#author("2020-04-01T18:22:34+09:00","","")
#author("2020-04-14T05:00:54+09:00","","")
*《&ruby(エターナル・サイン){煉獄と魔弾の印};》 [#ybbccd9a]

|煉獄と魔弾の印 P 闇/火文明 (6)|
|呪文:ナイト|
|コスト7以下の進化ではない闇か火のクリーチャーを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出す。そのターン、そのクリーチャーに「スピードアタッカー」を与える。|

[[DMD-25>DMD-25 「マスターズ・クロニクル・デッキ ロマノフ煉獄からの復活」]]で登場した[[闇]]/[[火]]の[[ナイト]][[呪文]]。

[[非進化]][[コスト]]7以下の[[闇]]または[[火]]の[[クリーチャー]]を[[スピードアタッカー]]を与えつつ[[リアニメイト]]する新たな[[エターナル呪文]]。

同じ、[[コスト]]7以下を[[リアニメイト]]する[[《インフェルノ・サイン》]]と能力を比較した場合、[[S・トリガー]]がなくなり[[リアニメイト]]対象が[[火]]また[[闇]]に制限されているが、[[スピードアタッカー]]付与効果がついている。
数ある[[リアニメイト]]カードと比較して構築がかなり絞られてしまうが、その分非常に攻撃的な性能になっている。

[[アタックトリガー]]持ち全般と相性が良く、中でも[[《邪眼皇ロマノフI世》]]とはデザイナーズコンボが形成されている。

《煉獄の魔弾の印》で[[《邪眼皇ロマノフI世》]]を[[リアニメイト]]して[[スピードアタッカー]]を付与し、すぐさま[[《邪眼皇ロマノフI世》]]で[[攻撃]]して《煉獄の魔弾の印》を唱えて、さらに次の[[《邪眼皇ロマノフI世》]]を[[リアニメイト]]して・・・という様に、次々と[[《邪眼皇ロマノフI世》]]を[[リアニメイト]]して連続攻撃を仕掛けることが出来る。
[[《邪眼皇ロマノフI世》]]の[[cip]]である程度補えるとはいえ[[墓地肥やし]]が必要となるが、[[《邪眼皇ロマノフI世》]]を立てる手間がなくなったため隙が少なく、怒涛の連続[[リアニメイト]]で高い致死性を誇るコンボである。

[[DMD-25>DMD-25 「マスターズ・クロニクル・デッキ ロマノフ煉獄からの復活」]]では、最初の《煉獄の魔弾の印》詠唱と[[墓地肥やし]]を同時に行ってくれる[[《邪眼教皇ロマノフII世》]]も収録されている。[[DMD-25>DMD-25 「マスターズ・クロニクル・デッキ ロマノフ煉獄からの復活」]]を手にいれたなら、そのままでも十分強力な新型[[【ロマノフサイン】]]を楽しむことが出来るだろう。

[[《邪眼皇ロマノフI世》]]以外にも相性がいい[[アタックトリガー]]持ちとして、[[《殲滅の英雄ハンニバルZ》]]で敵を[[山札]]を回復しながら相手[[クリーチャー]]を殲滅したり、[[《無双恐皇ガラムタ》]]で敵の[[S・トリガー]]を抑えつつ一斉[[攻撃]]など、様々な[[カード]]との[[コンボ]]が考えられる。

また、[[cip]]と[[アタックトリガー]]で[[能力]]が誘発する[[クリーチャー]]は[[能力]]が二度使用できる。強烈な[[多色]][[メタ]]を有する[[《メガ・マナロック・ドラゴン》]]、[[闇]]の筆頭[[ドラグナー]]である[[《極・龍覇 ヘルボロフ》]]からの[[《極魔王殿 ウェルカム・ヘル》]]などが挙げられるだろう。
他にも[[《神龍のイザナイ ガーリック》]]などの[[光臨]][[能力]]、また[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]]などの[[シールド焼却]]と組み合わせてみるのも面白い。[[《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》]]で2回[[攻撃]]などの運用も考えられる。

