#author("2023-04-23T07:58:42+09:00","","")
#author("2023-06-18T00:32:32+09:00","","")
*《&ruby(おにがはおう){鬼ヶ覇王}; ジャオウガ》 [#n615b3c5]

|鬼ヶ覇王 ジャオウガ KGM 闇/火文明 (10)|
|クリーチャー:デモニオ/鬼札王国 17000|
|''<鬼タイム>''自分と相手のシールドの数が合計6つ以下なら、このクリーチャーの召喚コストを5少なくする。|
|''スピードアタッカー''|
|''T・ブレイカー''|
|このクリーチャーは、召喚されたターン、バトルゾーンを離れない。|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、クリーチャーをすべて破壊する。|
|このクリーチャーは、召喚されたターン、離れない。|
|このクリーチャーが出た時、クリーチャーをすべて破壊する。|

[[DMRP-13]]で登場した[[闇]]/[[火]]の[[デモニオ]]/[[鬼札王国]]。

コスト10と重いが[[鬼タイム]]が発動すれば5マナで[[召喚]]でき、召喚で登場できればそのターンは一切バトルゾーンを''離れなくなる''。そして[[cip]]では敵味方問わず全てのクリーチャーを''[[破壊]]''する。
序盤から相手のシールドをブレイクしていく[[ビートダウン]]系のデッキとして運用するか、自分のシールドが減ってきたところで召喚してカウンターを狙うのもいい。

[[《逆転のオーロラ》]]との組み合わせも考えられる。シールドが5枚あれば、それらをマナゾーンに置いてそのまま召喚するということも可能。しかし、[[コスト軽減]]の[[メリット]]に対して、シールドの減少と味方破壊のリスクがあまりにも高すぎるため、考えなしに使っては自滅に等しい。《ジャオウガ》に[[火文明]]が含まれている点を利用して[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]の登場を狙うなど、ピンチをチャンスに変えていきたい。

召喚されたターンは場を離れない為、このクリーチャー自身は相手の[[除去]][[S・トリガー]]に強く、[[《奇石 ミクセル》>《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]方式の[[コスト踏み倒しメタ]]に[[着地]]を邪魔されない。

ただし、自分の他のクリーチャーが根こそぎ破壊されるため、このクリーチャーが出たターンに[[ダイレクトアタック]]まで持っていくことは難しい。
このクリーチャーを召喚した同一ターンに、味方クリーチャーがシールドを[[ブレイク]]してくれる場面は少ないだろう。
それ故、手放しに[[フィニッシャー]]としての性能が高いとは言えない。そして、ターンをまたぐとただのパワー17000の[[T・ブレイカー]]と化してしまう。能力を最大限に生かしたいなら、[[pig]]などを持ったクリーチャーと上手く組み合わせたいところ。


[[フシギバース]]との相性も悪くはないだろう。このクリーチャーは名目コストが高い上に、召喚したターンに[[種]]にすれば、[[マナ送り]]にならずに[[フシギバース]]を使える。

[[【5色フェアリー・ミラクル】]]では[[《怒流牙 サイゾウミスト》]]で受けて鬼タイムを安全に発動するという運用法が取られ得る。このような使い方に加えて[[【5色ドギラゴン剣】]]では[[汎用性]]を損なわないコスト踏み倒しメタ除去手段として利用されることがある。

-[[【赤黒レッドゾーン】>【レッドゾーン】#RedBlack]]との相性も悪くはない、2ターン目の[[《一撃奪取 トップギア》]]or[[《虹彩奪取 ブラッドギア》]]から3ターン目の侵略に繋げて総攻撃すれば[[鬼タイム]]発動条件を満たせる。[[コスト軽減]][[クリーチャー]]さえ無事なら4ターン目にこのカードをそのまま鬼タイムで召喚してとどめまで持って行ける。これなら多少の[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]では止まりにくい。

