#author("2020-01-24T13:43:42+09:00","","")
#author("2020-01-25T00:14:06+09:00","","")
*《&ruby(あくませいれい){悪魔聖霊};アウゼス》 [#z543dc01]

|悪魔聖霊アウゼス SR 光/闇文明 (6)|
|クリーチャー:エンジェル・コマンド/デーモン・コマンド 6500|
|シンパシー:エンジェル・コマンドおよびデーモン・コマンド(このクリーチャーを召喚する時支払うコストは、バトルゾーンにある自分のエンジェル・コマンドまたはデーモン・コマンド1体につき1少なくなる。ただしコストは2より少なくならない)|
|自分のエンジェル・コマンドまたはデーモン・コマンドが攻撃する時、相手のタップされているクリーチャーを1体破壊する。|
|W・ブレイカー|
[[DM-13]]で登場した[[エンジェル・コマンド]]/[[デーモン・コマンド]]。 

[[敵対色]]の多色カードで、2つの[[種族]]を対象にした[[シンパシー]]と、それらの[[攻撃]]時に[[タップ]]されている相手[[クリーチャー]]を[[破壊]]するシステム的能力を持つ。

自分の[[エンジェル・コマンド]]と[[デーモン・コマンド]]は、[[アタックトリガー]]で[[タップ]]されている相手[[クリーチャー]]を[[破壊]]できるようになる。無論、自身も効果の対象であるため、他に効果の対象となる[[クリーチャー]]が居なくとも一定の活躍は期待出来る。
場に[[エンジェル・コマンド]]や[[デーモン・コマンド]]がいるほど効果も凶悪性を増し、[[シンパシー]]もあって、[[種族]]デッキなどではかなりの[[カードパワー]]になる。

[[タップキル]]をより確実に、より強力にする効果であり、[[エンジェル・コマンド]]と[[デーモン・コマンド]]は[[タップキル]]の際、[[ブロッカー]]や[[シノビ]]にかかわらず、サイズをも無視して一方的に[[破壊]]出来るようになる。他には、1体に[[バトル]]しつつさらに別の1体を[[効果]]で[[破壊]]したり、[[シールド]]を[[攻撃]]しつつ片手間で[[タップ]]されている[[クリーチャー]]を破壊したり、[[覚醒]][[クリーチャー]]を[[効果]]で[[解除]]しつつ小型化したところを[[バトル]]で[[破壊]]するなど、汎用性や爆発力にも富んだ強力な能力である。

相手[[クリーチャー]]を[[タップ]]する能力をもった[[カード]]があれば、能動的に効果を発動できるようになる。特に[[オールタップ]]との組み合わせはこの[[クリーチャー]]を使った戦術として有名である。
[[ブロッカー]]が多い[[光]]や妨害手段が多い[[闇]]は場が頓着しやすく、《アウゼス》自身が相手の[[タップ]]を伴う行動をけん制するのもあって、場が並べあいに発展しやすい。そうして場の[[カードパワー]]が高まった状態下場で成功させれば、勝負を決する破壊力になる。[[スパーク]]系をはじめとした[[タップ]]能力持ち[[カード]]は[[S・トリガー]]持ちのもの多く、それらの防御札を有効な[[除去]]札に活用出来る点も相性がいい。

その他、大型種の多い[[エンジェル・コマンド]]と[[デーモン・コマンド]]において、6コストからさらに小型化するこの《アウゼス》は貴重な存在である。低コストで[[エンジェル・コマンド]]または[[デーモン・コマンド]]を出せるというのは文面以上に魅力的なものであり、[[進化]]の種にはもちろん、複数の[[エンジェル・コマンド]]や[[デーモン・コマンド]]を[[G・ゼロ]]の条件として要求する[[《漆黒戦鬼デュランザメス》]]や[[《聖霊王アルファリオン》]]、同じく[[覚醒]]条件として要求してくる[[《時空の霊魔シュヴァル》]]などの運用性を高めてくれる。
打点としては無論、[[進化元]]や[[封印]]の解除要員等、[[種族]]サポートの恩恵は大きい。自身も強力な[[システムクリーチャー]]であり、片手間で出せる割には大きな脅威になりえる。

