#author("2022-06-15T02:10:25+09:00","","")
*《&ruby(しゅご){守護};と&ruby(ぐうぜん){偶然};の&ruby(しょうちょう){象徴};》 [#raac2158]
#author("2024-01-01T09:45:34+09:00","","")
*《&ruby(しゅご){守護};と&ruby(ぐうぜん){偶然};の&ruby(しょうちょう){象徴};》 [#top]

|守護と偶然の象徴 UC 光/水文明 (4)|
|呪文|
|S・トリガー|
|自分の山札の上から4枚を表向きにする。その中から「ブロッカー」を持つカードを自分の手札に加え、他の3枚を好きな順番で自分の山札の一番下に戻す。|

[[DM-11]]で登場した[[光]]/[[水]]の[[呪文]]。

[[水]]・[[光]]がともに得意とする[[ブロッカー]]を参照する。
[[水]]ということで[[山札操作]]の[[能力]]になったようだ。
[[山札]]を4枚[[表向き]]にして、[[ブロッカー]]1体を[[サーチ]]する[[S・トリガー]][[呪文]]。

しかし、[[手札]]に加えられるのが[[ブロッカー]]1枚だけのため、どうにも使い勝手がよくない。
[[多色]]でありながら[[DM-01]]の[[《クリスタル・メモリー》]]および[[DM-09]]の[[《サブマリン・プロジェクト》]]に劣るスペック。
山札の上から3枚までなら、当時は[[殿堂入り]]だったが[[《サイバー・ブレイン》]]で丸ごと持っていくこともできた。

なにより、同コストでありながら、[[単色]]かつ[[山札]]全体から無条件で好きなカードを持ってこれる[[《クリスタル・メモリー》]]が、既に[[DM-01]]の時点で登場している。最初期に登場したカードに[[スペック]]で圧倒的に負けているのである。同じDM-01の[[《ディメンジョン・ゲート》]]にも[[軽さ>軽い]]、参照できる山札の範囲、手札補充できるカードの種類の範囲で負けている。他にも、[[DM-09]]で、[[単色]]で[[コスト]]が1少なく、どんな種類の[[カード]]でも[[手札]]に加えられる[[《サブマリン・プロジェクト》]]がおり、基本的に性能が高めの[[多色]]カードでありながら、既出の単色カードより性能が劣っているのは、流石に看過できない。
表向きにした中にブロッカーがなければ1枚も手札に加えられられないため、[[空撃ち]]で終わるリスクもある。

そもそもこのカードを安定して使うにはメインデッキの半分程度をブロッカーで固めなければならないが、そのような構築ではかなりの速度の[[【速攻】]]や[[ブロッカー除去]]が豊富な[[デッキ]]が相手でない限り終盤まで[[シールド]]が割られる状況にないため、[[S・トリガー]]で出て来るチャンスすら訪れづらい。
**ルール [#rule]
-[[表向き]]にしたカードの中にブロッカーがなかった場合の処理が明記されていないが、表向きにした4枚のカードを好きな順番で山札の一番下に戻すということで正しい。
同じ質問が多く寄せられたのか、[[公式Q&A]]では同様の回答が04.11.02と04.12.17の二度掲載されてしまっている。

せいぜい[[マナ基盤]]や、[[《聖霊王アルカディアス》]]、[[《聖霊王アルファディオス》]]、[[《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》]]の下でも使える程度の[[メリット]]しかない。
-手札に加えられる枚数が書かれていないが、サーチできるブロッカーは1体のみ。(プレイス版のようにすべて加える効果の場合、テキストに「すべて」と表記される)

仮に運よくトリガーしても、[[《光牙王機ゼロカゲ》]]くらいしか即使用可能なブロッカーはおらず、それ1枚を得たとしても[[マナゾーン]]の条件次第では不発もある。大体これ1枚でやれることが限定的すぎるため、防御カードとして同色同コストの[[《レインボー・スパーク》]]と比較しても大きく劣ると言えるだろう。
**他のカード・デッキとの相性 [#b9e00e6c]
-光を含み[[《聖霊王アルカディアス》]]に[[ロック]]されないため、そちらの[[デッキ]]に採用できた。当時光を含み[[手札補充]]が可能な呪文はほぼ存在しなかったので唯一無二の役割ではあったが、結論から言えば素の[[カードパワー]]の低さが祟り[[環境]]には定着しなかった。

