#author("2021-12-19T22:37:13+09:00","","")
*《&ruby(しゅうまつほうごうおう){終末縫合王}; ミカドレオ》 [#top]

|終末縫合王 ミカドレオ KGM 水/闇/自然文明 (10)|
|クリーチャー:ディスペクター/ゴッド/ゼニス 19000|
|''EXライフ''(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く)|
|''ブロッカー''|
|''Q・ブレイカー''|
|このクリーチャーが召喚によって出た時、自分の山札の上から4枚を表向きにする。その中から好きな数のクリーチャーを出し、残りをマナゾーンに置く。|
|自分のターンのはじめに、バトルゾーンに自分の、コスト8以上のクリーチャーが4体以上あれば、自分はゲームに勝つ。|

[[DMRP-20]]に登場した[[水]]/[[闇]]/[[自然]]の[[ディスペクター]]/[[ゴッド]]/[[ゼニス]]。

19000という巨大な[[パワー]]と[[Q・ブレイカー]]というサイズ相応の[[打点]]を持つ大型[[ブロッカー]]。[[ディスペクター]]なので当然[[EXライフ]]の[[耐性]]も併せ持つ。

[[召喚]]時限定[[cip]]で[[山札]]の上から4枚を[[バトルゾーン]]または[[マナゾーン]]に移動し、自分[[ターン開始時>ターン開始ステップ]]に「自分の[[コスト]]8以上の[[クリーチャー]]」が4体揃っていれば[[ゲームに勝利する>エクストラウィン]][[能力]]を持つ。

[[ゼニス]]定番の[[召喚]]時限定ではあるものの、[[山札]]の上から最大4体もの[[コスト踏み倒し]]を行うというド派手な[[cip]]を持つ。
[[山札]]からの[[踏み倒し>コスト踏み倒し]]であるため事前の準備などが必要なく、4枚の中から[[コスト]]制限などもなく好きな[[クリーチャー]]を好きなだけ選んで出せるので不発になり難い。
また、事前に[[シャッフル]]などを行わないため、[[山札操作]]を絡めれば狙った[[クリーチャー]]を出すことが出来る。
[[クリーチャー]]として[[バトルゾーン]]に出なかった分は全て[[マナゾーン]]に送られるので、[[ササゲール]]などで早出しすれば[[マナブースト]]としての役割を持つことも一応出来る。

上記の[[踏み倒し>コスト踏み倒し]][[能力]]だけでも十分派手だが、さらに自分[[ターン開始時>ターン開始ステップ]]に[[コスト]]8以上の味方[[クリーチャー]]を合計4体以上揃えることでゲームに勝利する[[エクストラウィン]][[能力]]をも併せ持つ。
当然ながら、[[名目コスト]]10であるこの[[クリーチャー]]自身も数に含めるので、実際には追加で3体並べれば条件を達成できることになる。
並べる[[クリーチャー]]については[[名目コスト]]以外の指定が無いので、自由な組み合わせや過程で数を揃えることが出来る。この[[クリーチャー]]の[[召喚]][[cip]]で該当の[[クリーチャー]]を並べるのでも良いし、何らかの大量展開[[効果]]を用いてこの[[クリーチャー]]ごと出しても良いなど、自由度は高い。
通常の[[踏み倒し>コスト踏み倒し]]ではこの[[クリーチャー]]の[[召喚]][[cip]]を誘発させられないものの、[[特殊勝利>エクストラウィン]]に必要十分な数の[[クリーチャー]]が同時に並ぶのであれば大した問題にはならないだろう。
余力があれば、[[《龍装者 ジスタジオ》]]や[[《†正義†と「正義」》]]などで[[離れない]]を[[付与]]し布陣を盤石なものとしたい。
仮に余剰[[マナ]]を捻出できずとも、[[ゴッド]]であるため[[《神の裏技ゴッド・ウォール》]]のスペックを最大限発揮できるのがありがたい。

