#author("2020-09-17T17:03:06+09:00","","")
*《&ruby(あつ){熱};き&ruby(しんりゃく){侵略}; レッドゾーン&ruby(ゼット){Z};》 [#fa8feb43]

※実際のカードでは『Z』に斜線あり

|熱き侵略 レッドゾーンZ SR 火文明 (6)|
|進化クリーチャー:ソニック・コマンド/侵略者 11000|
|進化−自分の火のクリーチャー1体の上に置く。|
|侵略−火のコマンド|
|W・ブレイカー|
|このクリーチャーを進化ではないクリーチャーの上に置いた時、相手のシールドをひとつ選び、持ち主の墓地に置く。|
|''※殿堂入り''|

[[DMD-27>DMD-27 「カスタム変形デッキ 革命vs侵略 爆熱の火文明」]]で登場した[[進化]][[ソニック・コマンド]]/[[侵略者]]。

[[背景ストーリー]]で倒された[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]が復活した姿。

オリジナルと[[マナコスト]]、[[進化元]]、[[侵略]]条件はそのままだが、[[パワー]]と打点が下がっており、[[cip]]による一掃[[能力]]も無くなっている。

その代わりに、[[進化]]ではない[[クリーチャー]]の上に重ねた時に[[シールド焼却]]できる[[能力]]が付いた。これにより、これまで[[【速攻】]]の弱点であった[[《アクア・スーパーエメラル》]]などで仕込まれた[[シールド]]に太刀打ちできずに、そのまま盤面を覆されて負けてしまうといった事態を回避できるようになった。
[[《奇跡の精霊ミルザム》]]で[[ウルトラシールド・プラス]]された[[シールド]]もこの[[カード]]1枚で対処可能。この[[能力]]のおかげでオリジナルより落ちた[[打点]]も補うことができる。

また、[[侵略]]時に相手の[[シールド]]が残り1つならば、最後の[[シールド]]を[[焼却>シールド焼却]]してそのまま[[ダイレクトアタック]]することも可能。この方法なら[[《古代王 ザウルピオ》]]や[[《白騎士の神羅エターナル・ムーン》]]の効果を無視できる。

より相手[[プレイヤー]]を直接狙う[[スペック]]となっており、[[S・トリガー]]に頼っている[[デッキ]]だと[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]よりも厄介な[[クリーチャー]]となる。

[[背景ストーリー]]でも[[革命]]0の[[クリーチャー]]が3体集まってやっと倒れるぐらいに粘り強かったレッドゾーンだけあって、復活した[[カード]]においてもその名に恥じない[[スペック]]を持っている。環境でも元祖レッドゾーンと共に[[【レッドゾーン】]]の中核を担う活躍を見せた。

-[[Z(ゼータ)>Ζ]]ではなくZ(ゼット)なので、[[Ζ]]のサポートは受けられない。同じような[[クリーチャー]]に[[《超電磁マクスウェルZ》]]などが存在する。

-しかし一方、同時[[侵略]]でこの[[クリーチャー]]の上に[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]を重ねれば、実質4[[打点]]の[[クリーチャー]]として運用することも可能。その分[[手札]]の消費も激しくなるので、息切れには注意したい。
--[[《超音速 ターボ3》]]ならば、[[レッドゾーン>《轟く侵略 レッドゾーン》]]より[[打点]]が落ちるが、[[手札]]の消費を抑えることが可能。また、[[《超轟速 マッハ55》]]なら、一度の[[攻撃]]で[[破壊]]耐性を得ることも可能である。

-「[[進化]]ではない[[クリーチャー]]の上に置いた時」という[[テキスト]]であるのは、この[[クリーチャー]]を何枚も重ねて何枚も[[シールド焼却]]してしまうことを防ぐためであろう。

-[[デュエル・マスターズグランプリ-5th>公認グランプリ]]準優勝に輝いた選手は[[【赤緑レッドゾーン】>【レッドゾーン】#dddfb4d3]]を使用していたが、その選手は決勝戦で[[今引き]]した[[《轟速 ザ・レッド》]]でそのまま[[ダイレクトアタック]]できる状況かつ相手に[[《異端流し オニカマス》]]が立っている状態で[[《熱き侵略 レッドゾーンZ》]]に[[侵略]]するという致命的な[[プレイング]]ミスを犯した。当然[[《異端流し オニカマス》]]の能力で[[《熱き侵略 レッドゾーンZ》]]はバウンスされ、そのままその選手は優勝を逃した。このカードはこの大会において強さ以上にこのプレイングミスで話題を集めた。

