#author("2023-09-10T22:48:57+09:00","","")
#author("2023-09-10T22:57:00+09:00","","")
*《&ruby(パーフェクト・オラトリオクルス){禁呪と聖句の決断};》 [#top] 

|禁呪と聖句の決断 VR 光/闇文明 (6)|
|呪文|
|このターン中に自分のクリーチャーが出ていれば、自分のシールドゾーンにあるこの呪文に「S・トリガー」を与える。|
|次の中から2回選ぶ。(同じものを選んでもよい)|
|▶相手のクリーチャーを1体選び、破壊する。|
|▶「ブロッカー」を持つクリーチャーを1体、自分の手札から出す。|
|▶自分の山札の上から2枚を見る。そのうちの1枚をシールド化し、もう1枚を墓地に置く。|

[[DM23-RP3]]で登場した[[光]]/[[闇]]の[[パーフェクト呪文]]。

1体[[破壊]]、[[ブロッカー]]の[[コスト踏み倒し]]、[[シールド追加]]と[[墓地肥やし]]の3つの[[モード]]から2回選ぶ。さらにこの[[ターン]]自分の[[クリーチャー]]が出ていれば[[S・トリガー]]を得る。

1つ目の[[モード]]は相手の[[クリーチャー]]の[[破壊]]。単純ながら使いやすい効果で、[[メタ]][[クリーチャー]]を[[破壊]]した後、2つ目のモードの[[踏み倒し]]に繋げることもできる。

2つ目の[[モード]]は[[ブロッカー]]の[[コスト踏み倒し]]。
[[文明]]の制限がないため[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]なども出せる。実用性のあるカードは少ないが[[非進化]]の制限もない。
既存カードで例えるなら、[[【ヘブンズ・ゲート】]]ギミックとその水増し効果でまず[[《闘門の精霊ウェルキウス》]]を出し、それを経由したものと同等だが、[[手打ち]]時には《ウェルキウス》を噛ませないため要求カードが1枚少なく済む。
相手のコスト踏み倒しメタが1体だけなら、6マナ+手札に《ゲンムエンペラー》、選択肢の1つめは除去効果にすることでわずか2枚で頓死レベルの盤面を作り出せる。

既存カードで例えるなら、[[【ヘブンズ・ゲート】]]ギミックとその水増し効果でまず[[《闘門の精霊ウェルキウス》]]を出し、それを経由したものと同等だが、《ウェルキウス》を噛ませないため要求カードが1枚少なく済む。
相手のコスト踏み倒しメタが1体だけなら、6マナ+手札に《ゲンムエンペラー》、選択肢の1つ目は除去効果にすることでわずか2枚で頓死レベルの盤面を作り出せる。
踏み倒しを2回選んだ場合の[[ボードアドバンテージ]]は、数では[[《ヘブンズ・ゲート》]]と同じで質はそれ以上な反面、[[白黒]]の[[2色]]カードであることやS・トリガーが条件付きなことなど、こちら特有の弱点もある。

3つ目の[[モード]]は[[シールド追加]]と[[墓地肥やし]]。
3つ目の[[モード]]は山上2枚を見て割り振る[[シールド追加]]と[[墓地肥やし]]。

上記の2つの[[モード]]とは違い直接[[アドバンテージ]]を稼げる[[効果]]ではないが、状況を選ばず使える[[効果]]なので余ったモードをこちらに割り振れる。
2回使った場合はある程度狙ったカードをシールドに仕込めるので、防御力を大きく上げられる他、[[《マーシャル・クイーン》]]などの[[暴発]]系のカードとのコンボも考えられる。
処理順的に、[[《神楯と天門と正義の決断》]]ではできなかった[[《音奏 ハイオリーダ》>《音奏 ハイオリーダ/音奏曲第3番「幻惑」》]]を出してから[[シールド追加]]効果を使うことも可能である。

[[S・トリガー]]を持つ条件は、[[ニンジャ・ストライク]]や[[ニンジャ・チェンジ]]など[[ブレイク]]の前に出せるクリーチャーで確実に達成できる。

ただし、相手ターン中に自分のクリーチャーを出していても、[[シールドチェック]]で《禁呪と聖句の決断》が見つからないと意味がない。やはり[[《光牙忍ライデン》]]や[[《裏斬隠 カクシ・レシピ》]]などニンジャ・ストライク条件が極限まで緩いものを使って序盤から博打を打つより、ニンジャ・チェンジで攻撃をいなしつつ、なお貫通してくる攻撃には受け札が発動するかもしれないという二段構えの流れが望ましいだろう。

