#author("2020-12-17T18:54:29+09:00","","")
#author("2021-01-03T02:25:28+09:00","","")
*《&ruby(まこうたいてい){魔光大帝};ネロ・グリフィス》 [#de8be924]

|魔光大帝ネロ・グリフィス P 光/闇文明 (8)|
|クリーチャー:エンジェル・コマンド/ダークロード/ナイト 7000|
|ブロッカー|
|自分のナイト・クリーチャーが破壊された時、自分の手札から光または闇の、コスト6以下のナイト呪文または「S・トリガー」付き呪文を1枚、コストを支払わずに唱えてもよい。|
|W・ブレイカー|

[[DMC-46]]で登場した[[エンジェル・コマンド]]/[[ダークロード]]/[[ナイト]]。

''このクリーチャーと''味方[[ナイト]]が[[破壊]]された時、[[手札]]の[[ナイト]][[呪文]]か[[S・トリガー]][[呪文]]を[[唱える]]ことができる。
この[[クリーチャー]]が立っているだけで、相手は迂闊に[[ナイト]]を[[除去]]できなくなるだろう。

[[コスト]]6以下と制限はあるが、[[《デーモン・ハンド》]]や[[《DNA・スパーク》]]などの強力な[[呪文]]があるため威力は十分。
[[DMC-46]]の主軸となる[[クリーチャー]]。
[[《魔弾グローリー・ゲート》]]と[[《魔弾アルカディア・エッグ》]]で[[コスト踏み倒し]]が出来る。

[[システムクリーチャー]]の宿命としてこの[[クリーチャー]]本体が真っ先に狙われる可能性が高い。この[[クリーチャー]]を[[除去]]で対処されると全く[[能力]]が発動できないまま退場してしまう。特に[[《百族の長 プチョヘンザ》]]の[[ファイナル革命]]をくらうとこの[[クリーチャー]]を含む[[ナイト]]諸共[[マナ送り]]になってしまうので天敵である。
自分の[[ナイト]]を起点に[[呪文]]を[[コスト踏み倒し]]することが可能となる。
[[コスト踏み倒し]]の制限は多いが、[[ナイト]][[クリーチャー]]の[[チャンプブロック]]から[[《デーモン・ハンド》]]や[[《スーパー・スパーク》]]が発動できると考えれば非常に強力。[[手札]]に来てしまった[[S・トリガー]][[呪文]]を、改めてカウンター札として利用できる。
[[《魔弾ソウル・キャッチャー》]]での[[サルベージ]]で盤面維持や、[[《魔弾バレット・バイス》]]でのカウンター気味の[[ハンデス]]など、[[ナイト]][[呪文]]でのアプローチも様々。
[[コスト踏み倒し]]対象が[[除去]]札・防御札に偏っている事や、自身がそこそこ大きな[[ブロッカー]]であることもあり、[[【速攻】]]や[[ビートダウン]]に対して非常に強力な耐性をもつ[[フィニッシャー]]となる。

[[《魔光騎聖ブラッディ・シャドウ》]]で[[ブロック]]すれば、[[逆スレイヤー]]によって[[自壊]]するので、スムーズに[[能力]]を起動できる。[[《反撃のサイレント・スパーク》]]で[[攻撃]]をくいとめたり、[[《魔弾ソウル・キャッチャー》]]で何度も[[《魔光騎聖ブラッディ・シャドウ》]]を使い回すことができる。
[[コスト踏み倒し]]用[[呪文]]の補充は、[[ドロー]]が得意な[[コントロール]]や[[【ナイト】]]であればあまり困らないだろう。サポートである[[《魔弾グローリー・ゲート》]]や[[《魔弾アルカディア・エッグ》]]もよい弾丸となり、2体目の《魔光大帝ネロ・グリフィス》の[[コスト踏み倒し]]も狙える。
[[《魔光王機デ・バウラ伯》]]や[[《魔光死聖グレゴリアス》]]で[[呪文]]の[[サルベージ]]をすれば、弾丸を補充しつつ盤面に[[ナイト]]を容易できる。。

