#author("2023-11-18T10:23:26+09:00","","")
*《&ruby(しはい){支配};の&ruby(せいれい){精霊};ペルフェクト/ギャラクシー・チャージャー》 [#top]

|支配の精霊ペルフェクト SR 光文明 (7)|
|クリーチャー:エンジェル・コマンド 9000|
|''ブロッカー''|
|''W・ブレイカー''|
|相手は各ターン合計3回までしか、クリーチャーを召喚したり呪文を唱えたりできない。|
|このクリーチャーが離れる時、そのパワーが0より大きければ、離れるかわりにとどまる。|
|BGCOLOR(#ccd):|
|ギャラクシー・チャージャー SR 光文明 (3)|
|呪文|
|自分の山札の上から3枚を表向きにする。その中から、エンジェル・コマンドをすべて手札に加え、残りを好きな順序で山札の下に置く。|
|''チャージャー''|

[[DM23-EX2]]で登場した[[光]]の[[エンジェル・コマンド]]と[[光]]の[[呪文]]の[[ツインパクト]]。

[[クリーチャー]]側は[[コスト]]7で[[パワー]]が1以上の条件付きで置換効果により場を離れないパワー9000の不死[[ブロッカー]]。
相手が各[[ターン]]合計3回までしか[[召喚]]と[[詠唱]]をできないようにする[[常在型能力]]も持つ。

召喚と詠唱回数の制限[[ロック]]は呪文連鎖[[コンボデッキ]]や[[メクレイド]]リレー、[[G・ゼロ]]や[[GR召喚]]連打[[ワンショット]]などを対策できる。
しかしコスト7と[[メタカード]]としては[[重い]]上、自分ターン中の[[カウンター]]封じとしては甘い。
純粋なそれらへのメタとしては[[《DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜》]]など、より[[軽い]][[カード]]に任せたいところ。
それらが[[除去]]された後の後詰めとしてなら、離れない効果も活かしてメタを働かせられるだろう。

-メタクリーチャーとしての場持ちでは、一般的な[[エレメント]]除去は完全にシャットアウトできる。
無論、[[封印]]・[[パワー低下]]・能力[[無視]]には無力なため、対策が取れる余裕があるなら取っておきたいところ。
--封印に関しては、デッキの[[光]]の[[コマンド]]の比率を挙げておけば、自身の呪文側で持ってこれるため復帰自体はしやすい。
--幸い9000という絶妙なパワーラインのおかげで、パワー低下にもある程度強め。
[[《絶望と反魂と滅殺の決断》]]や[[《ドアノッカ=ノアドッカ/「…開けるか?」》]]のような、環境でもよく使われる「-8000」ラインの除去に耐えることができる。
[[メインデッキ]]に積むことができ、比較的早期にこのクリーチャーに対応できてかつある程度の[[汎用性]]を持つ確定除去級のパワー低下は[[《九番目の旧王》]]程度。
後は[[【ドルマゲドンX】]]に入る[[《S級不死 デッドゾーン》]]や[[S・トリガー]]から出れば対処できる[[《撃髄医 スパイナー》]]、コスト6にはなるが[[アビス]]軸の[[《邪闘 シス》]]ぐらいか。
[[《終末王秘伝オリジナルフィナーレ》]]も撃つ前の時点で7マナ以上が存在する必要があり、そこまでマナが貯まる頃には大抵こちらの[[《ヘブンズ・ゲート》]]手打ちが間に合うだろう。
ただし、[[アドバンス]]では[[《時空の禁断 レッドゾーンX》]]であっさり焼かれてしまうライン。
[[《S級不死 デッドゾーン》]]よりも広いデッキに採用されているので、[[超次元ゾーン]]に見えたら警戒した方がいい。

-ブロッカーとしては[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]と変わらず[[プリン効果]]や[[オールタップ]]などが効いてしまうため過信は禁物。

[[呪文]]側は[[山札の上]]3枚から[[エンジェル・コマンド]]をすべて[[手札補充]]する[[コスト]]3[[チャージャー]]。

効果の形式は[[《決闘者・チャージャー》>《ボルシャック・ドラゴン/決闘者・チャージャー》]]と同じ「同種を回収できるコスト3・最大3ドローチャージャー」。
だが、このカードの登場時点では[[エンジェル・コマンド]]という種族で統一したデッキを組むことのメリットは小さい。
《決闘者・チャージャー》のように確実な手札補充枠とは考えないほうが無難。

