#author("2020-07-30T02:05:58+09:00","","")
#author("2021-02-28T01:08:39+09:00","","")
*【マグマ・ムーン】 [#u418b195]
[[《神羅マグマ・ムーン》]]で大量の[[クリーチャー]]を[[コスト踏み倒し]]する[[デッキ]]。
[[《神羅マグマ・ムーン》]]の[[能力]]を安定させる為に[[クリーチャー]]以外の[[カード]]を必要最小限に留め、山札の上の数字を当てやすくする構築がなされる。

構築の核となる[[火]]を中心に、デッキの回転力を高められる[[水]]と[[自然]]が入る事が多い。

|神羅マグマ・ムーン UC 火文明 (7)|
|進化クリーチャー:ルナティック・エンペラー/アーマード・ドラゴン 11000|
|究極進化−自分の進化クリーチャーの上に置く。|
|自分のクリーチャーが攻撃する時、数字をひとつ選んで、自分の山札の上から1枚目を表向きにする。そのカードが、選んだ数字と同じ数のコストを持つクリーチャーであれば、バトルゾーンに出してもよい。|
|W・ブレイカー|

[[山札]]の数字によって効果が発動するという点では[[《ミセス・アクア》]]や[[《ガチャンコ ガチロボ》]]と似ているが、此方は山札の上から「1枚」しか捲らない為、[[山札操作]]によって[[コスト踏み倒し]]に干渉しやすいのが利点。

その為、構築例は以下の2パターンに分かれる。




***コスト統一型 [#e2e2e9b2]
[[【ガチャンコ ガチロボ】]]や[[【ミセス・アクア】]]と同じく、デッキ内の数字をほぼすべて統一するタイプ。
少なくとも[[《神羅マグマ・ムーン》]]以外の数字が揃っていれば高い確率でコスト踏み倒しが出来る。

統一する[[コスト]]によっては初動が鈍くなり、防御は[[S・トリガー]]任せになったりで大変な処があるものの、一度動くと《マグマ・ムーン》のコスト踏み倒しが連鎖してバトルゾーンを埋め尽くす事が可能。
特に踏み倒したクリーチャーが[[マナ進化]]や[[スピードアタッカー]]だった場合は即座に攻撃する事が可能なため、爆発的な展開を起こせる。





***山札操作型 [#a1e33445]
[[《ラグーン・マーメイド》]]や[[《魂の呼び声》]]で[[山札操作]]を行う型。
デッキを動かすためのキーカードは増えるものの、コスト統一の縛りがない為、デッキの動かしやすさに優れる。

序盤は[[《青銅の鎧》]]や[[《霞み妖精ジャスミン》]]でマナ加速して乗り切る。
ある程度マナが溜まり《マグマ・ムーン》を着地させる準備が整ったら速やかに山札操作を決め、連鎖的に切り札を踏み倒す。

コスト統一型では採用しにくいような重量級のクリーチャーでも比較的採用しやすく、特に[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]や[[《「覇道」の頂 シュラ・ベートーベン》]]が着地してしまったらもう止められないだろう。
《マグマ・ムーン》は[[ドラゴン]]サポートも受けられる為、上記の重量級ドラゴンとも併用させやすい。




**構築の上で共通するポイント [#e485e74a]
上述した構築パターンだが、どちらの型でも[[コスト踏み倒し]]したいクリーチャーと、速やかに用意出来る[[究極進化]]のタネが必要となる。

[[マナ進化]]や[[デッキ進化]]なら、[[フルクリーチャー]]気味であるこのデッキで進化に失敗する事はないだろう。
ただし、[[手札進化]]や[[墓地進化]]は該当するゾーンにある程度クリーチャーが無いと失敗する恐れがあるので注意する事。

以下に進化元の候補となるクリーチャーを記載する。
その他、踏み倒したいクリーチャーやマナ加速の手段については、構築が似ている[[【6軸ガチロボ】]]や[[【7軸ガチロボ】]]を参照して頂きたい。


