#author("2021-02-28T01:08:39+09:00","","")
#author("2021-04-22T21:36:39+09:00","","")
*【トリガービート】 [#w7a91fa9]

[[デッキ]]の約半分を[[S・トリガー]]で構成した[[ビートダウン]]。
[[デッキ]]の約半分を[[S・トリガー]]で構成した[[【ビートダウン】]]。現時点の[[カードプール]]では[[【中速ビート】]]になる。

[[トリガーデッキ]]の一種。[[【ベンゾビートダウン】]]とは酷似した構成となるが[[《暴発秘宝ベンゾ》]]が採用されない点で一線を画する。

|終末の時計(ラグナロク) ザ・クロック R 水文明 (3)|
|クリーチャー:アウトレイジMAX 3000|
|S・トリガー|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出したとき、ターンの残りをとばす。(次のプレイヤーのターンをすぐ始める。)|

|地獄門デス・ゲート R 闇文明 (6)|
|呪文|
|S・トリガー|
|相手のタップされていないクリーチャーを1体破壊する。そのクリーチャーよりコストが小さい、進化ではないクリーチャーを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出してもよい。|

定番の[[S・トリガー]]と、それに[[シナジー]]する[[カード]]が大量に4枚積みされる。一見すると[[ジャンクデッキ]]のようだが、[[ガチデッキ]]とも渡り合えるそこそこ有名な[[地雷]]である。
[[トリガーデッキ]]の一つに恥じない驚異的な粘り強さを持ち、各種[[ビートダウン]]への耐性もある。

[[デッキ]]の半分以上を[[S・トリガー]]に出来ればどの[[文明]]でも組めるが、ここでは[[ドローソース]]を扱え最も安定する[[白青黒]]のタイプを取り上げる。

**主要カード [#xaa23854]
|[[《ピュアランダース》]]|最軽量[[シールド・プラス]]|
|[[《奇石 ソコーラ》]]|たった3[[コスト]]の[[シールド追加]][[アタックトリガー]]持ち|
|[[《音感の精霊龍 エメラルーダ》]]|[[シールド交換]]しつつ[[S・トリガー]]発動|
|[[《奪太陽 サンサン》]]|[[アタックトリガー]]で[[シールド追加]]|
|[[《怪盗パクルパン》]]|[[シールド]]を[[ブレイク]]すれば[[シールド追加]]|
|[[《天武の精霊ライトニング・キッド》]]|メイン[[アタッカー]]|
|[[《守護聖天タテブエ・ヤッホー》]]|場に出た[[S・トリガー獣]]を再利用|
|[[《聖球 シルドアイト》]]|[[cip]]で[[シールド追加]]する進化獣|
|[[《ザ・ストロング・ガード》]]|[[手札]]から[[シールド追加]]|
|[[《プロテクション・サークル》]]|~|

|[[《セブ・コアクマン》]]|[[cip]]で[[手札補充]]|
|[[《エメラル》]]※|[[手札]]に来た[[S・トリガー]]を仕込む|
|[[《アクア・スーパーエメラル》]]|~|
|[[《T プルルン》]]|[[S・トリガー]]付きの《エメラル》|
|[[《チェレンコ》]]|[[シールド]]1枚と[[山札の上]]を交換|

|[[《若頭の忠剣ハチ公》]]|[[マッドネス]]。同名[[カード]]を[[サーチ]]しつつ[[シールド]]の中身を逆算|
|[[《龍覇 グレンモルト》]]|定番の[[ドラグナー]][[フィニッシャー]]|

|[[《大神砕シンリョク・ガリバー》]]|[[cip]]で[[光]]か[[火]]の[[カード]]を[[シールド]]に|
|[[《野生設計図》]]|3枚めくって[[コスト]]が異なる[[クリーチャー]]を[[手札]]に|

|[[《極太陽 シャイニング・キンジ》]]|[[cip]]で[[マナブースト]]と[[シールド追加]]|
|[[《腐敗聖者ベガ》]]|[[cip]]で[[ハンデス]]と[[シールド追加]]|