サポートの多い[[エンジェル・コマンド]]・[[デーモン・コマンド]]を多用した[[デッキ]]で高い[[カードパワー]]を発揮し、かつ自分も様々な[[種族]]サポートの恩恵を受けられるという、ポテンシャルの高い[[カード]]である。いぶし銀的な立ち位置ではあるものの、相手に差し込むことが出来れば大きな[[アドバンテージ]]を稼げる強力な能力を持ち、[[進化]]の種やダメ押しの一手にも一役買ってくれるので、是非とも上手く扱ってやりたい。また、魅力的な特性を生かして専用デッキを作ってみてもいいだろう。(専用デッキ[[【アウゼス】]]を参照)

-[[クリーチャー]]の[[破壊]][[効果]]は強制である。厄介な[[pig]]持ちや[[タップ]]状態の[[《レッド・ABYTHEN・カイザー》]]がいる時は注意。

-[[超次元]]などの共通パーツには[[エンジェル・コマンド]]や[[デーモン・コマンド]]持ちが多く、《アウゼス》もそれらに高い恩恵を受けることが出来る。[[《時空の精圧ドラヴィタ》]]や[[《時空の封殺ディアス Z》]]との相性は勿論、場に残った[[《時空の凶兵ブラック・ガンヴィート》]]や[[覚醒]]し損ねた者達が[[除去]]カードに化けるなど高い運用性を発揮出来る。[[《超次元シャイニー・ホール》]]も汎用性にすぐれた[[タップ]]カードである。[[種族デッキ]]でなくとも、共通パーツで種が出せるなら差し込んでみてもいいだろう。

-[[《清浄の精霊ウル》]]とは極めて好相性。[[タップ]]能力で《アウゼス》を能動的に発動することが出来、[[シンパシー]]元にもなる。[[S・トリガー]]で出てきた際には、殴り返し時に《アウゼス》の効果で、[[攻撃]]してきた[[クリーチャー]]や[[タップ]]能力で足止めした[[クリーチャー]]を複数[[破壊]]できる

-[[《聖霊龍王 ミラクルスター》]]、[[《時の革命 ミラダンテ》]]組み合わせると、[[cip]]能力で複数相手[[クリーチャー]]を[[タップ]]した上で即[[攻撃]]に移れるため、相手の場を一気に2体も破壊出来る。しかもただの[[タップ]]ではなく[[フリーズ]]であるため次のターンも効果の発動機会に恵まれる。また、[[《凍結の魔天ダイイング・メッセージ》]]と組み合わせると攻撃時に[[確定除去]]が放てるようになる。その他、[[フリーズ]]全般とは相性がいい。

-[[《スベンガリィ・クロウラー》]]など相手の[[クリーチャー]]を[[タップ]]させて出させる[[クリーチャー]]と組み合わせると疑似[[ロック]]になる。特に[[《スベンガリィ・クロウラー》]]は自身の[[クリーチャー]]に攻撃できないデメリットを効果で補えるため好相性。

-効果の対象となる2つの[[種族]]があるが、恩恵は[[エンジェル・コマンド]]に偏重気味。まともな[[破壊]]手段を持たず[[タップ]]能力を存分に扱える[[光]][[文明]]の彼らに対して、[[闇]][[文明]]及び[[デーモン・コマンド]]は単体・全体ともに[[除去]]で溢れかえっており、能力においては恩恵があまりない。
--[[闇]]の[[エンジェル・コマンド]]、[[光]]の[[デーモン・コマンド]]が登場したことにより、一概にはそうも言えなくなった。[[エンジェル・コマンド]]・[[デーモン・コマンド]]共に[[デッキ]]が多様化しつつあり、この[[カード]]の活躍の場も広がるだろう。

-[[エンジェル・コマンド]][[進化]][[クリーチャー]]全般と好相性。[[《聖霊王アルカディアス》]]を中心とした[[ロック]]能力持ちは《アウゼス》を守りつつ場持ちを高めて[[シンパシー]]を有効に使えるようにし、不安な[[除去]]方面を《アウゼス》で補える。[[《聖霊王エルフェウス》]]と組み合わせれば、相手の場に出た[[クリーチャー]]をことごとく効果で[[破壊]]できる。小型化する《アウゼス》も彼らの[[進化]]元として優秀である。

