#author("2020-01-19T13:54:21+09:00","","")
*《&ruby(むてきしにがみ){無敵死神};ヘックスペイン》 [#p5c94761]

|無敵死神ヘックスペイン P 闇/自然文明 (7)|
|クリーチャー:デーモン・コマンド/ジャイアント 7000|
|W・ブレイカー|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から3枚を見る。そのうち1枚を墓地に、1枚をマナゾーンに置き、1枚を手札に加える。|

[[DMD-33>DMD-33 「マスターズ・クロニクル・デッキ 2016 終焉の悪魔神」]]で登場した[[闇]]/[[自然]]の[[デーモン・コマンド]]/[[ジャイアント]]。

[[cip]]で[[墓地肥やし]]、[[マナブースト]]、[[手札補充]]を同時にこなす。

[[cip]]は[[《フェアリー・シャワー》]]・[[《パイレーツ・チャージャー》]]・[[《ダーク・ライフ》]]といった[[呪文]]の上位[[能力]]。[[コスト]]7の[[カード]]にしてはやや地味であるが、上記と比べて[[山札]]から3枚ものソースを掘り返せるので[[カードパワー]]は高い。それを[[手札]]・[[マナ]]・[[墓地]]に好きあてれるため、実質[[サーチ]]としての役割も持っており、多所でキーパーツが必要な[[デッキ]]では最上級の潤滑油となりえる。
無論2打点が残るのも強力であり、上記らと違い[[グッドスタッフ]]性を持つため腐りにくい。優秀な[[種族]]を持つため[[進化元]]やサポートにもあやかれる。持てる役割の多さは本当に多い。

この[[クリーチャー]]が収録される[[DMD-33>DMD-33 「マスターズ・クロニクル・デッキ 2016 終焉の悪魔神」]]では、[[《社の死神 再誕の祈》]]から綺麗につながる。さらに登場により[[進化]][[デーモン・コマンド]]を[[手札]]に呼び、そちらに繋がる[[マナ]]を用意しつつ[[進化元]]になる。[[《母なる星域》]]や[[《大地と悪魔の神域》]]を探しつつ、同時にそれらや[[《邪霊神官バーロウ》]]、[[《悪魔神バロム・クエイク》]]の種を用意できるといった八面六臂の動きを見せ、[[ゲーム]]中盤では大いに活躍してくれる。

[[マナ]]を伸ばせる[[進化元]]というのは、重くなりがちな[[進化]][[デーモン・コマンド]]にとっては貴重な存在である。
なにかと強力なものが集まる10[[コスト]]域に直接届かないのが歯がゆいところであるが、潤滑油として生み出す安定性を考慮すれば一歩近くなるだけでも十分であるし、[[《母なる星域》]]や[[《邪霊神官バーロウ》]]、[[《悪魔神バロム・ロッソ》]]には直接つながる。
また、[[《悪魔神バロム・クエイク》]]や[[《大地と悪魔の神域》]]で減ってしまう[[マナ]]のリカバリー役としても活躍し、中盤だけでなく終盤にも隙が無い。

派手さこそは持ち合わせてはいないが、あらゆる痒い所に手が届く優秀な潤滑油である。[[マナブースト]]したいが[[墓地]]も欲しい、キーパーツを集めたいし場も欲しい、そんな欲張りな願いをすべて1枚でこなしてくれる。
[[種族]]も優秀極まりないため、活躍の場は多いことだろう。

ただ[[《天災 デドダム》]]というライバルの登場により、潤滑油としての活躍を期待するには少し立場が苦しくなった。
彼方は[[水]]の[[マナ]]が必要な代わりに[[コスト]]が軽く、《ヘックスペイン》よりも序盤に出す難易度が低くなっている。
差別点は[[水]][[マナ]]がなくとも出せる事、[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]の[[封印]]を外せる事、そして[[《悪魔神バロム・クエイク》]]の[[進化元]]になれる事だろう。


-[[ジャイアント]]として考えた場合、[[《西南の超人》]]から繋がり、[[《薩摩の超人》]]に繋げることができるため、こちらも十分[[デッキ]]の投入を検討できる。ただし[[ジャイアント]]は[[墓地]]を必要とするシステムを持たないため、[[《二角の超人》]]のようなライバルとの押し合いや共存が課題となるか。逆に言えば[[墓地]]を必要とする[[ジャイアント]][[デッキ]]なら真っ先に候補となりえるだろう。

-[[光]][[文明]]と合わせた場合、[[《聖黒獣アシュライガー》]]→この[[クリーチャー]]→[[《偽りの羅刹 アガサ・エルキュール》]]という動きができる。[[デーモン・コマンド]]を主力に[[白黒緑]]を組むなら真っ先に投入したいカードである。

-[[能力]]は[[強制]]なので[[ライブラリアウト]]には要注意。

-見た目こそ似ていないが、同じ[[デーモン・コマンド]]/[[ジャイアント]]という種族構成である[[《無敵悪魔カースペイン》]]をオマージュしてか、2体目の「無敵」を冠詞とする[[ジャイアント]]である。ヘックス(Hex)はカース(Curse)同様に呪いという意味。

-呪われた「[[フィオナの森]]」を[[《悪魔神バロム・クエイク》]]が叩き割ったことで地中から生まれた存在。「[[フィオナの森]]」の地中には[[ジャイアント]]が眠っており、呪いの影響を受けた結果、体の半分が[[デーモン・コマンド]]になってしまったようだ。

**関連カード [#ic37b729]
-[[《無敵悪魔カースペイン》]]
-[[《フェアリー・シャワー》]]
-[[《パイレーツ・チャージャー》]]
-[[《ダーク・ライフ》]]
-[[《二角の超人》]]

**フレーバーテキスト [#r5c614b3]
-[[DMD-33>DMD-33 「マスターズ・クロニクル・デッキ 2016 終焉の悪魔神」]]&br;'''バロム・クエイクが[[フィオナの森]]の地を割った。そこから、呪いが姿を持ったかのような忌々しい超人たちが生み出された。'''

**収録セット [#ye9ac053]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[shosuke]]
--[[DMD-33 「マスターズ・クロニクル・デッキ 2016 終焉の悪魔神」]]

**参考 [#ee389bb1]
-[[死神]]
-[[多色]]
-[[デーモン・コマンド]]
-[[ジャイアント]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[cip]]
-[[墓地肥やし]]
-[[マナブースト]]
-[[手札補充]]