#author("2022-05-28T20:30:29+09:00","","")
#author("2022-07-14T20:57:25+09:00","","")
*《&ruby(ラグナロク){終末の時計}; ザ・クロック》 [#ma5ae14f]

|終末の時計 ザ・クロック R 水文明 (3)|
|クリーチャー:アウトレイジMAX 3000|
|''S・トリガー''(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい)|
|このクリーチャーが出た時、ターンの残りをとばす。(次のプレイヤーのターンをすぐに始める)|

[[優勝者賞]]として先行登場し、[[DMR-09]]に収録された[[水]]の[[アウトレイジMAX]]。

[[ターンの残りをとばす]]能力を持った初のカード。

その性質上、自分の[[ターン]]に出す[[メリット]]は薄く、[[S・トリガー]]で相手[[ターン]]中に出すことが基本の運用となる。相手[[ターン]]に出して[[cip]]が[[解決]]されれば、その時点で[[ターン]]が終わるため、相手はもう[[攻撃]]を行えなくなる。

強制的に[[ターン]]が移るため、[[S・トリガー]]で出た場合相手がこの[[クリーチャー]]を即座に処理することはほぼ不可能と言って良い。確実に自分の[[ターン]]に持ち越せるため、そこから[[進化]]や[[《無重力 ナイン》]]の[[G・ゼロ]]の起点にしやすいのは大きな利点。

また、生き残った《ザ・クロック》を[[《守護聖天タテブエ・ヤッホー》]]等で繰り返し[[シールド]]に追加してやれば、[[シールド焼却]]を持たない[[デッキ]]は勝ち筋を大きく縛られることになる。

[[S・トリガー]]なので[[《アクア・スーパーエメラル》]]等で[[シールド]]に仕込みたいところ。自身も殴れるので、[[ビートダウン]][[デッキ]]にも入れやすい。また、相手[[ターン]]に[[クリーチャー]]を出せる[[《地獄門デス・ゲート》]]や[[《緊急再誕》]]等とも相性が良い。この[[クリーチャー]]は軽く、比較的[[コスト踏み倒し]]は容易であるところが嬉しい。

防御用[[S・トリガー]]の選択肢としては[[《スーパー・スパーク》]]や[[《スローリー・チェーン》]]がある。それらに勝るのは、前者であれば[[《超戦龍覇 モルト NEXT》]]のような[[遅延誘発型タイプの2回攻撃>2回攻撃]]、[[キリフダッシュ]]や[[《龍装者 バルチュリス》]]などの[[着地]]を防げたり、後者であれば[[《ダイヤモンド・ソード》]]のような[[攻撃制限]]の解除までも無力化できたりすること。
また、かつては複数[[ブレイク]]持ちに[[攻撃]]されていても[[ブレイク]]数を1枚で抑えられていたが、''[[2017年3月25日ルール改訂]]により、[[W・ブレイカー]]等の複数[[ブレイク]]は全て同時に[[ブレイク]]されることになった''ため、前述した[[ブレイク]]を途中で止める技は使えなくなり、弱体化した。

劣る点は[[《スローリー・チェーン》]]のように自分の[[ターン]]に[[空撃ち]]して仕込んだり、各種[[スパーク]]のように反撃として自分の[[ターン]]に撃つことができないところである。

自分のターン中に使いづらいというのは大きな弱点。そのターン中、もう何も行動するつもりはなくて頭数が欲しいという場合ぐらいでしか召喚はできない。
「自分のターンの終わり」に発生するデメリットを帳消しにするコンボを狙う場合はその限りではないが。

[[呪文]]ではないため[[《闇鎧亜クイーン・アルカディアス》]]や[[《光神龍スペル・デル・フィン》]]などの妨害を受けないのも強力。[[【シノビドルゲーザ】]]などの[[《音精 ラフルル》]]といった[[呪文]]封殺からの一斉[[攻撃]]を得意とする[[デッキ]]に対しては耐性があると言えるだろう。

ただし、自分[[ターン]]の[[攻撃]]中に、相手の[[S・トリガー]]による[[《リアルとデスの大逆転》]]や[[《父なる大地》]]によって強制的に出され、逆に自分の勢いが止められる場合もある。

