#author("2021-12-19T16:37:47+09:00","","")
*《&ruby(あんこくはかいしん){暗黒破壊神};デス・フェニックス》 [#y2c8b980]

|暗黒破壊神デス・フェニックス P 闇/火文明 (4)|
|進化クリーチャー:ゴッド/フェニックス 9000+|
|''墓地進化V'':闇または火のクリーチャーを2体墓地から選び、このクリーチャーをその上に重ねつつ出す。|
|''パワード・ブレイカー''|
|''トライ・G・リンク'':《龍神ヘヴィ》の右横または《龍神メタル》の左横、またはその間(バトルゾーンに自分の指定ゴッドがあれば、このカードをリンクしてもよい)|
|''メテオバーン'':このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下に重ねたカードを1枚、墓地に置いてもよい。そうしたら、《龍神ヘヴィ》または《龍神メタル》を1体自分の墓地から出す。|

[[DMEX-16]]で登場した[[闇]]/[[火]]の[[ゴッド]]/[[フェニックス]]の[[進化]][[クリーチャー]]。

[[《破壊神デス》]]が[[《暗黒王デス・フェニックス》]]と合体し、[[《破壊神デスペラード》]]よりさらにコストが軽くなってリメイクされた。
[[墓地進化V]]によって墓地に[[進化元]]が2体必要になったとはいえ、コストが4まで下がっているので出しやすさが格段に上がっている。

[[メテオバーン]]でリンク先を出せてしまうため、出して殴るだけで[[G・リンク]]できる。[[ヘヴィ・デス・メタル]]の完成難易度自体も大幅に下がっている。
リンク先である[[龍神ヘヴィ]]か[[龍神メタル]]を進化元にしても、メテオバーンでそれを墓地に置いてそのまま出すことができる。その2体とはまた別に進化元を用意しておく必要もない。

コスト4の軽さで[[《極限龍神メタル》]]や[[《龍神メタル》]]の[[ランデス]]を仕掛けられるのは魅力的。
もしくは[[《極限龍神ヘヴィ》]]や[[《龍神ヘヴィ》]]を蘇生することでパワー14000以下の[[クリーチャー]]を殲滅&牽制できるのは破格。登場時の環境では[[《蒼き守護神 ドギラゴン閃》]]を一方的に返り討ちにできるパワーラインが非常に大きい。
さらに[[G・リンク]]によって、除去を受けても1回だけならリンクしたゴッドを身代わりにでき、次のターンにまたメテオバーンでG・リンクし直して粘り強い戦いもできる。

[[コスト踏み倒しメタ]]に引っかかっても、出せれば[[《龍神メタル》]]の[[ランデス]]効果は最低限使うことができる。
[[《龍神ヘヴィ》]]もリンクさせずに単体で出し、能力で《ヘヴィ》自身を破壊すれば事実上コスト踏み倒しメタに引っかからずに済む。
また[[《神の裏技ゴッド・ウォール》]]を採用すれば、さらなる除去耐性を得てすぐリンクできる。[[置換効果]]ではないメタには強気に出ることができ、ノーリスクになった《ヘヴィ》の[[cip]]と[[可能であれば攻撃する]]によって返り討ちにすることが可能。

ただ、このカードには[[《破壊神デス》]]や[[《破壊神デスペラード》]]のような[[トライ・G・リンク]]した時、あるいはリンクしている間に働く能力を持たないため、それらと比較すると3体リンクをするメリットは少ない。それでもパワー21000の[[Q・ブレイカー]]になり、[[《龍神ヘヴィ》]]の効果で相手に[[自爆特攻]]させる際にバトルで負ける相手を減らすことができ、2回分の[[耐性]]を獲得できるため、それなりに恩恵は大きい。

