#author("2021-01-16T01:23:29+09:00","","")
*《&ruby(せいけんえんじゅう){聖剣炎獣};バーレスク》 [#dd779621]

|聖剣炎獣バーレスク VR 火文明 (9)|
|進化クリーチャー:アーマード・ワイバーン 8000|
|進化−自分のアーマード・ワイバーン1体の上に置く。|
|このクリーチャーが相手プレイヤーを攻撃してブロックされなかったとき、このターンの後にもう一度自分のターンを行う。|
|W・ブレイカー|
|自分のターンの終わりに、このクリーチャーを自分の手札に戻す。|

[[DM-09]]で登場した初の[[進化]][[アーマード・ワイバーン]]。
相手[[プレイヤー]]を[[攻撃]]して[[ブロック]]されなければ[[追加ターン]]を得る[[能力]]を持つ。また、[[デメリット]]として[[ターン]]の終わりに[[手札]]に戻る。
デュエマ史上初となる[[追加ターン]]獲得能力を持ったカード。

追加ターンは魅力的ではあるが、それを獲得するまでの労力は生半可なものではない。まず、[[コスト]]が高い[[進化クリーチャー]]なので、[[マナブースト]]しながら[[進化元]]を確保する必要があり、さらにブロッカー対策も必須のため、扱いは困難。

まず、進化元の[[アーマード・ワイバーン]]が今やマイナー[[種族]]であり、実戦級のカードが少ない。幸い、[[DMEX-08]]でどんな種族指定の進化クリーチャーの進化元になれる[[《メガ・イノポンドソード》]]が登場しているため、それでなんとか補える。[[オーラ]]系統のデッキの隠し味に使えるかもしれない。

連続で追加ターンを狙うなら、[[《メガ・イノポンドソード》]]から進化しても11[[マナ]]と大量のマナを消費するため、[[《クリスタル・フュージョン》]][[《恵みの大地ババン・バン・バン》]][[《セブンス・タワー》]]など、テンポよりもブースト量を重視したカードと相性がよい。(>[[【ターボバーレスク】]])

無理に無限ターンを狙わないのであれば、[[《母なる星域》]]などで8〜9マナ程度からでも出せる。場にある進化元を消費しつつ、毎ターンのマナチャージで無限ターンのタイミングを窺うこともできる。

[[ブロッカー]]対策に関しては、[[アーマード・ワイバーン]]には[[《ストームジャベリン・ワイバーン》]][[《クリムゾン・ワイバーン》]]など、強力な[[ブロッカー]]対策が多い。しかし、[[手札]]から出てくる[[《光牙忍ハヤブサマル》]]や[[《光牙王機ゼロカゲ》]]による[[ブロック]]は対策しづらい。[[《光牙忍ハヤブサマル》]]は[[殿堂入り]]しているのでそこまでの脅威はないが、[[闇]]を入れて[[ハンデス]]したり、[[《インビジブル・スーツ》]]で[[ブロック]]を阻むなど、何らかの対策はした方がいいだろう。

他にも[[タップイン]]を強要する[[《聖霊王エルフェウス》]][[《スベンガリィ・クロウラー》]][[《その子供、凶暴につき》]][[《閃光の神官 ヴェルベット》]]などにも弱い。特に[[汎用性]]の高い[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]には遭遇しやすいので注意が必要。幸いこれらには[[除去]]耐性がないため、最低限の対策はできる。
隙は多いものの、決まれば派手で強力なので、[[デッキ]]を組む価値はあるだろう。

-相手に[[ブロッカー]]がいればほぼ必ず[[ブロック]]されるので、少々荒っぽいが強制ブロックされるアタッカーとして使うことも一応可能。ただし[[追加ターン]]が得られなくても必ず[[手札]]に戻るので、効率は悪い。

-変わったところでは[[【レオパルド・グローリーソード】]]で使う手もある。[[進化元]]の条件を無視して[[進化]]できるので、奇襲性は高い。他にも[[《式神イノセント》]]や[[《コマンダー・イノセント》]]を[[進化元]]に使う手がある。

-[[追加ターン]]の条件は「ブロックされなかったとき」。そのため、[[S・トリガー]]の[[《デーモン・ハンド》]]などで破壊されても[[トリガー]]する。だが[[《竜装 シデン・レジェンド》]]などで[[シールド]]を[[ブレイク]]した場合は[[トリガー]]しない。

-「相手[[プレイヤー]]を[[攻撃]]して[[ブロック]]されない」必要がある([[ニンジャ・ストライク]]等で[[攻撃]]中に[[除去]]されてもNG)上に「[[進化クリーチャー]]なので場に[[アーマード・ワイバーン]]がいないと出せない」「[[ターン]]の終わりには無条件で[[手札]]に戻ってしまう」といった数多くの制約を乗り越えなければならない。いかに[[追加ターン]]が強力なものと位置づけられたかが伺える。

-その後、[[追加ターン]]の主流は[[《勝利宣言 鬼丸「覇」》]]、[[《禁断機関 VV-8》]]などに移った。《勝利宣言 鬼丸「覇」》の場合は非[[進化クリーチャー]]の[[スピードアタッカー]]で[[アタックトリガー]]の[[ガチンコ・ジャッジ]]に勝つだけで良いなど、年数が経過しただけあり使いやすくなっている。

-「バーレスク(Burlesque)」とは英語で「茶番劇」あるいは「茶化す」と言う意味である。対策のない相手に対して毎[[ターン]][[追加ターン]]の効果をつかうさまは、確かにそう言えるかもしれない。

-豪快な効果から[[再録]]を希望する声も多いのだが、未だ[[再録]]には至っていない。理由はその使いづらさであろうか。

-[[背景ストーリー]]では[[《エグゼズ・ワイバーン》]]から進化したクリーチャーであり、イラストの額部分には[[《エグゼズ・ワイバーン》]]の盾と同じ模様が付いている。ちなみに背中には[[《甲冑神龍エグゼキューター》]]の姿が見て取れる。

-漫画「デュエル・マスターズ」では不亞城への旅立ち前の外伝で[[ドラゴンマスク>切札 舞]]が使用。[[追加ターン]]を得て[[切札 勝舞]]を追い詰めた。それまでの展開から[[《ストームジャベリン・ワイバーン》]]が[[進化元]]と思われる。このデュエル前に[[れく太>角古 れく太]]がこのカードを当てた時は、勝舞は「確かに強いけど使いにくい」「オレにはまだ使いこなせねーな」と言っていた。一目で上述の制約を見抜いていたのだろうか。

**収録セット [#ed3494d8]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Kou1]]
--[[DM-09 「闘魂編 第4弾 覇道帝国の絆(インビンシブル・ブラッド)」>DM-09]]

**参考 [#ne3db8eb]
-[[アーマード・ワイバーン]]
-[[進化クリーチャー]]
-[[サボタージュ能力]]
-[[攻撃]]
-[[ブロック]]
-[[追加ターン]]
-[[ターンエンド]]
-[[バウンス]]
-[[デメリット]]
-[[ソリティア]]
-[[【ターボバーレスク】]]

&tag(進化クリーチャー,クリーチャー,火文明,単色,コスト9,アーマード・ワイバーン,パワー8000,進化,進化−アーマード・ワイバーン,W・ブレイカー,追加ターン,ターンエンド,バウンス,デメリット,VR,ベリーレア,Kou1);