-新たな[[レッドゾーン>《轟く侵略 レッドゾーン》]]であるこの[[クリーチャー]]の登場は[[《音速 ダビッドソン》]]などの[[フレーバーテキスト]]で仄めかされていたので予想できた[[プレイヤー]]も多かっただろう。[[レアリティ]]が一段階落ちてしまっているものの、元が強かったのもあってこちらも十分強力。
--なお、当の[[《音速 ダビッドソン》]]との相性はあまり良くない。早期の[[侵略]]こそできるものの、[[進化クリーチャー]]であるために折角の[[シールド焼却]]が発動せず、[[サイズ]]の大きめな[[W・ブレイカー]]止まりとなってしまう。[[フレーバーテキスト]]通り、時間稼ぎ役にはなれるかもしれない。

-[[《轟速 ザ・レッド》]]の[[フレーバーテキスト]]によると「スピード特化型のZモード」という形態らしい。

-ちなみに開発主任の川崎氏によるとこの[[クリーチャー]]と[[《超音速 レッドゾーンNeo》]]は[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]本人ではなくそのデータを元に作られた別型のクローンのようなものらしい。例えば、この[[クリーチャー]]はクローンをスピード特化型にして再[[侵略]]に用いられたもの。[[《S級不死 デッドゾーン》]]がオリジナルの[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]である。[[《音速 ダビッドソン》]]の[[フレーバーテキスト]]の「第二、第三のレッドゾーンが…」というのは決して比喩ではなく、クローンであるこの[[クリーチャー]]と[[《超音速 レッドゾーンNeo》]]のことを示していたという。

-素直に[[性能>スペック]]の優れた[[フィニッシャー]]ではあるが、アニメVSRでは、ストーリーにおいてスピード特化型であると設定されたこちらに[[侵略]]したあと、再度かつての[[レッドゾーン>《轟く侵略 レッドゾーン》]]に再[[侵略]]されるという登場が多い(演出上の表現であり、実際は同時に[[侵略]]して[[レッドゾーン>《轟く侵略 レッドゾーン》]]をこの[[クリーチャー]]の上に重ねている)。&br;単に[[打点]]を確保しつつ[[シールド焼却]]をするためだけでなく、これは使い手の[[バサラ]]が[[禁断]]の[[カード]]こと[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]を手にしたことで編み出した新たなスピードの境地であり、この手法で[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]の[[封印]]を1[[ターン]]で一気に3枚剥がし、[[禁断解放]]させた。
--アニメVSRFでは[[切札 ジョー]]戦で使用。[[《プロテクション・サークル》]]で仕込んだ[[《バイナラドア joe》>《バイナラドア》]] を[[シールド焼却]]し[[フィニッシャー]]となった。

**環境において [#s3f24766]

[[DMD-27>DMD-27 「カスタム変形デッキ 革命vs侵略 爆熱の火文明」]]に[[【レッドゾーン】]]の新戦力として登場して以来、長らく[[【レッドゾーン】]]の主要カードとして活躍した。

2020年7月1日付で、[[殿堂入り]]となった。おそらく[[DMEX-12]]で登場する[[《轟く革命 レッドギラゾーン》]]で[[シールド焼却]]を使い回される事が危惧されたのだろう。また[[十王篇]]で登場した[[ギャラクシールド]]を封殺できるためとも考えられている。新ギミックのために[[環境]]での動向に関わらず規制された例としては[[《ヴォルグ・サンダー》]]と似た流れである。

[[【レッドゾーン】]]ではほぼ必須パーツであるにも関わらず、[[再録]]に恵まれないまま[[殿堂入り]]となってしまった。もしかしたら以前から殿堂入りが検討されていたために、中々再録されなかったのかもしれない。

**関連カード [#j07f6f9c]
-[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]
-[[《轟速 ザ・ゼット》]]


**収録セット [#x2f37f9a]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Mikio Masuda]]
--[[DMD-27 「カスタム変形デッキ 革命vs侵略 爆熱の火文明」]]

**参考 [#p39ff872]
-[[ソニック・コマンド]]
-[[侵略者]]
-[[進化クリーチャー]]
-[[火]]
-[[クリーチャー]]
-[[侵略]]
-[[コマンド]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[非進化]]
-[[クリーチャー]]
-[[進化クリーチャーの一番上]]
-[[シールド焼却]]

-[[殿堂入り]]

-[[【レッドゾーン】]]

&tag(進化クリーチャー,クリーチャー,火文明,単色,コスト6,ソニック・コマンド,コマンド,侵略者,,パワー11000,進化,進化-火,侵略,侵略-火コマンド,W・ブレイカー,上に置いた時,相手,シールド焼却,レッドゾーン,殿堂入り,SR,スーパーレア,Mikio Masuda);