#author("2023-07-22T21:03:35+09:00","","")
*《&ruby(ししちょうりゅう){獅子頂龍}; ライオネル》 [#zf982838]
 
|獅子頂龍 ライオネル VIC 光文明 (9)|
|クリーチャー:エンジェル・コマンド・ドラゴン 12000|
|自分の手札に加える光のシールドカードはすべて「S・トリガー」を得る。|
|自分のシールドが1枚もない時、このクリーチャーは「ブロッカー」を得る。|
|T・ブレイカー|
|このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりに自分のシールドをひとつ相手に選ばせてもよい。そうした場合、そのシールドを手札に加える。(その「S・トリガー」を使ってもよい)|

[[DMX-17]]で登場した[[ビクトリー]]を持つ[[エンジェル・コマンド・ドラゴン]]。

[[置換効果]]による[[除去]]耐性を持ち、この[[クリーチャー]]が[[バトルゾーン]]から離れる時に自分の[[シールド]]を1枚[[回収]]すれば[[バトルゾーン]]にとどまることができる。さらに、自分の[[シールド]]にある[[光]]のカードを全て[[S・トリガー]]化し、自分のシールドがなくなると[[ブロッカー]]を得るという非常に場持ちの良いクリーチャーである。

[[シールド]]さえ残っていればほとんどの[[除去]]を免れることができ、非常に粘り強い。おまけに[[手札]]に加えた[[S・トリガー]]は[[エスケープ]]と異なり使用可能であり、[[光]]のカードなら[[S・トリガー]]になるので、相手の[[除去]]を逆利用することができる。

下手を打つとこのカードがもう1体出てくるということもありうるため、相手に与えるプレッシャーは大きい。最悪何も出せなくても[[手札補充]]にはなるので、[[アドバンテージ]]を失いづらい。

ただしその分[[マナコスト]]も重く、コスト9という数字はマナ加速手段の少ない光単色デッキでは至難の業である。用いるのであれば[[自然]]を入れて[[マナブースト]]して出すなどしたいところ。

他の[[文明]]を入れると[[シールド]]から[[コスト踏み倒し]]できる確率が下がるが、少なくとも[[除去]]から守ることはできるため、そこまで気にならないだろう。

-光のドラゴンとして[[《サッヴァークDG》]]の[[踏み倒し]]対象。あちらのギミック上、デッキに光のカードも多く採用しやすいため相性が良い。

-[[《天命の精霊ワガハイ・キャット》]]や[[《雷雲の守護者ラーザ・ベガ》]]などの[[シールド化]]するカードを[[S・トリガー]]化させることで無限耐久を狙いやすい。
--[[《命翼ノ裁キ》]]はデッキ枚数という限界はあるが[[暴発]]させる度に新しいカードも追加で踏み倒せる。

-この[[クリーチャー]]を[[バトルゾーン]]から離す方法としては、[[《恐気の覚醒者ランブル・レクター》]]や[[《神羅スカル・ムーン》]]のような[[置換効果]]による除去が有効。

-また、パワーを0にすることでも確実に[[除去]]できる。パワーが0になった場合、何度でも[[破壊]]の処理が実行されるので、結果として必ず[[破壊]]を受け容れなくてはならない。この場合、[[シールド回収]]を行う前にバトルゾーンを離れてしまうので元々[[S・トリガー]]でないシールドの[[カード]]を[[S・トリガー]]化できなくもなる。
--比較的見かけるカードの中では[[《九番目の旧王》]]の致命圏内。

-現在では[[封印]]や[[能力]][[無視]]などで突破されることも多いので過信は禁物。

**ルール [#z63484c3]
「かわりに自分の[[シールド]]をひとつ相手に選ばせてもよい。」までが[[置換効果]]の適用範囲であり、したがってこの[[クリーチャー]]が2体同時に[[バトルゾーン]]を[[離れる]]場合、2体の[[置換効果]]処理として同じ[[シールド]]を選ぶということも可能であると2015年に事務局から回答があった。しかし、2018年に裁定変更によって、「かわりにバトルゾーンに出してもよい」効果と「そうしたら、バトルゾーンにあるクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻してもよい」効果は一連の能力として処理を行うようになったため、現在はこのクリーチャーが2体同時に離れる時、同じシールド選ぶことができなくなっている。1体置換効果が発生すれば、2体目の置換効果を処理する前に、シールドは手札に送られる。よって、シールドが1枚しかない時に、2体の《獅子頂龍 ライオネル》がバトルゾーンを離れる場合は、1回しか置換効果が発生しない。