また、[[《地獄門デス・ゲート》]]を[[唱え>唱える]]て[[《魔光王機デ・バウラ伯》]]を[[リアニメイト]]すれば、[[《地獄門デス・ゲート》]]を[[手札]]に戻して何度も[[除去]]できる。
[[ナイト]]の[[破壊]]という条件は、[[《魔光騎聖ブラッディ・シャドウ》]]で[[ブロック]]すれば、[[逆スレイヤー]]によって[[自壊]]するのでスムーズに[[能力]]を起動できる。[[ナイト]]には、上記した[[《魔光王機デ・バウラ伯》]]や[[《魔光死聖グレゴリアス》]]など優秀な[[ブロッカー]]が多く、[[チャンプブロック]]要員は簡単に確保できる。
ただし、能動的に[[コスト踏み倒し]]するには工夫が必要となる。[[《邪魂創世》]]を使えば、自発的に[[ナイト]]を[[破壊]]しつつ[[コスト踏み倒し]]用[[呪文]]の補充も可能。

相手の[[攻撃]]に対しては滅法強く、[[除去]]の薄い当時の[[【速攻】]]や、[[除去]]札を引けていない[[ビートダウン]]にはそのまま決め手となりえる性能であった。

反面で攻めの性能には欠ける[[カード]]であり、《魔光大帝ネロ・グリフィス》だけで殴り切るのは難しい。
[[DMC-46]]での[[《聖鎧亜キング・アルカディアス》]]や[[《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》]]、[[《天雷の聖霊ユリウス》]]の様に、別の[[フィニッシャー]]や打点を用意しておきたい。

欠点は、[[システムクリーチャー]]の宿命として本体が真っ先に狙われる可能性が高いことと、[[破壊]]以外の[[除去]]には対応していない事。
[[バウンス]]や[[マナ送り]]が最たる例であり、[[《アクア・サーファー》]]や[[《ナチュラル・トラップ》]]で容易にどかされてしまう。
[[《クリスタル・パラディン》]]、[[《百族の長 プチョヘンザ》]]、[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]の[[破壊]]以外の[[全体除去]]をもらうと、致命的な盤面崩壊を起こしてしまう。
後の裁定変更により、《魔光大帝ネロ・グリフィス》を含めた複数体の[[ナイト]][[クリーチャー]]が[[破壊]]された場合には、同時に[[破壊]]された[[クリーチャー]]の数は対象にはならないことになってしまった。上記らと比べればまだマシとはいえ、[[全体除去]]は総じて弱点であるといえる。
[[ハンデス]]や[[ロック]]と組み合わせることで相手の処理札を封じ、盤面を維持できるようにしておきたい。

[[S・トリガー]][[呪文]]との相互[[コスト踏み倒し]]という点で、[[《魔弾グローリー・ゲート》]]と[[《魔弾アルカディア・エッグ》]]以外にも、[[《ヘブンズ・ゲート》]]や[[《戒王の封》]]と組み合わせることが出来る。
《魔光大帝ネロ・グリフィス》を軸にした[[【ヘブンズ・ゲート】]]は[[【ネロ天門】]]を参照されたし。

登場当初から時代が進み、主に[[S・トリガー]]のカードプールは大分豊富になっている。
[[《デーモン・ハンド》]]や[[《スーパー・スパーク》]]と比較するだけでも、[[《地獄門デス・ゲート》]]や[[《DNA・スパーク》]]など候補がある。
組み合わせによって様々なアプローチが考えられる。

[[ドラゴン・サーガ]]で登場した[[ファンキー・ナイトメア]]も[[ナイト]]として扱われるので、そちらも相性がいい。[[闇]]の[[ドラグハート]]とともに[[スーサイド]]や[[リアニメイト]]が得意なため、《魔光大帝ネロ・グリフィス》の[[能力]]をスムーズに起動できる。

[[革命編]]で登場した[[ダーク・ナイトメア]]も[[効果]]の対象になる。特に相性が良いのは[[シールド・セイバー]]で守りつつ[[能力]]を発動できる[[《暗黒鎧 ヘルミッション》]]だろう。

