#author("2022-01-23T18:05:52+09:00","","")
#author("2022-01-25T04:47:20+09:00","","")
*《&ruby(かいりゅうしん){海龍神};クリスド》 [#top]

|海龍神クリスド SR 水文明 (10)|
|クリーチャー:ファイブ・オリジン・ドラゴン 15000|
|ジャストダイバー(このクリーチャーが出た時、次のターンのはじめまで、このクリーチャーは相手に選ばれず、攻撃されない)|
|T・ブレイカー|
|自分のドラゴンが出た時、カードを5枚まで引く。|
|相手は、自分の手札の枚数より小さいコストの呪文を唱えられない。|

[[DMEX-18]]で登場した[[水]]の[[ファイブ・オリジン・ドラゴン]]。

[[ジャストダイバー]]を持ち、自分のドラゴンが出る度に5[[ドロー]]し、自分の手札の枚数よりコストが小さい相手の[[呪文]]を[[ロック]]する。
[[コスト]]10[[パワー]]15000、[[ジャストダイバー]]を持つ[[T・ブレイカー]]。
そして自身を含む自分の[[ドラゴン]]全員に5[[ドロー]]の[[cip]]を疑似[[付与]]し、さらにこちらの[[手札]]の枚数より[[コスト]]の小さい相手の[[呪文]]を[[ロック]]する。

普通に10[[コスト]]支払うとこのレベルの[[スペック]]ですら割に合わないことが多いため、[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]で[[コスト軽減]]するのが吉。[[置きドロー]]としては、[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]の力を借りて早期に立てて[[ドラゴン]]を[[種族]]に持つ[[重量級]][[ニンジャ・ストライク]]を抱え込み、それらをニンジャ・ストライクで出すことでさらにドローを加速させるのが無難な使い方になるか。もしくは[[《ミステリー・キューブ》]]などの[[ガチャ>ガチャ#hd2bb51a]]系の能力で早出しするのもアリ。
コスト10以上のドラゴンで呪文をロックできるのはこのカードが初めてである為、[[《神歌の歌姫 アマテラス・キリコ》]]の踏み倒し先としても検討できる。[[《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》]]と[[《龍世界 ドラゴ大王》]]のいずれかでも同時に出せればその時点で10枚のドローが確定し、ほぼ全ての呪文がロック可能。
同じ[[オリジン]]では[[《暴嵐竜 Susano-O-Dragon》]]を立てるだけでも十分な[[ロック]]ができる。
自ら5[[ドロー]]しつつ[[手札]]枚数に応じた[[呪文]][[ロック]]を掛けられることから自己完結性は高いものの、[[コスト]]10を支払って出すには少々割に合わない。
2[[ドロー]][[cip]]と[[コスト]]10以上に対する[[コスト]]4[[軽減>コスト軽減]]を併せ持つ[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]は補完役としての相性が非常に良い。
[[ドラゴン]]に反応する[[置きドロー]][[能力]]を活用するなら、上記《ガイアッシュ》を始めとするサポート[[カード]]で早期着地させた上で、[[ニンジャ・ストライク]]や[[S・バック]]持ち[[ドラゴン]]を大量に搭載し自分・相手[[ターン]]に間断なく[[ドラゴン]]を[[場>バトルゾーン]]に供給できるようにすると良い。
とは言え、1体辺りの[[ドロー]]数自体は多いので、2、3体分[[トリガー]]させればほぼ相手の[[呪文]]を[[封じる>ロック]]ことが出来るだろう。

[[cip]]で一度に5枚ものカードを引けるため、「このターン、カードをn枚以上引いていれば」の条件を満たしやすい。
[[《天災超邪 クロスファイア 2nd》]]の[[G・ゼロ]]や[[《龍波動空母 エビデゴラス》]]の[[龍解]]条件を、《海龍神クリスド》を出すだけで満たせる。
-[[コスト]]10以上の[[ドラゴン]]では初めての[[呪文]][[ロック]][[能力]]持ち。そのため、いわゆる「[[VAN>《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》]][[大王>《龍世界 ドラゴ大王》]][[ナイン>《偽りの王 ナンバーナイン》]]」相当の布陣を[[ドラゴン]]かつ[[《神歌の歌姫 アマテラス・キリコ》]]の[[踏み倒し>コスト踏み倒し]]先だけで構築できるようになった。
勿論、3体並びきらずいずれか2体だけでも、[[コスト]]9以下の[[呪文]]を封じるため中々の[[ロック]]強度にはなる。
それ以外では、同じく[[コスト]]10の[[オリジン]][[ドラゴン]]である[[《暴嵐竜 Susano-O-Dragon》]]と共に立てるのも悪くない。
-[[cip]]で一度に5枚もの[[カード]]を引けるため、「このターン、カードをn枚以上引いていれば」の条件を満たしやすい。
[[《天災超邪 クロスファイア 2nd》]]の[[G・ゼロ]]や[[《龍波動空母 エビデゴラス》]]の[[龍解]]条件を《クリスド》1体出すだけで達成できる。
-少々変わったところでは、[[《蒼神龍チェンジ・ザ・ワールド》]]とも相性が良い。
あちらが「[[手札]]を全て[[捨てて>ディスカード]][[シールド]]を全[[回収>シールド回収]]し、捨てた枚数[[シールド追加]]」という[[cip]]を持つため、状況に応じて[[cip]]の処理の順番を変えることで[[シールド]]・[[手札]]の増強数を大幅に変更できる。

