#author("2020-04-11T17:02:34+09:00","","")
*【アルメリック&ruby(てんもん){天門};】 [#f61554c1]

[[《神託の精霊アルメリック》]]の[[能力]]をフル活用する[[【ヘブンズ・ゲート】]]の亜種。

アルメリックの[[シールド回収]]と[[追加>シールド追加]]により、従来の天門とは比べ物にならないほどアグレッシブな動きを楽しめる。

|ヘブンズ・ゲート R 光文明 (6)|
|呪文|
|S・トリガー|
|進化クリーチャーではない光の「ブロッカー」を持つクリーチャーを2体まで、自分の手札からバトルゾーンに出す。|

|神託の精霊アルメリック VR 光文明 (8)|
|クリーチャー:エンジェル・コマンド 7500|
|ブロッカー|
|自分のクリーチャーが攻撃する時、カード名をひとつ選んで言う。その後、自分のシールドを1枚見る。そのシールドの中に選んだカードがあれば、相手に見せ、そのシールドを手札に加えてもよい。そうした場合、自分の山札の上から2枚を裏向きのまま、それぞれ新しいシールドとして自分のシールドゾーンに加える。|
|W・ブレイカー|

|奇跡の精霊ミルザム SR 光文明 (9)|
|クリーチャー:エンジェル・コマンド 11000|
|ブロッカー|
|ウルトラシールド・プラス−このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札を上から5枚まで、裏向きのまま、自分のシールドいずれか1枚の下に置いてもよい。(こうして重ねたカードの束を1枚のシールドとみなす)|
|W・ブレイカー|
|''※プレミアム殿堂''|

[[《神託の精霊アルメリック》]]の[[能力]]が決まれば[[手札]]と[[シールド]]が1枚ずつ増え、大きな[[アドバンテージ]]を得られる。

また、アルメリックの効果で回収した[[S・トリガー]]は問題なく使えるため、[[《アクア・サーファー》]]を筆頭とする[[S・トリガー獣]]も使われる。
[[シールド]]の中身を確認できなかった場合はアルメリックを2体出すか[[クリーチャー]]2体で殴ればよい。また4枚積みの[[カード]]を多くすれば当てずっぽうでもそれなりに当たるようになる。

**主要カード [#b08c41b9]
|[[《神託の精霊アルメリック》]]|核。シールド追加と回収の[[アタックトリガー]]を味方全員に付加|
|[[《奇跡の精霊ミルザム》]]☒|準核。[[ウルトラシールド・プラス]]を行う [[プレミアム殿堂]]|
|[[《ヘブンズ・ゲート》]]|核。光ブロッカー2体を[[コスト踏み倒し]]|
|[[《エナジー・ライト》]]|[[ドローソース]]|
|[[《コアクアンのおつかい》]]|ドローソース。上とは好みで|

**ブロッカーの候補 [#qc38100c]
|[[《勝利の女神ジャンヌ・ダルク》]]|強烈なタップ能力持ち|
|[[《真実の名 バウライオン》]]|呪文サルベージ|
|[[《魔光王機デ・バウラ伯》]]|~|
|[[《知識の精霊ロードリエス》]]|ブロッカーに反応してドロー|
|[[《極限右神 オメガ》]]|[[シールドゾーン]]の[[カード]]が離れるたびに[[アンタップ]]|
|[[《煌世の剣 メシアカリバー》]]|[[シールド]]に[[カード]]が置かれると離れなくなる|
|[[《音感の精霊龍 エメラルーダ》]]|[[cip]]で[[シールド]]を[[暴発]]|
|[[《青守銀 ダンケ》]]|表向きの[[シールド]]が置ける|
|[[《提督の精霊龍 ボンソワール》]]|[[手札補充]]の[[マッドネス]]|
|[[《閃光の神官 ヴェルベット》]]|敵獣タップイン|
|[[《真実の名 ラララ・ライオネル》]]|[[cip]]で[[ガチンコ・ジャッジ]]。勝てば[[ヘブンズ]]を仕込む|
|[[《聖鐘の翼 ティグヌス》]]|[[ハンデス]]対策|
|[[《墓守の鐘ベルリン》]]|~|

