#author("2021-10-10T11:42:44+09:00","","")
#author("2021-10-28T20:08:35+09:00","","")
*《&ruby(トリプルエスきゅう){SSS級};&ruby(ディザスター){天災}; デッドダムド》 [#uf5af97b]

|SSS級天災 デッドダムド P 水/闇/自然文明 (8)|
|進化クリーチャー:トリニティ・コマンド/S級侵略者 11000|
|進化:自分の水、闇、または自然いずれかのクリーチャー1体の上に置く。|
|SSS級侵略[天災]:水、闇、または自然のコマンド(自分の水、闇、または自然のコマンドが攻撃する時、バトルゾーン、自分の手札、墓地、マナゾーンにあるこのカードをその上に重ねてもよい)|
|W・ブレイカー|
|このクリーチャーを別のクリーチャーの上に重ねた時、相手のクリーチャーを1体選び、持ち主の墓地かマナゾーンに置く、または手札に戻す。|

[[DMBD-10]]で登場した[[水]]/[[闇]]/[[自然]]の[[進化]][[トリニティ・コマンド]]/[[S級侵略者]]。

3つの[[文明]]と4つの[[ゾーン]]に対応した[[SSS級侵略[天災]]]と、クリーチャーの上に重ねた時に[[破壊]]、[[マナ送り]]、[[バウンス]]のいずれかの[[除去]]を行う能力を持つ。

これは、このカードが[[バトルゾーン]]、自分の[[手札]]、[[墓地]]、[[マナゾーン]]にある限り、自分の[[水]]、[[闇]]、[[自然]]の[[コマンド]]は全て[[アタックトリガー]]で[[除去]]を行えるようなものあり、[[山札送り]]か[[シールド送り]]で除去されない限りすぐにバトルゾーンに戻って来ることができる。
このカードが[[バトルゾーン]]、自分の[[手札]]、[[墓地]]、[[マナゾーン]]にある限り、自分の[[水]]、[[闇]]、[[自然]]の[[コマンド]]は全て[[アタックトリガー]]で[[除去]]を行えるようなもの。加えて相手からの[[除去]]にも強く、[[山札送り]]か[[シールド送り]]されない限りすぐにバトルゾーンに戻って来ることができる。
[[封印]]されれば[[SSS級侵略[天災]]]が使えなくなるが、このクリーチャーが入るデッキではコマンドだらけな筈。すぐに外すことができる為あまり脅威ではない。

また、3色のためマナ基盤としても優秀で、[[マナゾーン]]から侵略ができることもあり、序盤から安心して[[マナゾーン]]に置ける。
[[墓地]]からの侵略が可能なことから[[《サイバー・チューン》]]などの[[手札交換]]の[[ディスカード]]にもできる。
基本的に先に回収が必要とされる[[マナゾーン]]や[[墓地]]に置いてある状態でも、必要に応じて[[バトルゾーン]]に飛んでいけるのは何よりの魅力。[[cip]]能力などで仕事を終えたはずのコマンドがいきなり除去を飛ばしてくるクリーチャーに化ける可能性がチラつくのは大きなプレッシャーとなり得る。

[[除去]]に関しても、3つの方法から選ぶことができるので、[[pig]]を発動されたくない場合は[[マナ送り]]、相手の[[マナ]]も増やしたくない場合は[[バウンス]]を選ぶなどケースバイケースな除去ができる。

また、[[バトルゾーン]]からの[[侵略]]は元々[[バトルゾーン]]にある[[クリーチャー]]であるため、[[《洗脳センノー》]]などをはじめとした[[コスト踏み倒しメタ]]の影響を受けずに[[除去]]を行いつつ[[打点]]を増やす事が出来るのも魅力。

[[手札]]はもちろん[[超次元ゾーン]]を除く[[公開ゾーン]]ならどこからでも侵略できるため[[《禁断機関 VV-8》]]の[[禁断機動]]と相性が良い。
**ルール [#rule]
-《SSS級天災 デッドダムド》の能力でバトルゾーンのクリーチャー・オブジェクトを墓地に置こうとすることは「[[破壊]]」である。そのため「破壊される時」「破壊された時」両方がトリガーする。
--「破壊」と「カードを墓地に置く」の関係は「[[破壊]]」ページを参照のこと。