***[[特殊勝利>エクストラウィン]][[能力]]と相性の良い[[カード]] [#cynergy]
-[[《神歌の歌姫 アマテラス・キリコ》]]:《終末縫合王 ミカドレオ》が[[コスト]]10であるため[[《神歌の歌姫 アマテラス・キリコ》]]の[[踏み倒し>コスト踏み倒し]]対象であり、[[《神歌の歌姫 アマテラス・キリコ》]]の[[名目コスト]]は8なので《終末縫合王 ミカドレオ》の[[特殊勝利>エクストラウィン]]の数に数えることが出来る。
-[[《黒豆だんしゃく/白米男しゃく》]]:序盤はマナ加速として使い、終盤は《終末縫合王 ミカドレオ》のエクストラウィン達成に貢献できる。また、cipを持つクリーチャーの使用を抑制させる働きも持ち、《終末縫合王 ミカドレオ》の生存を高める事に繋がる。
-[[《摩破目 ナトゥーラ・トプス/ストンピング・ウィード》]]:同上。こちらは[[マッハファイター]]による盤面制圧が可能。
-[[《The邪悪 寄成ギョウ》]]:cip抑制。相手の墓地に[[《終末の時計 ザ・クロック》]]があれば、即座に自分のターン開始ステップが始まる。
-[[《轟破天九十九語》>《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》]]:代表的な大量[[踏み倒し>コスト踏み倒し]][[呪文]]の1つ。自軍を並べて[[特殊勝利>エクストラウィン]]に近づくことが出来るだけでなく、相手に[[マナ]]の吐き出しを強制することで返しの[[ターン]]に[[除去]]される可能性を減らすことが出来る。横に大型[[マッハファイター]]を立てて実質的な[[ランデス]]をしてしまっても良い。
-[[《虚言の凶気サイコホラー》]]:「[[G・ゼロ]]―[[ゼニス]]」を持つ大型[[ブロッカー]]。《終末縫合王 ミカドレオ》が[[ゼニス]]なのでタダ出しが可能であり、さらに[[名目コスト]]が丁度8なので[[特殊勝利>エクストラウィン]]のカウントに含めることが出来る。
-[[《闘門の精霊ウェルキウス》]]: [[ブロッカー]]であることに変わりはないため、そちらで呼び出せる。その点、[[《真実の名 タイガー・レジェンド》]]などを使った展開力重視の[[【ヘブンズ・ゲート】]]の場合、勝ち筋の1つとして利用可能である。

**ルール [#rule]
-[[cip]]で出す[[クリーチャー]]の組み合わせは任意だが、[[山札]]の上から4枚を[[バトルゾーン]]か[[マナゾーン]]に置くことは強制である。
[[EXライフ]]を含め5枚もの[[山札]]が削れるため[[ライブラリアウト]]には注意。
[[《黒智縫合 レディオブ・ローゼルド》]]の[[敗北回避能力]]や[[《水上第九院 シャコガイル》]]で対策をしつつの[[特殊勝利]]を狙うのもいいだろう。

-[[ターン開始ステップ]]に誘発する能力でこの[[クリーチャー]]を出しても[[特殊勝利]]は達成できない。((総合ルール501.2a 「ターンのはじめに」誘発する能力を持ったカードがこのステップ中に能力が誘発するゾーンに移動した場合、その能力は次のターン開始ステップまで誘発しません。))
相手の[[ターン]]が終わった直後に条件を満たしている状態を目指すか、この[[クリーチャー]]以外の[[コスト]]8以上の[[クリーチャー]]を踏み倒せるようにしたい。
なお、[[ターン開始ステップ]]を迎えた時にさえこの[[クリーチャー]]があれば、[[効果]]を処理する前に[[除去]]されても、[[効果]]を処理するタイミングで条件が達成されていれば[[特殊勝利>エクストラウィン]]は発動する。((https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/38710))

**その他 [#others]
「[[黒月王>《神帝ルナティック・ゴッド GS》]]」[[神帝]]と「[[獅子王>《「俺」の頂 ライオネル GS》]]」[[《「俺」の頂 ライオネル》]]を直接『縫合』して生み出された新『縫合』[[ディスペクター]]の王。
-事前の情報では『縫合』[[ディスペクター]]の王は「邪帝縫合王」と呼ばれており、冠詞が実際の物と異なっている。
これは、後述するイレギュラーな事態が原因である模様。
--『縫合』[[3色]][[ディスペクター]]共通の[[ドロー]]/[[ディスカード]]/[[ハンデス]]に関する[[能力]]のいずれも持たず、代わりに[[山札]]からの[[踏み倒し>コスト踏み倒し]]になっている。派閥の共通[[能力]]ではなく[[踏み倒し>コスト踏み倒し]][[能力]]を持つという点は、同じく当初とは立場を変えた元『電融』王である[[《勝災電融王 ギュカウツ・マグル》]]と共通するが、あちらが「イレギュラーにより「王」の座を奪われた」のに対し、こちらは「イレギュラーにより新たな称号を冠する「王」となった」と反対の経緯を辿っている。