**超次元の候補 [#k7377ba2]
|[[《超次元サプライズ・ホール》]]|シンカイヤヌスを出す|
|[[《超次元の手ブルー・レッドホール》]]|オーフレイムを出す|
|[[《超次元の手ホワイト・ブラックホール》]]|~|
|[[《超次元ブルーホワイト・ホール》]]|[[S・トリガー]]を仕込みつつ場数を増やす|
|[[《超次元ホワイトグリーン・ホール》]]|[[《勝利のプリンプリン》]]と相性抜群|
|[[《時空の戦猫シンカイヤヌス》]]|オーフレイムを[[スピードアタッカー]]に|
|[[《時空の魔陣オーフレイム》]]|メイン[[アタッカー]]|
|[[《勝利のプリンプリン》]]|[[cip]]で敵獣1体の動きを止める|

**S・トリガーの候補 [#w90cac70]
|[[《マッド・デーモン閣下/デーモン・ハンド》]]|定番の[[除去]][[呪文]]|
|[[《凶殺皇 デス・ハンズ》]]|[[《デーモン・ハンド》]]内蔵の[[S・トリガー獣]]|
|[[《地獄門デス・ゲート》]]|[[S・トリガー]]で[[除去]]+[[リアニメイト]]|

|[[《DNA・スパーク》]]|[[S・トリガー]]で敵獣全[[タップ]]+[[シールド追加]]|
|[[《マスター・スパーク》]]|[[S・トリガー]]で敵獣全[[タップ]]+1[[ドロー]]|
|[[《アポカリプス・デイ》]]|[[バトルゾーン]]を[[リセット]]|
|[[《閃光の守護者ホーリー》]]|[[《スーパー・スパーク》]]内蔵の[[ブロッカー]]|
|[[《オリオティス・ジャッジ》]]|[[コスト踏み倒しメタ]]|

|[[《終末の時計 ザ・クロック》]]|[[cip]]で強制的に[[ターン]]を終了させる|
|[[《キューティー・ハート》]]|自分の[[シールド]]が2枚以下で[[バウンス]]、&br;[[パワー]]+4000、[[ブロックされない]]|
|[[《アクア・サーファー》]]|[[cip]]で[[バウンス]]|
|[[《サイバー・I・チョイス》]]|[[cip]]で[[手札]]から[[S・トリガー]]を[[コスト踏み倒し]]|
|[[《龍脈術 落城の計》]]|[[クロスギア]]及び[[フォートレス]]対策|
|[[《龍脈術 水霊の計》]]|状況に応じて[[山札の下]]送りか3枚[[ドロー]]|
|[[《光陰のリバイバー・スパイラル》]]|[[光]]か[[闇]]の[[クリーチャー]]がいれば[[山札の上]]送り|

|[[《めった切り・スクラッパー》]]|6[[コスト]]以下になるように[[破壊]]|
|[[《破壊者 シュトルム》]]|割り振り[[火力]]6000の[[S・トリガー獣]]|
|[[《モエル 鬼スナイパー》]]|[[cip]]で4000[[火力]]|
|[[《熱血龍 バトクロス・バトル》]]|[[cip]]で[[強制バトル]]。相手[[ターン]]に出すと[[山札]]に戻る|
|[[《メガ・ブレード・ドラゴン》]]|[[cip]]で[[ブロッカー]][[全体除去]]|
|[[《イフリート・ハンド》]]|相手の[[コスト]]9以下のクリーチャーを1体[[破壊]]|
|[[《ジ・エンド・オブ・エックス》]]|相手1体を[[封印]]|

|[[《フェアリー・ライフ》]]|基本[[マナブースト]]|
|[[《深緑の魔方陣》]]|[[マナゾーン]]から[[シールド追加]]|
|[[《ナチュラル・トラップ》]]|[[マナ送り]]の[[確定除去]]|
|[[《グローバル・ナビゲーション》]]|[[マナ送り]]+[[マナ回収]]|
|[[《罠の超人》]]|[[cip]]で[[マナ送り]]|

|[[《反撃のサイレント・スパーク》]]|敵獣全[[タップ]]か2枚[[ドロー]]|
|[[《支配のオラクルジュエル》]]|[[アンタップ]][[除去]]+全[[タップ]]|
|[[《無法のレイジクリスタル》]]|6000以上[[バウンス]]と6000[[火力]]|
|[[《青寂の精霊龍 カーネル》]]|[[cip]]で相手1体を[[ロック]]する[[ブロッカー]]|
|[[《アルカディア・スパーク》]]|全体[[タップ]]か[[山札送り]]|

