#author("2021-08-29T16:26:01+09:00","","")
*《&ruby(まそ){魔素};&ruby(ほうごう){縫合}; アモデゴラス》 [#top]

|魔素縫合 アモデゴラス SR 水/闇/自然文明 (7)|
|クリーチャー:ディスペクター/グランド・デビル/クリスタル・コマンド・ドラゴン 9000|
|EXライフ|
|ブロッカー|
|W・ブレイカー|
|相手がカードを引く時、それがそのターンに相手が引く1枚目でなければ、相手はそれを手札に加えるかわりにマナゾーンに置く。|
|自分が手札を捨てる時、墓地に置くかわりにマナゾーンに置いてもよい。|

[[DMRP-19]]で登場した[[水]]/[[闇]]/[[自然]]の[[ディスペクター]]/[[グランド・デビル]]/[[クリスタル・コマンド・ドラゴン]]。

各ターン相手の2枚目以降のドローを[[強制]]で[[置換効果]]で[[マナ送り]]に変え、自分の[[手札]]を捨てるかわりに[[任意]]で[[マナブースト]]に置換させる2つのクセのある能力を持つ。

前者の能力に関しては、相手は[[ドローソース]]で[[手札]]を増やすことができず、[[《サイバー・チューン》]]などの[[手札交換]]の呪文を使おうものなら、手札が減ってしまう。
自分のターンでも置換効果は適用されるため、[[《サイバー・N・ワールド》]]のような「相手に[[手札交換]]させるカード」を[[ハンデス]]に転用できる。自分のターン中に[[《サイバー・N・ワールド》]]を出したら、原則相手はまだそのターン1枚も引いていないため、1ドロー+4ハンデスとなる。

墓地に送らないので「手札から捨てられる時」「どこからでも墓地に置かれる時」などの能力も発動しない。
しかし、置換先がマナ送りなのに効果が[[強制]]と言うのはかなり頭を悩ませるところで、状況によっては敗北に直結する利敵行為になりかねない。そもそも、[[コスト論]]的には[[ドロー]]より[[マナブースト]]の方が[[コストパフォーマンス]]がいい。[[《T・T・T》]]が3コストで''無条件の3[[マナブースト]]''という、[[《セブンス・タワー》]]も真っ青な呪文に化けてしまうと言えば、この置換効果がどれほどリスクのある効果が分かるだろう。

また、置換できるのは[[ドロー]]であって、[[《天災 デドダム》]]や[[《ドンドン火噴くナウ》]]、[[《クリスタル・メモリー》]]などの山札から「手札に加える」[[サーチ]]系効果は置換できない。

後者の自分の手札の[[ハンデス]]を[[マナブースト]]に置換させる能力は、能動的な[[ディスカード]]も[[マナブースト]]に変えられるため、継続的に[[ディスカード]]できるカードと組み合わせることで、1ターンに大量の使用可能[[マナ]]を増やすことができる。[[マナ回収]]できるカードを利用して手札の息切れを防いでおきたい。
ただ、コストは重いため相手の[[ハンデス]]対策としては不適格。相手が[[ハンデスコントロール]]だと、このクリーチャーを召喚する前に手札から落とされてしまう可能性が高い。

単独では範囲の狭い[[メタ]][[能力]]しか持たず、他のカードとの[[コンボ]]が前提となるカードと言える。しかし、[[コスト]]が重いため、他のカードとともに出すのが難しい。[[コスト]]の重さをどうカバーするかが、運用に際しての課題となるだろう。

**ルール [#e375e584]
-[[ドロー]]および[[ディスカード]]を[[マナブースト]]に変える[[能力]]はどちらも[[置換効果]]である。
「[[置換効果]]は連鎖しない」ルールにしたがい、他の[[置換効果]]が適用されている場合、このカードの効果は適用されない。
--[[《日曜日よりの使者 メーテル》]]などの[[置換効果]]で相手が[[ドロー]]する場合、[[ドロー]]するカードは[[マナ]]に置かれない。
--[[《日曜日よりの使者 メーテル》]]などの[[置換効果]]で自分が[[ディスカード]]する場合、[[ディスカード]]するカードを[[マナ]]に置けない。

-前述した通り、ドローをマナ送りに置換する能力は[[ドロー]]にしか反応しないため、[[サーチ]]などで[[手札]]に加える場合は[[マナゾーン]]に置かれない。

-[[マナゾーン]]に置いた場合、[[手札]]が捨てられた時の[[能力]]は[[誘発]]しない。

-[[ドローステップ]]のドローを[[《真実の名 サイバー・O・ホーリー》]]が[[置換効果]]で置き換えた場合、それはドローをしたことにはならない。よって、次に行う1枚目のドローが「そのターンに相手が引く1枚目」となり、マナゾーンには置かれない。もちろん2枚目からは置き換えの対象となる。

-相手が[[《結晶龍 プロタゴニスト》]]の効果で1枚目を引くかわりに1枚以上カードを引くのは[[置換効果]]によるものなので、そのドローは何枚引く場合でも置き換えることはできない。

-自分が一度に複数のカードを捨てることになったら、それぞれで墓地に置くか、かわりにマナゾーンに置くか自分で決めることができる。
--「n枚捨てる」とは「1枚捨てるをn回行う」という処理になるからである。例外は[[《円舞の使徒ラストル》]]にある「1枚も捨てなくてよい」のような、1つの効果によって発生した[[ハンデス]]全体を対象にするテキスト。

**その他 [#a37863bd]
-複合種族だが、''初となる[[グランド・デビル]]の[[スーパーレア]]''である。[[グランド・デビル]]の登場から実に、''15年越し''である。これで[[ハイブリッド種族]]すべてにスーパーレアが揃った。

-クリーチャーではないカードタイプである[[ドラグハート・フォートレス]]との合体は初。

**関連カード [#card]
-[[《魔流星アモン・ベルス》]]
-[[《龍波動空母 エビデゴラス》]]
-[[《最終龍理 Q.E.D.+》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
-[[DMRP-19]]&br;'''力なき者を助けていたはずの[[空母>《龍波動空母 エビデゴラス》]]が、[[未来>ドロー]]さえも奪っていく。'''

**収録セット [#pack]
-illus.[[boyaking]]
--[[DMRP-19 「王来篇 第3弾 禁断龍VS禁断竜」>DMRP-19]](S10/S11)

**参考 [#reference]
-[[ディスペクター]]
-[[グランド・デビル]]
-[[クリスタル・コマンド・ドラゴン]]
-[[EXライフ]]
-[[ブロッカー]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[ドロー]]
-[[置換効果]]
-[[マナ送り]]
-[[ドローロック]]
-[[捨てる]]
-[[マナブースト]]
-[[青黒緑]]

&tag(クリーチャー,水文明,闇文明,自然文明,青黒緑,多色,コスト7,ディスペクター,縫合,グランド・デビル,クリスタル・コマンド・ドラゴン,コマンド・ドラゴン,コマンド,ドラゴン,パワー9000,EXライフ,ブロッカー,W・ブレイカー,引く時,置換効果,ハンデス,マナ送り,捨てる時,マナブースト,SR,スーパーレア,boyakilg);