#author("2022-01-23T11:28:56+09:00","","")
#author("2022-01-25T20:10:26+09:00","","")
*《&ruby(そうしんりゅう){蒼神龍};スペル・サモニオン》 [#v58f6951]

|蒼神龍スペル・サモニオン VR 水文明 (7)|
|クリーチャー:ポセイディア・ドラゴン/オリジン 7000|
|このクリーチャーが攻撃する時、各プレイヤーは自身の山札の上から1枚目を表向きにする。そのカードが両方呪文で、コストが異なる場合、コストの大きい呪文を表向きにしたプレイヤーがコストを支払わずに唱えてもよい。表向きにしたカードが両方クリーチャーで、パワーが異なる場合、パワーの大きいクリーチャーを表向きにしたプレイヤーがコストを支払わずに召喚してもよい。|
|W・ブレイカー|

[[DM-33]]で登場した[[ポセイディア・ドラゴン]]/[[オリジン]]。

[[アタックトリガー]]で両[[プレイヤー]]に[[山札の上]]を公開させ、両方[[呪文]]なら[[コスト]]の高い側が、両方[[クリーチャー]]なら[[パワー]]の高い側がそれぞれ[[表向き]]にした[[カード]]を[[プレイ]]できるという[[能力]]を持つ。
両者の[[カードタイプ]]が違う場合・[[クリーチャー]]や[[呪文]]以外の場合・[[コスト]]や[[パワー]]が同じの場合は何も起こらない。

[[コスト踏み倒し]]によくある[[コスト]]上限や[[文明]]・[[進化]]の縛りは一切ないため、うまく高[[コスト]][[呪文]]や高[[パワー]][[クリーチャー]]を引き当てれば戦局はかなり有利になる。反面、何も考えずに使うと[[表向き]]にするだけで終わったり、相手に大規模な[[コスト踏み倒し]]を許したりする可能性があり、非常にギャンブル性が高い。

上手く使うには[[《ガード・ビジョン》]]や[[《コーライル》]]、[[《ラグーン・マーメイド》]]などを使い、相手と自分の[[山札の上]]を把握あるいは操作をこなさねばならないため、難易度は非常に高い。専用の構築でなければ、普通に[[手札]]から[[召喚]]したり、[[呪文]]を唱えたりする方が確実である。

更に、単に[[ファッティ]]の[[コスト踏み倒し]]をするなら[[【連ドラ】]]や[[【ミステリー・キューブ】]]などで大抵のものが出せるようになっており、「[[召喚]]」扱いで出せることを活かす必要がある。

狙うならやはり、[[召喚]]時限定の強烈な[[cip]]を持つ[[ゼニス]]や[[《正体不明》]]、[[ジ・アンサー]]などか。[[《封魔アドラク》]]ならば5マナで互いの[[山札の上]]を操作できるので相性が良い。

唯でさえ不安定な[[アタックトリガー]]な上、[[山札操作]]まで行わねばならず、[[専用デッキ]]を作るとなっても骨が折れそうである。面白い[[能力]]だが、総じて上級者向けの[[カード]]と言える。

-[[表向き]]にされた[[カード]]を[[プレイ]]できなかった場合や、プレイしなかった場合は、[[山札]]の一番上にとどまる。

-[[クリーチャー]]の[[コスト踏み倒し]]は「バトルゾーンに出す」ではなく「召喚」である。そのため[[《聖霊王アルファディオス》]]などの制約を受けるが、[[ゼニス]]などが持つ[[召喚]]限定の[[cip]]を誘発させる事もできる。

-通常では出しにくい各種[[インビンシブル呪文]]も考慮に入るが、[[《インビンシブル・フォートレス》]]は[[《聖竜ボルシャック・ウルフェウス》]]、[[《インビンシブル・アビス》]]は[[《邪神の覚醒者ロマノフ・Z・ウィザード》]]でそれぞれ唱えられる。

-[[《天雷王機ジョバンニX世》]]が現役の頃は[[《ガード・ビジョン》]]2枚で毎[[ターン]]ほぼ確実にコスト踏み倒しできた。
//1枚でも出来ないことはないが、[[山札の上]]を記憶するのに気を取られてそのまま負けてしまっては本末転倒。この[[カード]]を[[フィニッシャー]]に[[《偶発と弾幕の要塞》]]や[[《ブラッディ・クロス》]]を用いた[[コントロール]][[デッキ]]を作ってみるのも面白いかもしれない。

-[[デュエル・マスターズ公式HP]]のQ&Aコーナーのこの[[カード]]のルール解説の記事には、「[[クリーチャー]]のほうが[[コスト]]が大きい」と二度書かれているが、[[コスト]]を参照するのはあくまで[[呪文]]であって、[[クリーチャー]]の場合、''実際に参照するのはパワーである''。参照する数値が違っており紛らわしいので、間違えないようにしたい。