同弾の[[《堕カオスマントラ》]]はニンジャ・チェンジ3と[[cip]]の[[攻撃強制]]を持ち、相手がこの呪文を警戒して攻撃を控えてくる可能性をケアできるので相性が良い。

//***進化ブロッカーを出せる点について [#h41eb805]
//踏み倒しに「進化ではない」の制限がないが、現代で実用性のあるブロッカー持ち大型進化は皆無。デュエマの性質上、頭数で上回る必要のある[[ブロッカー]]と頭数を減らす[[進化クリーチャー]]は超アンチシナジーであり、[[神化編]]で多少登場した[[ブロッカー進化]]以外では全くフィーチャーされていないためである
//((レアリティの高さと強さは一致しないが、参考までに[[ビクトリー]]には[[《聖霊龍王 バラディオス》]]、[[スーパーレア]]では[[《サッヴァーク <ギャラクシー.Star>》]]や[[《聖霊龍王 ジーク・キャヴァリエ》]]などがいて、あまりパッとしない。))。

//全く[[ブロッカー破壊]]が入っていない速攻デッキには、適当な[[メカサンダー]]と[[《開眼者クーカイ》]]の順番で出せば、[[無限ブロッカー]]で完封できるのはこの呪文ならでは。

//奇をてらうなら[[《超神星ビッグバン・アナスタシス》]]がいる。文明指定がないのでこのクリーチャーを出せる。

//実用性はかなり怪しいが、[[《堕悪の覇王 シャークウガ》>《堕悪の覇王 シャークウガ/闇の魔改造》]]と[[《死神術士デスマーチ》]]or[[《レジェンダリー・デスペラード》]]の組み合わせで出すことでタイムラグなしに[[退化]]できる。
//こんな長々書かなくても「実用性のあるカードは少ないが[[非進化]]の制限もない。」の1文で良くないですか?このカードが無くてもヘブンズゲートからウェルキウス2体出せば今までも出来たわけですし。
//まあ書く意味のない文章なのは同意するけど、手札に《ウェルキウス》2枚とコンボパーツA,Bの合計4枚を持っていて実現されることって、机上論ではできても実戦でできる範囲に到達してない気がする。

**ルール [#aa8fc9c8]
-《禁呪と聖句の決断》を含みW・ブレイク以上された場合、クリーチャーを出す[[S・トリガー]]を含んでいたとしても、「自分のクリーチャーが出ていれば」は達成さていない。[[S・トリガー]]として宣言するには、[[シールドチェック]]の時点でこのターン中に自分のクリーチャーが1体でも出されている必要がある。

-2番目の▶は[[非公開ゾーン]]を対象としている効果のため、「出す」という[[強制]]テキストだが、手札に出せるクリーチャーがあっても[[任意]]で出さないことを選べる。1つ目の[[モード]]で相手[[クリーチャー]]を[[破壊]]したくない場合かつ、3つ目の[[モード]]で[[山札]]を削りたくない場合に有効。

-[[着地置換効果]]は「出るかわりに」であり、クリーチャーを出したことにはならず《禁呪と聖句の決断》のS・トリガー化に貢献できない。

-「[[S・トリガー]]」になるのは、シールドゾーンにある間と[[シールドチェック]]の間だけ。[[《呪術と脈動の刃》]]や[[《電磁魔天イエス・ザナドゥ》]]など、シールドゾーン以外のゾーンからS・トリガー付きカードを選ぶ効果には対応していない。
--[[《陽炎の守護者ブルー・メルキス》]]や[[《神青輝 P・サファイア》]]のようにシールドゾーンに置かれたままカードの内容を見て、それがS・トリガーかどうかを判断するカードなら、条件を満たしているとS・トリガーとみなす。

