#author("2024-02-09T19:30:18+09:00","","")
#author("2024-02-11T02:56:48+09:00","","")
*《&ruby(パーフェクト・ゼニス){天頂と停滞と水晶の決断}; 》 [#top]

|天頂と停滞と水晶の決断 SR 無色 (7)|
|呪文:ゼニス|
|''アタック・チャンス'':ゼニスまたはアンノウン(自分のゼニスまたはアンノウンが攻撃する時、この呪文をコストを支払わずに唱えてもよい)|
|次の中から2回選ぶ。(同じものを選んでもよい)|
|►自分の山札の上から2枚を裏向きのままマナゾーンに置く。|
|►ゼニスではない相手のエレメントを1つ選び、持ち主の山札の下に置く。|
|►自分の山札の上から4枚を表向きにする。その中からゼニス、アンノウン、無色カードをすべて手札に加える。残りを好きな順序で山札の下に置く。|

[[DM23-EX3]]で登場した[[無色]]の[[ゼニス]][[呪文]]。
[[ゼニス]]、[[アンノウン]]指定の[[アタック・チャンス]]を持ち、山札の上から2枚を[[水晶マナ]]化、相手の[[ゼニス]]以外の[[エレメント]]を[[山札の下]]へ[[除去]]、[[山札の上]]4枚から[[ゼニス]]、[[アンノウン]]、[[無色]]を[[手札補充]]の3つの[[モード]]から2回選択できる。

汎用性の高さが売りだった今までの[[パーフェクト呪文]]とは違い、[[ゼニス・セレス]]のサポートに特化する効果となっている。
やはり目玉は[[ゼニス]]と[[アンノウン]]に対応した[[アタック・チャンス]]。早期に踏み倒す事で、[[ゼニス・セレス]]の高速着地のサポートが出来る。
目下最速の詠唱元は[[《偽りの希望 鬼丸「終斗」》]]。相手依存になるが3ターン目に召喚可能な[[スピードアタッカー]]で、[[cip]]の[[効果バトル]]で[[メタ]][[クリーチャー]]を除去、バトル勝利時の1[[ドロー]]でこの呪文や[[ゼニス・セレス]]を回収しやすいなど多くの効果が噛み合っている。
他には[[《「戦鬼」の頂天 ベートーベン》]]、[[《偽りの嘘 ネメシス》]]も候補に入る。しかし、どちらも最速着地は要求値が高く、《ベートーベン》は相手のクリーチャーがいなければならず、《ネメシス》は[[プレイヤー限定攻撃許可>バトルゾーンに出たターン、相手プレイヤーを攻撃できる]]かつ[[アンブロッカブル]]なので必ずブレイクしてしまうという問題点もある。
他には[[《「戦鬼」の頂天 ベートーベン》]]、[[《偽りの嘘 ネメシス》]]、[[《「怪異」の頂天 クリス=ベルゼ》]]も候補に入る。しかし、どれも最速着地は要求値が高く、《ベートーベン》は相手のクリーチャーがいなければならず、《ネメシス》は[[プレイヤー限定攻撃許可>バトルゾーンに出たターン、相手プレイヤーを攻撃できる]]で必ずブレイクしてしまい(([[ブロックされない]]ので、相手がブロッカーを出していてもブレイク不可避。[[可能であればブロックする]]を素で持っていたり付与したりしても変化は起こり得ない。))、《クリス=ベルゼ》は偶数シールド((基本的にこちらが攻撃しないとシールドは奇数の5つなので、相手が奇数個の[[シールド追加]]か[[シールド回収]]をするのを待つことになる。))か偶数コスト獣が必要という問題点もある。
このように、[[アタック・チャンス]]元に軽量クリーチャーが少ないこと、相手依存や不用意なブレイクが多いことが大きな弱点となる。
その分早期に唱えられた際のアドバンテージは絶大で、3ターン目に唱えられれば4ターン目の[[ゼニス・セレス]]2体召喚や[[《クリス=タブラ=ラーサ》]]の着地も狙える。

1つ目の効果は、1回につき[[水晶マナ]]を2枚作り出せる。
1回だけでも強力だが、この効果を2回選べば、[[水晶武装]]4の達成や[[エターナル・K]]のコストを1回分ストックすることも可能。
運用上、不用意なブレイクが要求されることも多いこの呪文だが、2回選択で[[《ライオネル・ゲート》]]等の[[水晶武装]]4で強化される[[S・トリガー]]がフルスペックで使えるようになるため、そちらでカウンター対策を試みたい。