[[コスト踏み倒し]]対象が増えればこのカードのポテンシャルも増加するため、今後にも期待が持てる[[呪文]]である。

ただ、登場以降しばらくするといろんな[[デッキ]]で[[コスト踏み倒し]]メタが横行するようになり、運用が非常に難しくなってしまった。
[[環境]]視点で見ればメタデッキ達の主力は、自力で[[コスト踏み倒し]]能力を持っていたり、メイン[[デッキ]]外のカードであったり、専用のサポートで[[デッキ]]が埋まるような者ばかりであり、《煉獄と魔弾の印》が噛める場所が全然ないというのが現状である。

今後のカードプールや環境の遷移に期待したい。



**環境において [#h1081184]
[[DMD-25>DMD-25 「マスターズ・クロニクル・デッキ ロマノフ煉獄からの復活」]]に初収録。構築済みデッキをそのままアーキタイプにした新型[[【ロマノフサイン】]]は、以来の[[【ロマノフサイン】]]と比較してカウンター性能こそないものの、隙が少なくと高い致死性を持っており、そのままメタの一員になるにまで至った。
[[DMD-25>DMD-25 「マスターズ・クロニクル・デッキ ロマノフ煉獄からの復活」]]に初収録。構築済みデッキをそのままアーキタイプにした新型[[【ロマノフサイン】]]は、以来の[[【ロマノフサイン】]]と比較してカウンター性能こそないものの、隙が少なく高い致死性を持っており、そのままメタの一員になるにまで至った。

[[新章デュエル・マスターズ]]に入ると[[《異端流し オニカマス》]]や[[《洗脳センノー》]]などの[[軽量級]]の[[コスト踏み倒しメタ]]が大幅に数を増やし、運用が厳しくなってしまう。
さらに[[DMRP-04魔]]では、この[[カード]]の[[スピードアタッカー]][[付与]]を腐らせる[[タップイン]][[能力]]を持つ[[《卍 デ・スザーク 卍》]]が登場。[[無月の門]]で3〜5ターン目に早期で召喚できるので、対面すると非常に厳しい相手となった。
[[DMEX-02]]では、[[【デ・スザーク】]]対策のためか、[[墓地利用メタ]]かつ[[コスト踏み倒しメタ]]の[[《ポクチンちん》]]が登場。その後、[[《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》]]、[[《ポクタマたま》]]など、[[墓地利用メタ]]が多数登場し、[[リアニメイト]]戦術自体が衰退する状態が続き、[[【ロマノフサイン】]]と共に環境での活躍が難しくなっている。[[《阿修羅ンチュラ/傀儡が来る!》]]の登場で再び活躍を期待されるも、結局それも叶っていない。

【ロマノフサイン】の派生形の[[【ロマノフシャコガイル】]]では、後輩の[[《ルソー・モンテス/法と契約の秤》]]、[[《戒王の封》]]に[[リアニメイト]]カードとしての枠を取られている。
[[コントロール]]デッキでは[[スピードアタッカー]]付与が生かしづらく、それらのデッキでは汎用性の高い[[リアニメイト]]が優先される。一方で[[多色]]であることや[[リアニメイト]]対象が絞られていることで《煉獄と魔弾の印》は汎用性を失っており、構築が絞られてしまう性質がそのまま自身を[[環境]]から遠ざけてしまっている。

[[DMSD-15]]では[[文明]]や[[コスト]]、[[リアニメイト]]範囲が被ってくる[[《襲来、鬼札王国!》]]や[[《鬼ヶ鬼 ジャオウガ》]]が登場しているが、上記の理由でやはり《煉獄と魔弾の印》の立場は苦しいか。

