#author("2021-10-15T18:26:44+09:00","","")
*《&ruby(せんれいこんせい){戦霊混成}; ウルボランス》 [#top]

|戦霊混成 ウルボランス SR 光/水/火文明 (8)|
|クリーチャー:ディスペクター/エンジェル・コマンド/アースイーター 11500|
|EXライフ|
|ブロッカー|
|W・ブレイカー|
|このクリーチャーが出た時、自分の手札を2枚まで捨てる。その後、こうして捨てた手札の枚数より1枚多くカードを引く。|
|各ターン、自分の最初のクリーチャーが召喚によって出た時、そのクリーチャーのコスト以下の呪文を1枚、自分の手札からコストを支払わずに唱えてもよい。|

[[DMRP-19]]で登場した[[光]]/[[水]]/[[火]]の[[ディスペクター]]/[[エンジェル・コマンド]]/[[アースイーター]]。

[[cip]]で最大2枚まで[[手札]]を捨ててそれより1枚多く[[ドロー]]する[[能力]]と、各[[ターン]]最初に[[召喚]]した自分の[[クリーチャー]]の[[コスト]]以下の[[呪文]]を1枚[[手札]]から[[コスト踏み倒し]]で[[唱える]]事ができる[[能力]]を持つ。

[[cip]]は、X:X+1の割合で手札交換を行うため、2枚捨てた時には3ドローすることが可能。[[手札]]を0枚捨てても、0より1多い数=1枚引ける。

クリーチャー召喚後に発動する[[呪文]]の踏み倒しは、[[召喚]]後に使用できるマナが足りなくなった場合に役立つ。
高コストクリーチャーを召喚すれば踏み倒せる呪文の範囲も広がるので、このクリーチャーのコストと同じ8マナまで貯めれば御の字か。
中でも必要となるマナの色が多い多色呪文を踏み倒した方がデメリットも少ない。

[[cip]]で呪文を[[サーチ]]や[[サルベージ]]できるクリーチャーを召喚すればその呪文をそのまま唱えられる。特に[[《龍素記号Sr スペルサイクリカ》]]とは抜群の相性を誇り、あちらで墓地から唱えて手札に加えた呪文をこのクリーチャーによって即座にもう一度唱えられる。
また、「各ターン」という指定のため、相手のターン中に[[S・トリガー]]や[[ニンジャ・ストライク]]によってクリーチャーを召喚した場合も呪文を唱えられる。

コスト2の[[マナブースト]]→[[《妖精 アジサイ-2》]]か[[《龍魂珠》]]で最速4ターン目にこのクリーチャーを[[召喚]]できる。特に《アジサイ-2》は[[手札補充]]も出来るので相性は良い。

召喚後に呪文を踏み倒すため、その手順を満たすことで唱えた後に手札に戻る[[サイクロン]]呪文との相性は良い。

-「召喚した時」ではなく「召喚によって出た時」なので、《ウルボランス》の着地後「出た時」能力の[[解決]]タイミングで効果を使う。
仮にこの[[クリーチャー]]がその[[ターン]]初めて[[召喚]]した[[クリーチャー]]だった場合、[[cip]]の[[手札交換]]で[[手札]]を増やしてから[[コスト]]8以下の[[呪文]]を[[コスト踏み倒し]]できる。

-光の[[ブロッカー]]であるため[[《ヘブンズ・ゲート》]]で早期に踏み倒すことはできる。ただ、[[《ヘブンズ・ゲート》]]の[[コスト踏み倒し]]は召喚ではないため、呪文の踏み倒しはできなくなってしまう。

-[[《ダッシュ・リピート》]]とは強力なシナジーを誇り、召喚後に踏み倒すことで自身も含め、毎ターン召喚するクリーチャーを[[スピードアタッカー]]化、唱えた《ダッシュ・リピート》に至っては手札に戻るので、余分なマナを支払うことなく使い回せる。

**ルール [#if564ad1]
-[[cip]]の[[手札交換]]は、[[捨てる>ディスカード]]枚数は「2枚まで」なので、[[手札]]を1枚も捨てない(=0枚捨てる)選択も可能。またその場合でも、「捨てた枚数より1枚多く引く」なので1枚の[[ドロー]]は保証されている。
--ただし、「1枚多く引く」は強制であるので、必ず「捨てた枚数+1枚」[[ドロー]]しなければならない。そのため、必ず1枚は[[ドロー]]しなければならないし、「2枚捨てて2枚[[ドロー]]」といったことも出来ない。

-[[呪文]]の[[コスト踏み倒し]]は「''ターン中出す最初のクリーチャー''」が「''[[召喚]]''」によって出た場合のみ能力が誘発する。例えば、[[《ヘブンズ・ゲート》]]によってこのクリーチャーを出しても召喚ではないためこの能力は使用できず、かつその後に別のクリーチャーを召喚しても最初のクリーチャーではないため同じく能力は使用できない。