その後も、5枚の中から自由に選べて、それが指定文明な、[[バウンス]]も付く[[汎用性]]の高い[[《ドンドン吸い込むナウ》]]や[[《ドンドン吹雪くナウ》]]も登場しており、今後このカードにお呼びがかかることはないだろう。
-当然相手の[[《聖霊王アルカディアス》]]のロックも抜けられる。しかし、[[除去]]できるカードではないのでこちらは[[メリット]]としては誤差程度のものだろう。
一応「相手の《アルカディアス》に[[攻撃]]されたが[[S・トリガー]]でこの呪文を唱え、[[《光牙王機ゼロカゲ》]]を[[回収]]したので[[ワンショット]]を免れた」という活躍ならあり得た。

-能力の[[テキスト]]が若干おかしい。『「ブロッカー」を持つカードを自分の手札に加え』とあり[[手札補充]]の枚数に指定が無いのに、その直後の『他の3枚を』では1枚しか加えていないことが前提の[[テキスト]]になっている。一部では誤植ではないのかとも疑われたが、実際には手札に加えられるブロッカーは''1枚だけ''である。
せめて、本当に表にした[[カード]]の中の[[ブロッカー]]すべてを[[手札]]に加える[[能力]]だったならば、採用を十分検討できただろう。
--『他の3枚を』とあるせいで、表にした中にブロッカーが無かった場合の処理を読み取る事もできない。この場合の裁定は「表にした4枚を好きな順番で山札の一番下に戻す」である。[[(公式)>https://dm.takaratomy.co.jp/archive/rule/qa/dm11-0001/]]
同じ質問が多く寄せられたのか、上記リンク先では同様のQ&Aが04.11.02と04.12.17の二度掲載されてしまっている。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#y45c1677]
|守護と偶然の象徴 UC 光/水文明 (4)|
|呪文|
|S・トリガー|
|自分の山札の上から4枚を表向きにする。その中から「ブロッカー」を持つクリーチャーをすべて自分の手札に加え、それ以外をランダムな順番で山札の下に置く。|

テキストが変更され、表向きにしたカードのうちブロッカー全てを手札に加えるようになった。また、山札の下に戻す順番はランダムとなっている。
[[DMPP-08EX]]で実装。テキストが変更され、表向きにしたカードのうちブロッカー全てを手札に加えるようになった。また、山札の下に戻す順番はランダムとなっている。

[[《ヘブンズ・ゲート》]]を使うデッキの[[ドローソース]]として使われることがある。

[[《アクアン》]]とは違い、[[《マーシャル・クイーン》]]で[[暴発]]させることで手札が枯渇した状態で[[《ヘブンズ・ゲート》]]の直前に使うことができる。

**[[サイクル]] [#gf3b4d13]
[[DM-11]]の[[友好色]]の[[多色]][[呪文]][[サイクル]]
-''《守護と偶然の象徴》''
-[[《陰謀と計略の手》]]
-[[《崩壊と灼熱の牙》]]
-[[《焦土と開拓の天変》]]
-[[《神秘と創造の石碑》]]

**関連カード [#a370e034]
-[[《クリスタル・メモリー》]]
-[[《サブマリン・プロジェクト》]]
-[[《神聖十二神騎》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
-[[DMPP-08EX]]
'''天から降りた閃きが、堅牢な城壁となる。'''
'''天から降りた[[閃き>S・トリガー]]が、[[堅牢な城壁>ブロッカー]]となる。'''

**収録セット [#r7d9afea]
***[[デュエル・マスターズ]] [#f7915ed3]
-illus.[[Akifumi Yamamoto]]
--[[DM-11 「聖拳編 第2弾 無限軍団の飛翔(エターナル・ウェーブ)」>DM-11]]

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#a3a982b9]
-illus.[[Akifumi Yamamoto]]
--[[DMPP-08EX 「覇竜咆哮 -TRIBAL EXTREME-」>DMPP-08EX]]

**参考 [#z4556d90]
-[[S・トリガー]]
-[[タップイン]]
-[[山札の上]]
-[[表向き]]
-[[ブロッカー]]
-[[サーチ]]
-[[手札補充]]
-[[山札の下]]
-[[呪文]]
-[[多色]]
-[[光]]
-[[水]]
-[[アンコモン]]

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