#author("2021-02-13T20:52:58+09:00","","")
*《&ruby(むりょうたいりゅう){無量大龍}; グーゴルプレックス》 [#z87d5a6e]

|無量大龍 グーゴルプレックス SR 水/闇文明 (12)|
|クリーチャー:ゼロ・ドラゴン/チーム零 17000|
|<ムゲンクライム>5(自分のクリーチャーを5体タップし、[水/闇(5)]支払って、このクリーチャーを自分の手札または墓地から召喚してもよい)|
|T・ブレイカー|
|このクリーチャーが召喚によってバトルゾーンに出た時、自分の他のクリーチャーを好きな数破壊する。このようにして破壊したクリーチャー1体につき、水または闇のコスト8以下のクリーチャーを1体、自分の手札または墓地からバトルゾーンに出してもよい。|

[[DMEX-14]]で登場した[[水]]/[[闇]]の[[ゼロ・ドラゴン]]/[[チーム零]]。

初の[[ムゲンクライム]]5を持つ大型の[[ドラゴン]]。[[召喚]]によってバトルゾーンに出た時に他のクリーチャーを好きな数破壊し、破壊した分だけ[[リアニメイト]]を行う能力を持つ。

リアニメイト対象は水か闇のコスト8以下なので、[[《ニコル・ボーラス》]]のような強力な[[ファッティ]]を出したいところ。[[墓地]]や[[手札]]に高[[コスト]][[クリーチャー]]が多いほど[[効果]]が強力になるが、[[ムゲンクライム]]で召喚するなら、小型のクリーチャーを多く採用しなければならないというジレンマを抱えている。
また、[[《希望のジョー星》]]や[[《洗脳センノー》]]を立てられると、ムゲンクライムを持った準バニラと化すのも痛い。

[[ムゲンクライム]]を使わず[[コスト]]12を払って[[召喚]]する手もあるが、[[ビッグマナ]]構成も[[バトルゾーン]]に[[クリーチャー]]が並びづらいため、大量の踏み倒しは難しい。

欲張ってコスト8ちょうどを5体一気に踏み倒そうとせず、[[《伊達人形ナスロスチャ》]]や各種墓地肥やしで特定な2〜3体を踏み倒したり、破壊して出し直しても強い小型を多数採用するのが良いだろう。

-[[ムゲンクライム]]のための[[マナコスト]]を無限に生み出しつつ、このクリーチャーを再び墓地に落とせる状況下なら、[[ループ]]が成立する。一例として、前者は[[《ハリケーン・クロウラー》]]で5マナを生み出すなど、後者は[[《地獄の門番 デスモーリー》]]や、2体目のこのクリーチャーで1体目を破壊するなどが挙げられる。
[[《黒神龍ザルバ》]]などを組み込めば[[ライブラリアウト]]を狙える。ただし、《黒神龍ザルバ》[[ループ]]での特殊勝利であればこのカードを使うよりも成立難易度が低いループはいくらでもある。

--「[[ムゲンクライム]]で[[ソリティア]]してゲームに勝つ」という性質を考えれば、[[《希望のジョー星》]]+[[《無量大龍 トゥリナーツァッチ》]]もライバルとなる。
そちらは[[《希望のジョー星》]]+[[《ゼロ・ルピア》]]で小型を並べるのにマナを必要とせず、小型を並べるという行為自体が[[エクストラウィン]]達成になるということで自己完結している。
---なお、《グーゴルプレックス》は[[《希望のジョー星》]]と相性が最悪なのでそのギミックを踏襲することは不可能。[[cip]]でクリーチャーを破壊しても、手札と墓地が脱色されているため何も出せない。

-クリーチャーを破壊し出し直すという性質は[[《フォース・アゲイン》]]や[[《BAKUOOON・ミッツァイル》]]のよう。手札からも出せるのでその場合は[[《緊急再誕》]]にも近いか。

-ムゲンクライム5で召喚していれば、少なくとも自分の他のクリーチャーは5体いるので、5回以上の[[破壊]]と[[踏み倒し]]が行える。

-通常の[[コスト踏み倒し]]であればcipは使えないが、[[《キング・マニフェスト》]]のような召喚扱いのコスト踏み倒しであれば問題無く誘発する。

-初の[[ムゲンクライム]]5持ちクリーチャー。

-「グーゴルプレックス(googolplex)」とは、10の1グーゴル乗である。歴代の[[ゼロ・ドラゴン]]と比べても文字通り桁違いに数値が大きく、冠詞の原型である無量大数すら比較にならない。
なお、グーゴル (googol) とは10の100乗のことで、「Google」の元ネタとしても有名。
--なお、開発主任KのTwitterによれば、名前が「フカセツフカセツテン」になる可能性もあった模様。こちらの元ネタは華厳経に登場する数詞の「不可説不可説転」であり、その大きさは10の約37澗乗。無量大数はおろかグーゴルよりもはるかに大きい数だが、グーゴルプレックスには流石に及ばない。

#fold(){{{
数の比較
|無量大数|10の68乗|1e+68|
|グーゴル|10の100乗|1e+100|
|不可説不可説転|※|1e+37218383881977644441306597687849648128|
|グーゴルプレックス|10の(10の100乗)乗|1e+10000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000|

「1e+○」とは、1の後ろに「0」が何個付くかを表す。
例えば「1e+68」は「100000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000」(0が68個)となる。

補足だが、不可説不可説転を「10の約37澗乗」と表現してしまうと、誤差があまりにもあるため、好ましくない。
わかりやすく例を挙げれば、「10の3乗」と「10の約5乗」では数字の差は2のため体感的にはそこまで差はないように思えるかもしれないが、実際は「100」と「約10000」なので、100倍(=10の2乗)の差がある。

}}}



//**[[サイクル]]

//**関連カード

//**[[フレーバーテキスト]]
**収録セット [#q5b70dc8]
-illus.[[douzen]]
--[[DMEX-14 「弩闘×十王超ファイナルウォーズ!!!」>DMEX-14]](S5/S10)

**参考 [#ud976d3c]

&tag(クリーチャー,水文明,闇文明,多色,コスト12,ゼロ・ドラゴン,ドラゴン,チーム零,パワー17000,ムゲンクライム,ムゲンクライム5,T・ブレイカー,召喚限定cip,cip,スーサイド,コスト8以下,コスト踏み倒し,リアニメイト,SR,スーパーレア,douzen);