#author("2021-09-30T12:23:32+09:00","","")
#author("2021-09-30T20:18:52+09:00","","")
*《&ruby(きんだん){禁断};〜&ruby(かいほう){解放};せし&ruby(エックス){X};〜》 [#f7581ca1]

|禁断〜解放せしX〜 SR 火文明 (2)|
|禁断の鼓動|
|この鼓動を出した時、封印を6つ付け、その後、カードを1枚引く。|
|この鼓動はバトルゾーンを離れない。|
|禁断解放:この鼓動の封印がすべてなくなった時、自分の山札を見る。クリーチャーを1体、自分の山札、マナゾーン、または墓地から出してもよい。その後、山札をシャッフルする。|
|(カードを封印するには、自分の山札の上から1枚目を裏向きのままそのカードの上に置く。コマンドが出た時、その持ち主はそのコマンドと同じ文明を持つ自身のカードから封印を1つ、墓地に置く)|

※[[カード名]]の「エックス」の表記は、実際のカードでは[[禁断文字]]、公式カードリストでは「X」

[[DMEX-17]]で登場した[[火]]の[[禁断の鼓動]]。

初のゲーム開始時に[[山札]]に存在できる[[禁断の鼓動]]である。勿論裏面は存在しない。

[[バトルゾーン]]に出た時に自身に[[封印]]を6つ付けてから1ドローし、封印が全てなくなった時に[[禁断解放]]する。
禁断解放したら[[山札]]と[[マナゾーン]]、[[墓地]]の広いエリアから好きなクリーチャーを呼び出せる。ここまで踏み倒し範囲が広ければシールドに[[埋まらない>埋まる]]限り、呼び出せない事は無いだろう。
また、封印の解放には[[火]]の[[コマンド]]が必要であるが、この効果で呼び出せるクリーチャーに対しては一切の指定が無いのでどんなカードも存分に活躍させられる。デッキスペースもあるので、[[《禁時混成王 ドキンダンテXXII》]]の様な大型フィニッシャーを[[ピン刺し>1枚積み]]しておこう。
-なお、相手に後述の[[《とこしえの超人》]]を場に出された際には正規[[コスト]]での[[召喚]]が視野に入るので、踏み倒す予定のクリーチャーの[[文明]]がそれ1枚しか入っていないというような構築は避けた方が良い。
なお、相手に後述の[[《とこしえの超人》]]を場に出された際には正規[[コスト]]での[[召喚]]が視野に入るので、踏み倒す予定のクリーチャーの[[文明]]がそれ1枚しか入っていないというような構築は避けた方が良いだろう。

元となった[[《禁断〜封印されしX〜》]]と同じく、[[【レッドゾーン】]]や[[【ドルマゲドンX】]]での採用が期待できるだろう。

一度バトルゾーンに出したら決して他のゾーンへ移動させられない為、[[バウンス]]などによる使い直しは出来ないが、相手のカード指定除去を受け付けないのは大きなメリットである。

[[《オールデリート》]]と組み合わせると、自身の[[封印]]をすべて外しつつ、お互いの防御を丸裸にした後、山札から[[スピードアタッカー]]を呼べる必殺のコンボが決まる。

しかし、[[アドバンス]]環境では[[《禁断〜封印されしX〜》]]が最初からバトルゾーンに用意出来ていた為、最悪《オールデリート》1枚をデッキに入れられれば良かったが、このカードでそのコンボを行う場合はこのカード自身と《オールデリート》、そして呼び出し先となる[[スピードアタッカー]]を入れる為に、最低でもデッキスペースを3枚消費してしまう。勿論スピードアタッカーの欄は汎用性のある[[《轟牙忍 ハヤブサリュウ》]]や[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]で補われるとはいえ、運用には注意したい。加えて、[[EXライフ]]が残っているブロッカーなど、コンボ成功時の障害となる存在も考えておくこと。
[[《オールデリート》]]後はバトルゾーンで誘発する[[敗北回避能力]]持ちと[[手札誘発]]の防御札が[[リセット]]されているので、[[《海憤混成 ジャガ・A・ルザー》]]など[[スピードアタッカー]]と[[アンブロッカブル]]を両立したクリーチャーを出せば、[[EXライフ]]が残っているブロッカーに怯える心配はなくなる。
[[オリジナル]]環境における[[【オールデリート】]]の研究に期待が持たれる。