-[[光]]/[[闇]]の[[除去]]能力持ちという点で、皮肉にもアルカディアス系と[[バロム]]系の[[進化]][[クリーチャー]]達を同時にメタってしまっている。アルカディアス系の[[ロック]]能力を[[光]]の[[クリーチャー]]という点ですり抜け、[[闇]]であるため[[バロム]]系の被害を受けない。[[多色]][[クリーチャー]]であるため、アルカディアス[[夫>《聖鎧亜キング・アルカディアス》]][[妻>《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》]]も同等。[[パワー]]の高い[[進化]]獣である彼らだが、下手に[[攻撃]]すると効果で破壊されてしまう。

-コスト6の多色クリーチャーなので[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]の[[ファイナル革命]]での呼び出し範囲内であり、コスト5以上の闇のコマンドなので[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]の[[封印]]を外せる。特に前者では[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]で[[スピードアタッカー]]が付与されるため、少し大きめで[[超次元]]に依存しない[[《時空の凶兵ブラック・ガンヴィート》]]のような感覚で利用可能。

-[[パワー]]6500の「500」は地味ながら重要。[[《威牙の幻ハンゾウ》]][[《無双竜鬼ミツルギブースト》]][[《破壊者 シュトルム》]]など、6000は[[パワー]]の1つの境界線となっているため、たった500で[[火力]]耐性が大幅に向上している。

-単独で[[解除]]持ち[[サイキック・クリーチャー]]を[[破壊]]できる[[クリーチャー]]であるが、[[《時空の不滅ギャラクシー》]]が相手だと、逆にこちらが[[破壊]]される。&br;また[[《時空の支配者ディアボロス Z》]]の場合はこのカードの能力で選べないので事実[[破壊]]できない。

-漫画「FE」では[[ザキラ]]に支配された[[白凰]]が使用。ここで[[《時空の守護者ジル・ワーカ》]]との相性の良さも見せてくれた。別の[[デュエル]]では、大量展開した[[エンジェル・コマンド]]と[[デーモン・コマンド]]によって[[シンパシー]]を最大限に発揮し、更なる展開に一役買った。&br;アニメでは[[白凰]]は使っていないが、[[闇]]中心[[デッキ]]を扱う[[黒城>黒城 凶死郎]]が使用。&br;ちなみに[[黒城>黒城 凶死郎]]は漫画とアニメともに、[[闇]]以外には[[水]]や[[自然]]を使っているが、[[光]]を使っているのはアニメ「チャージ」でのこのカードと[[《ホーリー・スパーク》]]と[[《無頼聖者スカイソード》]]と、漫画「BC」の[[《偽りの悪魔神 バロム・ミステリー》]]位である。

**[[サイクル]] [#kf319ba6]
[[DM-13]]の[[シンパシー]]を持つ[[敵対色]]の[[クリーチャー]]
-''《悪魔聖霊アウゼス》''
-[[《聖霊龍騎アサイラム》]]
-[[《剛撃戦攻ドルゲーザ》]]
-[[《無双恐皇ガラムタ》]]
-[[《電磁旋竜アカシック・ファースト》]]
-[[《霊樹海嶺ガウルザガンタ》]]


**収録セット [#j1787878]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Shukei]]
--[[DM-13 「聖拳編 第4弾 龍炎鳳神誕(エターナル・フェニックス)」>DM-13]]
--[[DMC-42 「コロコロ・ドリーム・パック3(エターナル・ギア)」]]
--[[DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」]]
-illus.[[hippo]]
--[[DMC-46 「Arcadias騎士団(アルカディアス・ナイツ)」]]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Nottsuo]]
--[[DMC-68 「ドラマティック・ウォーズ エンジェル&デーモン」]]
-illus.[[Yuichi Maekawa]]
--[[DMD-08 「変形デッキセット DX鬼エンジェル」]]

**参考 [#j14797ed]
-[[エンジェル・コマンド]]
-[[デーモン・コマンド]]
-[[タップイン]]
-[[シンパシー]]
-[[アタックトリガー]]
-[[タップ]]
-[[クリーチャー]]
-[[除去]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[【アウゼス】]]

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//タグを使う場合は上のコメントアウトを外してください。
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