また[[《暴走龍 5000GT》]]や[[《ボルシャック・クロス・NEX》]]を出されると一切[[召喚]]することができなくなるため注意。これらの場合は[[召喚]]ではない出し方をすればまだ手はあるが、[[《龍世界 ドラゴ大王》]]のように出ることそのものを封じられたり、[[《界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ》]]で[[cip]]そのものを封じられると働かなくなってしまう。相性のいい[[呪文]]との併用が望ましいと言えよう。

現在でも1[[ターン]]を凌ぐための[[S・トリガー獣]]としては[[《閃光の守護者ホーリー》]]と二大巨頭の立場にある。

総じて強力だが癖の強い[[クリーチャー]]であり、相手に利用されないように運用したい。

**ルール [#ha647807]
//全て暫定裁定
-この[[能力]]は[[誘発型能力]]である。よって、[[解決]]された時点で[[ターン]]をとばす。また、[[呪文]]や他の[[能力]]の[[解決]]中には処理されない。
--[[《復活のトリプル・リバイブ》]]で同時に出した他の[[クリーチャー]]の[[誘発型能力]]を使ってから[[ターン]]を飛ばすこともできる。
--相手の[[《界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ》]]がいると[[能力]]が[[トリガー]]しなくなる。

-次に[[追加ターン]]が確定している[[プレイヤー]]の[[ターン]]を飛ばした場合、すぐにその[[追加ターン]]に入る(相手[[ターン]]→相手[[ターン]]or自[[ターン]]→自[[ターン]])

-この[[能力]]を実行した場合、[[解決]]待ちの[[能力]]は自分、相手問わず次[[ターン]]に持ち越せず、消滅する。
--例?:自分の[[ターン]]に、[[《獰猛なる大地》]]で自分の《終末の時計 ザ・クロック》と相手の[[《緑神龍ザールベルグ》]]を出した場合、[[ターン・プレイヤー]]の《終末の時計 ザ・クロック》を処理し相手[[ターン]]に移り、後で[[解決]]が控えていた[[《緑神龍ザールベルグ》]]の[[能力]]は[[解決]]されない。
--例?:[[《真実の名 ナッツ・スパゲッティーノ》]]、[[《激沸騰!オンセン・ガロウズ》]]等により《終末の時計 ザ・クロック》を2体または[[能力]]を2回分蓄積した場合、1体目の[[能力]]を[[解決]]し相手[[ターン]]に移り、2体目(2回目)のザ・クロックの[[能力]]は[[解決]]されず、そのまま相手[[ターン]]が始まる。

-他の[[誘発型能力]]と同時に[[トリガー]]した場合、[[ターン・プレイヤー]]側から優先に[[解決]]する。両方の[[能力]]の誘発源が同じ[[プレイヤー]]の場合、好きな順序で[[解決]]する。
--例?:相手の[[ターン]]に、[[バトルゾーン]]に相手の[[《革命目 ギョギョウ》]]がいる状態で、自分が[[S・トリガー]]で《終末の時計 ザ・クロック》を[[召喚]]した場合、[[ターン・プレイヤー]]である相手の[[《革命目 ギョギョウ》]]が先に[[解決]]され、[[クリーチャー]]が呼び出される。(その[[クリーチャー]]が[[cip]]持ちの場合、さらに[[解決]]する)
--例?:自分の[[ターン]]に、[[《地獄門デス・ゲート》]]で相手の[[《熱血星龍 ガイギンガ》]]を選んで[[破壊]]し、自分の《終末の時計 ザ・クロック》を[[リアニメイト]]した場合、[[ターン・プレイヤー]]である自分の《終末の時計 ザ・クロック》が先に[[解決]]され、[[《熱血星龍 ガイギンガ》]]の[[追加ターン]]は無効になる。

