#author("2021-04-25T08:13:08+09:00","","")
*《&ruby(アメージング・ジャイアント){驚天の超人};》 [#rb2c06b8]

|驚天の超人 SR 自然文明 (8)|
|クリーチャー:ジャイアント 13000|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出たとき、相手は自分自身の手札からクリーチャーを2体まで選び、バトルゾーンに出してもよい。|
|T・ブレイカー|

[[DM-09]]で登場した[[ジャイアント]]。

8[[マナ]][[パワー]]13000の[[T・ブレイカー]]とだけ聞けばただの[[ファッティ]]だが、相手に[[クリーチャー]]2体の[[コスト踏み倒し]]を許すという凄まじい[[デメリット]]を持つ。

[[《緑神龍ガミラタール》]]を[[マナコスト]]・[[パワー]]・[[ブレイク]]数、そして何より[[デメリット]]の点でそれぞれ拡大したような[[クリーチャー]]。
そちらの[[デメリット]]でもかなりきついものがあるが、この[[クリーチャー]]はその2倍。

場に進化元がなくとも[[進化]][[クリーチャー]]が出せる上、[[コンボ]]・[[進化V]]・[[G・リンク]]などの下準備を進めさせてしまうなど、非常に危険。

また[[デメリット]]の存在のために、[[除去]]されてしまった場合に安易には[[バトルゾーン]]に出し直せないため、[[除去]]耐性も極めて低いと言える。

もっと言えば、このクリーチャーからデメリットを抜いても、[[コスト論]]を少しオーバーした[[準バニラ]]でしかない。

後年、インフレによってこれに匹敵するサイズで[[デメリット]]を全く持たないクリーチャーは多く登場しており、[[多色]]も考慮すれば[[メリット]]を持つものすらある。

あえて使うのであれば、後述する[[《単騎連射 マグナム》]]との好相性を踏まえた[[ファンデッキ]]を組むことになるだろう。
[[除去]]札を排除したり、[[《父なる大地》]]などで相手に悪用されたりするのを防ぐ意味でも、やはり[[ハンデス]]は必須となる。

-[[《単騎連射 マグナム》]]が登場したため[[デメリット]]を完全に帳消しできるようになったが、同時期には素早く強力な[[侵略]]持ちの[[T・ブレイカー]]が多数登場しており、単体性能の優位性を出すのが難しくなってしまった。
--また、[[《単騎連射 マグナム》]]は後に殿堂入りとなっている。
 
-[[《時空の封殺ディアス Z》]]で牽制しつつ出すことも可能。

-[[《夜明けの超人》]]や[[《金剛の超人》]]など、[[《不落の超人》]]が登場するまでの[[ジャイアント]]は[[デメリット]]を持つものが多かったが、この[[クリーチャー]]はその中でも飛び抜けている。

-名前の「驚天」は「天をも驚かす」、「アメージング(amazing)」は「驚嘆させるような」という意味である。
--確かに凄まじい[[デメリット]]を持つこの[[クリーチャー]]が出てくれば相手は驚くだろう。

-英語版の[[フレーバーテキスト]]には、「[[フィオナの森]]の痛みから生まれ、ついに[[バロム>《悪魔神バロム》]]の支配に終止符を打った。その足で。」とある。日本版と[[背景ストーリー]]が全く同じとは限らないが(全方位カードファイルによれば、バロムは[[アルカディアス>《聖霊王アルカディアス》]]に封印されたとある)、少なくとも英語版では大きな活躍を果たしたようだ。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]について [#y4192a22]

|驚天の超人 SR 自然文明 (3)|
|クリーチャー:ジャイアント 13000|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出たとき、相手は自分自身の手札から進化でないクリーチャーを、コストの大きい順に2枚バトルゾーンに出してもよい。(同じコストのカードが複数あるなら、その中からランダムに選ぶ。また、バトルゾーンに出ることによって起こる効果はすべて無視する)|
|T・ブレイカー|

踏み倒しが「コストの大きい順」と設けられ、さらに、[[出た時]]効果は一切発動しなくなった。
そして、コストがなんと3にまで下がっており、TCG版よりまさに驚天な強化を受けている。

[[《緑神龍ガミラタール》]](デュエプレ版)とは違い、踏み倒しは相手の[[任意]]のままである。
ゲーム中では、まず相手の画面に踏み倒し候補が2体まであるだけ表示され、それを見て踏み倒すか踏み倒さないかを選択させる。2体あるがあえて1体だけ出すことはできない。

この仕様により、変則的な[[ハンデス]]としては機能しづらいが、踏み倒さないのであればそれはそれで3コストのパワー13000の[[T・ブレイカー]]が[[デメリット]]なしで着地を許してくれたということになる。

コスト3の自然のクリーチャーであるため[[《運命の選択》]] [[《霊翼の宝アルバトロス》]]で出すことができる。相手もクリーチャーを出せるとはいえ、山札や墓地から低コストでパワー13000の[[T・ブレイカー]]が[[スピードアタッカー]]になって飛んでくるのは驚天かもしれない。

-[[出た時]]効果すべてを無効化するようになったため、TCG版とは異なり[[《百発人形マグナム》]]がいても踏み倒したクリーチャーを破壊することはできない(([[《緑神龍ガミラタール》]]で検証済み))。

-[[ビートダウン]]で使う場合、相手に2体を出されたとしても、出ることによって起こる効果が無視されていて、なおかつこのパワーとT・ブレイカーで相殺できることも少なくない。
--[[《龍仙ロマネスク》]]といった、採用理由が主に[[cip]]にあるクリーチャーなら、「出せば効果によるアドを稼げず手札を失う」「出さなければ《驚天の超人》に好きに動かれてしまう」という二択を相手に迫ることができる。

-[[ブロッカー]]、[[スレイヤー]]などの[[キーワード能力]]、[[《光神龍スペル・デル・フィン》]]などの[[常在型能力]]が相手の手札にないと踏むなら、3ターン目にポン置きしてそのまま押し切れる可能性も十分にある。
--[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]を抱えている可能性があるなら、安易に使うべきではない。

**[[フレーバーテキスト]] [#z4f9a35d]
-[[DM-09]]、[[DMPP-08EX]]&br;'''伸ばした腕は国をも超え、遥か彼方の龍を撃つ!'''

**収録セット [#n7bcd1b8]
***[[デュエル・マスターズ]] [#b62ea176]
-illus.[[Yarunoca]]
--[[DM-09 「闘魂編 第4弾 覇道帝国の絆(インビンシブル・ブラッド)」>DM-09]]

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#x4b165d1]
-illus.[[Yarunoca]]
--[[DMPP-08EX「覇竜咆哮 -TRIBAL EXTREME-」>DMPP-08EX]]

**参考 [#nb3674da]
-[[ジャイアント]]
-[[cip]]
-[[手札]]
-[[クリーチャー]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[T・ブレイカー]]

&tag(クリーチャー,自然文明,単色,コスト8,ジャイアント,パワー13000,cip,コスト踏み倒し,T・ブレイカー,・,SR,スーパーレア,Yarunoca);