ、捨てたカードに応じて[[アンタップ]]&[[バウンス]]除去|
|[[《ボルメテウス・モモキング》]]|[[cip]]で3000の[[全体>全体除去]][[火力]]か[[シールド焼却]]を[[モード]]で選択。&br;[[《覇王る侵略 ドレッドゾーン》]]や[[《熱き侵略 レッドゾーンZ》]]のように扱える|
|[[《禁断のモモキングダム》]]|[[アンタッチャブル]]。苦手な[[G・ストライク]]で止まらず、比較的安全に攻撃できる。&br;だが、[[《終末の時計 ザ・クロック》]]などで置物になる点には注意。&br;[[【禁断スター退化】]]だと解放は狙えない(([[《未来王龍 モモキングJO》]]を召喚できる5マナ溜まる前だと、別の[[《禁断英雄 モモキングダムX》]]を2体出すなどが要求される))ので[[自壊]]させ《モモキングJO》に戻そう|
|[[《晴舞龍 ズンドコ・モモキング》]]|[[cip]]で[[マナブースト]]。[[離れた時]]、[[マナ回収]]で《モモキングJO》の弾を拾える|
|[[《ボルシャック・モモキングNEX》]]|[[cip]]と[[攻撃時>アタックトリガー]]に[[山札の上]]が[[火]]の[[クリーチャー]]または[[レクスターズ]]なら[[踏み倒し]]。&br;[[モモキング]]を重ねることで連続攻撃の弾を確保&br;[[【禁断スター退化】]]だと、コンボ用の非[[レクスターズ]]が多いのでヒットしづらい|
|[[《ボルシャック・モモキングNEX》]]|[[cip]]と[[攻撃時>アタックトリガー]]に[[山札の上]]が[[火]]の[[クリーチャー]]または[[レクスターズ]]なら[[踏み倒し]]。&br;[[モモキング]]を重ねることで連続攻撃の弾を確保|
|[[《ボルシャック・モモキング》]]|[[モモキング]]で唯一の[[G・ストライク]]持ち。数合わせ兼[[防御札]]として|
|[[《神帝英雄 ゴッド・モモキング》]]|[[手札補充]]しつつ、捨てたカードに応じて[[アンタップ]]&[[バウンス]]除去|
|>|BGCOLOR(white):|
|[[《究極英雄 キング・モモキング》]]|[[ディスペクター]]メタ。[[コスト]]6以上の[[進化]][[モモキング]]が出た時に手札から上に置ける|


**候補カード [#f51f2b86]
|[[《進化設計図》]]|[[進化クリーチャー]]を大量に入れるデッキなので必須級|
|[[《エボリューション・エッグ》]]|同上。こちらは必要な[[モモキング]]を確実に[[サーチ]]できるが爆発力に劣る|
|[[《キャンベロ <レッゾ.Star>》]]|[[モモキング]]ではないが、[[侵略]]で《モモキングJO》やその進化先の上に乗れる。&br;[[離れた時]]に[[進化元]]を[[アンタップ]]するので疑似的な除去耐性にも|
|[[《フェアリー・ライフ》]]|[[マナブースト]]。[[【禁断スター退化】]]だとこの枠は不要|
|[[《進化設計図》]]|[[進化クリーチャー]]を大量に手札に加えられる|
|[[《エボリューション・エッグ》]]|必要な[[進化クリーチャー]]を確実に[[サーチ]]|
|[[《フェアリー・ライフ》]]|[[マナブースト]]|
|[[《メンデルスゾーン》]]|~|
|[[《フェアリー・Re:ライフ》]]|~|
|[[《弩闘×十王超ファイナルウォーズ!!!》]]|[[キングマスター]]・[[クリーチャー]]を最大5枚[[手札補充]]できる&br;《モモキングJO》も回収でき、[[【禁断スター退化】]]なら回収せずに山札に返す選択も|
|[[《王来英雄 モモキングRX》]]|''※[[【禁断スター退化】]]時は採用不可''&br;キングマスター・クリーチャー。[[手札補充]]と[[コスト]]7以下に[[踏み倒し>コスト踏み倒し]]で[[進化]]できる|
|[[《弩闘×十王超ファイナルウォーズ!!!》]]|[[キングマスター]]・[[クリーチャー]]を最大5枚[[手札補充]]できる|
|[[《王来英雄 モモキングRX》]]|キングマスター・クリーチャー。[[手札補充]]と[[コスト]]7以下に[[踏み倒し>コスト踏み倒し]]で[[進化]]できる|
|[[《ムシ無視のんのん/灰になるほどヒート》]]|非[[レクスターズ]]。どちらも《モモキングJO》を踏み倒せる。[[呪文]]側は[[S・トリガー]]|
|[[《轟壊!切札MAX》]]|6以下の[[割り振り>割り振り火力]][[コスト火力]]か[[コスト]]5以下の[[踏み倒し>コスト踏み倒し]]を選べる[[S・トリガー]]。&br;[[火]]の[[クリーチャー]]と[[自然]]の[[クリーチャー]]がいれば両方の[[モード]]を選べる|