#region2(合成元との関係){{
-[[《神帝ルナティック・ゴッド GS》]]の顔と両腕を《ライオネル》の物で置き換えている。
より詳細に言えば、《ルナティック・ゴッド》の中央部のパーツを、樹形状の角を残してまるごと《ライオネル》の頭と腕で置き換え、その肩に[[《神帝アージュ》]]・[[《神帝スヴァ》]]のメインの首だけを接合し、その先端を《ライオネル》の頭部で置き換えているようだ。
[[《神帝ムーラ》]]・[[《神帝ヴィシュ》]]は首と外側の足を残してほぼ削除されており、中央の胴体から直接首と足が生える形になっている。
[[神帝]]の光背の環が完全な円盤状になった上で外周に《ライオネル》の光背が追加され、胴体とその周囲の体色が《ライオネル》やその[[派>《「獅子」の頂 ライオネル・フィナーレ》]][[生>《「獅星」の頂 ザ・ライオネル》]][[カード]]を思わせる白・緑・金色を中心とする配色に変化している。
[[神帝]]の顔が完全に失われたわけではなく、中央最上部にある小さな顔は王冠の様に《ライオネル》の頭頂に接合されている他、[[神帝]]各パーツの角や翼が、置き換えられた《ライオネル》の頭部の飾りとして用いられているのがわかる。
--[[カード名]]について、「ミカドレオ」とは[[神帝]]及び《ライオネル》の使用者であった[[神月 ''ミカド''>神月 ミカド]]と[[百獣 ''レオ''>百獣 レオ]]の名前、あるいはそれらの由来と同様に、神帝の「帝」の訓読みである「ミカド」と『「俺」の頂』の「俺」を逆から読んだ「レオ」を組み合わせたものと推察される。「[[''レオ''>名前集合#x9ac7c01]]」の名は他の《ライオネル》派生カードにもしばしば使われている。
--「[[シールド]]に[[カード]]を[[置>シールド化]][[く>要塞化]]」、「[[山札]]の上から[[クリーチャー]]を[[踏み倒す>コスト踏み倒し]]」という[[能力]]の性質は、[[背景ストーリー]]で[[神帝]]が拠点としていた[[《黒月の古城 オリジナル・ハート》]]を思わせる。一方、「[[召喚]]時に[[シールド追加]]と不確定で[[踏み倒し>コスト踏み倒し]]を行う」という視点では《ライオネル》を彷彿させる。
--[[バトルゾーン]]に4体揃うと[[特殊勝利>エクストラウィン]]するという[[能力]]は、[[《神帝スヴァ》]]の「自身が[[除去]]されると[[敗北>特殊敗北]]する」[[能力]]を反転した物だろうか。
---[[神帝]]は4体神であり、《スヴァ》は通常の[[除去]]に対しては[[G・リンク]]の[[耐性]]によって自身が最後の1体となるまで耐えることが出来る。「4体でなくなったから[[敗北>特殊敗北]]」を反転して「4体以上になったから[[勝利>エクストラウィン]]」というわけである。
---一方、「4体揃うことで[[攻撃]]せずに[[勝つ>エクストラウィン]]」という性質は、「『俺』こそが一番」という誇りを胸に「戦士として戦うこと」を願う《ライオネル》を「ディスペクト」した物と見ることも出来る。
--[[cip]]で表向きにする枚数が「4枚」、[[特殊勝利>エクストラウィン]]の条件が「4体」、そして自身の[[ブレイク]]数が[[''Q''・ブレイカー>Q・ブレイカー]]であるなど、とにかく「4」を意識したスペックになっている。これも[[神帝]]が「4体神」であることに由来するのだろう。