欠点は自身が8[[コスト]]と[[重い]]こと。もっとも、[[《魔弾アルカディア・エッグ》]]や[[《ヘブンズ・ゲート》]]によって[[コスト踏み倒し]]ができるため、それほど問題ではないだろう。上記の2枚は自身の[[能力]]で[[唱える]]ことができるため、無駄なく活用できるのも魅力。また[[《戒王の封》]]の登場により[[リアニメイト]]も可能になった。
良好なスペックに加え、カスタマイズ性にも優れた[[カード]]なっている。
[[スーパーデッキ]]の目玉に相応しい性能とコンセプトを持っているといえよう。

専用[[デッキ]]については[[【ネロ・グリフィス】]]を参照のこと。
また、この[[カード]]を軸にした[[【ヘブンズ・ゲート】]]は[[【ネロ天門】]]を参照されたし。

-[[テキスト]]の読点の位置で若干分かり辛いが、[[唱え>唱える]]られるのは「[[光]]または[[闇]]」かつ「[[コスト]]6以下」''かつ''「[[S・トリガー]]または[[ナイト]]」の「[[呪文]]」である。&br;つまり[[《魔弾オープン・ブレイン》]]や[[《ヘヴンとバイオレンスの衝撃》]]などは[[唱え>唱える]]られない。

-[[《魔光大帝ガイウス》]]と非常に相性が良い。2体揃えば、自分の[[ナイト]]が[[破壊]]された時に[[山札]]から[[コスト]]6以下の好きな[[S・トリガー]][[呪文]]を[[サーチ]]し、即座に[[唱える]]ことができる。
-[[《魔光大帝ガイウス》]]の能力と相性が良い。2体揃えば、自分の[[ナイト]]が[[破壊]]された時に[[山札]]から[[コスト]]6以下の好きな[[S・トリガー]][[呪文]]を[[サーチ]]し、即座に[[唱える]]ことができる。
ただ、素でも《魔光大帝ネロ・グリフィス》は高い運用性を持ち、そろえても弱点は改善されないのが考え所である。

-[[《蒼狼の始祖アマテラス》]]で[[《フォース・アゲイン》]]を[[唱え>唱える]]れば、[[山札]]の[[《フォース・アゲイン》]]の数だけ[[呪文]]を連射できる豪快な[[コンボ]]が可能だった。ただし、[[《蒼狼の始祖アマテラス》]]は[[プレミアム殿堂]]、[[《フォース・アゲイン》]]は[[殿堂入り]]となったのでこの[[コンボ]]は不可能。

-初めての[[多色]][[ナイト]]である。[[DMC-46]]には、他の[[多色]][[ナイト]]も収録されている。

-この[[カード]]の[[イラスト>カードイラスト]]には《魔光大帝ネロ・グリフィス》自身しか映っていないが、付属のアートポスターでは4本の腕から、右上の腕で[[《デーモン・ハンド》]]、左上の腕で[[《スーパー・スパーク》]]、右下の腕で[[《魔弾グローリー・ゲート》]]、左下の腕で[[《魔弾アルカディア・エッグ》]]を放っている。

-[[カード名]]の元ネタは[[ナイト]]であることを考えると、第5代ローマ皇帝のネロだろう。

-漫画「SX」の[[白凰]]VS[[サプライズ猿飛]]戦で白凰が使用。[[《魔弾アルカディア・エッグ》]]の[[コスト踏み倒し]][[効果]]により[[手札]]から現れた。

**関連カード [#we32f0bd]
-[[《魔弾アルカディア・エッグ》]]
-[[《魔弾グローリー・ゲート》]]


**収録セット [#mc9129bb]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[hippo]]
--[[DMC-46 「Arcadias騎士団(アルカディアス・ナイツ)」>DMC-46]]
--[[DMX-12 「ブラック・ボックス・パック」>DMX-12]]

**参考 [#y7fbdcf9]
-[[エンジェル・コマンド]]
-[[ダークロード]]
-[[ナイト]]
-[[pig]]
-[[S・トリガー]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[ファンキー・ナイトメア]]
-[[ダーク・ナイトメア]]
-[[【ネロ・グリフィス】]]
-[[【ネロ天門】]]

&tag(〇クリーチャーor呪文,〇文明,単色or多色or無色,コスト〇,種族,パワー〇〇);