-[[ツインパクト]]は[[クリーチャー]]でも[[呪文]]でもあるため相性が良い。[[ツインパクト]]をめくった時に、[[クリーチャー]]側の[[コスト]]を参照できると勘違いしないよう注意。

-両[[プレイヤー]]が[[山札の上]]の[[カード]]を比べて勝敗を決めるという[[能力]]は、後の[[ガチンコ・ジャッジ]]に通ずるものがある。

-[[呪文]]に影響する[[能力]]を含むこと、[[種族]]、名前に含まれる「スペル」から、[[《蒼神龍スペル・グレートブルー》]]がモチーフだと思われる。また、「サモニオン」は「[[召喚]]」を表す「summon」から取られたのだろう。

-[[《蒼狼スペルギア・ファントム》]]とイラストの構図が似ている。[[アタックトリガー]]で2種類の[[カードタイプ]]に干渉する[[能力]]を持つ点でも一致している。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#l5ed4f9b]
|蒼神龍スペル・サモニオン VR 水文明 (7)|
|クリーチャー:ポセイディア・ドラゴン/オリジン 7000|
|攻撃する時、各プレイヤーは自身の山札の上から1枚目を表向きにする。それらのカードが同じカードタイプなら、自分の公開したカードを使う。その後、使わなかったカードを持ち主の手札に加える。|
|W・ブレイカー|

[[アタックトリガー]]が改変を受けた。
TCG版では[[クリーチャー]]を[[無料で>コスト踏み倒し]][[召喚]]するか[[呪文]]を[[無料で>コスト踏み倒し]][[唱える]]ことしかできなかったが、[[クリーチャー]]や[[呪文]]に限らず[[クロスギア]]や[[城]]のほか、将来デュエプレに実装されるであろうあらゆる[[カードタイプ]]が[[コスト踏み倒し]]の対象になった。
また捲れた[[カード]]の[[マナコスト]]や[[パワー]]を問わずに[[コスト踏み倒し]]できるようになった。
さらに、TCG版では相手の[[カード]]の[[コスト踏み倒し]]を許してしまう恐れもあったが、こちらでは《サモニオン》の持ち主だけが[[コスト踏み倒し]]できるようになった。
総じてギャンブル性が弱まり、比較的高確率かつ安全に自分の[[カード]]を踏み倒せるようになっている。

一方で、相手は確定で[[手札補充]]できるようになってしまった。
これは返しの[[ターン]]での相手の択を増やしてしまうことになり現状基本的に[[デメリット]]にしかならない。
ただ[[《コマンダー・テクノバスター》]]のような相手の[[ドロー]]に反応する[[カード]]と組み合わせたりする余地はあるか。また[[手札補充]]が強制であることから、将来の[[カードプール]]によってはなんらかの[[ライブラリアウト]]系[[デッキ]]の核となる可能性もある。

カードを[[使う]]のも強制になってしまった。

-デュエプレで初となる、カードを使う能力を持つカードである。

-相手が[[《五元の精霊プラチナム》]]の能力でゲームに負けない状態で、山札が0枚の時にこのクリーチャーで攻撃すると、相手は山札ではなく''マナゾーンを参照する''バグがある。

-TCG版と比べ[[フレーバーテキスト]]が追加され、[[DMPP-12]]での[[水]][[文明]]の様子が描かれている。「海底都市ホムー・アメリタ」は[[2009年月刊コロコロコミック7月号付録である「デュエル・マスターズ 神VS5大文明ワールド激戦MAPポスター」>https://corocoro.jp/299055/]]に描かれた「海底都市ムー・アメリタ」の誤植と見られる。

**関連カード [#ibc9cee8]
-[[《超絶奇跡 鬼羅丸》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#y8894856]
-[[DMPP-12]]&br;'''[[古>オリジン]]の水の軍は、[[アーク]]の力で[[サイバーロード]]を乗っ取り、[[水]][[文明]]の誇る海底都市ホムー・アムリタを強襲。瞬く間に[[グレートメカオー]]を制圧し、[[オリジン]]の拠点に塗り替えてしまった。'''
**収録セット [#j504cdcb]
***[[デュエル・マスターズ]] [#a5d85f8d]
-illus.[[Norikatsu Miyoshi]]
--[[DM-33 「神化編 第2弾 太陽の龍王(ライジング・ドラゴン)」>DM-33]](2/55)
***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#ped3a4dd]
-illus.[[Norikatsu Miyoshi]]
--[[DMPP-12 「太陽の神歌 -NEXT EVOLUTION-」>DMPP-12]]
**参考 [#xe481b86]
-[[ポセイディア・ドラゴン]]
-[[オリジン]]
-[[アタックトリガー]]
-[[山札の上]]
-[[表向き]]
-[[呪文]]
-[[コスト]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[唱える]]
-[[クリーチャー]]
-[[パワー]]
-[[召喚]]
-[[W・ブレイカー]]

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