---また《ライオネル》はクリーチャーたちが抱いた「『俺』(自分自身)こそが一番だ」という思念から誕生した[[ゼニス]]である。その一番たる自分が「4体(複数体)」の集合から成る[[ゴッド]]と合成させられ、あまつさえ首の数に合わせて顔そのものを増やされてしまっている。これもまた「ディスペクト」の一つといえるかもしれない。
-[[神帝]]から[[水]]/[[闇]]を継承し、さらに『縫合』[[3色]]に合わせるため[[自然]]が追加されている。また、[[神帝]]の[[オリジン]]及び《ライオネル》の[[アンノウン]]が削除されている。
--《ライオネル》の使い手である[[レオ>百獣 レオ]]は[[光]][[文明]]使いであり、《ライオネル》自身も後の派生[[カード]]を見てわかる通り、[[光]]の、特に[[エンジェル・コマンド]]に連なる[[クリーチャー]]としてデザインされている。とはいえ、[[革命ファイナル]]期の[[レオ>百獣 レオ]]は[[光]]/[[自然]]の[[ダママ団]]を使用している他、[[神帝]]の使い手である[[ミカド>神月 ミカド]]もまた多くの場合[[自然]]を[[使用している>ゼン&アク]]など、共に[[自然]]とはそれなりに縁があるため、全く突飛な[[色]]構成という訳でもない。
--この[[クリーチャー]]の[[種族]]を構成する[[ディスペクター]]/[[ゴッド]]/[[ゼニス]]は全て[[特殊種族]]である。そのため、「[[特殊種族]]を3つ持つ」「[[特殊種族]]しか持たない」初めての[[ディスペクター]]となっている。(([[ディスペクター]]/[[アウトレイジMAX]]/[[ジ・アンサー]]の[[《勝災電融王 ギュカウツ・マグル》]]は、[[ディスペクター]]以外の2つが通常[[種族]]であるとする意見もあるため。))
}}
***[[背景ストーリー>王来篇背景ストーリー]] [#story]
'''―[[終末>《Volzeos-Balamord》]]を招く[[ディスペクター]]。―'''
[[超獣王来列伝>DMSP-02]]に記されし二体の王、「[[黒月王>《神帝ルナティック・ゴッド GS》]]」[[神帝]]と「[[獅子王>《「俺」の頂 ライオネル GS》]]」[[《「俺」の頂 ライオネル》]]。
「[[黒月王>《神帝ルナティック・ゴッド GS》]]」は「驕り高き真の邪悪」[[《龍覇 ザ=デッドマン》]]と合成され「《邪帝縫合王 ザ=デッドルナ》」として、
「[[獅子王>《「俺」の頂 ライオネル GS》]]」は「次元を撃ち抜く銃の射手」[[《暗黒皇グレイテスト・シーザー》]]と合成され「《暗獅連結 グレイテスト・ネルザ》」として、
それぞれ既に完成していた。
しかし、度重なる「王」の敗北と[[モモキング>《王来英雄 モモキングRX》]]のパワーアップを見た[[《龍魂珠》]]は、その力に対抗すべく残る二体を直接縫合することを決定した。
《邪帝縫合王 ザ=デッドルナ》から[[神帝]]を、《暗獅連結 グレイテスト・ネルザ》から[[《「俺」の頂 ライオネル》]]を引き剥がし、それらを直接合成して生み出された「終末を招く[[ディスペクター]]」こそが、《''終末''『縫合』王 ミカドレオ》である。
#region2(登場後の活躍){{
[[Vol-Val-8>《禁断竜王 Vol-Val-8》]]を激戦の末打倒し、世界の境界を修復した[[モモキング>《王来英雄 モモキングRX》]]の背後に突如出現。
世界修復の反動で思うように動けない[[モモキングダムX>《禁断英雄 モモキングダムX》]]に対し、必殺技[[《終末王秘伝オリジナルフィナーレ》]]を放つ。