[[自然]]入りの場合、[[《幻緑の双月/母なる星域》]]も相性が良い。クリーチャー側で2ターン目のマナブーストができ、呪文側でマナゾーンにある《暗黒破壊神デス・フェニックス》を出すことができる。《母なる星域》は唱える時点でマナゾーンに3枚のカードがあればコスト4の進化クリーチャーを出せるのはポイント。ただし序盤での[[マナブースト]]は[[墓地肥やし]]が疎かになりやすいため、むしろ安定性を欠くことに繋がりやすい。

[[《メルゲ否男/「今も我らの願いはただひとつ」》]]、[[《ブラッディ・クロス》]]、[[《ダーク・ライフ》]]、[[《悪魔妖精ベラドンナ》]]などの1マナ墓地肥やしやマナブーストを兼ねるものを駆使すれば最速3ターン目にも出せる。

他にも[[《ゴッド・ルピア》]]から2→4と綺麗に繋がるが、[[墓地]]にクリーチャーを2体必要とするため、1ターン目に[[《ブラッディ・クロス》]]でも使わない限り3ターン目の召喚はほぼ不可能。[[墓地]]に特定の[[クリーチャー]]を含む[[進化元]]2体を要求するため、速度にこだわるよりも[[墓地肥やし]]に注力し、4ターン目の[[召喚]]を安定させる方がよいだろう。

[[墓地進化V]]という都合上、[[デッキ]]の[[闇]]か[[火]]の[[クリーチャー]]はなるべく多くしておくのがよい。[[呪文]]面を唱えてそのまま[[進化元]]になる[[《龍装鬼 オブザ08号/終焉の開闢》]][[《ほめほめ老/ホメホメ老句》]][[《カツラデランス/「アフロ行きま〜す!!」》]]は相性がいい。

[[《戦略のD・H アツト》]][[《【問2】ノロン⤴》]]は[[cip]]で[[手札交換]]ができ、[[墓地]]に置かれると[[進化元]]になる[[闇]]の[[クリーチャー]]である。[[バトルゾーン]]に残るため、[[《龍神ヘヴィ》]]で[[破壊]]する的としても都合がよい。

[[《虚∞龍 ゲンムエンペラー》]]も[[cip]]で[[墓地肥やし]]ができ、[[進化クリーチャー]]を[[手札]]に加えられる。コスト4以下の[[クリーチャー]]を[[リアニメイト]]できる[[《阿修羅ムカデ <デスシラズ.Star>》]]との噛み合わせもよい。

従来のド派手なスペックの[[破壊神デス]]よりも安定性と小回りに優れたスペックと言える。

-[[進化]][[フェニックス]]としても[[進化V]]の条件が緩く、かなり出しやすい部類に入る。とはいえ[[《究極銀河ユニバース》]]との相性はよいとは言えない。1度の[[メテオバーン]]では[[進化元]]を消費しきれず、なにより【ヘヴィ・デス・メタル】に[[光]]を足す[[メリット]]が少ないため。

-「[[破壊神デス]]」の[[名称カテゴリ]]に含まれるので、[[《ゴッド・オブ・ゼット》]]で出せる。
--[[《破壊龍神ヘヴィ・デス・メタル GS》]]は、[[《龍神ヘヴィ》]]とルビが一致しなかったために出せなかった。

-[[《生命と大地と轟破の決断》]]でこの[[クリーチャー]]と[[《龍神ヘヴィ》]]を、自身の[[メテオバーン]]で[[《龍神メタル》]]を[[コスト踏み倒し]]することで1ターンで[[トライ・G・リンク]]を達成することも可能ではある。[[《二刀流Re:トレーニング》]]や[[《瞬閃と疾駆と双撃の決断》]]などで連続攻撃するのも手か。
もっとも、どちらの場合もこの[[クリーチャー]]抜きで[[G・リンク]]させた「ヘヴィ・メタル」として並べた方が頭数を増やせる。

-[[《絶望と反魂と滅殺の決断》]]で[[《極限龍神ヘヴィ》]]と《暗黒破壊神デス・フェニックス》を[[リアニメイト]]するのでも、上と同様のことは可能。こちらは[[マナゾーン]]の枚数を減らさずに済む。