**このデッキの戦い方 [#j7dfbede]
序盤から積極的に[[ビートダウン]]を仕掛け、可能な限り相手の[[シールド]]を減らしておく。

[[《時空の戦猫シンカイヤヌス》]]は[[《時空の魔陣オーフレイム》]]に反応して[[ループ覚醒]]しオーフレイムを[[スピードアタッカー]]にできる。オーフレイムの[[攻撃]]が通れば裏返った[[《時空の戦猫ヤヌスグレンオー》]]の[[ブレイク]]数を増やせるので、[[《超次元サプライズ・ホール》]]と[[《超次元ブルーホワイト・ホール》]]で続けて出せば4[[ターン]]目に一気に[[シールド]]を3枚割れる。

[[《ピュアランダース》]]の[[シールド・プラス]]を使っておくことも大切である。中盤に差し掛かったら[[《セブ・コアクマン》]]で[[手札補充]]して後続へ繋ぎたい。

終盤になると、自分の[[クリーチャー]]があらかた[[除去]]され[[制圧]]に近い状態になっているだろう。だがそんな状況でも、相手の[[シールド]]が少なければ諦める必要はない。

この[[デッキ]]は約半分が[[S・トリガー]]である。下手に[[シールド]]を割れば[[《霊騎コルテオ》]]や[[《アクア・サーファー》]]などの[[S・トリガー獣]]が飛び出し、1、2体の殴り手ならば簡単に揃ってしまう。
十分な打点を揃えてから殴ろうにも[[《支配のオラクルジュエル》]]や[[《DNA・スパーク》]]の存在から決して安心できない。極端な例では[[《超覚醒ラスト・ストーム XX》]]の[[ワールド・ブレイカー]]からの逆転もあるだろう。

上とは他に、[[【白緑ビートダウン】]]として組むことも可能。
[[《フェアリー・ライフ》]]など、[[自然]]の[[マナブースト]]から[[《極太陽 シャイニング・キンジ》]]や[[《大神砕シンリョク・ガリバー》]]に繋いで、[[シールド追加]]しながら[[ビートダウン]]していく。

こちらは[[マナブースト]]が可能なため、6[[マナ]]以上の[[サイズ]]が大きな[[アタッカー]]でも使いやすい。各種[[スパーク]][[呪文]]も使えるので突破力は十分にあるだろう。

**このデッキの弱点 [#s5d718a7]
[[S・トリガー]]を多用するため、当然[[《「祝」の頂 ウェディング》]]や[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]]のような[[シールド焼却]]や、[[タップ]]状態の[[《瞬封の使徒サグラダ・ファミリア》]]や[[《式神シシマイ》]]によって封殺されてしまう。

また、[[《暴走龍 5000GT》]]は天敵のような存在。[[バトルゾーン]]の[[ウィニー]]と[[サイキック・クリーチャー]]を全滅させられた上に[[《アクア・サーファー》]]などの[[S・トリガー獣]]の[[召喚]]をあらかた封じられてしまう。

**その他 [#va89b8cb]
-[[シングルカード]]市場で高価な[[《支配のオラクルジュエル》]]や[[《終末の時計 ザ・クロック》]]を除けば、比較的安価で組める[[デッキ]]である。[[《地獄門デス・ゲート》]]も[[再録]]が多いのでありがたいところである。

-限られた[[カードプール]]の中でもそれなりの強さの[[デッキ]]が作れる事から、[[ブロック構築]]の様な[[レギュレーション]]ではよく考案される[[デッキ]]である。限定戦では使用可能な[[S・トリガー]]の種類を熟知し、この[[デッキ]]の存在をある程度意識しておきたいところ。

-[[シールド・プラス]]で重ねた[[S・トリガー]]を[[《暴発秘宝ベンゾ》]]で一気に使用するのが[[【ベンゾビートダウン】]]である。それに対してこの[[デッキ]]はベンゾ以外の手段で積極的な展開と[[ビートダウン]]を行う。大量の[[S・トリガー]]はあくまでカウンターを狙うために入れられているので、[[《暴発秘宝ベンゾ》]]は採用されないことが多い。

**参考 [#t6052bdf]
-[[デッキ集 (一覧)]]
-[[デッキ集/ビートダウン]]
-[[ビートダウン]]
-[[《ピュアランダース》]]
-[[《地獄門デス・ゲート》]]
-[[白青黒]]
-[[トリガーデッキ]]
-[[【ベンゾビートダウン】]]