-[[耐性]]は召喚時限定なので、召喚せずに[[コスト踏み倒し]]で出すとこのクリーチャー自身も破壊されてしまう。[[【ガチャンコ ガチロボ】]]などの大量展開を行うデッキには向かない[[スペック]]。

-[[《蒼龍の大地》]]での踏み倒し先としても考えられる。色が同じ[[《ドキンダム・アポカリプス》]]とは破壊耐性を持つ相手には弱い一方で不用意に[[山札]]を削らない点、手打ちした際に除去耐性を持つ[[スピードアタッカー]]、[[T・ブレイカー]]として速攻性が高い点で差別化可能。

**アニメでの活躍 [#kecfca73]
-『デュエル・マスターズ キング』で[[鬼札 アバク]]が使用するキングマスターカード。本人の[[カード]]ではないが[[メガネ]]や[[コニー]]も使用している。
--初登場は第2話の「vs[[モヒ男]]」戦。この時は詳細は省かれたが、[[全体除去]]を放った後[[シールド]]を3枚[[ブレイク]]していたようだ。
--本格的にデュエマシーンでの活躍が描かれたのは第3話の「vs[[キラ]]戦」。
[[《鬼寄せの術》]]で[[鬼タイム]]を発動しつつ[[コスト軽減]]し、[[《「非道」の鬼 ゴウケン齋》]]と[[《コクヨウ童子》]]の[[耐性]]を活かしてキラの[[クリーチャー]]だけを全滅させている。
--「キング」17話の「[[メガネ]]vs[[切札 ジョー]]」戦ではメガネがアバクから渡された(勝手に持ち出した可能性あり)このカードを使用。
こちらも[[《コクヨウ童子》]]と[[《「陰陽」の鬼 ヨミノ晴明》]]の[[破壊]][[耐性]]と組み合わせて相手の[[クリーチャー]]だけを全滅させるコンボを披露した。
しかし、他人のカードであったため、ジョー達から「ジャオウガなのに迫力がない」と評されてしまう。事実、このデュエルでのジャオウガはどこかやる気の無さそうなモーションをしていた。
--「キング」42話では[[コニー]]が使用。[[《「修羅」の鬼 アシュラ天狗》]]の[[耐性]]と組み合わせて相手の[[クリーチャー]]だけを全滅させている。
**背景ストーリーでの活躍 [#c2456bba]
[[鬼札王国]]の[[覇王>キングマスターカード]]。滅んだはずの[[ドラゴン]]を復活させる能力を持つ。強者に戦いを挑み、倒しては一番大事なものを奪っていくことを繰り返している。

[[《大樹王 ギガンディダノス》]]が倒されたと聞き自ら出陣しようとしたが[[《「陰陽」の鬼 ヨミノ晴明》]]に止められた。
その後、[[《「疾風」の鬼 フウジン天》]]と[[《「迅雷」の鬼 ライジン天》]]が倒されたことにより遂に動いた。
単騎で[[鬼札王国]]に乗り込んできた[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]と交戦し、《フウジン天》と《ライジン天》を圧倒した強者である《ゲンムエンペラー》をも圧倒し返すが、乱入した[[《勝熱百覇 モモキングReVo》]]に敗れ倒れる。しかし、飛来した[[《一王二命三眼槍》]]が[[ジャオウガの体に突き刺さり……>《鬼ヶ王魔 エンド・ジャオウガ》]]

-[[新章デュエル・マスターズ>新章デュエル・マスターズ]]開始時点で、[[世界>並行世界]]に[[ドラゴン]]が存在しなかった原因でもある。目的は「龍の歴史と鬼の歴史はいつか激突する」というのを予知したジャオウガが、対抗されうる龍の力を削ぐためだった。
--[[ドラゴン・サーガ世界>並行世界]]においては、[[《龍の極限 ドギラゴールデン》]]と[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]の決戦の末にドラゴンが滅んでいる。「歴史上の大きな出来事はその原因となる存在がいなかったとしても何らかの形で強制的に起こる」法則に則った、この2体の新章世界における[[パラレル存在]]といえるかもしれない。



