#author("2023-12-07T08:35:39+09:00","","")
#author("2024-05-12T18:28:41+09:00","","")
*《&ruby(たま){球};&ruby(の){乗};りコゾウくん》 [#top] 

|球乗りコゾウくん C 自然文明 (2)|
|クリーチャー:ジャイアント・ドリームメイト 2000|
|このクリーチャーが出た時、相手のパワー5000以下のクリーチャーを1体選び、持ち主のマナゾーンに置いてもよい。|

[[DM23-RP4]]で登場した[[自然]]の[[ジャイアント・ドリームメイト]]。

[[cip]]で[[パワー]]5000以下の相手[[クリーチャー]]1体を[[マナ送り]]にする。[[《クルクル・トラップ》]]内蔵クリーチャーである。
任意なので相手の[[マナブースト]]を手助けする事はない。
[[cip]]で相手の[[パワー]]5000以下の[[クリーチャー]]を[[マナ送り]]できる。

[[パワー]]5000というと3[[コスト]]以下の[[軽量級]]の[[メタ]][[クリーチャー]]や[[非進化]][[ブロッカー]]は大体射程に入る。
現環境でも使われていて、かつ除去できないのは[[《ベイB セガーレ》]]程度か。
同[[コスト]]で[[除去]]付き[[ドリームメイト]]の代表格である[[《Disガンバ》]]と比べると、パワー4000の相手と[[相打ち]]がせいぜいだったそちらより除去範囲が1000ほど強化され、自身を[[タップ]]する必要もなくなっている。
他の[[文明]]まで視野を広げてみても、[[《できんダック》]][[《ハエタタ・チュリス》]]など2[[マナ]]帯の除去付き[[ウィニー]]は極端に範囲が狭いか[[デメリット]]が重いものが多く、それらの中では圧倒的な[[コストパフォーマンス]]の高さを誇る。

[[【赤緑“逆悪襲”ブランド】]]や[[【緑単オービーメイカー】]]、[[【青黒緑オービーメイカー】]]といった、自然のウィニーを重要視するデッキには重宝するだろう。
一方で、除去の方式が[[マナ送り]]なので相手の[[マナブースト]]を手伝ってしまうリスクがあり、序盤から考えなしに[[能力]]を使っていると[[プレイング]]ミスにあたる可能性が高い。例えば、2・3[[ターン]]目に相手の[[《天災 デドダム》]]や[[《AQvibrato》]]をマナ送りすることは推奨されない。それらは[[cip]]を使った時点で八割方の仕事を終えており、もしマナ送りしてしまえば相手に無料で[[《フェアリー・ライフ》]]を打たせながら[[ドロー]]もさせるようなものだからである。
[[侵略]]や[[革命チェンジ]]を警戒する場合も、返しのターンの[[《樹界の守護車 アイオン・ユピテル》]][[《灼熱の演奏 テスタ・ロッサ》]][[《調律師 ピーカプ》>《調律師ピーカプ/♪音速で 本番中に チューニング》]]などの[[召喚]]をケアできない時点で対策としては不十分。
また、一応[[cip]]は[[任意]]なので使わない選択肢もあるが、cipを使わなかったり使えなかったりした場合、低パワーの[[準バニラ]]でしかなく[[マッハファイター]]の良い的である。

種族が良好なのも評価点。
[[ジャイアント]]は当然だが、[[ドリームメイト]]も[[《森夢のイザナイ メイ様》]]を筆頭に[[コスト踏み倒し]]持ちが多い為、[[メタ]][[クリーチャー]]を消してくれる事は非常に役立つだろう。手札に抱えておけば[[《激烈元気モーニンジョー》]]が捲れた時にささやかながら[[除去]]として使える。
[[コスト踏み倒しメタ]]や[[速攻メタ]]の対策として起用するのが有効だろう。このクリーチャーから間を置かずに自分の[[切り札]]を[[踏み倒し]]て[[制圧]]できれば、[[マナ送り]]の[[デメリット]]は事実上なくなる。理想は相手が増えた[[マナ]]を活用し始める前に勝利、またはそれに近い状態を目指す。
一般に[[メタカード]]は[[軽い]]ほど[[汎用性]]が高いとされているため、[[カードタイプ]]がクリーチャーでありさえすればこのクリーチャーの[[cip]]で[[除去]]できることは多い。登場時点の[[環境]]で使われている[[メタ]]クリーチャーでなおかつ射程外なのは[[《ベイB セガーレ》]]程度か。

-カードイラストには大きなゴルフボールに乗ったゴルフウェア姿の子象が描かれている。背景には[[《2番ウッドのタイガーくん》]]の姿も。
また、[[《Disジルコン》]][[《龍素記号wD サイクルペディア》]][[《Disコットン&Disケラサス》]]などの[[非進化]][[ブロッカー]]は大抵マナ送りの射程に収まるため、それらの対策としても使える。
この場合も[[cip]]を使うのは溜めた[[打点]]で[[ワンショット]]する直前が望ましいため、このクリーチャーを[[召喚]]するのは終盤に差し掛かってからになる。

**他のカード・デッキとの相性 [#a9e7e565]
-[[【赤緑“逆悪襲”ブランド】]] では低[[コスト]]で相手の[[《キャディ・ビートル》]]などの[[コスト踏み倒しメタ]]を[[除去]]したり、相手の[[ブロッカー]]を退かして[[ワンショット]]を補助したりできる。
ただし、初手に引いた際のバリューが[[《楽球の妖精》]]などと比べて明らかに低いため、採用枚数については考察の余地があるだろう。