**進化元の候補(便宜上コストの大きい順に記載) [#ea7bed8b]
-バトルゾーンを消費しない進化クリーチャー
|光||
|[[《超神龍ラディオ・ヤエサル》]]|コスト8。[[マナ進化V]]|
|[[《聖帝リオン・ザード》]]|コスト7。[[マナ進化]]。[[アンタップ]]効果が《マグマ・ムーン》の[[コスト踏み倒し]]と高相性|
|[[《英知ザクス・コット》]]|コスト4。[[シールド進化]]|
|水||
|[[《ガチャレンジ ガチャロボ》]]|コスト8。[[超無限GR進化]]|
|[[《賀二流忍者ザリガニンゾウ》]]|コスト8。手札進化。打点形成として強力|
|[[《クリスタル・アックス》]]|コスト7。[[手札進化]]|
|[[《レジェンダリー・デスペラード》]]|コスト6。手札進化。破壊されても損はない|
|[[《超電星クリスタル・ファランクス》]]|コスト6。[[手札進化V]]。水の手札が多くないと使うのは大変|
|[[《エンペラー・ニュロン》]]|コスト5。手札進化。癖のある手札補充を持ち、消費を補えられる|
|[[《魔皇アンドラージ》]]|コスト4。手札進化最軽量。手札交換を持つ|
|闇||
|[[《超神龍スカイ・ガルーダ》]]|コスト10。マナ進化V|
|[[《爆弾魔オーバスト》]]|コスト10。[[墓地進化]]。pigで全体除去|
|[[《超神星DEATH・ドラゲリオン》]]|コスト8。マナ進化GV。[[メテオバーン]]は強力だが、出来るだけ味方を巻き込まないように|
|[[《死皇帝ハデス》]]|コスト8。[[墓地進化]]。|
|[[《黒蟲奉行》]]|コスト7。[[墓地進化]]。cipの除去効果が頼もしい|
|[[《暗黒の悪魔神ヴァーズ・ロマノフ》]]|~|
|[[《邪神C・ロマノフ》]]|コスト7。[[墓地進化]]。効果はおまけ|
|[[《超不死 デスマトメル》]]|コスト7。[[超無限墓地進化]]。墓地が溜まればしぶとい|
|[[《大邪眼B・ロマノフ》]]|コスト7。[[闇]]クリーチャー墓地進化GV|
|[[《超神龍ハカイシ・ハカイ》]]|コスト6。[[ドラゴン・ゾンビ]][[墓地進化GV]]|
|[[《死皇帝ベルフェギウス》]]|コスト6。マナ進化。《マグマ・ムーン》登場までの時間稼ぎに使えるが、進化させるなら真っ先に|
|[[《不死 デッド55》]]|コスト4。[[墓地進化]]。cipで墓地肥やし|
|[[《死神竜凰ドルゲドス》]]|コスト3。[[墓地進化]]。これよりコストが低いとコスト踏み倒しの旨味が少なくなる|
|[[《鬼面妖蟲ワーム・ゴワルスキー》]]|コスト2。[[墓地進化]]。|
|[[《死神術士デスマーチ》]]|コスト1。[[墓地進化]]。|
|火||
|[[《超巨岩獣メガロクラウザー》]]|コスト9。デッキ進化。[[準バニラ]]とはいえ、ここまで巨大だと侮れない|
|[[《超竜Bクリムゾン》]]|コスト8。デッキ進化。効果はおまけ|
|[[《自由の目紙》]]|コスト7。デッキ進化。[[メテオバーン]]で敵を一掃|
|[[《超竜ヴァルト》]]|コスト7。デッキ進化。[[準バニラ]]|
|[[《超神星アレス・ヴァーミンガム》]]|コスト7。マナ進化V|
|[[《騎神凰翔ハクツル・ザーク》]]|コスト6。デッキ進化。効果はおまけ|
|[[《邪神M・ロマノフ》]]|コスト5。デッキ進化。効果はおまけ。''[[プレミアム殿堂]]''|
|[[《火之鳥ペリュトン》]]|コスト5。デッキ進化。pigで進化元を残せる|
|[[《超合金マッハ・ホウオウ》]]|コスト4。デッキ進化。準バニラ|
|[[《機真装甲ヴァルドリル》]]|コスト4。デッキ進化。[[アンタップキラー]]は序盤の守りに重宝する|
|[[《ブレードグレンオー・マックス》]]|コスト3。マナ進化|
|自然||
|[[《超天星バルガライゾウ》]]|コスト9。マナ進化GV。ドラゴン軸になるが、このクリーチャーから''進化ドラゴンは出せない''。&br;従って、[[メテオバーン]]はおまけに近い|
|[[《超神龍バリアント・バデス》]]|コスト8。マナ進化GV。|
|[[《大神秘ビシャモン》]]|コスト7。マナ進化。[[コスト軽減]]を持つが、進化元にするなら能力は度外視|
|[[《マナゴリラ》]]|コスト6。マナ進化。cipで大量の[[マナ加速]]|
|[[《味頭領ドン・ドリアン》]]|コスト5。マナ進化GV。[[ワイルド・ベジーズ]]軸のデッキとして組むなら|
|[[《ダイヤモンド・カスケード》]]|コスト5。マナ進化。[[スノーフェアリー]]軸のデッキとして組むなら|
|[[《ダイヤモンド・クラック》]]|コスト5。マナ進化。ターン終了時に[[《グローリー・スノー》]]式のマナ加速|
|[[《大神秘イダ》]]|コスト5。マナ進化。打点要員に|
|[[《大作家ヴィクトル・ユニゴーン》]]|コスト4。マナ進化。破壊されてもマナに|
|[[《密林の総督ハックル・キリンソーヤ》]]|コスト3。マナ進化。終盤の突破役に|
|多色||
|[[《邪神R・ロマノフ》]]|コスト8。超無限墓地進化|
|[[《超神星グランドクロス・アブソリュートキュア》]]|コスト7。マナ進化GV。進化元は何でもよい|
|無色||
|[[《「我」の極 エゴイスト》]]|コスト13。[[オレ進化]]。[[アンタップ]]効果が攻撃時の[[コスト踏み倒し]]と高相性だが、事実上一体しか使えない|
|[[《「終」の極 イギー・スペシャルズ》]]|コスト13。[[超無限進化・Ω]]。マナゾーンの無色クリーチャーを進化元に|
|[[《「魔力」の極 ダークマター》]]|コスト10。[[超無限墓地呪文進化]]。[[ツインパクト]]を進化元にしよう|