**その他 [#l76bcf38]
-『デュエル・マスターズ 十王篇フルコンプリートBOOK』では[[革命0トリガー]]との相性の良さについて触れられている。

**関連カード [#ddefd2fe]
-''Prev''
--[[《鬼ヶ鬼 ジャオウガ》]]
-''Next''
--[[《鬼ヶ王魔 エンド・ジャオウガ》]]

-[[《鬼札アバク&ジャオウガ》]]
-[[《鬼ヶ大王 ジャオウガ》]]

-このクリーチャーが描かれているカード
--[[《襲来、鬼札王国!》]]
--[[《コダマダンス・チャージャー》]]([[DMEX-10]])
--[[《滅砕!鬼札MAX》]]
--[[《鬼寄せの術》]](P49/Y19)
--[[《鬼札の伝説》]]

**収録セット [#sc777199]
-illus.[[Mikio Masuda]]
--[[DMRP-13 「十王篇 第1弾 切札×鬼札 キングウォーズ!!!」>DMRP-13]](KM2/KM3)
--[[目指せ! キングマスターパック]](P5/Y19)
--[[DMEX-19 「マスター・ファイナル・クロニクル・パック」>DMEX-19]](M8/M40)
-illus.[[Mikio Masuda]]/[[otumami]]
--[[DMRP-13 「十王篇 第1弾 切札×鬼札 キングウォーズ!!!」>DMRP-13]](秘6/秘15)
--[[DMEX-14 「弩闘×超ファイナルウォーズ!!!」>DMEX-14]](秘8/秘12)

**参考 [#rd55c80a]
-[[デモニオ]]
-[[鬼札王国]]
-[[鬼タイム]]
-[[スピードアタッカー]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[召喚]]
-[[離れない]]
-[[cip]]
-[[全体除去]]

-[[キングマスターカード]]

-[[【赤黒ジャオウガ】]]
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公式Q&A
>Q.''《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》''の「召喚されたターン、バトルゾーンを離れない」という能力は常在型能力ですか?
A.はい、常在型能力です。この能力は、《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》が召喚されたターン中は常に有効です。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33418]]

>Q.''《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》''の「このクリーチャーがバトルゾーンに出た時」の能力は、このクリーチャー自身も破壊の対象に含まれていますか?
A.はい、含まれます。ですので、召喚以外の方法でバトルゾーンに出ていた場合、この能力によって''《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》''自身も破壊されます。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33418]]

>Q.自分と相手のシールドの数が合計6つ以下になっており、「鬼タイム」が発動している状態の時、[[《インフェルノ・サイン》]]を唱え、召喚コストが5少なくなった''《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》''を墓地からバトルゾーンに出せますか?
A.いいえ、出せません。''《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》''の能力は、召喚する際にコストを5少なくできるだけです。何らかの能力によってコストを参照する際には、カードの左上に書かれた元のコストが参照されます。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33436]]

>Q.自分と相手のシールドの数が合計6つ以下になっており、「鬼タイム」が発動している状態の時、''《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》''を5コスト少なく召喚しました。この時、[[《追憶人形ラビリピト》]]の「コスト8以上のクリーチャーを召喚した時」の能力を使えますか?
A.はい、使えます。召喚コストが5少なくなっていたとしても、元のコストである10コストのクリーチャーが召喚されたことになります。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33437]]

&tag(クリーチャー,闇文明,火文明,黒赤,2色,多色,コスト10,デモニオ,鬼札王国,パワー17000,スピードアタッカー,T・ブレイカー,鬼タイム,コスト軽減,自身コスト軽減,召喚されたターン,離れない,cip,除去,全体除去,確定除去,破壊,全体破壊,ジャオウガ,KGM,キングマスターカード,Mikio Masuda,otumami,十王篇ブロック);
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