#author("2023-03-25T22:26:34+09:00","","")
*《&ruby(ねむ){眠};りの&ruby(もり){森};のメイ&ruby(さま){様};》 [#mc8bdfa3]

|眠りの森のメイ様 R 自然文明 (4)|
|クリーチャー:ドリームメイト 5000|
|このクリーチャーはタップしてバトルゾーンに出る。|
|このクリーチャーをアンタップする時、かわりに自分の山札の上から1枚目を表向きにする。それがドリームメイトであれば、バトルゾーンに出してもよい。それ以外であれば、マナゾーンに置く。|

[[DMR-05]]で登場した[[自然]]の[[ドリームメイト]]。

自身を[[タップイン]]させる[[能力]]と、[[アンタップ]]するかわりに[[山札の上]]から1枚を見て、[[ドリームメイト]]ならば[[コスト踏み倒し]]をし、それ以外であれば[[マナゾーン]]に送る[[能力]]を持つ。

基本的に次の自分の[[ターン]]まで待つ必要があるものの、その分[[コスト踏み倒し]][[能力]]は強力。毎[[ターン]][[ドリームメイト]]を出せるので、展開力の向上に役立つ。[[緑単]]なら[[W・ブレイカー]]になる[[《寝ボケまなこのたぬ吉さん》]]や、[[ドリームメイト]]を[[サーチ]]する[[《猛烈元気バンジョー》]]などが狙い目だろう。

[[進化クリーチャー]]も出せるため、定番の[[《独裁者ケンジ・パンダネルラ将軍》]]や、[[システムクリーチャー]]の[[《伝説のサンテ・ガト・デ・パコ》]]、果ては[[ドリームメイト]]最高[[コスト]]である[[《宇宙巨匠ゼノン・ダヴィンチ》]]まで呼び出すことが可能。

[[ドリームメイト]]でない場合でも[[マナブースト]]できるため、[[能力]]が完全に無駄になることはない。[[ドリームメイト]]が少ない[[デッキ]]に入れて[[マナブースト]]要員として利用することも一応可能。

[[《フェアリー・ギフト》]]などで2[[ターン]]目に出すと強烈。[[除去]]手段が限られるため、生き残る可能性が高い。[[《大冒犬ヤッタルワン》]]の[[マナブースト]]から普通に出してもよい。

[[パワー]]も地味に高いが、[[効果]]自体が強制なためこの[[クリーチャー]]が[[アンタップ]]する可能性は皆無なのが惜しいところ。もっとも、[[殴り返し]]を受けにくいので、それはそれでありがたいだろう。

[[ドリームメイト]][[デッキ]]の核となる可能性を秘めた[[カード]]である。うまくこの[[カード]]が活きるような[[デッキビルディング]]を心掛けたい。

-条件は[[サイレントスキル]]と非常に良く似ているが、[[ターン]]のはじめ以外にも対応しているため、[[《メタルコックのタイマー》]]などでの[[アンタップ]]でも[[能力]]を使うことができる。実現は難しいが、[[《聖霊王イカズチ》]]と組むと[[ドリームメイト]]の[[クリーチャー]]が出る限り[[効果]]が[[ループ]]し、そのまま[[バトルゾーン]]を[[制圧]]できる。

-[[アンタップステップ]]は[[ドローステップ]]の前であることに注意。この[[カード]]の[[能力]]を[[解決]]する前にうっかり[[ドロー]]しないように注意。

-[[アンタップステップ]]で[[アンタップ]]される[[クリーチャー]]は、[[アンタップステップ]]の開始時に[[バトルゾーン]]にいたものだけである。よって、《メイ様》の[[能力]]で別の《メイ様》が出た場合、新しく出た方は[[アンタップ]]されない。

-二つ目の[[能力]]は強制なので、場にある限りは絶対に[[アンタップ]]されないことに注意しておきたい。
--ただし《眠りの森のメイ様》を[[進化元]]にし、[[アンタップ]]状態のときに[[《ロイヤル・ドリアン》]]で上の[[カード]]を剥がせば、《眠りの森のメイ様》も[[攻撃]]に参加できる。もっとも、そこまでの手間をかけてまで[[アンタップ]]する必要性は低い。

-[[ドリームメイト]]の[[サポート種族]]である[[ビークル・ビー]]が出せないのは少々残念である。

-[[ドリームメイト]]の間で「姫」と呼ばれている存在であり、他の[[ドリームメイト]]の[[フレーバーテキスト]]において、メイ様の眠りを守っている様子が描かれている。[[目覚め>《お目覚めメイ様》]]たら[[エクストラウィン]]を決めるほどの力を秘めているので当然かもしれないが。