-[[W・ブレイカー]]等の[[シールド]]の複数[[ブレイク]]で、《終末の時計 ザ・クロック》がある[[シールドカード]]が[[手札]]に加わる時、[[ブレイク]]される[[シールド]]をすべて[[手札]]に加えてから[[S・トリガー]]の処理となる。よって、他の[[シールド]]の[[ブレイク]]を無効にすることはできない。[[《ティラノ・リンク・ノヴァ》]]や[[《「黒幕」》]]、[[《憎悪と怒りの獄門》]]などで[[シールド]]を複数[[手札]]に加える[[能力]]も同様。
--かつては[[ブレイカー]][[能力]]は1枚ずつ[[シールド]]を[[手札]]に加えるものだったため、[[ターン]]をとばす[[効果]]は[[ブレイク]]が確定されている[[シールド]]を唯一守れる[[能力]]だったが、''COLOR(BLUE){[[2017年3月25日ルール改訂]]により複数ブレイクによるシールドチェックが同時に行われるようになったため、守れなくなった。}''

-[[G・ブレイカー]]を使って相手が《終末の時計 ザ・クロック》を[[S・トリガー]]で[[召喚]]した場合、相手の[[シールド]]はすべて[[ブレイク]]されているが、それから《終末の時計 ザ・クロック》の[[能力]]を[[解決]]するため、自分の[[シールド]]は[[ブレイク]]されずに[[ターン]]が飛ばされる。

-「[[ターン]]の終わりに」誘発する[[誘発型能力]]がある場合、すでに[[解決]]されているもの以外はすべて無効となる。これを利用して[[《無双竜機ボルバルザーク》]]の[[特殊敗北]]を回避することも可能。

-「この[[ターン]]の終わりまで」持続する[[継続的効果]]があった場合、その[[ターン]]は終了しているため[[効果]]は失われる。

**ゲームにおいて [#kc3cb245]
-展開力は高いが守りの薄い[[デッキ]]の場合、[[《唸る鉄腕 ギリガザミ》]]や[[《ドンドン吸い込むナウ》]]よりも優先して入れられることが多い。あと1[[ターン]]耐えれば勝てるという状況では重宝されるだろう。

-[[ゼン&アク]]や[[《豪遊!セイント・シャン・メリー》]]、[[《光器セイント・マリア》]]などで[[攻撃]]する時はこの[[カード]]を警戒したい。相手の[[S・トリガー]]などにより、《ザ・クロック》が出てきてしまうと[[アンタップ]]のタイミングを失ったまま相手に[[ターン]]が渡ってしまう。

-他にする行動が無い状態で[[召喚]]すれば、[[ターン]]を飛ばす[[能力]]も気にせず、[[パワー]]3000の[[バニラ]]として使える。[[【トリガービート】]]では殴り手として使ったり、[[能力]]を利用して[[《龍仙ロマネスク》]]等、[[ターン]]終了時に適用される[[デメリット]]を回避する使い方も一応できる。また、[[《守護聖天タテブエ・ヤッホー》]]や[[《聖霊龍王 ヴィブロス・ヘブン》]]で[[バトルゾーン]]から[[シールドゾーン]]に仕込む布石としてあらかじめ[[召喚]]する戦略も考えられる。

-''[[《激天下!シャチホコ・カイザー》]]と組み合わせる場合は要注意。''[[墓地]]に《ザ・クロック》しかいない場合、[[強制]][[能力]]ゆえに「自分の[[ターン]]のはじめ」に[[バトルゾーン]]に必ず出し、''そのタイミングで[[ターン]]を飛ばすハメになる''。したがって、[[ドロー]]、[[チャージ]]、[[プレイ]]、[[攻撃]]ができず、[[アンタップステップ]]を処理していること以外は''実質的に相手に[[追加ターン]]を与え''てしまうことになる。
--ただし、[[【ザウラクロック】]]などで相手が何もできないと分かっている状態であれば、自分の[[山札]]の消費を抑え、相手を先に[[ライブラリアウト]]させる名目で組み込むこともできなくはない。要は相性次第ということである。