[[cip]]で手札を全て捨てて全シールドを[[回収>シールド回収]]し、捨てた枚数分[[シールド追加]]を行う[[《蒼神龍チェンジ・ザ・ワールド》]]を使うデッキとの相性も良い。
《海龍神クリスド》の[[cip]][[付与]]を先に発動することでシールドを増量することも、後に発動して手札を確保することもできる。

**ルール [#k6b42b57]
5枚まで引く能力は0枚引く(=1枚も引かない)選択も可能。
**ルール [#rule]
-5枚まで引く能力は0枚引く(=1枚も引かない)選択も可能。
[[山札]]の枚数が一桁台になっても、[[ライブラリアウト]]を気にせずに[[ドラゴン]]を展開できる。

**その他 [#ice6f81c]
-水文明単色で永続的に呪文ロックするカードはこのカードが初めて。
-[[呪文]][[ロック]][[能力]]の[[ロック]]条件は「[[手札]]の枚数"より小さい"[[コスト]]の[[呪文]]」である。
そのため、この[[クリーチャー]]が封じることのできる[[呪文]]の[[コスト]]は「''[[手札]]の枚数-1''」となる。
類似[[能力]]を持つ[[《サファイア・ウィズダム》]]とは微妙に異なるので注意。

-後述する名前の受け継がれた先が判然としないのに加え、五龍神が合体した[[《Volzeos-Balamord》]]においても、《クリスド》の名前の要素が《ド》しかない。
**その他 [#other]
-[[水]][[文明]]では初の、[[永続>常在型能力]][[呪文]][[ロック]]ができる[[カード]]。
-[[DMBD-18]]の[[フレーバーテキスト]]でこの[[クリーチャー]]の治世の様子が記されていない、[[ヴォルゼオス>《新世界王 ヴォルゼオス・バラモルド》]][[・バラモルド>《Volzeos-Balamord》]]において名前の要素が「ド」しか残っていないなど、今一不遇な扱いを受けている。
-[[フレーバーテキスト]]で「常に新しい理論を構築していた」と述べられていることから、《クリスド》という名前は後に[[''クリス''タル・コマン''ド''・ドラゴン>クリスタル・コマンド・ドラゴン]]へと繋がったものと思われる。(([[クリスタル・コマンド・ドラゴン]]は「龍素」によって生まれた存在であり、これは《クリスド》の時代から直接繋がる超獣世界([[エピソード3]]以前の世界)には登場していない概念である。とはいえ、[[《龍素記号Sr スペルサイクリカ》]]によると[[《「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」》]]は「強い龍素、あるいはそれ以上の力」を持つらしいので、[[リキッド・ピープル閃]]達の様な活用方法が確立されていなかっただけで龍素自体は存在していた模様。))
--[[五龍神]]の他のメンバーと異なり、各種[[フレーバーテキスト]]で[[カード名]]が判明した段階では名前の受け継がれた先が判然としなかった。
-デザインの元ネタはKaijudoの《King Tritonus》。
5枚[[ドロー]][[cip]]と「[[呪文]]を唱える度に相手[[クリーチャー]]に[[プリン効果]]を[[付与]]する」という固有[[能力]]をもつ[[水]]の「Monarch」である。
[[cip]]はそのまま再現されているが、封じる対象が相手[[クリーチャー]]の[[攻撃]]・[[ブロック]]から[[呪文]]の[[詠唱>唱える]]に変わっている。
また、「Monarch」共通の「味方の該当[[文明]][[クリーチャー]]の[[パワー]]を+4000」という[[パンプアップ]][[能力]]は[[ジャストダイバー]]に変わっている。