2つ目のエレメント除去も、盤面に触れづらい[[ゼニス・セレス]]のサポートとして多くの場合で役立つ。
ただ、[[ゼニス]]・[[エレメント]]を選択できない点は、[[ゼニス]]に強力な[[常在型能力]]を持つものも多い以上明確なデメリット。[[《「俺獅」の頂天 ライオネル》]]の前でも[[攻撃]]を通しにいったり、[[《「無月」の頂 $スザーク$》]]を下の[[魔導具]]ごと後腐れなく処理するということができないのは惜しい。
しかし、裏を返せば相手に[[呪文横取り]]された際もこちらの[[ゼニス]]が選ばれないということでもある。[[ゼニス・セレス]]にも[[呪文横取り]]が可能な[[《「呪怨」の頂天 サスペンス》]]が存在しているので、助けられることはあるかもしれない。
[[不正]]メタとしての運用は難しい。
この呪文を早期に唱えたいのであれば、[[コスト軽減]]持ちの[[《偽りの希望 鬼丸「終斗」》]]等に頼らねばないが、それ等自身が[[不正]]メタに引っ掛かってしまうためである。

3つ目の効果は[[ゼニス]]や[[アンノウン]]、[[無色]]のカードを探すことが出来る。有色の[[オラクル・セレス]]は対応外なので注意が必要。
2枚目のこのカードも[[手札]]に加えることができ、最大8枚もの手札補充が出来れば次の[[アタック・チャンス]]を用意する事も簡単。この効果狙いで[[ゼニス]]デッキに入れても面白いだろう。[[《極頂秘伝ゼニス・シンフォニー》]]と同時に宣言し、先にこの呪文で自分の山札の上から[[アンノウン]]/[[ゼニス]]をサーチすることで、踏み倒し先をサーチできる。

総じて、難易度こそ高いが早期に踏み倒せれば非常に強力なカードと言えるだろう。今後の[[カードプール]]次第では高速かつ安全に踏み倒す方法が登場する可能性もあり、将来性も高い。

-何気に[[パーフェクト呪文]]らしく、7マナの[[呪文]]として見ても高スペック。特に[[アンタップイン]]の4[[マナブースト]]などは類を見ない性能であり、[[《黙示録の水晶》]]などの[[水晶ソウル]]3の[[無色]]カードをそのターン中に使うこともできる。
流石に[[手打ち]]を前提とした構築をすることはあまりないだろうが、[[スピードアタッカー]]や[[マッハファイター]]を擁さない[[文明]]の[[ゼニス・セレス]]デッキでも[[マナカーブ]]に入れて採用できるだろう。

-[[種族]]を活かして[[《「俺獅」の頂天 ライオネル》]]と組み合わせるのも良いだろう。[[ゼニス]]への[[S・トリガー]]付与により、[[暴発]]でこの呪文を安全に踏み倒せる。また、相手[[エレメント]]2体を[[山札送り]]できるので防御札としても強力。

-イラストには水晶で出来た薔薇が3本描かれている。これも[[水晶の華>水晶マナ]]なのだろうか。

-漫画『デュエル・マスターズ LOST』で、イラストのみが先行登場していた。不良二人組に拾われ、「レアカード」と称された。

//**[[サイクル]] [#cycle]

**関連カード [#related]
-[[《黄泉秘伝トリプル・ZERO》]]

//**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]

**収録セット [#pack]
//***[[デュエル・マスターズ]] [#pack_dm]
-illus.[[otumami]]
--[[DM23-EX3 「アビス・レボリューション 外伝 邪神と水晶の華」>DM23-EX3]](S2/S10)

//***[[デュエル・マスターズ プレイス]]
//-CV:[[]]
//-illus.[[]]

**参考 [#r63457b0]
-[[ゼニス]]
-[[アタック・チャンス]]
-[[アンノウン]]
-[[モード]]
-[[水晶マナ]]
-[[マナブースト]]
-[[エレメント]]
-[[山札送り]]
-[[表向き]]
-[[手札補充]]
-[[山札の下]]

-[[パーフェクト呪文]]

&tag(呪文,無色,コスト7,ゼニス,アタック・チャンス,アタック・チャンス:ゼニス,アタック・チャンス:アンノウン,モード,マナブースト,水晶マナブースト,非ゼニスメタ,除去,単体除去,エレメント指定除去,山札送り,単体山札送り,サーチ,ゼニスサポート,アンノウンサポート,無色サポート,手札補充,・,パーフェクト呪文,SR,スーパーレア,otumami,アビス・レボリューションブロック);