**環境において [#ed31c980]
[[DMRP-19]]期のオリジナル環境では[[《ヘブンズ・ゲート》]]軸の[[【5色ディスペクター】]]で偶に使われる。


**その他 [#f5f66923]
[[《龍聖''霊ウル''フェウ''ス''》>《龍聖霊ウルフェウス》]]と[[《''戦''攻竜騎ド''ルボラン''》>《戦攻竜騎ドルボラン》]]の『混成』[[ディスペクター]]。
#region2(合成元との関係){{
-《ドルボラン》の胸部([[アースイーター]]の単眼部分)に《ウルフェウス》の上半身を接合し、《ドルボラン》の尻尾の一部を《ウルフェウス》の物に置き換えている。
--[[カード名]]に「ランス(lance:槍)」が含まれているからか、《ドルボラン》の腕の一本にだけ《ウルフェウス》の槍状の腕が接合されている。また、《ウルフェウス》の天秤が皿だけ残されており、一部モザイク化している。
--[[能力]]的には、《ウルフェウス》の条件付きで[[呪文]]を[[踏み倒す>コスト踏み倒し]][[cip]]を、ある程度性質を残しつつ拡張して継承している。一方、《ドルボラン》の[[パワー]]6000に関する[[除去]][[能力]]は一切面影が無い。
--合成元は共に[[DM-24]]で初登場した[[スーパーレア]]であり、[[サイクル]]に属さない[[多色]][[ディスペクター]]としては初めて、同じ[[エキスパンション]]出身同士を合成した[[クリーチャー]]となる。なお、この両者は同一[[エキスパンション]]出身であるということ以外に、漫画「FE」で[[W>白凰]]と[[ベルベル]]の対戦中に[[切札]]として挙げられているという縁がある。
-合成元の[[文明]]を過不足なく継承し『混成』[[3色]]となっている一方、《ウルフェウス》の[[アポロニア・ドラゴン]]と《ドルボラン》の[[アーマード・ドラゴン]]という、2つの[[ドラゴン]][[種族]]が完全に削除されている。
--《ドルボラン》は[[フレーバーテキスト]]によれば「傷付いた[[アーマード・ドラゴン]]が[[アースイーター]]と融合した[[クリーチャー]]」だったと思われるが、その主体だった[[アーマード・ドラゴン]]が削除されるという「ディスペクト」を受けている。
また[[アースイーター]]側も、[[種族]]の主な形状的特徴である単眼を《ウルフェウス》によって置き換えられてしまっているため、こちらにとっても「ディスペクト」であると言える。
}}

-アニメ『デュエル・マスターズ キング!』の「[[切札 ジョー]]vs[[エスパー・マギ]]」戦でエスパー・マギが使用。
2体[[召喚]]され、2体目の[[召喚]]時に元から[[バトルゾーン]]に出ていた1体目の[[能力]]ともども[[誘発]]させ、それぞれ[[《英知と追撃の宝剣》]]と[[《ロスト・ソウル》]]を唱えた。

**関連カード [#card]
-[[《龍聖霊ウルフェウス》]]
-[[《龍聖霊ウルフェウス/ヘブンの衝撃》]]
-[[《戦攻竜騎ドルボラン》]]

-[[《超聖竜ボルフェウス・ヘヴン》]]([[《聖竜ボルシャック・ウルフェウス》]]):[[《龍聖霊ウルフェウス》]]と別の[[クリーチャー]]の合体。こちらの相手は[[《ボルメテウス・武者・ドラゴン》]]。

//**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
//-[[]]&br;''''''

**収録セット [#pack]
-illus.[[tetrapod]]
--[[DMRP-19 「王来篇 第3弾 禁断龍VS禁断竜」>DMRP-19]](S7/S11)

**参考 [#reference]

-[[ディスペクター]]
-[[エンジェル・コマンド]]
-[[アースイーター]]
-[[EXライフ]]
-[[ブロッカー]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[cip]]
-[[手札交換]]
-[[ディスカード]]
-[[ドロー]]
-[[召喚]]
-[[呪文]]
-[[手札]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[白青赤]]

&tag(クリーチャー,光文明,水文明,火文明,白青赤,多色,コスト8,ディスペクター,混成,エンジェル・コマンド,コマンド,アースイーター,パワー11500,パワーの最後の三桁が「500」,EXライフ,ブロッカー,W・ブレイカー,cip,手札交換,召喚限定cip付与,呪文サポート,コスト踏み倒し,SR,スーパーレア,tetrapod);