-バトルゾーンを消費する進化クリーチャー
|光||
|[[《ミラクル・ミラダンテ》]]|コスト7。[[革命0トリガー]]でトップデックが通常クリーチャーなら、進化元消費せず[[コスト踏み倒し]]可能|
|火||
|[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]|コスト7。[[革命0トリガー]]でトップデックが通常クリーチャーなら、進化元消費せず[[コスト踏み倒し]]可能|
|[[《超神羅ロマノフカイザー・NEX》]]|コスト7。[[究極進化MAX]]。勝負を決める最終兵器|


-NEO進化クリーチャー
|光||
|[[《青守銀 スパシーバ》]]|2マナ。選ばれない|
|水||
|[[《貝獣 ホタッテ》]]|1マナ。最軽量[[NEO進化]]|
|火||
|[[《龍装車 ボル・シデック》]]|6マナ。NEO進化時に[[紫電効果]]が発動|
|自然||
|[[《グレート・グラスパー》]]|8マナ。[[NEOクリーチャー]]の攻撃時、マナからク更にリーチャーをコスト踏み倒し|
|[[《ぽぽどーどー》]]|5マナ。マナ加速要員|
|[[《ロローコギ》]]|2マナ。破壊されてもマナヘ|


**弱点 [#b5dae28a]
やはり[[コスト踏み倒しメタ]]、[[《アポカリプス・デイ》]]などの[[リセット]]カードが天敵。
他にも特定のコストを封じたり除去する[[《「本日のラッキーナンバー!」》>《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》]]や[[《7777777》>《キング・ザ・スロットン7/7777777》]]など、例を挙げていくときりがない。

コストが統一されるとデッキの動きが遅くなりがちな点は[[ツインパクト]]の登場である程度緩和されたか。

**サンプルレシピ [#p2f517bb]
|~■クリーチャー|~コスト|~枚数|~文明|
|[[《神羅マグマ・ムーン》]]|7|4|BGCOLOR(red):COLOR(black):火|
|[[《超竜ヴァルト》]]|~|~|BGCOLOR(red):COLOR(black):火|
|[[《自由の目紙》]]|~|~|BGCOLOR(red):COLOR(black):火|
|[[《聖帝リオン・ザード》]]|~|~|BGCOLOR(yellow):COLOR(black):光|
|[[《DOOOPPLER・マクーレ》]]|~|~|BGCOLOR(purple):COLOR(white):多色|
|[[《オーシャン・ズーラシマ》]]|~|~|BGCOLOR(purple):COLOR(white):多色|
|~■ツインパクト|~コスト|~枚数|~文明|
|[[《レレディ・バ・グーバ/ツインパクト・マップ》]]|7/1|4|BGCOLOR(green):COLOR(black):自然|
|[[《イチゴッチ・タンク/レッツ・ゴイチゴ》]]|7/2|~|BGCOLOR(green):COLOR(black):自然|
|[[《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》]]|7/3|~|BGCOLOR(green):COLOR(black):自然|
|[[《ナ・チュラルゴ・デンジャー/ナチュラル・トラップ》]]|7/6|~|BGCOLOR(green):COLOR(black):自然|
火・光・自然の三色で統一した例。

序盤は[[《イチゴッチ・タンク/レッツ・ゴイチゴ》]]や[[《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》]]で[[マナ加速]]し、7マナまで一気に溜める。
終盤は[[《超竜ヴァルト》]]などを[[進化元]]にして[[《神羅マグマ・ムーン》]]へ進化。
[[山札]]から[[スピードアタッカー]]や[[進化クリーチャー]]を連続で[[コスト踏み倒し]]し、あわよくば[[1ショットキル]]を狙う。


**その他 [#zf3999a9]
-公式の[[DMデッキ開発部]]でも紹介された事がある。現在に比べて大分カードの種類が無かった頃の記事だが、運用の仕方は今と殆ど変わっていないので、気になったら読んでみよう。(https://dm.takaratomy.co.jp/archive/capture/volnex12/)

**参考 [#ibd428b5]
-[[デッキ集(一覧)]]
-[[デッキ集 (一覧)]]
-[[デッキ集/コスト踏み倒しコンボ]]
-[[《神羅マグマ・ムーン》]]
-[[フルクリーチャー]]
-[[【ガチャンコ ガチロボ】]]
-[[【ミセス・アクア】]]
-[[【クリーチャーコントロール】]]