#author("2020-10-18T01:35:08+09:00","","")
#author("2020-10-18T12:49:01+09:00","","")
*《&ruby(ちょうしんせい){超神星};ブラックホール・サナトス》 [#p126240b]

|超神星ブラックホール・サナトス SR 闇文明 (8)|
|進化クリーチャー:フェニックス 13000|
|進化GV−自分のグランド・デビル、ティラノ・ドレイク、ディープ・マリーン、ブレイブ・スピリットのいずれか3体を重ねた上に置く。|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、進化クリーチャーの下にあるカードをすべて、持ち主の墓地に置く。|
|G・L・ゲート:グランド・デビル、ティラノ・ドレイク、ディープ・マリーン、ブレイブ・スピリット(このクリーチャーが破壊される時、墓地に置くかわりに、好きな数のグランド・デビル、ティラノ・ドレイク、ディープ・マリーン、ブレイブ・スピリットを、自分の墓地から手札に戻してもよい。そうした場合、このクリーチャーを山札の一番下に置く)|
|T・ブレイカー|

[[DM-23]]で登場した[[闇]]の[[進化GV]][[フェニックス]]。

[[cip]]で全ての[[進化クリーチャーの下]]にあるカードを[[墓地]]に送る能力と、この[[クリーチャー]]が[[破壊]]される時、[[cip]]で墓地に置いた[[進化元]]を含めた大量の[[クリーチャー]]を[[手札]]に戻す[[G・L・ゲート]]をもつ。[[G・L・ゲート]]は、要するに[[破壊置換効果]]で[[墓地回収]]して、自身を山札の下に送る能力である。

はっきり言って、8コストの進化GVに見合った[[スペック]]ではなく、満場一致で[[ハズレア]]の烙印を押される。

[[進化クリーチャー]]の[[進化元]]をすべて[[墓地]]に送る能力は、[[メテオバーン]]や[[進化元]]を参照する能力には有効に働くが、それ以上の[[ディスアドバンテージ]]を相手に与える能力を持っていないため、どれだけ進化元をどれだけ排除したところで、相手を劣勢に追い込める一手になることはほぼない。

メテオバーンに関しては、こちらのターンに帰ってくる頃には、メテオバーンの弾は出した[[ターン]]中に使ってしまっていることも多く、そもそも進化元を活かすカードじたい環境では少ないため、この能力が活きることはほぼない。

もう1つの[[G・L・ゲート]]にしても、[[墓地回収]]をするのに[[破壊]]されることが前提であり、効率がかなり悪い。単なる[[墓地回収]]ならば、[[《生死の天秤》]]や[[《悪魔神グレイトフル・デッド》]]を使う方が即効性もあり確実。さらに、[[バウンス]]など[[破壊]]以外の方法で[[除去]]されると使えないため、いまいち安定しない。

[[進化元]]を3体も要求する[[進化GV]]である上に、[[種]]となる[[グランド・デビル]]には[[《超神星プルート・デスブリンガー》]][[《超神星ネプチューン・シュトローム》]]といった強力なフェニックスが揃っており、それらに比べると[[フィニッシャー]]としての性能は見劣りすると言わざるを得ない。特に進化元が2つも重なっているプルートと比較すると、あちらが同パワーでコストが4も低く、即座に[[アドバンテージ]]を取れる[[メテオバーン]]を有している点で大きく優れている。

[[ティラノ・ドレイク]]から[[進化]]するにしても、[[《覇竜凰ドルザバード》]]など有能なフィニッシャーは他にいくらでもいるだろう。深く考えずとも、進化元の排除と墓地回収だけというのは、8コストの進化GVに見合った仕事ではないことは明らかである。

このクリーチャーの唯一の評価点と言えば、[[cip]]で自分の下のカードを消しされる[[フェニックス]]なので、そのまま[[《究極銀河ユニバース》]]に進化して[[エクストラウィン]]を獲得できること。[[《緊急再誕》]]や[[《母なる星域》]]などを使えば、一気に[[エクストラウィン]]を狙うことができる。しかし、8コストで3体の[[進化元]]を用意した上でそれをやるのは[[オーバーキル]]である。そもそも、進化元の指定種族が今やどれもマイナーであるのが難点。後に、非進化の[[フェニックス]]である[[《メテヲシャワァ・ヲヲロラシアタァ》]]が登場したため、[[《究極銀河ユニバース》]]の進化元しての活躍も絶望的になった。