**その他の候補 [#mf22d6a7]
|[[《俺流秘伝セイント・フラッシュ》]]|[[アタック・チャンス]]で[[S・トリガー]]獣を使いまわす|
|[[《DNA・スパーク》]]|[[オールタップ]]+[[シールド追加]]|
|[[《霊騎コルテオ》]]|タップ持ちS・トリガー獣|
|[[《エメラル》]]※|[[シールド交換]]で中身を把握|
|[[《チェレンコ》]]|[[シールド・プラス]]で中身を確認|
|[[《宣凶師エルリオット》]]|シールド確認|
|[[《アクア・サーファー》]]|[[S・トリガー]]で[[バウンス]]|
|[[《逆転王女プリン》]]|[[S・トリガー]]。アルメリックと相性抜群|
|[[《超次元ブルーホワイト・ホール》]]|シュヴァルを出して[[シールド追加]]|
|[[《時空の霊魔シュヴァル》]]|[[覚醒]]すればシールド追加ができる|
|[[《電脳護聖ビョイト》]]|ブロッカーをS・トリガーに。アルメリックと好相性。|
|[[《遊撃師団 アクアーミー》]]|[[デッキ]]に4枚以上入れられる|
|[[《遊撃師団 ニューイー》]]|~|
|[[《隻眼ノ裁キ》]]|[[フリーズ]]。アルメリックの効果で使いまわせる|
|[[《熱血龍 バトクロス・バトル》]]|[[強制バトル]]。アルメリックの効果でなら打点として場に残る|

**このデッキの使い方 [#r237ec41]
序盤は[[水]]の[[ドロー]]で天門のパーツを集める。
[[《エメラル》]][[《チェレンコ》]][[《アクア・スーパーエメラル》]][[《超次元ブルーホワイト・ホール》]][[《宣凶師エルリオット》]]で[[シールド]]の中身を把握しつつ[[クリーチャー]]を展開できるとなお良い。

[[マナブースト]]を行う相手には間違いなくマナ数で出遅れるが、6マナ貯まれば関係ないので[[《ロスト・ソウル》]]などの大型ハンデスに警戒していればよい。

6マナ貯まったら[[《ヘブンズ・ゲート》]]詠唱。アルメリックとミルザム、もしくはアルメリック2体を展開。序盤に出した[[クリーチャー]]で[[ビートダウン]]を開始する。

この流れが綺麗に決まれば、アルメリックの[[能力]]で[[手札]]も[[シールド]]もみるみる増えていき、並の[[ビートダウン]]であれば詰みに近い状態になることも。
[[S・トリガー]]が当たれば殴り手の数もどんどん増えていくのでアルメリックの[[能力]]を使う機会も増える。
特に[[《ヘブンズ・ゲート》]]が当たれば再びアルメリックかミルザムが出せるので非常に強力。大型[[エンジェル・コマンド]]が4体前後並べば勝負は決まったようなものだろう。

[[《奇跡の精霊ミルザム》]]と相性のいい[[《音感の精霊龍 エメラルーダ》]]ももちろん採用可能。[[ウルトラシールド・プラス]]した[[シールド]]を[[暴発]]させれば爆発的な[[アドバンテージ]]を獲得できる。

仮に[[クリーチャー]]が全て[[除去]]されてしまっても、[[シールド]]が増やせているならば[[S・トリガー]]からの逆転を狙って粘り強く戦うことができる。

**このデッキの弱点 [#xc942483]
アルメリックを出した時点で攻撃できる[[クリーチャー]]がいない場合、即効果が使えず、返しのターンに[[除去]]されてしまうことも。

[[【ヘブンズ・ゲート】]]系列の[[コンボデッキ]]の宿命で、[[ハンデス]]にも当然弱い。[[ハンデス]]を防ぐ[[《聖鐘の翼 ティグヌス》]]や[[マッドネス]]の[[《提督の精霊龍 ボンソワール》]]などで対策したい。