-[[《龍神メタル》]]とリンクしたら、「[[W・ブレイカー]]」「[[T・ブレイカー]]」「[[パワード・ブレイカー]]」の3つのブレイカー能力を持つこととなる。この場合、攻撃プレイヤーが好きな1つを選び、そのブレイク数でブレイクする。

-能力の関係上、[[《破壊神デス》]]のリメイクと謳われているが、イラストは元の両翼に加えて[[《龍神ヘヴィ》]]/[[《龍神メタル》]]とリンクする為の翼を備えた[[《暗黒王デス・フェニックス》]]といったデザインとなっている。
2体の進化元を必要とする点も[[《暗黒王デス・フェニックス》]]に由来すると思われ、結果的に元々の[[《破壊神デス》]]の要素はイラスト/能力の両面で希薄に留まっている。
--胸部には[[《暗黒王デス・フェニックス》]]と同様に[[《神滅竜騎ガルザーク》]]が埋まっているのが確認できる。ただし[[《暗黒王デス・フェニックス》]]と異なり、[[《神滅竜騎ガルザーク》]]の首部分も描かれた形になっている。
--進化手段は変化したものの上記の通り2体の進化元を必要とする点は[[《暗黒王デス・フェニックス》]]と同一であり、コストやパワーも据え置きとなっている。

-[[シールド焼却]]や[[ハンデス]]自体は受け継がれていない。[[《暗黒王デス・フェニックス》]]と比べ[[墓地進化V]]となった事で召喚難度が緩和されており、メテオバーンによる[[G・リンク]]補助効果も持つため、そこに[[《暗黒王デス・フェニックス》]]の効果もそのまま有していたら強すぎると判断されたためだろう。

-[[《邪神M・ロマノフ》]][[《邪神R・ロマノフ》]][[《邪神C・ロマノフ》]]から実に11年ぶりとなる[[ゴッド]]の[[進化クリーチャー]]であり、[[《火之鳥カイザー・アイニー》]]から10年ぶりにして史上2体目となる[[墓地進化V]]でもある。

-リンク対象の[[《龍神ヘヴィ》]][[《龍神メタル》]]は通常クリーチャーだが、[[特殊タイプ]]は加点方式であるため、このクリーチャーとリンクする事で「進化」の特殊タイプを持つことが優先されて進化クリーチャーとなる。「進化クリーチャー兼、クリーチャー」のような状態にはならない。今までは[[《名も無き神人類》]]と[[進化]][[ゴッド]]を[[G・リンク]]させないと起こりえなかったが、このカードの場合は頻発するので注意。

**リンク対象 [#linktodsphnx]
-[[《龍神ヘヴィ》]] 
-[[《極限龍神ヘヴィ》]] 
-[[《龍神メタル》]]
-[[《極限龍神メタル》]]

**関連カード [#ta1e7023]
-リンク対象のゴッド以外で[[破壊神デス]]を参照するカード
--[[《ゴッド・ルピア》]]
---[[《ブラッディ・ドラグーン》]]
---[[《封魔魂具バジル》]]
--[[《ゴッド・オブ・ゼット》]]

-名前に破壊神デスを含むゴッド
--[[《破壊神デス》]]
--[[《破壊神デスペラード》]]

-[[カード名]]、[[カードイラスト]]でこのカードとの関連があるもの
--[[《超神星DEATH・ドラゲリオン》]]
--[[《神龍連結 バラデスメタル》]]

--[[《世紀末ヘヴィ・デス・メタル》]]
--[[《破壊龍神ヘヴィ・デス・メタル GS》]]

--[[《暗黒王デス・フェニックス》]]
--[[《デスメタ・ルピア》]]