**その他 [#e9de38d8]


-元になった[[《「俺」の頂 ライオネル》]]の[[カードイラスト]]を手掛けたのは[[Toshiaki Takayama]]氏だが、このカードは[[lack]]氏の担当である。


-元となった[[《「俺」の頂 ライオネル》]]とは違い条件付きのブロッカーだが、[[デュエル・マスターズ公式HP]]の「ウィザーズ開発部のアメリカンライフ通信!」によると[[《「俺」の頂 ライオネル》]]をそのまま[[光文明>光]]にすると[[《ヘブンズ・ゲート》]]で[[コスト踏み倒し]]されてしまうため、それを危惧しての措置だという。

-アニメ「VS」第15話では[[ルシファー]]が使用。[[《聖龍の翼 コッコルア》]]を3体出していたので高速[[召喚]]された。続く第16話でも[[《悪魔龍王 ドルバロムD》]]の全体除去に耐え、[[チャンプブロック]]でルシファーを守り切った。
-また、ライオネルなのに、[[百獣 レオ]]が使わなかったカードである。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#n63c4211]
|獅子頂龍 ライオネル SR 光文明 (9)|
|クリーチャー:エンジェル・コマンド・ドラゴン 12000|
|T・ブレイカー|
|自分の手札に加える光とドラゴンのシールドカードはすべて「S・トリガー」を得る。|
|自分のシールドが1つもない時、「ブロッカー」と「自分のターン終了時、アンタップする。」 を得る。|
|バトルゾーンを離れる時、パワーが0より大きいなら、かわりに自分のランダムなシールド1つを手札に加える。(その「S・トリガー」を使ってもよい)|

[[DMPP-21]]で登場。
[[S・トリガー]]化の効果範囲に[[ドラゴン]]も入った。また[[ブロッカー]]化効果に[[警戒]]が付き、除去[[耐性]]発揮時の[[シールド回収]]がランダム化した。

[[ドラゴン]]も[[S・トリガー]]に出来るようになったため、[[ドラゴン]]基盤に採用しやすくなった。
[[《真実の王 ヴィオラ・ソナタ》]]とは相性が良いだろう。《ヴィオラ》からこちらを踏み倒せる上に、[[S・トリガー]]化したあちらを踏み倒せれば複数の[[クリーチャー]]を止められる場合もある。
[[シールド化]]能力も、《ライオネル》の耐性に使う弾を補充できるようになる上に、《ヴィオラ》に除去の矛先が向いた際に再度踏み倒しのチャンスを作れると全てが噛み合う。
同コストの[[光]][[ドラゴン]]である[[《偽りの王 ナンバーナイン》]]と比べると、あちらは[[呪文]]主体の[[デッキ]]に突き刺さる一方、こちらは間に合いさえすれば[[ビートダウン]]に対する抑止力として非常に強力で、[[クリーチャー]]での除去に対しても強いが他の[[クリーチャー]]は守れない。
[[環境]]に応じて使い分けてあげよう。
**関連カード [#fe20f9b1]
-[[《「俺」の頂 ライオネル》]]
-[[《百獣槍 ジャベレオン》]]/[[《百獣聖堂 レオサイユ》]]/[[《頂天聖 レオザワルド》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#i3a71eea]
-[[DMPP-21]]&br;'''ゼニスの生き残りであるライオネルは、獅子と龍の頂点を目指してドラゴ大王との戦いに挑んだ。'''

**収録セット [#l0cc05cb]
***[[デュエル・マスターズ]] [#se10f474]
-illus.[[lack]]
--[[DMX-17 「龍の祭典!ドラゴン魂フェス!!」>DMX-17]](V1/V2)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#gd4ed222]
-illus.[[lack]]
--[[DMPP-21 「ジ・オーバー・ロワイヤル -無法神聖紀-」>DMPP-21]]

**参考 [#i7b659af]
-[[クリーチャー]]
-[[エンジェル・コマンド・ドラゴン]]
-[[手札]]
-[[光]]
-[[シールドカード]]
-[[S・トリガー]]
-[[クラッチ]]
-[[ブロッカー]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[バトルゾーン]]
-[[離れる]]
-[[置換効果]]
-[[シールド回収]]
-[[ビクトリー]]
-[[【獅子頂龍 ライオネル】]]

&tag(クリーチャー,光文明,白単,単色,コスト9,エンジェル・コマンド・ドラゴン,エンジェル・コマンド,コマンド・ドラゴン,コマンド,ドラゴン,パワー12000,S・トリガー付与,擬似革命,擬似革命0,自己ブロッカー付与,T・ブレイカー,離れる時,シールド回収,シールド回収 (暴発可),置換効果,除去置換効果,ライオネル,VIC,ビクトリー,lack);