-バトルゾーンからバトルゾーンに侵略した場合、「バトルゾーンに出た」扱いにはならないため、[[封印]]を外すことはできない。

-「クリーチャーの上に重ねた時」というテキストのため、[[《黒豆だんしゃく》>《黒豆だんしゃく/白米男しゃく》]]のような[[「このクリーチャーがバトルゾーンに出た時」で始まる能力]]を参照するものには引っかからない。

-「バトルゾーンに出たことによってトリガー〜」という[[能力]]の場合は引っかかる。
--バトルゾーンに相手の[[《界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ》]]がいる状態でこのクリーチャーがバトルゾーンに出た時、「このクリーチャーを別のクリーチャーの上に重ねた時」とタイミングが同じため、このクリーチャーの除去能力は《ワルド・ブラッキオ》の能力によって無効化される。 
---同様の理由から、[[《轟破天九十九語》>《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》]]の効果でも無効化される。また、自分の[[《Dの機関 オール・フォー・ワン》]]の[[Dスイッチ]]や[[《ソニック・IV・ワン》]]の能力、[[《「大当たり!もう一本!!」》>《凶鬼90号 ゾレーゴ/「大当たり!もう一本!!」》]]の効果で2回トリガーさせることができる。
--前述の通り、バトルゾーンからバトルゾーンに侵略した場合は、「バトルゾーンに出た」扱いにはならないため、上で述べたカードの対象にならない。

-[[《時空工兵タイムチェンジャー》]]の能力で、このクリーチャーの下にクリーチャーを置いても、クリーチャーの上に重ねたことにならないため、除去は行えない(''※暫定回答'')。

**環境において [#u40fa517]

発売直後からこのカードと[[《天災 デドダム》]]・[[《虹速 ザ・ヴェルデ》]]が「[[カードパワー]]の高い[[水]]の[[コマンド]]」という点に着目し、[[《S級宇宙 アダムスキー》]]や[[《禁断機関 VV-8》]]を擁する[[【青黒緑デッドダムド】]]が確立される。[[CS>チャンピオンシップ]]では優勝・準優勝の報告が上がっており、環境第1位に躍り出た。やはり、侵略の幅広さと[[確定除去]]で手軽に相手の[[テンポアドバンテージ]]を削ぐ地力の高さは侮れないということだろう。[[《ZEROの侵略 ブラックアウト》]]、[[《“轟轟轟”ブランド》]]、[[《禁断の轟速 レッドゾーンX》]]などと共にパワーと打点の低さを理由に発売前に過小評価された1枚。
また、お供の[[《天災 デドダム》]]が[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]の[[ファイナル革命]]で最大2体呼び出せる[[コスト]]帯である事から[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]をタッチした型の【青黒緑デッドダムド】も見られるようになった。また、[[《悪魔妖精ベラドンナ》]]、[[《天災 デドダム》]]、このカードが投入された[[【5色ドギラゴン剣】]]が登場し、その型のデッキの[[DMBD-09]]・[[DMBD-10]]期における[[チャンピオンシップ]]4位以内入賞がいくつか報告されている。そちらのデッキにはこのカードへの侵略元を意識せずとも多く採用できる点も功を成したのだろう。
さらに同時期には、[[《S級原始 サンマックス》]]を中核とした[[【赤緑サンマックス】>【サンマックス】#nc32f384]]が環境第2位の座に就いたため、[[革命編]]以来の[[侵略]]が環境を支配する形になった。しかし、[[【ミッツァイル】]]の台頭等による環境の変化から、「たまに見るデッキ」程度に落ち着く。詳細は[[【青黒緑デッドダムド】]]を参照。

[[除去]]や[[封印]]を外しただけでも十分仕事は完遂しているため、侵略により[[コスト踏み倒しメタ]]に引っかかって山札の下に戻されたりしても大した痛手にはならなず、手打ちのしにくさもほとんどデメリットにならなかった。
デッキの色を無理してこのカード合わせる必要性も無いため、多くのデッキに採用を検討することが可能である。[[多色]]である利点はオマケに捉えてもよく、今までの[[水]]または[[闇]]、[[自然]]の[[単色]]侵略デッキにこのクリーチャーをそのまま入れたとしても、それが問題になる事は少ない。