-デザインの元ネタはKaijudoの《King Tritonus》。cip の5枚ドローはほぼそのまま再現されているが、もう1つの能力は「こちらが唱える呪文に[[プリン効果]]を付与する」というこちらとは全く異なる効果になっている。また、ジャストダイバーの代わりに「Monarch」サイクル共通の同じ文明の味方クリーチャーを+4000の[[パンプアップ]]をする効果を失っている。

**背景ストーリーにおいて [#c3e266d4]
**背景ストーリーにおいて [#story]
原初の世界の支配者である[[五龍神]]の1体、海の龍神。蒼狼の一族に敗れたことで大地に封じられ、後の[[水文明]]の礎となった。
-[[DMBD-18]]で他の[[五龍神]]が治める[[文明]]の様子が語られる中、この[[クリーチャー]]のみそれに該当する記述が存在しない。
[[《蒼狼の大王 イザナギテラス》]]の[[フレーバーテキスト]]で、かつて《クリスド》が治めた地域が《イザナギテラス》によって「不安定な神殿」として再構成されたと述べられているのみである。
--[[DMBD-18]]で登場した「[[蒼狼>《神歌の歌姫 アマテラス・キリコ》]][[の>《蒼狼の大王 イザナギテラス》]][[一族>《蒼狼の王妃 イザナミテラス》]]」ならびに[[その>《暴嵐竜 Susano-O-Dragon》]][[手勢>《八頭竜 ACE-Yamata/神秘の宝剣》]]はその多くが[[文明]]に[[水]]を含むため、真っ先に襲撃を受け再構成が必要な程壊滅的な被害を被ったのかもしれない。

他の[[五龍神]]の名前は後世に何らかの形で受け継がれているが、《クリスド》のみ名前の受け継がれた先が判然としない。

また、他の龍神と異なり、治めていた地域の様子も明かされていない。
《クリスド》の治めた地域は[[《蒼狼の大王 イザナギテラス》]]によって不安定な形で再構成されたことが明らかになっており、裏を返せば「再構成が必要なほどに崩壊させられた」とも読み取れる。

**サイクル [#cycle]
[[DMEX-18]]で登場した[[五龍神]]の五体。全てコスト10かつ種族が[[ファイブ・オリジン・ドラゴン]]のみ。
それぞれの文明に関するキーワード能力と[[ドラゴン]]を条件とする能力を持つ。また、[[Kaijudo]]の「Monarch」サイクルが元ネタ。
[[DMEX-18]]で登場した5体の[[五龍神]]。全て[[コスト]]10かつ[[種族]]が[[ファイブ・オリジン・ドラゴン]]のみ。
[[Kaijudo]]の「Monarch」[[サイクル]]を元ネタとしており、それぞれの[[文明]]に関する[[キーワード能力]]と[[ドラゴン]]を条件とする固有[[能力]]を持つ。
-[[《天龍神アークゼオス》]]
-''《海龍神クリスド》''
-[[《黒龍神モルナルク》]]
-[[《炎龍神ヴォルジャアク》]]
-[[《地龍神バラフィオル》]]

**関連カード [#card]
-[[《Volzeos-Balamord》]]
-[[《海龍神の魔風》]]

-[[《サファイア・ウィズダム》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
-[[DMEX-18]]&br;'''その龍神は、水が流れ続けるように常に新しい理論を構築していた。'''
-[[DMEX-18]]
'''その龍神は、水が流れ続けるように常に新しい理論を構築していた。'''

**収録セット [#pack]
-illus.[[Norikatsu Miyoshi]]
--[[DMEX-18 「20周年超感謝メモリアルパック 裏の章 パラレル・マスターズ」>DMEX-18]](S5/S15)

**参考 [#reference]
-[[ファイブ・オリジン・ドラゴン]]
-[[ジャストダイバー]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[ドラゴン]]
-[[cip]]
-[[付与]]
-[[ドロー]]
-[[置きドロー]]
-[[ロック]]

-[[五龍神]]

&tag(クリーチャー,水文明,青単,単色,コスト10,ファイブ・オリジン・ドラゴン,オリジン,ドラゴン,パワー15000,ジャストダイバー,T・ブレイカー,ドラゴンサポート,cip付与,ドロー,置きドロー,呪文メタ,ロック,唱えられない,五龍神,SR,スーパーレア,Norikatsu Miyoshi);