#author("2021-10-06T21:59:50+09:00","","") *《&ruby(しんじゃれんけつ){真邪連結}; バウ・&ruby(マッド){M};・ロマイオン》 [#x2eec896] |真邪連結 バウ・M・ロマイオン P 光/火文明 (8)| |クリーチャー:ディスペクター/エンジェル・コマンド/ナイト 14000| |EXライフ(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く)| |ブロッカー| |T・ブレイカー| |このクリーチャーが出た時、呪文を2枚まで、自分の墓地から手札に戻す。| |このクリーチャーが攻撃する時、またはこのクリーチャーの「EXライフ」シールドが自分のシールドゾーンを離れた時、コスト8以下の呪文を1枚、自分の手札からコストを支払わずに唱えてもよい。| [[DMEX-16]]で登場した[[光]]/[[火]]の[[ディスペクター]]/[[エンジェル・コマンド]]/[[ナイト]]。 [[EXライフ]]、[[ブロッカー]]、[[T・ブレイカー]]という高い基本スペックに加え、[[cip]]で[[呪文]]を[[墓地]]から[[回収>サルベージ]]し、[[アタックトリガー]]と[[EXライフ]]が離れた時に[[手札]]から[[コスト]]8以下の[[呪文]]を[[コスト踏み倒し]]できる。 二つの固有[[能力]]は噛み合っており、[[回収]]した[[呪文]]をそのまま[[アタックトリガー]]で[[唱える]]ことが可能。[[踏み倒し]]条件は[[コスト]]8までと非常に緩く、文明制限もない。 [[コスト]]8の[[呪文]]と言えば[[《蒼龍の大地》]]などの強力なカードがひしめく超激戦区であり、これらをタダで唱えられるのは非常に強力。 //↑ロスソは強いけど、コスト8って言い切るうえではなんか違和感なので //ラストバイオレンスは無いでしょ 自身の[[コスト]]も8と重量級だが、[[光]]の[[非進化]][[ブロッカー]]なので[[《ヘブンズ・ゲート》]]や[[《スターゲイズ・ゲート》>《星門の精霊アケルナル/スターゲイズ・ゲート》]]など[[コスト踏み倒し]]手段には事欠かない。そして、この[[クリーチャー]]を呼び出せる[[呪文]]の多くが、自ら[[能力]]で[[踏み倒す>コスト踏み倒し]]射程に収まっているのも強力。 [[スピードアタッカー]]を持たない[[クリーチャー]]の[[アタックトリガー]]ということで、自力では出た[[ターン]]に発動できず、それゆえ速効性に欠けることが弱点となる。しかし、『連結』[[ディスペクター]]特有の[[EXライフ]][[シールド]]が離れた時にも誘発するという条件のおかげで、場に出ることさえできれば最低1回は発動できるようになっており、[[アタックトリガー]]共通の弱点を大きく克服していると言える。 はじめて[[除去]]を受けたときはもちろん、[[EXライフ]][[シールド]]が離れる方法は問わないので、[[ダイレクトアタック]]で殴り勝とうとするなら必ず1度は誘発する。 とはいえ、[[置換効果]]による[[除去]]には対抗手段を持たず、[[ライブラリアウト]]や[[エクストラウィン]]を相手が狙ってきた場合には1[[ターン]]というタイムラグは致命的な物となる。また、この[[カード]]を出した段階で[[手札]]の[[呪文]]の[[踏み倒し]]を狙っていることは相手にとっても明白であり、そこへ[[ハンデス]]などで[[踏み倒し]]先の[[呪文]]を落とされると厳しい。 可能ならば、[[《T・T・T》]]や[[《瞬閃と疾駆と双撃の決断》]]など、[[スピードアタッカー]]を[[付与]]する手段はしっかりと用意しておきたい。[[種族]]に[[ナイト]]を持つため[[《爆獣イナバ・ギーゼ》]]でも[[スピードアタッカー]]を[[付与]]できる。 [[呪文]]の[[コスト踏み倒し]]を抜いても、[[cip]]で[[呪文]]の[[回収>サルベージ]]ができる[[パワー]]14000の[[耐性]]持ち[[ブロッカー]]であり、単体の素のスペックだけでもかなり強固な防御性能を誇る。