また、このカードのクリーチャー側の運用に必須級な[[《ヘブンズ・ゲート》]]は回収できないばかりか、[[山札]]の最下層に追いやってしまう。
この場合は引き集められる[[《星門の精霊アケルナル/スターゲイズ・ゲート》]]や[[《賢門の精霊ヘブンストライク》]]と組ませるべきだろう。コストも3→5と繋がり、[[【ヘブンズ・ゲート】]]というギミックで足並みが揃っているので相性が良い。
他にも、大量にエンジェル・コマンドを投入するなら[[ブロッカー]]が中心となるので[[《知識の精霊ロードリエス》]]で[[手札補充]]したり、[[《提督の精霊龍 ボンソワール》]]でハンデス対策したり、[[《聖霊王アルファリオン》]]の[[G・ゼロ]]を目指すなど夢は広がる。

総じて[[エンジェル・コマンド]]の[[S・トリガー]]や、ツインパクトチャージャーが出続ける事で化ける可能性がある為、今後のデッキ開発において考慮したいカードと言える。

//このカードの登場時点の[[エンジェル・コマンド]]には[[《星雲の精霊キルスティン/神秘の石柱》]]、[[《天海の精霊シリウス/W・チャージャー》]]、条件もあるが[[《ライオネルの天宝》]]、[[殿堂]][[カード]]だが[[《超七極 Gio/巨大設計図》]]辺りの初動となるカードがある。
//汎用的な[[ウィニー]]は少ないが、[[除去]]のできる[[《白騎士の精霊HEAVEN・キッド》]]、[[メタカード]]だと[[《五憐の精霊オソニス》]]が存在する。
//[[《決闘者・チャージャー》>《ボルシャック・ドラゴン/決闘者・チャージャー》]]と同様に、デッキ内のほとんどのカードを[[エンジェル・コマンド]]にすることは可能。
//↑ただ同じ種族を36枚(4枚は天門と仮定)集めただけなものはデッキとは呼べません。ドロソでも《天雷の導士アヴァラルド公/魔弾アルカディア・エッグ》で例えるなら【ネロ天門ループ】でなど、勝ち方まで確保してデッキとなります。


-[[エンジェル・コマンド]]の採用が少なめで0〜1枚しか手札補充できそうにないとしても、[[《ケンザン・チャージャー》]]より最大値が高い[[チャージャー]]として扱える。
40枚中このカードが4枚とその他で12枚程度[[エンジェル・コマンド]]が入るデッキなら初動候補にできるだろう。
直近の[[【白青黒天門】>【ヘブンズ・ゲート】#saf2829d]]で考えると、そちらでは既にエンジェル・コマンドの比率がメインデッキの3割程度にまでなっている。
このカードを含めて4割程度まで上がるとしても、十分採用に値するだろう。

**他のカード・デッキとの相性 [#x5f9b4dd]
-[[《太陽の精霊龍 ルルフェンズ》]]も3→5と[[マナカーブ]]が繋がり大量展開に繋げられる。

-カードが[[《巨大設計図》]]の回収範囲内かつ優秀なコスト3チャージャーを持っており、耐性付きアタッカーとしても使いやすい。
[[《巨大設計図》]]に対応した[[リソース]]基盤がついでに耐性付きアタッカーとしても運用できる。
[[《異端流し オニカマス》]]のような[[出る>出す]]こと自体を阻害せず、出たことに対して除去が発生する方式の[[コスト踏み倒しメタ]]が相手なら事実上すべてを貫通して着地する事ができる。
これらの性質から、[[【白緑巨大天門】]]や[[【4色ウェルキウス天門】]]の新戦力として期待できる。
--[[【白緑巨大天門】]]では、かつて回数制限[[ロック]]としてに[[《我怒の鎖 パンサーベア》]]が使われていたことがある。
[[《光の兄妹 るる&ルシファー》]]との併用が前提だったそちらと異なり、こちらは出しやすいかわりに[[S・トリガー獣]]を3体も許すなどロック性能はかなり落ちる。

**環境において [#f959f0a9]
[[DM23-EX2]]発売2日目の[[CS>チャンピオンシップ]]([[オリジナル]])でこのカード4枚と[[《ケンザン・チャージャー》]]4枚を採用した[[白青黒]][[【ヘブンズ・ゲート】]]が優勝に輝いた。
[[アドバンス]]でも同日[[《ケンザン・チャージャー》]]を2枚に抑えた型がCS優勝を果たした。

[[DM23-EX2]]発売4日目には[[【白緑巨大天門】]]でオリジナルのCS準優勝を果たした。

発売6日目には[[【白青赤ゾージアミラダンテ】>【ロージアミラダンテ】#k52b152d]]でオリジナルのCS準優勝を果たした。

特に[[【ブレスラチェイン】]]に対して絶大な刺さりを見せ、こうなると相手は何とかして有限[[ソリティア]]で打点を並べて[[《CRYMAX ジャオウガ》]]を掘り当てるしかない。[[【黒緑アビスロイヤル】]]を始めとする[[アビス]]系統のデッキの[[メクレイド]]に対しても有効。