禁断解放には封印を0枚にする工程が必要。[[《デュエマの鬼!キクチ師範代》]]がいる時に《禁断〜解放せしX〜》を出してしまうと、バトルゾーンを離れないだけの置物になってしまう。
一応、[[オリジナル]]で[[《針柩医 ゼントヨウ》]]で毎ターン発生する自身への[[カード指定除去]]を実質無効化できる。

[[《Black Lotus》]]と同じく[[《爆流忍法 不死鳥の術》]]との組み合わせも悪くない。こちらは[[キャントリップ]]と除去耐性を持っており、[[《爆流忍法 不死鳥の術》]]使用前でのアドバンテージの損失がない点で勝る。
もちろんあちらには《禁断〜解放せしX〜》にはない利点もあり、マナコストがかからないため[[今引き]]等の運的要素、お互いに決めきれずに帰ってきた際に[[コスト軽減]]として用い得ることができる。
もちろんあちらには《禁断〜解放せしX〜》にはない利点もあり、マナコストがかからないため[[今引き]]等の運的要素や、お互いに決めきれずに帰ってきた際に[[コスト軽減]]として用い得ることができる点が優れている。

-バトルゾーンに相手の[[《とこしえの超人》]]がいる場合、封印をマナゾーンに置くことで6ブースト可能。[[コスト踏み倒し]]は使えなくなるものの、大幅な[[マナブースト]]で[[ファッティ]]を[[召喚]]できるようになるため、[[コスト踏み倒し]][[能力]]でありながら[[《とこしえの超人》]]に対して耐性のあるカードと言える。
似たような動きは他の封印カードでも可能だが、両面カード故魂胆が筒抜けな[[《禁断〜目醒めの刻〜》]]や、入るデッキを選び、成功時のブーストが《禁断〜解放せしX〜》の1/2な[[《Black Lotus》]]と比べるとマナブーストに利用される様を見る機会も多いだろう。
似たような動きは他の封印カードでも可能だが、両面カード故魂胆が筒抜けな[[《禁断〜目醒めの刻〜》]]や、入るデッキを選び、成功時のブーストが《禁断〜解放せしX〜》の半分でしかない[[《Black Lotus》]]と比べるとマナブーストに利用される様を見る機会も多いだろう。

**裁定未判明 [#b5c0e3a1]
このカードは裏面が他のカードと同じデザインになっている初の[[禁断の鼓動]]である。
そのため禁断の鼓動は両方に表面があるという前提で書かれた総合ルール807とは矛盾した存在となる。
このカードのような例外が登場したことで総合ルールの表記がどう変わるかは不明。
ただしカードの挙動としては特筆するものはなく、総合ルール内の禁断の鼓動の定義が変更されるのみにとどまると思われる。

**その他 [#j95b874b]
-イラストは[[《禁断〜封印されしX〜》]]が赤くなったような見た目になっている。名前も自身が封印されているというものから、《禁断》が他のクリーチャーを解放するような名前になっている。

**関連カード [#p0b691e0]
-[[《禁断〜封印されしX〜》]]
-[[《禁断〜目醒めの刻〜》]]

-[[《Black Lotus》]]

**収録セット [#j6c96cf6]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[RUI MARUYAMA]]
--[[DMEX-17 「20周年超感謝メモリアルパック 究極の章 デュエキングMAX」>DMEX-17]](14/138)

**参考 [#ed1e034c]
-[[禁断の鼓動]]
-[[cip]]
-[[封印]]
-[[ドロー]]
-[[キャントリップ]]
-[[離れない]]
-[[禁断解放]]
-[[山札]]
-[[サーチ]]
-[[マナゾーン]]
-[[墓地]]
-[[クリーチャー]]
-[[コスト踏み倒し]]

-[[禁断]]

&tag(禁断の鼓動,火文明,赤単,単色,コスト2,cip,自己封印,ドロー,キャントリップ,離れない,禁断解放,コスト踏み倒し,リクルート,リアニメイト,《禁断》,SR,スーパーレア,RUI MARUYAMA);