**その他 [#na63ca51]
-一般に、必要な[[コスト]]は[[マナ送り]]<破壊の関係になることが多いが、この呪文は2体破壊時の1体あたりのコストが3と、軽減後の[[《幻想と伝承の決断》]]と比較しても遜色ない。
//-[[S・トリガー]]が条件付きになっているが、実は自分のターンに限っては無条件と変わらない。というのも、自分の[[シールド]]を[[ブレイク]]するカードは基本的にクリーチャーだけだからである。
//--[[《DG 〜ヒトノ造リシモノ〜》]][[《月と破壊と魔王と天使》]]など出たターン以外に効果ブレイクできるカードも少数存在する。
//--相手の効果ブレイクを自分のターン中に誘発させる、[[友情コンボ]]も抜け道になり得る。現実的な確率で発生する友情コンボとしては「自分の除去呪文+相手の[[《烈火大聖 ソンクン》]]」などが挙げられる。

-[[S・トリガー]]を得る条件が「''自分の''クリーチャーが出ていれば」と、かなり特殊。[[《善悪を超えたハンザイ》]]のような呪文経由での[[暴発]]ができない。恩恵を受ける場面は以下のようなものが考えられる。
++[[《マーシャル・クイーン》]]など、クリーチャーの[[cip]]で《禁呪と聖句の決断》を手札に加える。
++相手のターン中、まず[[S・トリガー獣]]や[[ニンジャ・ストライク]]などでクリーチャーの登場を経験しておき、続く相手からのブレイクで《禁呪と聖句の決断》を手札に加える。

-[[パーフェクト呪文]]では[[《知識と流転と時空の決断》]]以来となる自己[[S・トリガー]]付与。
--多色の共通点だったコスト軽減だったら[[ニンジャ・チェンジ]]との[[シナジー]]は生まれなかったため、意図された調整なのだろう。
//また、[[白黒]]には殿堂(現役・解除済み)の経験がある[[シノビ]]、[[《光牙忍ハヤブサマル》]]、[[《威牙の幻ハンゾウ》]]も存在する。

-[[カード名]]の「聖句」とは聖書の一節のこと。「オラトリオ」は教会音楽の1種。また、「オラトリオクルス」を縮めると[[オラクル]]になる。
--「クルス」の由来は定かではないが、ポルトガル語で十字架を意味するcruzという説がある。

-通常版の[[イラスト]]は[[《支配のオラクルジュエル》]]のオマージュ。

**[[サイクル]] [#cycle]
[[DMRP-22]]以降に登場した多色[[パーフェクト呪文]][[サイクル]]。自己[[コスト軽減]]または[[コスト踏み倒し]]能力を持つ。
-[[《邪杯と魔術の決断》]]
-[[《荒廃と豊穣の決断》]]
-[[《闘争と成長の決断》]]
-[[《熱線と照射の決断》]]
-[[《幻想と伝承の決断》]]
-''《禁呪と聖句の決断》''

**関連カード [#card]
-[[《真実と偽りの境界》]]
-[[《天界の神罰》]]
-[[《天門ノ裁キ》]]
-[[《剥楯!月光MAX》]]

-[[《支配のオラクルジュエル》]]

-このカードに描かれているクリーチャー
--[[《無法神類 G・イズモ》]]([[シークレット>シークレットカード]])

//**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
//-[[DM23-RP3]]&br;''''''

**収録セット [#pack] 
//***[[デュエル・マスターズ]]
-illus.[[IWAO]]
--[[DM23-RP3 「アビス・レボリューション 第3弾 魔覇革命」>DM23-RP3]](4/74)
-illus.[[kawasumi]]
--[[DM23-RP3 「アビス・レボリューション 第3弾 魔覇革命」>DM23-RP3]](?)

//***[[デュエル・マスターズ プレイス]]
//-CV:[[]]
//-illus.[[]]

**参考 [#reference] 
-[[モード]]
-[[S・トリガー]]
-[[破壊]]
-[[ブロッカー]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[シールド化]]
-[[墓地肥やし]]

-[[パーフェクト呪文]]

&tag(呪文,光文明,闇文明,白黒,2色,多色,コスト6,自己S・トリガー付与,モード,除去,単体除去,確定除去,破壊,単体破壊,ブロッカーサポート,コスト踏み倒し,サーチ,シールド追加,墓地肥やし,・,パーフェクト呪文,VR,ベリーレア,IWAO,kawasumi,アビス・レボリューションブロック);