発売約2週間後のアドバンスでは[[【4色ディスペクター】]]に、[[エンジェル・コマンド]][[シナジー]]度外視の、単純な[[ブロッカー]]枠の増量重視で採用された事例が報告された。クリーチャー面の強力さが評価された例と言える。

特に[[【超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン】]]は基本的にこれ1種類で受かると言っても過言ではない。[[《禁断の轟速 ブラックゾーン》]]などによる[[封印]]も[[光]]の[[コマンド]]を出せばすぐ復帰できるので問題ない。
**その他 [#a218cfcd]
-クリーチャー側はほぼ確実にデュエプレ版[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]のデザインが継承されている。
素で[[ブロッカー]]を持ったことで[[《ヘブンズ・ゲート》]]等で参照できるようになり、除去耐性は[[パワー低下]]の無限に続く[[破壊]]を防げないようになった点が共通している。

-「ペルフェクト(perfecto)」はスペイン語で「完全」。英語の「[[Perfect>《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]」に対応している。
呪文側と合わせて元ネタの名前を再現している。
-[[同じ冠詞を持つ精霊龍>《支配の精霊龍 ヴァルハラナイツ》]]や[[《不滅槍 パーフェクト》]]の存在などから、[[DS世界>並行世界#Dragonsaga]]の[[光文明]]との関わりが窺える。

-初登場は[[DM23-EX2]]だが、[[DMART-12]]で収録するために作成されたカードである。そのためDM23-EX2の新規カードで最も早くデザインされたという。[[参考>https://twitter.com/syaba3/status/1724011354192073032]]

**関連カード [#card]  
-[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]
-[[《光器パーフェクト・マドンナ》]]
-[[《DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜》]]
-[[《滅将連結 パギャラダイダ》]]

//**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
//-[[DM22-__0]]&br;'''フレーバーテキスト'''

**収録セット [#pack] 
//***[[デュエル・マスターズ]] [#dm]
-illus.[[tetrapod]]
--[[DM23-EX2 「頂上決戦!!デュエキングMAX2023」>DM23-EX2]](5/112)
-illus.[[Daisuke Izuka]]
--[[DMART-12 「神アート Angelic Wisdom by Daisuke Izuka」>DMART-12]](1/5)

//***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#dmpp]
//-CV:[[]]
//-illus.[[]]
//--[[DMPP-00 第00弾「  」>DMPP-00]]

**参考 [#reference] 
-[[ツインパクト]]
-[[エンジェル・コマンド]]
-[[ブロッカー]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[ロック]]
-[[召喚できない]]
-[[置換効果]]
-[[手札補充]]
-[[チャージャー]]

----
[[公式Q&A]]

-クリーチャー側3つ目の能力について

>Q.相手の''《支配の精霊ペルフェクト/ギャラクシー・チャージャー》''がバトルゾーンにいる状況です。&br;自分は呪文を3回唱えたターン中、クリーチャーを召喚できますか?&br;また、クリーチャーを3回召喚したターン中に呪文を唱えられますか?
A.いいえ、召喚できません。召喚か唱えるのを合計3回行ったら、そのターンの間、''《支配の精霊ペルフェクト》''がいる限り召喚も唱えることもできません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/43959]](2023.10.20)

-クリーチャー側4つ目の能力について

>Q.自分は[[《復活の祈祷師ザビ・ミラ》]]の「出た時」の能力で、自分の''《支配の精霊ペルフェクト/ギャラクシー・チャージャー》''を破壊しようとしました。&br;''《支配の精霊ペルフェクト》''は自身の効果でバトルゾーンにとどまりましたが、この場合でもコスト6以下のサイキック・クリーチャーを1体自分の超次元ゾーンから出せますか?
A.はい、出せます。&br;「こうして破壊したクリーチャー」には、破壊しようとしたが結果的にバトルゾーンにとどまったクリーチャーも含まれます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/43958]](2023.10.20)

&tag(ツインパクト,クリーチャー,光文明,白単,単色,コスト7,エンジェル・コマンド,コマンド,パワー9000,ブロッカー,W・ブレイカー,大量展開メタ,呪文メタ,回数制限,ロック,パワーが0より大きければ,除去置換効果,置換効果,とどまる,呪文,コスト3,山札公開,サーチ,エンジェル・コマンドサポート,手札補充,チャージャー,・,SR,スーパーレア,tetrapod,Daisuke Izuka);