**このデッキの回し方 [#l1a0e139]
何はともあれ[[《未来王龍 モモキングJO》]]をバトルゾーンに出すことが必須。
方法は大きく分けて二つあり、どちらも順当にパーツを用意できれば3~4ターン目には着地できる。
**デッキの回し方 [#l1a0e139]

1つ目は素直に[[マナブースト]]で5マナ貯める方法。[[モモキング]]はほぼ全て[[ドラゴン]]なので[[《メンデルスゾーン》]]のヒット率が高く、2→5の動きを実現しやすい。
一方で2→4→5の動きをサブプランとして採用しようとすると、デッキ内の進化[[モモキング]]の比率が低下するジレンマも抱える。
《モモキングJO》が出た後は能力による連続攻撃でワンショットキルを狙う。手札に2~3枚の[[進化]][[モモキング]]があればワンショットできる。

2つ目はデッキ内の非進化[[レクスターズ]]を《モモキングJO》のみにすることで、[[【禁断スター退化】]]のギミックを使用する方法。こちらも上手くいけば3ターン目には[[《未来王龍 モモキングJO》]]を出せる。
退化用カードとしては色の合う[[《魔流毒》]]、[[《怒りの影ブラック・フェザー》]]、[[《バッドドッグ・マニアクス》]]、[[《雪溶の鎖/堕牛の一撃》]]の4種が有力。
特に[[《魔流毒》]]はマナゾーンから上に乗せたい進化クリーチャーをそのまま回収できる。
連続攻撃は[[G・ストライク]]を[[アンタッチャブル]]の[[《禁断のモモキングダム》]]で、[[S・トリガー]]を[[《アルカディアス・モモキング》]]でケアしつつ、[[cip]]による[[ロック]]と疑似的な除去耐性を持つ[[《キャンベロ <レッゾ.Star>》]]を使って逆転の芽を摘みながら行う。

難点としては[[《禁断英雄 モモキングダムX》]]と退化用呪文が[[ドラゴン]]ではないため、[[《メンデルスゾーン》]]プランとの両立が難しいことが挙げられる。
//とはいえ、退化ギミックは素出しでコスト5のクリーチャーは出す目的ではないので問題はない。
//これどういう意味?
**長所 [#p753558d]
連続攻撃が止まっても、[[《アルカディアス・モモキング》]]の[[呪文ロック]]と強制[[タップイン]]、[[《キャンベロ <レッゾ.Star>》]]の1体までしかクリーチャーを出せなくする[[cip]]があるため逆転されにくい。

《モモキングJO》が出た後はその連続攻撃でワンショットキルを狙う。[[《アルカディアス・モモキング》]]や[[《ボルメテウス・モモキング》]]で[[S・トリガー]]をケアしながら殴るのが理想的。相手の[[シールド]]が初期値の5枚なら、手札に2~3枚の進化[[モモキング]]があればワンショットできる。
**短所[#m9e5c993]
[[プレミアム殿堂コンビ]]で、[[《禁断英雄 モモキングダムX》]]による山札からの実質[[リクルート]]ができなくなり、コスト5クリーチャーである[[《未来王龍 モモキングJO》]]を真面目に出さないといけない。