それこそ[[【ロマノフサイン】]]の様に、[[リアニメイト]]した[[カード]]を起点にフィニッシュまで持っていけるような[[デッキ]]でないと、《煉獄と魔弾の印》の採用は難しい。もともとが用途がピンポイントであったが故に、採用デッキと一緒に環境を引いている形となっている。

**その他 [#n7edba8a]
-上述した通り、[[コスト踏み倒しメタ]]、[[タップイン]]、[[墓地利用メタ]]には非常に弱い。[[呪文メタ]]にも注意。そうした[[メタ]]カードが流行るようであれば、採用を見送った方が無難だろう。幸いにも[[《闇鎧亜ジャック・アルカディアス》]]や[[《ゼンメツー・スクラッパー》]]といった先述の[[メタ]]に対抗するカードも並行するように登場しているので、対策をした上での運用も不可能ではない。

-[[DM-31]]から実に6年ぶりとなる新規の[[ナイト]][[呪文]]。[[ナイト・マジック]]はないが[[ナイト]]参照の[[カード]]に引っかかる。[[《魔光大帝ネロ・グリフィス》]]の効果で[[コスト踏み倒し]]する事が可能になったので、[[ナイト]]種族の有無は大きい。

-[[《邪眼皇ロマノフI世》]]だけでなく、[[《暗黒GUY・ゼロ・ロマノフ》]]との相性も抜群。[[《闘魂!紫電・ドラゴン》]]や[[《黒神龍ダンチガイ・ファンキガイ》]]などを出すといいだろう。

-[[DMD-25>DMD-25 「マスターズ・クロニクル・デッキ ロマノフ煉獄からの復活」]]では[[《邪眼皇ロマノフI世》]]を[[リアニメイト]]し、さらに[[アタックトリガー]]でこの[[呪文]]をもう1度[[唱える]]ことが可能という[[デザイナーズコンボ]]が施されている。

-[[DM-11]]の[[エターナル呪文]][[サイクル]]を髣髴とさせる名だが、名称だけ借りただけであちらの[[サイクル]]とは特に関係ないだろう。

-[[ロマノフ]]と組み合わせる事を前提に作られた[[呪文]]であるため、しばらくは[[再録]]がないと思われていたが[[DMD-35>DMD-35 「DXデュエガチャデッキ 禁星の壊者 ドキンダム」]]にて[[再録]]を果たす。イラストも[[《ドキンダム BLACK》]]が描かれた新イラストとなっている。

-アプリゲーム「パズル&ドラゴンズ」とのコラボで登場した[[《大邪眼B・ロマノフ》]]がこのカード名と同じリーダースキルを所有する。偶然なのか同じ境遇の[[《希望と勝利の伝説》]]同様、同ゲームでは[[《大邪眼B・ロマノフ》]]も効果の対象に含まれるが実物のカードでは効果の対象に含まれない。だが[[《希望と勝利の伝説》]]と違い、こちらは[[《魔光蟲ヴィルジニア卿》]]を[[リアニメイト]]することである程度疑似的ではあるが効果の対象に含めることも可能。

**関連カード [#yfc0b756]
-[[《邪眼皇ロマノフI世》]]
-[[《邪眼教皇ロマノフII世》]]

-[[《インフェルノ・サイン》]]


**収録セット [#r776f166]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Yuichi Maekawa]]
--[[DMD-25 「マスターズ・クロニクル・デッキ ロマノフ煉獄からの復活」]]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[MISAWA_K]]
--[[DMD-35 「DXデュエガチャデッキ 禁星の壊者 ドキンダム」]]

**参考 [#defbd33f]
-[[ナイト]]
-[[呪文]]
-[[リアニメイト]]
-[[スピードアタッカー]]
-[[【ロマノフサイン】]]
-[[【ロマノフリボーン】]]
-[[【知新ロマノフ】]]
-[[エターナル呪文]]

&tag(〇クリーチャーor呪文,〇文明,単色or多色or無色,コスト〇,種族,パワー〇〇,,,,);