-アニメ「ビクトリーV」では[[緑山 メイ]]の[[切り札]]として登場。[[《独裁者ケンジ・パンダネルラ将軍》]]と併用して[[ドリームメイト]]を大量展開した。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#dmps]
|眠りの森のメイ様 SR 自然文明 (4)|
|クリーチャー:ドリームメイト 5000|
|このクリーチャーは、タップしてバトルゾーンに出る。|
|このクリーチャーをアンタップする時、自分のドリームメイトが7体あるなら、このクリーチャーは《お目覚めメイ様》になりアンタップする。ないなら、アンタップするかわりに自分の山札の上から1枚目を公開する。それが進化でないドリームメイトであれば、バトルゾーンに出してもよい。それ以外であれば、自分のマナゾーンに置く。|
|(このカードは《お目覚めメイ様》として召喚してもよい)|
|BGCOLOR(#ccd):|
|お目覚めメイ様 SR 自然文明 (1)|
|クリーチャー:ドリームメイト/ハンター 1000|
|相手プレイヤーを攻撃してブロックされなかった時、自分のドリームメイトが7体あれば、自分はゲームに勝つ。なければ、その攻撃を中止し、このクリーチャーは《眠りの森のメイ様》になる。|
[[DMPP-19]]で実装。レアリティは[[スーパーレア]]に格上げされた。

デュエプレ版[[ルナティック・エンペラー]]などのように、2枚のカードを内蔵しており、もう一方の面は[[《お目覚めメイ様》]]である。
アンタップする時、《お目覚めメイ様》の特殊勝利条件を満たす[[ドリームメイト]]7体が揃っている場合は《お目覚めメイ様》になる。そうでない場合の処理はTCG版とおおむね同様だが、進化ドリームメイトが出せなくなった。

-進化ドリームメイトがめくれた場合、TCGのテキストは「出すか、出さずに山札の上に戻す」の二択だったが、デュエプレのテキストは「(出せない対象なので)それをマナゾーンに置く」という違いがある。

《お目覚めメイ様》面の[[サボタージュ能力]]は、条件を満たせばTCG版と同様に[[特殊勝利]]できるが、満たせない場合は[[《眠りの森のメイ様》]]になる。
攻撃する時にタップすることから、1ターン目に《お目覚めメイ様》の面を出せば、最速3ターン目から《眠りの森のメイ様》の「アンタップするかわり」の能力が使える。

《眠りの森のメイ様》面で毎ターン展開または[[マナブースト]]を繰り返していき、盤面制限まで並んだら《お目覚めメイ様》面で[[エクストラウィン]]を狙う動きを取れる。
《眠りの森》面がそもそも[[システムクリーチャー]]として優秀、かつ盤面に[[ドリームメイト]]が7体入れば《お目覚め》面で[[エクストラウィン]]をこなせるため、1あるいは4[[コスト]]で召喚できる[[クリーチャー]]でありながら相手に[[除去]]を強制させる力が非常に高い。

[[パワー]]も5000あるため、[[火力]]など軽量除去では対処しにくいことも優秀である。
[[《鬼神!ヴァルボーグなう》]]や[[《超閃機 ジャバジャック》]]あたりなら素早くパワー6000で[[殴り返し]]できるが、[[《森の特攻隊長ペンペン中尉》]]で[[パンプアップ]]させると相打ちないしは負けなくなるシナジーがある。

序盤に使う[[マナブースト]]の欠点である終盤[[腐る]]点も、1[[コスト]]で[[進化クリーチャー]]や[[《母なる大地》]]の種にできる点で克服できる。
特に[[《母なる大地》]]は、マナが十分伸びきれば非[[ドリームメイト]][[デッキ]]では盤面を埋めるだけの《眠りの森》を、[[マナゾーン]]の好きな[[クリーチャー]]に変換できると抜群の相性を誇る。

***使用時の弱点および対戦時の対策 [#t6ba335a]

《お目覚めメイ様》の変身は[[サボタージュ能力]]なので、後攻でもコスト1ブロッカーを立てれば2ターン目の《眠りの森のメイ様》着地を防げる。[[【リキッド・ピープル】>【リキッド・ピープル】 (デュエプレ)]]なら[[《アクア・ガード》]]を無理なく採用できる。