-[[【緑単オービーメイカー】]]にも[[《キャディ・ビートル》]]対策で採用できる。[[《十番龍 オービーメイカー Par100》]]の[[シビルカウント]]5が[[刺され>刺さる]]ば勝てる(=刺さらなければ負ける)[[デッキ]]なので、相手のマナが増えたとしても勝敗への影響は少ない。
--[[【青黒魔道具】>【青魔導具】]]の[[《凶鬼98号 ガシャゴン》>《凶鬼98号 ガシャゴン/堕呪 ブラッドゥ》]]をマナ送りして《オービーメイカー》の[[マッハファイター]]やQ・[[ブレイク]]を強引に通す役割も持てる。

-[[【ドリームメイト】]]ではクリーチャー付きの[[除去]]というだけで利用価値がある。特に相性が良いのは[[《お目覚めメイ様》]]で、このクリーチャーの[[cip]]で相手の[[ブロッカー]]を退かしながら[[ドリームメイト]]の頭数を稼いで[[エクストラウィン]]を補助できる。また、1ターン目に《お目覚めメイ様》、2ターン目にこのクリーチャーを出して[[《森夢のイザナイ メイ様》]]への[[革命チェンジ]]をサポートする使い方もある。さらに、[[S・トリガー]]で[[召喚]]した[[《激烈元気モーニンジョー》]]から出せばささやかながら[[防御札]]にもなる。

-[[ファンデッキ]]レベルだが相手の[[コスト踏み倒しメタ]]を退かして[[《超神星ビッグバン・アナスタシス》]]の[[進化元]]にする運用にも向く。[[《Disガンバ》]]とは[[メインステップ]]中に[[除去]]を使える点で[[差別化]]できる。

**その他 [#ia9a1783]
-初の[[ジャイアント・ドリームメイト]]。

-コスト2クリーチャーとしては高い[[コストパフォーマンス]]に目が行くが、[[DM22-RP2]]の[[《ブレスユー・トラップ》]]を[[小型化>下位種]]して[[S・トリガー]]のかわりにパワー2000のクリーチャーを付けたと考えると、実はそこまで従来の[[コスト論]]から逸脱した[[スペック]]ではない。
ただし、[[手札]]消費1枚で[[ボードアドバンテージ]]+2できる[[交換]]自体はやはり魅力的で、特定のデッキではコスト論を超越した働きができる。

-次弾で登場した[[超化獣]]は、[[ハイパー化]]によって[[パンプアップ]]できるため[[火力]]より[[コスト火力]]の方が[[刺さり]]やすいという特徴を持つ。パワー火力の[[インフレ]]が急に進んだ背景には、超化獣のギミックを推したい意図もあるのかもしれない。

-[[イラスト]]で確認できる見た目はゴルフウェアを着たゾウ。ゾウモチーフの[[ドリームメイト]]は[[《幻獣賢者エレファウスト》]]に続き2体目。
ゴルフボールに乗っているためまぎらわしいが、「玉乗り」ではなく「球乗り」、また「小僧くん」ではない。
[[タイガー・ウッズ>《2番ウッドのタイガーくん》]]はクラブ選びについてボールの「乗り感」を重視していると発言しているため、そちらが元ネタの可能性がある。

-[[フレーバーテキスト]]は[[《首領竜 ゴルファンタジスタ》]]が''一度絶命していた''という衝撃的な内容。
[[《銀河竜 ゴルファンタジスタ》]]が前弾で登場したためプレイヤーはある意味ネタバレを受けているが、このカードから同弾の[[自然文明]]のフレーバーテキストを繋げて読むとそちらの誕生経緯がわかるようになっている。

//**[[サイクル]] [#cycle]

**関連カード [#related]
-[[《クルクル・トラップ》]]
-[[《マドウ・スクラム》]]
-[[《2番ウッドのタイガーくん》]]
-[[《大地 カママドウ-1》]]

-イラストに描かれているクリーチャー
--[[《2番ウッドのタイガーくん》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
-[[DM23-RP4]]&br;'''[[深淵>アビス]]からかろうじて救出され、[[自然文明]]に帰ってきた[[ゴルファンタジスタ>《首領竜 ゴルファンタジスタ》]]だったが、その生命活動は既に停止していた。[[チアガールの妖精>ジャイアント・スノーフェアリー]]たちは愛するゴルファンタジスタを救うため、最後の抵抗を試みる!'''

**収録セット [#pack] 
//***[[デュエル・マスターズ]] [#pack_dm]
-illus.[[koki]]
--[[DM23-RP4 「アビス・レボリューション第4弾 竜皇神爆輝」>DM23-RP4]](69/74)

//***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#pack_dmpp]
//-CV:[[]]
//-illus.[[]]

**参考 [#reference] 
-[[ジャイアント・ドリームメイト]]
-[[cip]]
-[[火力]]
-[[マナ送り]]

&tag(クリーチャー,自然文明,緑単,単色,コスト2,ジャイアント・ドリームメイト,ジャイアント,ドリームメイト,パワー2000,cip,パワー5000以下,除去,単体除去,マナ送り,単体マナ送り,終音「ん」,C,コモン,koki,アビス・レボリューションブロック);