#author("2021-07-26T23:02:52+09:00","","")
#author("2021-07-27T10:21:45+09:00","","")
*《&ruby(りゅうかいでんゆう){竜界電融}; &ruby(エヌ){N};・&ruby(エクストリーム){EXT};》 [#n311cabc]

|竜界電融 N・EXT KGM 水/火/自然文明 (7)|
|クリーチャー:ディスペクター/アーマード・ドラゴン/アース・ドラゴン/サイバー・コマンド 6000|
|EXライフ(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く)|
|スピードアタッカー(このクリーチャーは召喚酔いしない)|
|W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)|
|このクリーチャーが出た時、自分のマナゾーンにあるディスペクターとディスタスをすべてアンタップする。|
|このクリーチャーが攻撃する時、プレイヤーを1人選んでもよい。そのプレイヤーは自身の手札と墓地にあるカードをすべて山札に加えてシャッフルし、カードを5枚引く。|

[[DMSD-19]]で登場した[[水]]/[[火]]/[[自然]]の[[ディスペクター]]/[[アーマード・ドラゴン]]/[[アース・ドラゴン]]/[[サイバー・コマンド]]。

[[EXライフ]]、[[スピードアタッカー]]、[[W・ブレイカー]]の3つの[[キーワード能力]]を備え、[[cip]]でマナの[[ディスペクター]]と[[ディスタス]]を全てアンタップし、[[アタックトリガー]]でプレイヤーを任意で選び、そのプレイヤーの[[手札]]と[[墓地]]を[[リセット]]する。

合体元である[[《ボルバルザーク・エクス》]]と[[《サイバー・N・ワールド》]]の能力を調整し、一つにまとめたような[[【Nエクス】]]を思わせる能力を持つ。

[[マナゾーン]]の[[アンタップ]]は[[ディスペクター]]と[[ディスタス]]に限られてこそいるが強力で、[[専用デッキ]]を組んでやれば《エクス》のような動きをも可能とする。
[[ササゲール]]との噛み合いも良好。そのターン十分[[マナ]]を使った後に、余ったマナでコスト軽減したこの[[クリーチャー]]を出すことで、更なる動きを可能とする。
特に[[《砕慄接続 グレイトフル・ベン》]]とは相性が良く、あちらから繋ぐことで大量のアンタップマナを手に入れて[[ソリティア]]に入ることも容易。潤沢な[[手札]]があれば、それこそ往年の[[【Nエクス】]]のような動きすら可能だろう。

しかし、[[ディスペクター]]や[[ディスタス]]は[[ソリティア]]に向いた性能をしたカードが少なめなのが気になるところ。[[ループ]]や[[コンボ]]などのギミックを搭載しようとすると、今度はマナ[[アンタップ]]能力が十全に機能しなくなるのが難しい。
ただ、[[ディスペクター]]は例外なく[[ファッティ]]なので、[[アンタップ]]したマナの扱い自体には困らない。[[ビートダウン]]の補助と考えるのが妥当なところか。

このカードの登場前後の[[【5色コントロール】]]では[[ディスペクター]]を10枚前後投入した構築もザラであり、専用構築でなくとも1マナも[[アンタップ]]出来ないというケースはあまり無い。名目コストより軽く召喚できる2[[打点]]兼、[[手札補充]]要員として採用することも視野に入る。

ただし、この[[クリーチャー]]の[[手札補充]]効果は[[アタックトリガー]]なので、増えた手札をそのまま[[アンタップ]]したマナで使えないのには注意。
[[エピソード1環境]]で本家の[[【Nエクス】]]が[[ワンショット]]失敗時の保険に[[ニンジャ・ストライク]]を利用したのと同様に、アタックトリガーでニンジャ・ストライクや[[革命0トリガー]]を補充するのが良いか。ただし、これらのカードは[[ディスペクター]]や[[ディスタス]]を持たないために、マナのアンタップ能力と相性が悪い。採用枚数は一考が必要。

この[[アタックトリガー]]は相手を対象としても使えるが、[[手札]]と[[墓地]]をリセットしてしまうので[[ライブラリアウト]]を狙うことは不可能。よって基本的には[[墓地]][[メタ]]として扱うことになる。とはいえ相手に最大5ドローを許してしまうのはかなり危険なので、使う相手・状況はよく見極める必要がある。

-[[《ボルバルザーク・エクス》]]と[[《サイバー・N・ワールド》]]を合体させた電融の派閥の[[ディスペクター]]。
--同じく[[構築済みデッキ]]出身の[[キングマスター]][[ディスペクター]]である[[《聖魔連結王 バロディアス》]]は[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]のプレビュー版という位置づけで、《ドルファディロム》合体元となる[[クリーチャー]]の下位種にあたる[[クリーチャー]]同士が合体した[[ディスペクター]]となっていた。
このカードも[[《禁断竜王 Vol-Val-8》]]のプレビュー版と思われるが、合体元の[[《禁断機関 VV-8》]]とは直接関係ない[[《サイバー・N・ワールド》]]が合体元となっている。
--イラストには《N・ワールド》の要素が見受けられず、代わりに胸に刺さった鍵やバイクのような下半身など、《VV-8》要素が色濃く見受けられる。
[[コロコロコミック]]の説明では「[[《禁断竜王 Vol-Val-8》]]の弟分」と説明されている。

-[[キングマスターカード]]の[[ディスペクター]]だがカード名に「王」を含んでおらず、その他「王」に関連する単語も含まない。
-[[キングマスターカード]]の[[ディスペクター]]だがカード名に「王」を含んでおらず、その他「王」に関連する単語も含まない。強引に解釈するなら、[[《ボルバルザーク・エクス》]]が真の未来王である[[《無双竜機ボルバルザーク》]]の転生版である事、【Nエクス】がかつての優勝デッキである事辺りだろうか。

-[[構築済みデッキ]]で手に入る、[[エキスパンション]]収録の[[ディスペクター]]と関わりのある[[キングマスターカード]]という立ち位置は[[《聖魔連結王 バロディアス》]]を彷彿とさせる。
しかし、能力の方向性がパック収録の[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]と被ってしまい差別化が困難なあちらと比べると、こちらは[[マナゾーン]]のカードの[[アンタップ]]と[[手札交換]]・[[墓地利用]][[メタ]]といった独自の強みを有している。


**関連カード [#s9095ed1]
-[[《ボルバルザーク・エクス》]]
-[[《サイバー・N・ワールド》]]
-[[《禁断竜王 Vol-Val-8》]]

**収録セット [#f4a63529]
-illus.[[Sansyu]]
--[[DMSD-19 「キングマスタースタートデッキ ハイドのディスペクターN・EXT」>DMSD-19]](??/??))

**参考 [#g60146b4]
-[[青赤緑]]
-[[ディスペクター]]
-[[アーマード・ドラゴン]]
-[[アース・ドラゴン]]
-[[サイバー・コマンド]]
-[[EXライフ]]
-[[スピードアタッカー]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[cip]]
-[[ディスタス]]
-[[アンタップ]]
-[[アタックトリガー]]
-[[シャッフル]]
-[[ドロー]]

&tag(クリーチャー,水文明,火文明,自然文明,青赤緑,多色,コスト7,ディスペクター,電融,アーマード・ドラゴン,ドラゴン,アース・ドラゴン,サイバー・コマンド,サイバー,コマンド,パワー6000,EXライフ,スピードアタッカー,W・ブレイカー,cip,ディスペクターサポート,ディスタスサポート,マナ回復,アタックトリガー,墓地利用メタ,山札回復,ドロー,・,KGM,キングマスターカード,Sansyu);