[[十王篇環境]]でも実力は衰えず、持ち前の除去力により、[[フシギバース]]、[[ムゲンクライム]]、[[アバレチェーン]]、[[オシオキムーン]]などの場に残ることで発揮される能力を(特定の[[コンボ]]を除いて)否定した。

[[王来篇環境]]に入ると、[[【4色ヴァイカー】]]にも採用されるようになった。

2021年8月下旬の環境では、[[アドバンス]]における[[【5色グレンモルト】]]、[[オリジナル]]における[[【5色コントロール】]]の打点補強兼除去要員として使われるようになった。[[「このクリーチャーがバトルゾーンに出た時」で始まる能力]]を持つ扱いではないため、[[《地封龍 ギャイア》]]対策にも最適。
**その他 [#oabe359f]
-以前までは、[[退化]]の際の再構築において、例えば、上から1枚目と2枚目がこのカード、3枚目が[[《虹速 ザ・ヴェルデ》]]の場合、再構築の際に[[《虹速 ザ・ヴェルデ》]]を進化元にしたこのカードとして残すことも、進化クリーチャーの重ねられていない[[《虹速 ザ・ヴェルデ》]]として残すこともできるというルールだったため、後者を選び比較的簡単にこのカードを[[墓地]]に退避させるというテクニックが存在した。が、現在では再構築のルール変更によりできなくなっている。

-[[背景ストーリー]]では、天才科学者である[[《伝説の正体 ギュウジン丸》]]が[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]を支配下に置くべく、3体の[[S級侵略者]]を合体させ生み出そうとしていた[[クリーチャー]]。完成前に《ギュウジン丸》が死亡したため、もしこのクリーチャーが完成していたら、[[禁断]]以上にさらにおぞましい未来が待っていたかもしれない。

--効果としても[[禁断>《伝説の禁断 ドキンダムX》]]が苦手とする[[確定除去]]を持ち、また連続侵略によって[[《禁断C マーモ》]]をはじめとした[[イニシャルズ]]の軍勢も蹴散らせる。まさに「禁断をも抑え込む」にふさわしいクリーチャーであろう。余談だが実際のデュエルにおいても、[[《テック団の波壊Go!》]]などで無理矢理[[禁断解放]]させた後に、[[《虹速 ザ・ヴェルデ》]]からこのクリーチャーを出してしまえば一瞬で勝負が決まる。

-[[《伝説の正体 ギュウジン丸》]]が作り上げようとしていたクリーチャーなので、「天災」は「天才」とかけているのかもしれない。

-名前の由来は「%%%''デッド''%%%ゾーン」+「ア%%%''ダム''%%%スキー」+「サンマッ%%%''ド''%%%」を合わせ「ダムド=忌まわしきもの」とかけたものか。

-種族は「SSS級侵略者」ではなく「[[S級侵略者]]」のままである。仮に「SSS級侵略者」だった場合、[[種族カテゴリ]]の観点からS級侵略者としても扱われる。

-イラストをよく見ると、右足腿に「3」、左手甲に「S」の文字が確認できる。
**関連カード [#k0f5f5d7]
-[[《キリンキンTV》]]

-[[《天災 デドダム》]]

-元ネタ
--[[《S級不死 デッドゾーン》]]
--[[《S級宇宙 アダムスキー》]]
--[[《S級原始 サンマッド》]]

**収録セット [#ed9432e2]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Hokuyu]]
--[[DMBD-10 「アルティメット・クロニクル・デッキ 2019 SSS!! 侵略デッドディザスター」>DMBD-10]](2/18)
-illus.[[だろめおん]]
--[[DMRP-18 「王来篇 第2弾 禁時王の凶来」>DMRP-18]](16A/20)(16B/20)