[[S・トリガー]]などの出方によってはワンキルが不可能になる場合は、ロック能力を持つ[[《アルカディアス・モモキング》]]を場に残しながらターンを終えたい。このような意味でも連続攻撃の初手は[[《アルカディアス・モモキング》]]が無難。
連続攻撃は相手の[[G・ストライク]]1枚で止まってしまうほか、その際に[[踏み倒し]]を挟むため[[コスト踏み倒しメタ]]がいる場合失敗する。

**強い点 [#p753558d]
何と言っても最速3ターンキルを仕掛けられることが魅力。従来の[[【赤単速攻】]]と異なり、[[S・トリガー]]のケア手段もそこそこ存在しているのが強み。
万が一キルに失敗した場合でも、[[《アルカディアス・モモキング》]]さえ残せれば反撃をある程度封じることが出来る。
[[《ガル・ラガンザーク》]]のような[[除去]]の困難な[[コスト踏み倒しメタ]]にも弱い。

採用する[[自壊]]手段は自軍[[破壊]]と引き換えに低[[コスト]]で[[除去]]を放てるものが多いため、[[コスト踏み倒しメタ]]にもある程度強い。

ゲーム外の話になるが、[[モモキング]]系統のカードは[[キングマスターカード]]が多いために流通量が多く、比較的構築費用が安いのも利点と言えるだろう。

**弱い点 [#m9e5c993]
[[《未来王龍 モモキングJO》]]に全てを依存している点。

《モモキングJO》が引けない、もしくは[[ハンデス]]で落とされてしまった場合、デッキの大半が[[進化]][[モモキング]]で埋まっているため当座の壁を用意することすらままならない。《モモキングJO》の能力を無視する[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]も大敵。

無事に《モモキングJO》を着地させられても、相手の[[G・ストライク]]1枚で完全に機能停止してしまう。デッキ内の[[G・ストライク]]の枚数が、フル投入だと12枚以上が確定している[[《Volzeos-Balamord》]]は天敵中の天敵。
《モモキングJO》の連続攻撃は[[踏み倒し]]を挟むため、[[コスト踏み倒しメタ]]相手がいる場合も機能停止してしまう。

また、デッキスロットの多くを[[進化]][[モモキング]]に割くため、受け札が弱い。デッキに1枚も[[S・トリガー]]を入れるスペースが無いという事態も起こり得る話であり、受け札を厚くしようとした場合は《モモキングJO》の安定性が低下する。
受け手に回った場合の防御は極めて困難だが、万が一生き残れた場合は《モモキングJO》の弾を大量に確保できているため、多少の[[S・トリガー]]は無視して殴り切ることも出来る。

ただし、[[《禁断のモモキングダム》]]のような[[アンタッチャブル]]の[[モモキング]]に[[進化]]できても、[[カード指定除去]]で[[進化元]]の《モモキングJO》を引っこ抜かれると連続攻撃が止まる点には注意。

**環境において [#ge9f78d0]
DMRP-20発売を機に[[オリジナル]][[環境]]に定着し、[[アドバンス]]でも[[《斬罪 シ蔑ザンド》]]を[[退化]]手段に据えつつGRクリーチャーの能力でアドバンテージを取る型が一定数確認された。
主な活躍は[[【JO退化】]]が構築可能な時代で、詳細はそちらを参照。

『全国大会2019』日本一決定戦では優勝を飾っている。優勝者はアドバンスとして行われた予選でもこれを使用している。ベスト4進出者中2人が使用、ベスト8進出者中5人が使用と、勝ち組デッキとなった。
**参考 [#ad533ed3]
-[[デッキ集 (一覧)]]
-[[デッキ集/コスト踏み倒しコンボ]]
-[[デッキ集/進化デッキ]]
-[[モモキング]]
-[[【JO退化】]]

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