-[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]の[[ファイナル革命]]で[[《守護炎龍 レヴィヤ・ターン》]]を呼び出し、《守護炎龍 レヴィヤ・ターン》からさらにこれを呼び出すと、6打点を形成しつつ相手の[[コスト踏み倒しメタ]]の能力を解決する前に[[ターンの残りをとばす]]ことによって、相手の[[コスト踏み倒しメタ]]の能力を失効させることができる。もちろん、そのターン中に[[1ショットキル]]を仕掛けることはできず、返しのターンに[[《オリオティス・ジャッジ》]]を打たれたら悲惨だが、打点生成を邪魔されるよりはずっとましである。


**環境において [#r5ab53b9]
登場当初から原則として1[[ターン]]を確実に凌げる[[S・トリガー獣]]として水の入るデッキには広く使われた。エピソード3環境のトップメタである[[【シューゲイザーワンショット】]]は一度に大量の打点を生み出すワンショットデッキであり、除去トリガーでは手遅れになる場面が多々あったためこのカードや[[スパーク]]系呪文が重用されていた。
一方で、当時猛威を奮っていた[[《勝利宣言 鬼丸「覇」》]]の[[追加ターン]]を止められないことや[[S・トリガー]]で捲れた時以外の弱さは明確な課題でもあった。

[[革命編]]以降は[[【レッドゾーン】]]などに代表されるように[[ビートダウン]]が激化しており、1ターンを凌げるかどうかが勝負を左右することがざらになった。当時は手軽で広汎なカウンター封じがあまりなかったため、このカード次第で勝負が決まる対戦を「運ゲー」と非難する者も少なくなかった。そうなってしまった背景としては、色の合わない[[【赤単レッドゾーン】>【レッドゾーン】]]にただ4枚の[[水]]の[[カード]]として使われることが多かった。速度で対抗するデッキに対してその速度を否定するカウンター札として機能していたのである。
このカードは環境でよく使われるため、水が入るデッキと対峙した場合は[[ビートダウン]]、[[コントロール]]関係なくほとんどが警戒される。[[双極篇]]以降の環境では[[1ショットキル]]を決めに行く時に[[《「本日のラッキーナンバー!」》>《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》]]で3を宣言して封じられることがよくある。

ところが[[超天篇環境]]になると[[《禁断機関 VV-8》]]、[[《次元の嵐 スコーラー》]]、[[《月下卍壊 ガ・リュミーズ 卍》]]などの手軽な[[追加ターン]]獲得手段が再び[[環境]]に進出し、このカードもエピソード3環境と同じように[[腐る]]場面がそこそこ目立つようになった。そのため、[[色]]と[[コンセプト]]の合う[[【クラッシュ“覇道”】]]ですら全抜きする型が偶に見られるようになった。前述の《「本日のラッキーナンバー!」》のようなカウンター封じが多くなり、[[双極篇環境]]以降[[汎用性]]重視の風潮が続くのも大きい。

また、同時期にターン飛ばしを行える呪文として[[《ルシファー》]]が登場。
それぞれ単色or多色、クリーチャーor呪文といった違いがあるので、何とか差別化しよう。

2020年1月1日に《「本日のラッキーナンバー!」》が殿堂入りするも、直後に環境トップに立った[[【ドッカンデイヤー】]]はループでの勝利が可能なためそもそも[[S・トリガー]]自体が意味をなさず、[[【バーンメアジョーカーズ】]]に対しても[[《ジェイ-SHOCKER》]]で封じられることがあるためか、活躍の機会に恵まれない状況は依然続いていた。

[[王来篇環境]]に入ると新たな採用先である[[【赤青ヴァイカー覇道】>【赤青ヴァイカー】#jaae9080]]がトップメタの一角となり、[[ブレイク]]せずに勝つデッキがあまり環境に存在しなくなったため、そちらへのメタカードである[[《とこしえの超人》]]が登場した後もしばらくは使われたが、環境が低速化して必要性が薄れ、[[中速]][[ビートダウン]]ですら[[フルパワー理論>デッキビルディング#full]]を重視するようになるにつれて色の合うデッキにも入りにくくなった。具体的には、[[DMRP-18]]期に[[《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》]]を獲得した[[【白青赤鬼羅.Star】>【鬼羅.Star】#c3]]、同期に[[《アルカディアス・モモキング》]]を獲得した[[【青赤緑ドギラゴン閃】]]にその傾向が認められる。2021年7月1日殿堂レギュレーション改訂まで暴れ散らした[[【オカルトアンダケイン】]]や、その後釜に就いた[[【ゼロ・ルピアループ】]]などのこのカードを腐らせるデッキが幅を利かせているというのもある。それからしばらくして登場した[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]の疑似[[侵略ZERO]]と相性が悪いというのもある。