「オリジナルフィナーレ」は、射程に入った「俺」に敵対する者の身体に4つの神紋を植えつけ、そこに対して神の裁きを下すという神業。
あらゆる因果を無視した防御不能の神の裁きにより、敵対者に審判が下される。

連続して下される審判によって[[モモキング>《王来英雄 モモキングRX》]]を追い詰めるが、歴史の裏側を受け止める度量を示し「[[殿堂王>《無双竜機ボルバルザーク》]]」に認められた[[モモキング>《王来英雄 モモキングRX》]]が[[《無双龍騎 ボルバル・モモキング》]]へと変身すると状況が一変。
歴史の裏側からの力で「オリジナルフィナーレ」を打ち破られ、その力を込めた全力の一閃を受ける。
ミカドレオの身体は動きを止め、「[[獅子王>《「俺」の頂 ライオネル GS》]]」[[ライオネル>《「俺」の頂 ライオネル》]]と「[[黒月王>《神帝ルナティック・ゴッド GS》]]」[[神帝]]の魂もまた[[超獣王来列伝>DMSP-02]]へと還っていった。

[[超獣王来列伝>DMSP-02]]に12の王の魂が全て揃った。
それが仕組まれた勝利であるとも気付かず喜ぶ[[ボルシャック>《ボルシャック・ドラゴン GS》]]と[[モモキング>《王来英雄 モモキングRX》]]の背後に、[[全ての黒幕>《龍魂珠》]]が接近する。
……[[モモキング>《王来英雄 モモキングRX》]]が最後の2王の魂を[[超獣王来列伝>DMSP-02]]に収める時、真の[[終末>《Volzeos-Balamord》]]が降臨する。
-突然のテコ入れと「終末を招く」という大仰な肩書に対し、非常にあっさりと敗北している。
しかし、直後の[[《龍魂珠》]]の行動・言動から、この敗北自体が計画の内である模様。(([[超獣王来列伝>DMSP-02]]に12の王が揃った瞬間にその魂を横取りするという行動、「エネルギーを集めてもらってご苦労だった」と発言から、12の王が最終的に一箇所に集まるのが重要であって、それを実行するのは別に誰でもよかったのだと思われる。))
[[超獣王来列伝>DMSP-02]]に記されし12の王の内実に10体までもが[[モモキング>《王来英雄 モモキングRX》]]の手に落ちた以上、悠長に残る2体を使って[[レクスターズ]]を打倒するよりも、2王まとめて[[モモキング>《王来英雄 モモキングRX》]]にぶつけ、討ち果たせたならそれでよし、例え負けても12の王全ての魂を[[超獣王来列伝>DMSP-02]]に収めるという目的は果たせるということの様だ。
--つまり、この[[クリーチャー]]が招く「終末」とは[[新世界王>《Volzeos-Balamord》]]の復活、ひいてはそれによる現世界滅亡であり、この[[クリーチャー]]が誕生した経緯を端的にまとめれば''時短のため''ということになる。
}}
***アニメ・漫画での活躍 [#anime_comic]
アニメ「デュエル・マスターズ キング!」では[[ハイド]]が使用。
31話の[[切札 ジョー]]戦では[[召喚]][[cip]]で[[《偽槍縫合 ヴィルジャベリン》]]3体を[[踏み倒し>コスト踏み倒し]]、それらの[[cip]]によって[[ジョー>切札 ジョー]]の[[手札]]・[[バトルゾーン]]・[[マナゾーン]]を[[破壊]]し尽くした。
さらに精神攻撃によって[[ジョー>切札 ジョー]]を追い詰め[[ドローゴー]]へと誘導し、自身と《ヴィルジャベリン》3体がいる状態で自分[[ターン開始時>ターン開始ステップ]]を迎えたことで[[エクストラウィン]]を達成した。
-[[召喚]]後の返しの[[ジョー>切札 ジョー]]の[[ターン]]に、[[デッキー]]は「ここから大逆転しよう」と激励し、[[エクストラウィン]]達成後には[[ハイド]]自ら「諦めなければ逆転できたかもしれない」という旨の発言をしている。しかし、実のところ[[ジョー>切札 ジョー]]の[[マナ]]は[[闇]]の2[[マナ]]しか残っておらず、[[手札]]にも《ミカドレオ》や《ヴィルジャベリン》を1体でも処理できる[[カード]]はなかったため、[[ドローゴー]]せずとも巻き返すには至らない、いわゆる「詰み」の状態だった。
-[[召喚]]時には[[ディスペクター]]恒例のカプセル演出があり、[[4体神]]として[[リンク>G・リンク]]状態の[[黒単]][[神帝]]と[[《「俺」の頂 ライオネル》]]([[DMBD-06]]版)を合成している。
--一方、[[召喚]]時及び[[EXライフ]]展開時に軽く動いた程度で以降は殆どアクションをしておらず、[[エクストラウィン]]処理時も黄色いオーラを纏って佇んでいるのみであった。この話ではデュエマの対決そのものよりも[[ハイド]]による[[ジョー>切札 ジョー]]一行への精神攻撃に重きが置かれていたためだろうか。

**関連カード [#card]
-[[神帝]]
-[[《神帝ルナティック・ゴッド GS》]]
-[[《「俺」の頂 ライオネル》]]
-[[《「俺」の頂 ライオネル GS》]]

-[[《超神星ビッグバン・アナスタシス》]]
-[[《D2P ヘビーポップ》]]

-このクリーチャーが描かれているカード
--[[《終末王秘伝オリジナルフィナーレ》]]

**収録セット [#pack]
-illus.[[Murakami Hisashi]]
--[[DMRP-20 「王来篇 第4弾 終末王龍大戦」>DMRP-20]](KM2/KM5)

**参考 [#reference]
-[[青黒緑]]
-[[ディスペクター]]
-[[ゴッド]]
-[[ゼニス]]
-[[EXライフ]]
-[[ブロッカー]]
-[[Q・ブレイカー]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[エクストラウィン]]

-[[キングマスターカード]]

&tag(クリーチャー,水文明,闇文明,自然文明,青黒緑,3色,多色,コスト10,ディスペクター,縫合,ゴッド,ゼニス,パワー19000,EXライフ,ブロッカー,Q・ブレイカー,召喚限定cip,cip,リクルート,コスト踏み倒し,マナブースト,ターン開始時,コスト8以上,4体以上,エクストラウィン,《レオ》,KGM,キングマスターカード,Murakami Hisashi);