**参考 [#a233fce9]
-[[青黒緑]]
-[[進化クリーチャー]]
-[[トリニティ・コマンド]]
-[[S級侵略者]]
-[[SSS級侵略]]
--[[SSS級侵略[天災]]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[墓地送り]]
-[[マナ送り]]
-[[バウンス]]

-[[S級侵略]]

-[[【青黒緑デッドダムド】]]

----
[[公式Q&A]]

>Q.2枚の''《SSS級天災 デッドダムド》''が重なったクリーチャーがいます。次に他の闇のコマンドが攻撃した時、その2枚重なった''《SSS級天災 デッドダムド》''を両方侵略させることができますか?
A.いいえ、侵略は攻撃する時にすべて宣言しなければなりません。2枚重なっている''《SSS級天災 デッドダムド》''のうち下の''《SSS級天災 デッドダムド》''は進化元として無視されているので、侵略を宣言することができません。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/32144/]]

>Q.自分の自然のコマンドが攻撃する時、墓地とマナゾーンから別々の''《SSS級天災 デッドダムド》''を侵略させました。2枚目の''《SSS級天災 デッドダムド》''は別のクリーチャーの上に重ねたことになりますか?
A.はい。名前が同じであっても、もともとが別のクリーチャーなので効果は発動します。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/32145/]]

>Q.[[《轟破天九十九語》>《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》]]で''《SSS級天災 デッドダムド》''をバトルゾーンに出した時、「重ねた時」の能力は使えますか?
A.いいえ、使えません。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33273]]

>Q.バトルゾーンにある''《SSS級天災 デッドダムド》''が「SSS級侵略 [天災]」をした時、下にあったクリーチャーは再構築されますが、進化クリーチャーと進化ではないクリーチャーの2枚が''《SSS級天災 デッドダムド》''の下にあった場合、どういった形で残せますか?
%%A.進化ではないクリーチャー1体か、進化ではないクリーチャーを進化元にした進化クリーチャー1体のどちらかのパターンで残すことができます。%%
%%[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33278]]%%
現在のルールでは、下に重ねてあったカードは、そのまま順番を変えずに重ねたままバトルゾーンに残る。

>Q.相手の[[《地封龍 ギャイア》]]がバトルゾーンにいる状況で、自分の''《SSS級天災 デッドダムド》''をバトルゾーンに出す際に、マナゾーンに置かれますか?
A.バトルゾーンに出ます。''《SSS級天災 デッドダムド》''の能力のように、「このクリーチャーがバトルゾーンに出た時」でテキストが始まっていない場合、[[《地封龍 ギャイア》]]の置換効果は適用されません。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39118]]

>Q.バトルゾーンに相手の[[《リツイーギョ #桜 #満開》]]がいます。自分は[[《虹速 ザ・ヴェルデ》]]を召喚し、[[《リツイーギョ #桜 #満開》]]を攻撃した際に''《SSS級天災 デッドダムド》''2枚の「SSS級侵略 [天災]」の使用を宣言しました。&br;1枚目の''《SSS級天災 デッドダムド》''の「重ねた時」の能力で[[《リツイーギョ #桜 #満開》]]を破壊してから、2枚目の''《SSS級天災 デッドダムド》''の「侵略」を解決できますか?
A.はい、できます。1枚目の''《SSS級天災 デッドダムド》''の「SSS級侵略 [天災]」を解決して[[《虹速 ザ・ヴェルデ》]]の上に重ねた後、その「重ねた時」の能力と2枚目の''《SSS級天災 デッドダムド》''の「SSS級侵略 [天災]」は好きな順番で解決できます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40285]]

&tag(進化クリーチャー,クリーチャー,水文明,闇文明,自然文明,青黒緑,多色,コスト8,トリニティ・コマンド,コマンド,S級侵略者,侵略者,パワー11000,進化,進化:水のクリーチャー,進化:闇のクリーチャー,進化:自然のクリーチャー,SSS級侵略,SSS級侵略[天災],侵略,侵略:水のコマンド,侵略:闇のコマンド,侵略:自然のコマンド,上に置いた時,除去,確定除去,破壊,マナ送り,バウンス,W・ブレイカー,P,レアリティなし,Hokuyu,だろめおん);