2022年始から【白青赤鬼羅.Star】において[[《ナゾの光・リリアング》]]と[[《緊急再誕》]]のセットが流行。[[《緊急再誕》]]は[[《ナゾの光・リリアング》]]経由で[[《T・T・T》]]を[[タッパー>タップ]]として使うことができ、[[S・トリガー]]として[[《緊急再誕》]]を捲ればこのような[[防御札]]になる。そうして【白青赤鬼羅.Star】において防御S・トリガーを重視する風潮が漂い、このカードも需要が回復した。[[王来篇]]もシリーズ終盤になると[[【青黒退化】]]/[[【青黒緑退化】]]が隆盛し、またもやよく見かけるカードとなった。

**その他 [#nc4d4f94]
-[[カード名]]の通り、体が時計になっている。&br;[[カードイラスト]]が指している時刻は2時48分である。

-[[MODE→CHANGE]]の[[フレーバーテキスト]]は「終り」になっている。&br;原則的には「終わり」が正しいのだが、許容として「終り」も認められているので間違いではない。

-[[DMX-22]]ではカプコンの人気ゲーム「逆転裁判」との[[コラボカード]]として登場。[[カードイラスト]]には主人公の「成歩堂龍一」が描かれている。イラストを手がけたのは「逆転裁判」のキャラクターデザイナーの[[岩元辰郎]]氏で、[[フレーバーテキスト]]の「異議あり!」は本作の代名詞的決め台詞。

-初登場は[[プロモ>プロモーション・カード]]だが、[[レアリティ]]が付いており、その後[[DMR-09]]に収録された。

-[[DMX-16]]でまさかの[[再録]]を果たす。[[ドラゴン・サーガ]]の世界に[[アウトレイジ]]が存在するのは不自然ではあるが、彼らが既存の[[ルール]]を打ち破る[[種族]]であることを考えると、不思議ではないかもしれない。優秀な[[カード]]なので黙って使うようにしよう。なお、[[フレーバーテキスト]]もこの点を意識したものとなっている。

-今や[[水]]の代表的な[[S・トリガー]]の1つとなっている。そのため、[[DMX-20]]での[[再録]]は好意的に受け取られた。それまでは[[再録]]の回数が少なく、あっても[[プロモーション・カード]]がほとんどだったからである。

-[[DMD-26]]では[[フルフレーム]]でありながら[[旧枠]]仕様で[[再録]]された。[[カード名]]と[[種族]]の部分の[[カードイラスト]]が塗り潰され、[[旧枠]]の[[覚醒者]]と同じような仕様になっている。

-2020年1月19日開催のWHFにて行われる謎のブラックボックスパック先行販売にて、謎のブラックボックスパック1BOXを購入すると、このカードのアルトアート版が貰える。そのアルトアートイラストはなんと、クロックの顔がCMでタイアップした松崎しげる氏の顔にすり替わっており、更にカード全面が黒光り仕様となっている。

-[[DMSD-16]]版では、イラストに半壊した[[《タイム・ストップン》]]に似た謎のクリーチャーが描かれている。

-「ラグナロク」とは北欧神話における終末の日のこと。続くはずだったターンを[[終わらせる>ターンの残りをとばす]]このクリーチャーに相応しい二つ名と言える。

-アニメ「ビクトリーV3」では、第11話にキャラクターとして登場。[[オラクル]]の因子を受けてしまい、[[ターン]]をスキップする[[能力]]を利用して、建物の時間を進めて老朽化させるなどして街中をメチャメチャにした。その後の[[勝太>切札 勝太]]との[[デュエマ]]では[[《双砲 ロードスター》]]で[[ブレイク]]した1枚目の[[シールド]]から登場。その[[効果]]で[[ターン]]を終了させた為、2枚目は[[ブレイク]]されなかった([[2017年3月25日ルール改訂]]により、このような使い方はできなくなっている)。声優は山本祥太氏。その後も、[[勝太>切札 勝太]]、[[青砥 礼二]]が使用している。

