#author("2024-03-10T00:15:38+09:00","","")
#author("2024-03-10T09:06:55+09:00","","")
*《&ruby(ケー){K};・アトラン&ruby(アンド){&};キング&ruby(かいぞくだん){海賊団};/アイアイサー・チャージャー》 [#top] 

|K・アトラン&キング海賊団 UC 水文明 (5)|
|クリーチャー:サイバー・ウイルス海 13000|
|''ブロッカー''(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)|
|このクリーチャーは攻撃できない。|
|各ターンのはじめに、このクリーチャーをアンタップする。|
|BGCOLOR(#ccd):|
|アイアイサー・チャージャー UC 水文明 (3)|
|呪文|
|呪文を1枚、自分の墓地から手札に戻す。|
|''チャージャー''(この呪文を唱えた後、墓地に置くかわりにマナゾーンに置く)|

[[DM23-BD6]]で登場した[[水]]の[[サイバー・ウイルス海]]と[[呪文]]の[[ツインパクト]]。

クリーチャー側は各ターンの初めに自身をアンタップする、[[攻撃できない]]5[[コスト]]13000[[ブロッカー]]。

アンタップのタイミングは「[[自分のターンの終わりに、このクリーチャーをアンタップする]]」とは微妙に異なるが、対戦ではほぼ同様に扱うことができる。
最も近いのは[[《閃光の求道者ラ・ベイル》]]か。
単純に[[コスト]]5にして[[T・ブレイカー]]の基準となる[[パワー]]12000すら受け止められるのは極めて高い[[コストパフォーマンス]]。
これだけのパワーを持っておきながら、個性である[[アンタップ]]能力も純粋なメリット能力である。

しかし、[[水文明]]の[[攻撃できない]][[ブロッカー]]が持ってしまっていることで[[殴り返し]]が出来なくなっているため、1対1の対戦では自分のターン中に能動的にタップできることが少なく、あまり噛み合っていない。
しかしながら、自分のターンのはじめにアンタップするのは元々ルールの通りである。加えて、[[攻撃できない]]能力があることにより、1対1ならば相手のターンのはじめにタップされているケースもほぼない。通常[[フォーマット]]かつ単体では完全に[[腐った>腐る]]能力と言える。
[[ダイヤモンド状態]]になって攻撃する、[[《シンクロ・スパイラル》]]の[[コスト]]にするなどであれば、相手のターンにアンタップされる能力が活きる。微妙にタイミングは異なるが、ほぼ[[自分のターンの終わりに、このクリーチャーをアンタップする]]のと同じ感覚で使え、[[《Dの牢閣 メメント守神宮》]]のような自分のターン中に相手からタップされる効果にも強い。
//自分のターンのはじめにアンタップする能力は、[[フリーズ]]のような「ターンのはじめにアンタップしない」能力に強い。
//フリーズの「ターンのはじめにアンタップしない」が一回だけ作用するものなのか、ターンの初めのアンタップすべてに作用するものなのか確証が持てないので一旦コメントアウト

[[フリーズ]]や[[《Dの牢閣 メメント守神宮》]]に強く出られるくらいに思っておき、単に[[パワー]]が高い[[ブロッカー]]として使うことになるか。
コスト5にして[[T・ブレイカー]]の基準となるパワー12000すら受け止められるスペックは案外馬鹿にならない。

[[多人数戦]]では複数のプレイヤーの攻撃を[[ブロック]]できる。
[[多人数戦]]でなら、複数のプレイヤーの攻撃を[[ブロック]]できるという通常[[フォーマット]]にはない強みを発揮する。
集中攻撃から身を守り自分に攻撃しても意味がない状況を作りやすいほか、[[殴り返し]]ができないということは裏を返せば他のプレイヤーになら[[攻撃]]してもこの高パワーが脅威にならないということでもあり、相手同士の潰し合いを仕向けられるかもしれない。

呪文側は[[呪文]]1枚[[墓地回収]]を持つ3コスト[[単色]][[チャージャー]]。

単純に[[コストパフォーマンス]]が良く、[[手札]]が減らない[[マナブースト]]の中でも特に質が高いと言えるだろう。
ただし、最序盤では[[墓地]]が肥えておらず、回収できるカードがないということも考えられるため、そこは良し悪しか。