踏み倒しを利用した[[エクストラウィン]]or[[ビートダウン]]プランにも、置きマナ加速運用にも、[[《デュエマの鬼!キクチ師範代》]]が刺さる。

[[《アクア・ガード》]]、[[《ねじれる者ボーン・スライム》]]、[[《デュエマの鬼!キクチ師範代》]]すべてに採用価値がある[[《アクア・エリート》]]入り[[【青黒墓地進化速攻】>【青黒墓地進化速攻】 (デュエプレ)]]はメタデッキとして優れる。ただし[[DMPP-19]]で[[《死神術士デスマーチ》]]が[[New Division]]から落ちているため、New Divisionでは新たな構築の模索が必要。

[[エクストラウィン]]を狙うデッキだと[[《猛烈隊長バンジョー》]]などの小型ドリームメイトが多くなるが、コスト3以下は[[《温泉 湯あたり地獄》]]、パワー3000以下は[[《ボルシャック・スーパーヒーロー》]]で一掃される。

《眠りの森のメイ様》としてバトルゾーンにある間は、対戦相手のターン中に1体でもドリームメイトを[[除去]]されると永遠に《お目覚めメイ様》になれない。
状況によっては《お目覚め》での[[エクストラウィン]]を無理に狙わず、[[横並び]]させた[[ドリームメイト]]で殴り切ってしまうのも視野に入れよう。
ただ、[[ワンショット]]以外ならドリームメイトの[[S・トリガー獣]]を採用していれば、除去された部分を埋めることで自分のターン開始時に7体いる状態にできる可能性はある。

[[エクストラウィン]]のために、《お目覚めメイ様》の状態で場に出しておくという方法。
除去されずにアンタップ状態で《お目覚めメイ様》の[[召喚酔い]]が消えた際に、別に[[システムクリーチャー]]として出ていた《眠りの森》があればターン開始時踏み倒し、[[メインステップ]]の召喚で7体達成を狙え、揃えられれば条件を満たせる。
また、《お目覚め》面になるかの判定は[[アンタップ]]する際に1体ずつ行う。そのため、ターン開始時に場の[[ドリームメイト]]が6体で、その内タップした《眠りの森》が2体いるなら、1体目の効果で[[ドリームメイト]]を踏み倒せれば2体目は《お目覚め》になれる。

***その他 [#h56852fd]
-最速2ターン目から、[[マナブースト]]あるいは踏み倒し能力[[システムクリーチャー]]を配置できる。早期に継続的置きマナブースト出来るカードはTCG版でもほぼ存在せず((コスト2のクリーチャーが[[アタックトリガー]]で毎ターンブーストするプレイングは、リスクの高いのでここでは置きマナブーストから除く。))、更に登場時の[[デュエプレ]]環境が[[ビッグマナ]]推しであることも相まって非常に強力。
//議論があったので削りました。
--軽さは強さに大きく関与しており、例えば2ターン目から継続的に手札のリソースを得る[[《カンゴク入道》]]が「赤い[[《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》]]」などと呼ばれ重宝されている。
---TCGにおいてコスト1の[[マナ加速]]システムカードには[[《愛恋妖精ミルメル》]]と[[《ミルメルの地版》]]がある。お互いがマナを実質余分にチャージできるようになるため、マナの多さに差は生まれず、基本的に《ミルメル》を出して手札を消費する自分側が先に[[息切れ]]する。自分だけ[[マナ加速]]できる《眠りの森のメイ様》とは比較対象にならない。

-デュエプレには盤面制限があるため、自分の非[[ドリームメイト]]が1体でもいると《お目覚めメイ様》面の[[エクストラウィン]]条件を満たせないことは注意。
--TCG版に存在した[[《聖霊王イカズチ》]]コンボは実用性が損なわれた。

-非ドリームメイトデッキに1ターン目から使える置き[[マナブースト]]として採用することもできるが、その場合は[[アタックトリガー]]の格好の的になってしまう点を考慮する必要がある。
そうした用途で採用するなら、不要になったこのクリーチャーの処理方法も一緒に採用したい。
--[[《父なる大地》]]などの相手の撃ったコスト踏み倒し能力で引きずり出されると、そのままセルフ[[タップキル]]されてしまうおそれがあるため気を付けたい。

-[[《お目覚めメイ様》]]として出せるのは[[ルナティック・エンペラー]]の神羅面などと同じく、召喚限定である。基本的なコスト踏み倒しではこちらの面しか出せない(([[《星龍パーフェクト・アース》]]などで[[S・トリガー]]能力でコストを支払わずに「召喚」すれば、[[ゴッド・カード]]のように召喚時に選択できる。))。