-その後「VS」第34話にて[[孔明]]がデュエマ甲子園初戦の[[勝太>切札 勝太]]戦で使用。この時CGがあるにもかかわらずセル作画で登場した。

-アニメ『デュエル・マスターズ キング!』の「[[切札 ジョー]]vs[[切札 勝太]]」では勝太が[[S・トリガー]]で[[召喚]]した。観戦していた[[キラ]]から「最強の[[S・トリガー]]のひとつ」と評されている。

-漫画「Duel Masters Rev.」にて、[[未来>虹矢 未来]]が黒澤[[世観>《神人類 ヨミ》]]に憑依された[[愛実>白鳥 愛実]]戦で使用。三体神の[[攻撃]]中に[[S・トリガー]]で現れ、[[ダイレクトアタック]]を阻止した。

-[[Magic:The Gathering]]には、青の呪文に[[《時間停止/Time Stop》>http://mtgwiki.com/wiki/%E6%99%82%E9%96%93%E5%81%9C%E6%AD%A2/Time_Stop]]というものが存在する。効果は「ターンを終了する。」と要するに[[ターンの残りをとばす]]効果であり、《終末の時計 ザ・クロック》より後に登場していることから、デュエマからの輸入である可能性が高い。
-[[Magic:The Gathering]]には、青の呪文に[[《時間停止/Time Stop》>http://mtgwiki.com/wiki/%E6%99%82%E9%96%93%E5%81%9C%E6%AD%A2/Time_Stop]]というものが存在する。効果は「ターンを終了する。」と要するに[[ターンの残りをとばす]]効果であり、《終末の時計 ザ・クロック》より前に登場していることから、時間停止が元ネタである可能性が高い。
//《時間停止/Time Stop》は2004年10月1日発売の「神河物語」が初出らしいので
//↑このカードの初出はそれより後になるのでは?

**戦績 [#i43c0528]

***アニメ「デュエル・マスターズ ビクトリーV3」 [#m39dff0e]
-通算戦績:1戦0勝1敗
|話数|対戦相手|勝敗|h
|11話|[[切札 勝太]]|敗北|

**旧テキスト [#h3c3e62e]
|終末の時計 ザ・クロック R 水文明 (3)|
|クリーチャー:アウトレイジMAX 3000|
|S・トリガー|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、ターンの残りをとばす。(次のプレイヤーのターンをすぐに始める)|