特に[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]や[[《蒼き守護神 ドギラゴン閃》]]などメジャーな切り札が犇めくパワー13000台を超えているのが大きい。 わざわざ[[コンボ]]を組まずとも、[[《ヘブンズ・ゲート》]]などで呼び出す[[ブロッカー]]の1種として採用するだけでも非常に強力な[[クリーチャー]]である。 -[[《「疾風」の鬼 フウジン天》]]とは好相性。あちらの[[能力]]で[[焼却>シールド焼却]]する[[シールド]]に出たばかりのこの[[クリーチャー]]の[[EXライフ]][[シールド]]を選ぶことで、[[スピードアタッカー]][[付与]]と[[コスト踏み倒し]][[能力]]の誘発を1アクションで行える。これを応用した[[1ショットキル]][[コンボ]]なども発見されている(後述)。 -[[EXライフ]][[シールド]]が離れた時の[[能力]]で[[《フォース・アゲイン》]]や[[《爆流忍法 不死鳥の術》]]等の「クリーチャーを出し直す」呪文を唱え、《ロマイオン》を再び[[バトルゾーン]]に出すと、[[EXライフ]][[シールド]]が補充され、さらに[[cip]]で先程唱えた[[呪文]]を[[手札]]に戻すことが出来る。 こうなると《M・ロマイオン》は[[置換効果]]での[[除去]]以外では[[バトルゾーン]]を離れなくなり、更に[[EXライフ]][[シールド]]も[[山札]]が尽きるまで補充され続けるという極めて強固な壁になる。 --[[ハンデス]]で出し直す用の[[呪文]]を落とされる、[[置換効果]]による除去、[[封印]]や能力の[[無視]]、[[呪文ロック]]などでの能力の無力化、[[ライブラリアウト]]等の抜け道は存在するため、いわゆる「詰み」状態に持っていける訳ではない。 -[[《獰猛なる大地》]]によってこの[[クリーチャー]]を出すと[[マナゾーン]]に送る際に[[EXライフ]][[シールド]]が離れるため、[[cip]]で《獰猛なる大地》を回収してからもう一度唱えることができる。そのままこの[[クリーチャー]]を4体並べた上で別の[[呪文]]を唱えることもでき、[[EXライフ]][[シールド]]から呪文が落ちればそれも手札に加えられる。《獰猛なる大地》に限らず、「[[クリーチャー]]を[[バトルゾーン]]に出し、[[クリーチャー]]を[[バトルゾーン]]からどかす」という順序で処理を行う[[呪文]]ならいずれも同じ動きをすることができる。 ***[[1ショットキル]][[コンボ]]について [#f40676cf] 出してすぐに[[《「疾風」の鬼 フウジン天》]]の[[能力]]で[[EXライフ]][[シールド]]を[[墓地]]に置くことで、[[呪文]]を唱えつつ[[スピードアタッカー]]を付与し[[攻撃]]時にさらに[[呪文]]を唱えられる。この時に[[唱える]][[呪文]]を[[《テキサス・ストーム》]]にすることで相手のシールドをすべて[[ブレイク]]することが可能。 具体的には以下の通り。([[バトルゾーン]]に《フウジン天》、[[手札]]か墓地に《テキサス・ストーム》が必要) +《ロマイオン》をバトルゾーンに出す。《テキサス・ストーム》が墓地にあれば[[cip]]により墓地から手札に戻す。 +《フウジン天》の効果でEXライフシールドを墓地に置く。 +《ロマイオン》のEXライフシールドが離れた時の効果で《テキサス・ストーム》を唱え、《ロマイオン》を山札の上に置いて出し直し相手のシールドをブレイクする。 +《ロマイオン》のcipにより唱えた《テキサス・ストーム》を墓地から手札に戻す。 +2に戻る。 --相手のシールドが残り1つになったら唱える呪文を[[《闘うべき時!!》]]にすることでそのまま[[エクストラウィン]]が可能。この際相手の[[S・トリガー]]で[[クリーチャー]]が出たとしても、[[ループ]]の最中に相手に[[待機]]した能力を[[解決]]するタイミングを渡さずに勝利できるため、[[《終末の時計 ザ・クロック》]]などは実質的に無効化できる。 -この[[クリーチャー]]の出し直しを[[《フォース・アゲイン》]]にし、「[[EXライフ]]が離れた時に[[《闘うべき時!!》]]、[[アタックトリガー]]で[[《フォース・アゲイン》]]」と組めば相手の[[シールド]]を1枚も[[ブレイク]]することなく[[《闘うべき時!!》]]で[[エクストラウィン]]できるが、[[《フォース・アゲイン》]]が[[殿堂入り]]しているのが多少ネックとなるか。 **その他 [#x8fe0773] [[《''真''実の名 ''バウ''ラ''イオン''》>《真実の名 バウライオン》]]と[[《''邪''神''M・ロマ''ノフ》>《邪神M・ロマノフ》]]の『連結』[[ディスペクター]]。 #region2(合成元との関係){{ -《バウライオン》の右肩に、さながら[[G・リンク]]しているかのように《M・ロマノフ》が本体まるごと接合されている。また、《バウライオン》の左下腕と《M・ロマノフ》の左腕をそれぞれ肘から先だけ交換しているのがわかる。 --ジッパーのツマミの部分が、「菱形の中がくり抜かれ結晶が浮遊している」という、《バウライオン》らを始めとする[[エピソード2]]期の[[アンノウン]]を思わせる独特なデザインとなっている。 -[[ディスペクター]]らしく、《バウライオン》の[[特殊種族]][[アンノウン]]が削除されている。一方、《M・ロマノフ》は通常[[種族]]の[[ダークロード]]でも優先度の高い[[特殊種族]]である[[ゴッド]]でもなく[[ナイト]]を継承している。 --《M・ロマノフ》はその高い汎用性から[[G・リンク]]することなく単体で活躍し、結果[[プレミアム殿堂]]に指定されたという経歴を持つ。そのため本来の[[マッド・ロック・チェスター]]を公式戦で完成させることは不可能になってしまった。[[リンク]]体ではなく単身で合成され、[[種族]]から[[ゴッド]]を削除されているのは、そうした状況を「ディスペクト」しているのかもしれない。 ---なお、[[マッド・ロック・チェスター]]は設定上「[[ナイト]]から[[神>ゴッド]]に成り上がった[[ロマノフ]]」である。そうした存在から[[神>ゴッド]]足る存在であると[[証明>種族]][[する>ゴッド]][[要素>G・リンク]]を悉く剥奪し、そのくせ[[ナイト]][[種族]]を残しながら[[ロマノフ]]の[[名>名称カテゴリ]]と[[文>文明]][[明>闇]]を奪っているという点もまた、中々に高度な「ディスペクト」であると言える。 --『連結』[[ディスペクター]]であるが、[[光]]/[[火]]という[[色]]構成で[[呪文]]主体の[[能力]]を持つ点は『混成』[[ディスペクター]]を思わせる。『連結』と『混成』の架け橋にと意図されたカードデザインなのかもしれない。 }} **関連カード [#ze402c2f] -[[《真実の名 バウライオン》]] -[[《邪神M・ロマノフ》]] //**[[フレーバーテキスト]] [#z1a84a15] //-[[]]&br;'''''' **収録セット [#c7311e7c] -illus.[[Hokuyu]] --[[DMEX-16 「20周年超感謝メモリアルパック 技の章 英雄戦略パーフェクト20」>DMEX-16]](72/100) **参考 [#y7ecf13d] -[[ディスペクター]] -[[エンジェル・コマンド]] -[[ナイト]] -[[EXライフ]] -[[ブロッカー]] -[[T・ブレイカー]] -[[cip]] -[[呪文]] -[[墓地回収]] -[[アタックトリガー]] -[[離れた時]] -[[手札]] -[[コスト踏み倒し]] &tag(クリーチャー,光文明,火文明,白赤,多色,コスト8,ディスペクター,連結,エンジェル・コマンド,コマンド,ナイト,パワー14000,EXライフ,ブロッカー,T・ブレイカー,cip,墓地回収,呪文回収,アタックトリガー,「EXライフ」シールドが離れた時,コスト8以下,呪文サポート,コスト踏み倒し,・,終音「ん」,P,レアリティなし,Hokuyu);