**収録セット [#u484a440]
-illus.[[Ishibashi Yosuke]]
--[[DMEX-16 「20周年超感謝メモリアルパック 技の章 英雄戦略パーフェクト20」>DMEX-16]](56/100)

**参考 [#f1163cf9]
-[[進化クリーチャー]]
-[[ゴッド]]
-[[フェニックス]]
-[[墓地進化V]]
-[[闇]]
-[[火]]
-[[パワード・ブレイカー]]
-[[トライ・G・リンク]]
-[[メテオバーン]]
-[[リアニメイト]]

-[[破壊神デス]]
-[[龍神ヘヴィ]] 
-[[龍神メタル]]

-[[【ヘヴィ・デス・メタル】]]
-[[ヘヴィ・デス・メタル]]

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[[公式Q&A]]

>Q.自分のリンクしている[[《龍神ヘヴィ》]]''《暗黒破壊神デス・フェニックス》''[[《龍神メタル》]]がバトルゾーンにいる状況で、その''《暗黒破壊神デス・フェニックス》''の[[進化元]]に[[《ボルシャック・ドラゴン》]]がいます。この''《暗黒破壊神デス・フェニックス》''のみが離れ、再構築により進化元の[[《ボルシャック・ドラゴン》]]が残る際、[[《龍神ヘヴィ》]]と[[《ボルシャック・ドラゴン》]]、[[《龍神メタル》]]はリンクしたままですか?
A.いいえ、リンクは外れます。不適正なカードのリンクは外され、それぞれバトルゾーンに別々のクリーチャーとして残ります。&br;また、この場合、[[《破壊神デス》>破壊神デス]]がバトルゾーンを離れているので、リンクが外れた後、[[《龍神メタル》]]の「このクリーチャー、《龍神ヘヴィ》、《破壊神デス》の3体がリンクしていて、《破壊神デス》が離れた時」の能力で、[[《龍神ヘヴィ》]]と[[《龍神メタル》]]を再び「G・リンク」させることができます。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40118]]

>Q.自分のリンクしている[[《龍神ヘヴィ》]]''《暗黒破壊神デス・フェニックス》''がバトルゾーンにいる状況で、その''《暗黒破壊神デス・フェニックス》''の進化元に[[《ボルシャック・ドラゴン》]]がいます。この''《暗黒破壊神デス・フェニックス》''のみが離れ、再構築により進化元の[[《ボルシャック・ドラゴン》]]が残る際、[[《龍神ヘヴィ》]]と[[《ボルシャック・ドラゴン》]]はリンクしたままですか?
A.いいえ、リンクは外れます。不適正なカードのリンクは外され、どちらもバトルゾーンに別々のクリーチャーとして残ります。&br;(総合ルール 703.4e((リンクしたゴッドの情報が不適正になった時、そのリンクは外れる。)))
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40119]]

>Q.自分のリンクしている[[《龍神ヘヴィ》]]''《暗黒破壊神デス・フェニックス》''がバトルゾーンにいる状況で、その''《暗黒破壊神デス・フェニックス》''の進化元に[[《龍神メタル》]]がいます。この''《暗黒破壊神デス・フェニックス》''のみが離れ、再構築により進化元の[[《龍神メタル》]]が残る際、[[《龍神ヘヴィ》]]と[[《龍神メタル》]]はリンクしたままですか?
A.はい、リンクした状態でバトルゾーンに残ります。リンクしていた''《暗黒破壊神デス・フェニックス》''の状態定義効果を、[[《龍神メタル》]]が引き継ぎます。&br;(総合ルール 801.4c((再構築されたクリーチャーは新たにバトルゾーンに出るわけではなく、すでにバトルゾーンにあったものとして扱います。バトルゾーンに出た時に誘発する効果は発生しません。また、それらのクリーチャーはターンのはじめから進化クリーチャーの下に存在していたのであれば、新たに召喚酔いしません。また、再構築前に受けていた効果があれば再構築後も引き継ぎます。)))
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40120]]

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