#author("2022-04-26T09:37:03+09:00","","")
*【カリビアン・ムーン】 [#ee1bde19]

強力な能力を備えた[[水]]の[[ルナティック・エンペラー]][[《神羅カリビアン・ムーン》]]を中心にした[[デッキタイプ]]。
《カリビアン・ムーン》の特性からほとんどは[[コントロール]]で組まれる。
《カリビアン・ムーン》を中心するような構成ではなく、終盤の[[フィニッシャー]]の一択として利用するデッキもあるが、それらはここでは割愛。

《カリビアン・ムーン》自体のクセと、[[究極進化]]であるというそもそもの出しにくさを両方解決して組まなければならないため、かなり上級者向けのデッキタイプである。

|神羅カリビアン・ムーン SR 水文明 (7)|
|進化クリーチャー:ルナティック・エンペラー/サイバー・コマンド 6000|
|究極進化−自分の進化クリーチャー1体の上に置く。|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、またはこのクリーチャーが攻撃する時、またはこのクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、相手の墓地にある呪文を1枚コストを支払わずに唱えてもよい。その後、そのカードを持ち主の山札の一番下に置く。|
|W・ブレイカー|

どの型もであっても考慮しなければならないのは、「《カリビアン・ムーン》自体は[[クリーチャー]]主体の[[ビートダウン]][[デッキ]]に弱い」ということ。
これの対策のため、[[ビートダウン]]をいなせる[[カード]]もしくは[[ブロッカー]]などの支援は不可欠である。

[[サイキック・クリーチャー]]を[[超次元ゾーン]]に用意してもいいかもしれない。相手の[[超次元]][[呪文]]を唱え自軍を強化できるためである。

**ターボ妨害型 [#p9decd35]
[[マナブースト]]しながら[[進化元]]となる[[進化クリーチャー]]をばらまき、[[ランデス]]や[[ハンデス]]などで妨害しつつ《カリビアン・ムーン》に繋ぐ最もオーソドックスな型。
この場合[[水]]に加えて[[自然]]は投入確定。

まず考慮しなければならないのは[[進化元]]。
以下にいくつかポピュラーなタイプを示す。
+[[マナブースト]]を扱うので[[《スーパー大番長「四つ牙」》]]など[[ビーストフォーク]]の[[進化]]セットを軸にする
+軽量かつ[[文明]]をまたがって扱える[[オリジン]]の[[進化]]セットを軸にする
+[[《死神術士デスマーチ》]]や[[《死皇帝ハデス》]]などの[[墓地進化]]を軸にする

ここを定めることである程度[[デッキカラー]]が決まる。
2については[[《エンペラー・ティナ》]]などの[[水]]の[[オリジン]][[進化]]と[[《英知ダビドゥール》]]などの[[光]]の[[オリジン]][[進化]]が[[ブロッカー]]でもあり、都合が良い。3はもちろん[[闇]]を混色することになり、[[ハンデス]]を扱えることにもなる。

コントロールデッキなので、[[回収]]手段をいくつか投入すれば、進化元となる進化クリーチャーは8枚以下程度(構成によっては4枚ほどでもいい)でも十分に回る。
非常にデッキ構成の自由度が高く、デッキ全体が[[シナジー]]するように作っていきたい。

*主要カード [#oad008b1]
|[[《神羅カリビアン・ムーン》]]|[[コンセプト]]|
|[[《青銅の鎧》]]|[[ビーストフォーク]]型でなくとも、ほぼ入る|
|[[《幻緑の双月》]]|[[ビーストフォーク]]型の場合の2コスト[[マナブースト]]|
|[[《フェアリー・ライフ》]]|[[ビーストフォーク]]型でない場合の2コスト[[マナブースト]]|
|[[《霞み妖精ジャスミン》]]|クリーチャー版《フェアリー・ライフ》|

*それ以外の文明ごとの主要カード [#y189a0ca]
[[水]]:どう組んでも必要となる[[文明]]。[[ドローソース]]に加え、[[オリジン]]を軸とするなら[[《蒼狼の始祖アマテラス》]][[《エンペラー・ティナ》]]などがある。混色される[[文明]]との[[多色]][[カード]]も扱い、[[マナ]]バランスを強化したい。

[[自然]]:ほぼ必要となる[[文明]]。[[ビーストフォーク]]軸であれば[[《スーパー大番長「四つ牙」》]]は確定。[[ランデス]]に[[《マナ・クライシス》]]、動きが自在になる[[《母なる星域》]]あたりは欲しい。

[[光]]:[[オリジン]]軸ならかなり有用。[[《光器クシナダ》]]、[[《英知ダビドゥール》]]、[[《黙示聖者ファル・レーゼ》]]を搭載可能。[[《雷鳴の守護者ミスト・リエス》]]も。

[[火]]:どのように組んでも[[タッチ]]で入れたくなる[[文明]]。[[《焦土と開拓の天変》]]や[[火力]]は強力。[[フィニッシャー]]のもう一択として[[《神羅ドラグ・ムーン》]]も。

[[闇]]:[[墓地進化]]軸であれば。もしくは[[ハンデス]]や[[回収]]狙いでの[[タッチ]]か。[[《ギガザンダ》]]を駆使しピンポイントで[[呪文]]を使うこともできる。[[《ヴォルグ・サンダー》]][[《復讐のバイス・カイザーZ》]]の登場で強化された[[色]]。

**ナイト型 [#r788400a]
[[白青黒]]を中心にして、[[ナイト]]とその[[進化]]セットを[[進化元]]にして組むタイプ。

[[マナブースト]]や[[ランデス]]手段には欠けるが、[[ハンデス]]には長け、潜在的にそこそこの[[ビートダウン]]耐性もある。
またターボ妨害型より長期戦になって[[墓地]]に[[カード]]が増えやすいので、その点では噛み合う。

ただし《カリビアン・ムーン》中心の構成にする意義が薄くなることが多く、通常の[[【ナイト】]]と差別化が難しい。

**参考 [#yeefbe38]
-[[デッキ集 (一覧)]]
-[[デッキ集/進化デッキ]]
-[[究極進化]]
-[[呪文横取り]]
-[[《神羅カリビアン・ムーン》]]

&tag(デッキ集,進化デッキ);