[[《フェアリー・ライフ》]]などの2[[コスト]][[マナブースト]]から繋ぎ、このカードは確実に[[アンタップイン]]するため浮いた[[マナ]]で回収した2[[コスト]][[マナブースト]]を再び唱えれば2→4→7の動きも可能。

意外なことに[[サイバー]]種族を持つため、[[ツインパクト]]の[[マナ加速]]を含めて[[【アマテラス・キリコ】]]でも適正がある。
[[《蒼狼の大王 イザナギテラス》]]で唱えたい[[呪文]]をサルベージしつつ、中盤以降は壁役兼進化元になれる。

3[[コスト]][[チャージャー]]ということで、[[【カリヤドネループ】]]にも一定の適性がある。
ただ、[[《魔導管理室 カリヤドネ》>《魔導管理室 カリヤドネ/ハーミット・サークル》]]本体で唱えた[[呪文]]は[[山札の下]]に置かれるため、呪文墓地回収とは若干アンチシナジー。
[[ループ]]に組み込むなら少し頭を使う必要がある。

**裁定不明 [#u7ffbf59]

文字通り解釈すれば、[[フリーズ]]は「[[ターン開始ステップ]]」という期間のみを指定した「[[アンタップしない]]」の[[継続的効果]]を適用するものである。[[ターン起因処理]]を指定した能力とは読み取れない。

したがって[[フリーズ]]状態の《K・アトラン&キング海賊団》は、[[ターン起因処理]]でも自身の[[誘発型能力]]でもアンタップできないのではないか。

逆にアンタップできるとしたら、カードテキスト特有の書式(「[[メインステップ]]を終えるまでならいつでも」を「[[攻撃する前ならいつでも>《“T-風”戦車 ガンデルン》]]」あるいは「[[自分のターン中、攻撃の前に>《Library of Alexandria》]]」と表現しているなど)により、実は[[ターン起因処理]]しか[[フリーズ]]が機能しないからという考察になる。

**環境において [#e453db28]
登場後は[[【アーテルループ】>【アーテルマトリクスループ】]]の純粋な[[回収]]付き[[マナブースト]]枠として使われるケースが見られるようになった。

**その他 [#t8039e64]
-クリーチャー側の疑似[[警戒]]と呪文側の呪文回収は、本来は共に[[光文明]]の[[カラーパイ]]に属する能力である。同様の事例は[[ジャストダイバー]]や[[パワード・ブロッカー]]にも見られ、光文明のカラーパイが徐々に水文明に移譲ないし共有されていることを伺わせる。
--なお、呪文側は光文明の[[《デ・バウラ・チャージャー》]]のほぼ[[上位互換]]となっている。
--[[呪文]]側は[[能力]]で見れば[[光]]に同じ[[《デ・バウラ・チャージャー》]]がすでに存在するが、そちらよりも[[コスト]]に優れる。

//**[[サイクル]] [#cycle]

**関連カード [#related]
-[[《デ・バウラ・チャージャー》]]

-[[《キング・アトランティス》]]
-[[《大河海嶺・K・アトランティス》]]

//**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
//-[[DM23-BD_]]&br;''''''

**収録セット [#pack] 
//***[[デュエル・マスターズ]] [#pack_dm]
-illus.[[HIRO”WO”NORI]]
--[[DM23-BD6 「エキサイティング・デュエパ・デッキ 双極のアカシックZ計画」>DM23-BD6]](7/60)

//***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#pack_dmpp]
//-CV:[[]]
//-illus.[[]]

**参考 [#reference] 
-[[ツインパクト]]
-[[サイバー・ウイルス海]]
-[[ブロッカー]]
-[[攻撃できない]]
-[[アンタップ]]
-[[墓地回収]]
-[[チャージャー]]

&tag(ツインパクト,クリーチャー,水文明,青単,単色,コスト5,サイバー・ウイルス海,サイバー・ウイルス,サイバー,パワー13000,ブロッカー,攻撃できない,警戒,呪文,コスト3,墓地回収,呪文回収,チャージャー,・,終音「ん」,UC,アンコモン,HIRO”WO”NORI);