**関連カード [#n5cfd7b4]
-[[《破滅の時計 ザ・ストップ》]]
-[[《終末の監視者 ジ・ウォッチ》]]

-[[《ルシファー》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#aa4824fb]
-[[DMR-09]](通常版)&br;'''ザ・クロックは、時間の枠すらブチ破る!'''
-[[DMR-09]]([[MODE→CHANGE]])&br;'''貴様の時間はもう終りだ。 ---終末の時計 ザ・クロック'''
-[[DMX-16]]&br;'''なぜ、[[アウトレイジ]]が居るのかって?それは私達がどんな[[ルール]]でも破るからだよ。ぶつくさ言わずに、時間よ、とまれ! ---終末の時計 ザ・クロック'''
-[[DMX-20]]&br;'''時間よ止まれ!お前の[[攻撃]]はここまでだ! ---終末の時計 ザ・クロック'''
-[[DMD-26]]&br;'''[[サバイバー]]の[[進化]]は、この俺でも止められないぜ! ---終末の時計 ザ・クロック'''
-[[DMX-22]]&br;'''異議あり!----成歩堂 龍一'''
-[[DMX-23]]&br;'''問答無用で[[攻撃]]を止める最強の[[シールド・トリガー>S・トリガー]]だ!'''
-[[DMSP-01]]&br;'''相手の[[ターン]]に[[トリガー>S・トリガー]]すれば、強制的に[[ターン]]を終了させて自分の[[ターン]]に![[水]][[文明]]最強の[[トリガー>S・トリガー]]だ!'''
-[[DMSD-11]]&br;'''[[S・トリガー]]は防御の要! 特にコイツはどんな大軍勢の[[攻撃]]でも強制ストップできる最強の[[S・トリガー]]だ!'''
-[[DMBD-10]]&br;'''[[水]][[文明]]の海底奥深くに存在する[[ギュウジン丸>《伝説の正体 ギュウジン丸》]]の研究施設。そこでは侵略ウイルスや禁断以外にも、[[理想の世界を生み出すため>D2フィールド]]の研究がされていたという。その最終計画が、今、明らかとなった。'''
-[[DMEX-11]]&br;'''〜[[チーム銀河]]の正義〜&br;[[ブロッカー]]だけでなく、強力[[S・トリガー]]も組み合わせ相手の[[攻撃]]を止めよう。 ザ・クロックは問答無用で相手の総[[攻撃]]を終わらせるぞ。'''
-[[DMSD-16]]&br;'''[[S・トリガー]]は防御の要! どんな[[攻撃]]も切り抜ける強力[[トリガー>S・トリガー]]の力で、カウンター[[アタック>攻撃]]を決めよう!!'''
-[[DMBD-15]]&br;'''序盤は繊細に、そして終盤は豪快に。「[[蒼き守護神>《蒼き守護神 ドギラゴン閃》]]」の、その緻密にして勇猛な戦い方は伝説として語り継がれている。'''
-[[DMRP-17]](12A/20)&br;'''[[デュエル]]の時間を止められるザ・クロックだが、[[デュエマ]]の歴史は止められない。'''
-[[DMBD-17]](12/14)&br;'''[[ブリティッシュ>《地獄魔槍 ブリティッシュ》]]の[[オラクリオン化>《神聖牙 UK パンク》]]。この事変を受けて、[[アウトレイジ]]の実力者たちによる[[無法頂上会談>《反逆龍 5000typeR/無法頂上会談》]]が開催されることとなった。無法者のトップを一堂に集めるのは至難であった。だが、会議が始まった瞬間、[[カツキング>《熱血武闘 カツキング》]]は一言叫び飛び出した。「今からオレがブリティッシュと決闘をしに行く! 決闘をすればあいつの考えもわかるはずだ! オレたちはいつだってそうしてきただろ!?」'''
-[[DMBD-19]](7/14)&br;'''もはや相手に対応しきれない時は、ザ・クロックがS・トリガーする前提で行動するのが勝利に結びつくことがあります。「運に頼る」ことを嫌うのではなく、運も戦略に組み込みましょう。'''
-[[プロモ>プロモーション・カード]](P18/Y12)&br;'''この栄光の時間を、永遠に…'''
-[[プロモ>プロモーション・カード]](P5/Y15)&br;'''我が力の前では、全てが[[停止する>ターンの残りをとばす]]。   ---終末の時計 ザ・クロック'''
-[[プロモ>プロモーション・カード]](P83/Y18)&br;'''[[謎のブラックボックスパック>DMEX-08]]を買ってくれたあなたに、美しい人生とかぎりない喜びをプレゼント!'''