**[[背景ストーリー]]において [#m9d1e8b8]
[[不死鳥編背景ストーリー]]では絶望を司る最強の[[フェニックス]]として登場。

戦えば戦うほど相手を疲弊させ、自身の力が増す能力を持つ。その能力で5大文明側から生命力を吸い取り、戦場を絶望の空気で包む。
戦いの最中に現れた[[《超神星ビッグバン・アナスタシス》]]と激突し、時の流れさえ歪めるほどの凄まじい戦いの末に、アナスタシスと共に光となって消滅した。
その光は世界中に散らばり、他のフェニックスたちまでもが相次いで消失する事態になった。

-[[カード]]としての[[スペック]]は、[[背景ストーリー]]の悪の親玉の中では[[《エンペラー・アクア》]]に並んで最も貧弱。あちらは、当時水がメタ最強を誇っていたため意図的に弱くデザインされたという背景があるが、こちらは単純なデザインミスのように見える。絶望感漂う背景ストーリー上での強さとカードの性能が伴っておらず、生命力を吸い取るという設定も能力に反映されていないギャップから、[[ネタカード]]としてよく名前が上がる。
//--売り上げが低迷している[[不死長編]]の最後の[[エキスパンション]]である[[DM-23]]の

**その他 [#rc06c06a]
-ただでさえ売上が低迷していた[[不死鳥編]]シリーズの最後に収録された目玉カードだったため、そういう意味ではデュエマ界も絶望の空気で包んだと言える。
-ただでさえ売上が低迷していた[[不死鳥編]]シリーズの最後に収録された目玉カードであったため、売上という側面でみればまさに絶望を司っていたと言える。

-[[G・L・ゲート]]は[[破壊置換効果]]であり、自身が[[破壊]]される時に作用する[[置換効果]]の一種である。[[《恐気の覚醒者ランブル・レクター》]]や[[《神羅スカル・ムーン》]]の[[能力]]で[[破壊]]される時は適用できないので注意。

-史上初の4[[種族]]の[[進化元]]を持った[[進化クリーチャー]]である。ただし、[[グランド・デビル]]以外は[[不死鳥編]]以降あまりフィーチャーされていないため、ありがたみは薄い。

-対になる[[《超神星ビッグバン・アナスタシス》]]は同コスト同パワーで派手な[[コスト踏み倒し]]能力を持っているため比べると明らかに見劣りする。《バロム》系のような全体除去や[[G・L・ゲート]]が墓地回収ではなくリアニメイト能力であれば印象は違ったかもしれない。

-ブラックホールとは中心の密度が無限大の天体で、多くは巨大な星が死ぬ際にできる。捕まると光すら逃れることはできない。ちなみに「サナトス」(Thanatos)はギリシャ語で「死」を意味する言葉で、ギリシャ神話における死神のことでもある。

**関連カード [#ca8a3e73]

***背景ストーリーのラスボス [#cf028732]

-''Prev'':[[転生編>転生編背景ストーリー]]
--[[進化クロスギア]]

-''Next'':[[極神編>極神編背景ストーリー]]
--[[《暗黒凰ゼロ・フェニックス》]]


**収録セット [#oda523ee]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Nottsuo]]
--[[DM-23 「不死鳥編 第5弾 冥龍王帰還(ジ・エンド・オブ・ユニバース)」>DM-23]]

**参考 [#i4f2db76]
-[[フェニックス]]
-[[進化クリーチャー]]
-[[進化GV]]
-[[グランド・デビル]]
-[[ティラノ・ドレイク]]
-[[ディープ・マリーン]]
-[[ブレイブ・スピリット]]
-[[cip]]
-[[進化クリーチャーの下]]
-[[墓地]]
-[[G・L・ゲート]]
-[[T・ブレイカー]]

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