-バトルゾーン以外では《眠りの森のメイ様》であるため、[[《番長大号令》]]で手札に加えることはできない。

-[[《インフィニティ・ドラゴン》]]を考えると、「アンタップするかわりに、(中略)出してもよい」構文なので、[[《聖鎧亜キング・アルカディアス》]]といった[[着地置換効果]]を貫通するはずである。過去に[[《剣豪の覚醒者クリムゾン GENJI・XX》]]の置換効果でプログラムミスがあって[[《聖鎧亜キング・アルカディアス》]]の連鎖した置換効果が有効だったこともあるため、実装後に要確認。

-開発中の先行プレイ動画ではカード処理が間違っていた。
--製品版では、カードの能力テキストは変更されず「このクリーチャーをバトルゾーンに出しますか?(出さない場合山札の上に置かれます)」と処理のほうが直っている。

#region2(){{
《眠りの森のメイ様》の能力で見た山札の上が進化でないドリームメイトで、任意で出さなかった場合の処理が、おかしかった。

デザイン上、「出さなかった場合にはマナブーストに変換され損をしない」という挙動にしたかったのかもしれないが、その場合は[[《完全神核トリノ・アトム》]]を参考にすると「ドリームメイトではない、または出さかった場合」と明記しなければならないはずである。

デュエマの他カードで考えても、[[《紅神龍バルガゲイザー》]]の[[アタックトリガー]]で「ドラゴンだが進化元が足りなくて出せない」という状況になったら、バトルゾーンにも墓地にも置かれず、山札の上にとどまる。デュエプレ版[[連鎖]]能力で「それ以外であれば山札の下に置く」処理でも確認可能。

しかし、開発中のプレイ動画では[[「出さない場合マナゾーンに置かれます」表記で、出さない選択をした《大冒犬ヤッタルワン》がマナブーストになっていた。>https://youtu.be/fB6ypbezwMM?t=1241]]

}}

**関連カード [#v353cad1]
-[[《お目覚めメイ様》]]
-[[《夜更かしメイ様》]]
-[[《森夢のイザナイ メイ様》]]
-[[《ツクっちょ <メイ様.Star>》]]

-[[《ハッスル・ベリー》]]

-このクリーチャーが描かれているカード
--[[《メイ様とおサルのシンバル》]]

**フレーバーテキスト [#ka363a86]
-[[DMEX-12]]&br;'''メイ様が眠り続けた眠りの森。それこそが、フィオナの中心地、[[フィオナ・ザ・ハート>《Dの森域 フィオナ・ザ・ハート》]]であった。'''
-[[DMPP-19]]&br;'''[[アンノウン]]をあやつり、[[ゼニス]]は超獣世界を支配した!しかし、[[ドリームメイト]]は、みんな寝ていたので支配を逃れたのだ!'''

**収録セット [#a10e4d54]
***[[デュエル・マスターズ]] [#z09b9cf4]
-illus.[[MURAYAMA RYOTA]]
--[[DMR-05 「エピソード2 ゴールデン・エイジ」>DMR-05]]
--[[DMEX-12 「最強戦略!! ドラリンパック」>DMEX-12]](42/110)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#w3380666]
-CV:[[大西綺華]]
-illus.[[MURAYAMA RYOTA]]
--[[DMPP-19 「グレイト・ディスティニー -希望の双子-」>DMPP-19]]

**参考 [#h218d778]
-[[ドリームメイト]]
-[[タップイン]]
-[[アンタップ]]
-[[置換効果]]
-[[山札の上]]
-[[見せる]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[マナブースト]]

-[[MODE→CHANGE]]

&tag(クリーチャー,自然文明,緑単,単色,コスト4,ドリームメイト,パワー5000,自己タップイン,アンタップする時,置換効果,ドリームメイトサポート,リクルート,コスト踏み倒し,マナブースト,メイ様,R,レア,MURAYAMA RYOTA,クリーチャー (デュエプレ),自然文明 (デュエプレ),緑単 (デュエプレ),単色 (デュエプレ),コスト4 (デュエプレ),ドリームメイト (デュエプレ),パワー5000 (デュエプレ),自己タップイン (デュエプレ),アンタップする時 (デュエプレ),置換効果 (デュエプレ),ドリームメイトサポート (デュエプレ),リクルート (デュエプレ),コスト踏み倒し (デュエプレ),マナブースト (デュエプレ),メイ様 (デュエプレ),SR (デュエプレ),スーパーレア (デュエプレ),MURAYAMA RYOTA (デュエプレ));