**収録セット [#aa99bde5]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Mikio Masuda]]
--[[DMR-09 「エピソード3 レイジVSゴッド」>DMR-09]](21/110)
--[[DMX-16 「超王道戦略ファンタジスタ12」>DMX-16]](80/84)
--[[DMX-20 「デッキ一撃完成!! デュエマックス160 〜革命&侵略〜」>DMX-20]](27/68)(新規イラスト)
--[[DMD-26 「マスターズ・クロニクル・デッキ サバイバー進化論 α to Ω」>DMD-26]](13/17)
--[[DMX-23 「奥義伝授!! デッキLv.マックスパック」>DMX-23]](16/60)
--[[DMSP-01 「ステキ!カンペキ!!ジョーデッキーBOX」>DMSP-01]](22/48)
--[[DMSD-11 「超GRスタートデッキ キャップのWAVEガチャ・パラダイス」>DMSD-11]](9/20)
--[[DMRP-10 「超天篇 第2弾 青きC.A.P.と漆黒の大卍罪」>DMRP-10]](G6/G7)([[ウルトラゴールデンカード]])
--[[DMBD-10 「アルティメット・クロニクル・デッキ 2019 SSS!! 侵略デッドディザスター」>DMBD-10]](11/18)
--[[DMEX-11 「Wチームドッキングパック チーム銀河&チームボンバー」>DMEX-11]](11/42)
--[[DMBD-17 「20th クロニクルデッキ 熱血!! アウトレイジ・ビクトリー」>DMBD-17]](12/14)
--[[DMBD-19 開発部セレクションデッキ「火水覇道」>DMBD-19]](7/14)
--[[プロモーション・カード]]([[P18/Y12>プロモーション・カード (第11期〜第15期)]])([[アルトアート]])
--[[プロモーション・カード]]([[P5/Y15>プロモーション・カード (第11期〜第15期)]])([[アルトアート]])
-illus.[[岩元辰郎]]
--[[DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」>DMX-22]](156b/???)
-illus.[[YOICHI ITO]]
--[[DMSD-16 「キングマスタースタートデッキ ゼーロJr.のムゲンクライム」>DMSD-16]](9/14)
-illus.[[Yuukoo009]]
--[[プロモーション・カード]](P17/Y17)
--[[プロモーション・カード]](P20/Y17)
--[[DMBD-15 「レジェンドスーパーデッキ 蒼龍革命」>DMBD-15]](12/18)(新規イラスト)
-illus.[[MATSUMOTO EIGHT]]
--[[プロモーション・カード]](P83/Y18)
-illus.[[akagi]]
--[[DMRP-17 「王来篇 第1弾 王星伝説超動」>DMRP-17]](12A/20)

**参考 [#z2509bb3]
-[[アウトレイジMAX]]
-[[S・トリガー]]
-[[cip]]
-[[ターンの残りをとばす]]
-[[MODE→CHANGE]]
-[[優勝者賞]]

----
公式Q&A
>Q.「W・ブレイカー」を持つクリーチャーにブレイクされたシールドが''《終末の時計 ザ・クロック》''と[[《ドンドン吹雪くナウ》]]だったので、それら2枚の「S・トリガー」の使用を宣言しました。
先に''《終末の時計 ザ・クロック》''をバトルゾーンに出した場合、その「出た時」の能力と[[《ドンドン吹雪くナウ》]]はどちらから解決しますか?
A.「S・トリガー」で宣言していた[[《ドンドン吹雪くナウ》]]を先に解決します。クリーチャーは召喚することまでが「S・トリガー」能力で、バトルゾーンに出た時にトリガーする能力は一度待機状態になります。複数の効果が同時に存在する場合、常に 「S・トリガー」の効果を優先して処理します。(総合ルール 112.3a)
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/34079]]

>Q.[[《ネオン・ジオング》>《ドンド・ラフーイ/ネオン・ジオング》]]を使ってクリーチャーをバトルゾーンに出しました。その後の攻撃で相手がS・トリガーで''《終末の時計 ザ・クロック》''を出してターンを飛ばしたらどうなりますか?
A.[[《ネオン・ジオング》>《ドンド・ラフーイ/ネオン・ジオング》]]で出したクリーチャーはそのターンの終わりにマナゾーンに置くことになりますが、そのターンが飛ばされたのであればそのままバトルゾーンに残ることになります。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/31817]]

>Q.[[《鬼ヶ王魔 エンド・ジャオウガ》]]の「鬼エンド」能力で得た追加ターン中に''《終末の時計 ザ・クロック》''がバトルゾーンに出ました。そのターンの終わりに、自分のクリーチャーを全て破壊しますか?
A.いいえ、ターンの残りをとばすので、自分のクリーチャーは破壊しません。「ターンの終わりに」の能力はトリガーせず、次の相手のターンを始めます。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39060]]

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