定番の[[ブロッカー破壊]]も怖い。[[《超爆デュエル・ファイアー》]][[《クリムゾン・メガ・ドラグーン》]]のような[[全体除去]]、[[《剣豪の覚醒者クリムゾン GENJI・XX》]][[《氷槍 パラディン・スピア》]][[《クリスタル・スーパーパラディン》]]のような何度も効果を使える[[カード]]は非常に厄介。とはいえ[[《爆竜 GENJI・XX》]]や[[《超次元シューティング・ホール》]]であれば一体しか破壊しないのでそれほど脅威にはならない。

4枚積みの[[カード]]が多く、[[バトルゾーン]]に同名[[カード]]が並びやすいため[[《天使と悪魔の墳墓》]]も天敵。また、プレイ中同じ[[カード]]が重なりやすいので、[[デュエル]]後は念入りに[[シャッフル]]しないと次の試合で酷い事故を引き起こす可能性が高い。

[[シールド]]が一枚でも残っていればアルメリックの効果を使えるが、全て[[ブレイク]]されてしまうとどうしようもない。[[《超次元ブルーホワイト・ホール》]][[《DNA・スパーク》]][[《霊魔の覚醒者シューヴェルト》]]など、[[シールド]]を回復する手段を用意しておこう。

[[ライブラリアウト]]にも要注意。アルメリックとミルザムの[[効果]]で[[デッキ]]がどんどん削られていくためである。相手の[[超次元ゾーン]]に[[《ヴォルグ・サンダー》]]が見えるなら、[[デッキ]]の枚数には気を配ろう。不安なら[[《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》]]や[[《埋没のカルマ オリーブオイル》]]を1、2枚差す手もある。

**その他 [#p5a762c3]
-[[《ヘブンズ・ゲート》]]に加え[[《アクア・サーファー》]]などの[[S・トリガー獣]]も積極的に投入されるため、対[[ビートダウン]]性能は通常の[[天門>【ヘブンズ・ゲート】]]よりも高い。ただし[[コントロール]]に弱い点はこちらも一緒である。

-《アルメリック》の[[アタックトリガー]]で[[《逆転王女プリン》]]を言い当てれば《プリン》の[[cip]]でアタッカーを[[アンタップ]]して再度攻撃が可能になる。この時[[アタック・チャンス]]で[[《俺流秘伝セイント・フラッシュ》]]を唱えれば《プリン》を[[シールド]]に仕込めるのでもう一度同じことが可能。

-[[《極限右神 オメガ》]]が[[バトルゾーン]]にあると、《アルメリック》の[[能力]]が成功するたびに自分の[[クリーチャー]]を[[アンタップ]]して再度[[攻撃]]できる。

-[[ウルトラシールド・プラス]]で[[シールド]]を厚くし、[[《星龍の記憶》]]を唱えてからアルメリックの[[能力]]で[[手札]]に加えると、[[【暴発ミルザム】]]と似たような動きになる。&br;裁定の変更で、[[《星龍の記憶》]]を唱える前に[[シールド・プラス]]しなければ[[S・トリガー]]が付加できなくなった点には注意。

-派生形として、[[デッキ]]の半数を[[遊撃師団]]で占めるタイプもある。およそ2分の1の確率で的中するので、仕込みの必要はほぼなくなる。

-[[《奇跡の精霊ミルザム》]]のプレミアム殿堂に伴い弱体化したが、[[新章デュエル・マスターズ]]から[[裁きの紋章]]が登場。これにより一層簡単に《アルメリック》で言い当てることが可能になった。
その際、[[表向き]]の[[《隻眼ノ裁キ》]]がある状態で[[《煌世の剣 メシアカリバー》]]が攻撃することで無限攻撃が可能になる。

**参考 [#e5232234]
-[[デッキ集(一覧)]]
-[[デッキ集/ヘブンズゲート]]
-[[【ヘブンズ・ゲート】]]
-[[【暴発ミルザム】]]
-[[DMC-37 「バイオレンス・エンジェル」]]
-[[DMC-50 「パーフェクト・エンジェル」]]