#author("2022-12-21T01:29:56+09:00","","")
#author("2023-02-05T13:54:47+09:00","","")
*《&ruby(ちりゅうせん){地龍仙};ロマネアース/&ruby(せん){仙};なる&ruby(だいち){大地};》 [#wfc05087]

|地龍仙ロマネアース SR 自然文明 (8)|
|クリーチャー:アース・ドラゴン 12000|
|''ガードマン''|
|''T・ブレイカー''|
|このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から4枚まで、タップしてマナゾーンに置く。|
|自分のターンの終わりに、このカードの呪文側を、バトルゾーンに置いたままコストを支払わずに唱えてもよい。|
|BGCOLOR(#ccd):|
|仙なる大地 SR 自然文明 (6)|
|呪文|
|自分のクリーチャーを1体マナゾーンに置く。そうしたら、自分のマナゾーンにあるカードの枚数以下のコストを持つクリーチャーを1体、自分の手札から出す。|

[[DM22-EX1]]で登場した[[自然]]の[[アース・ドラゴン]][[ツインパクト]]。 

クリーチャー面は[[コスト]]8[[パワー]]12000の[[ガードマン]]という基礎[[スペック]]に、[[cip]]で4枚まで[[タップイン]]による[[マナブースト]]を行い、[[ターン終了時>ターン終了ステップ]]に[[呪文]]面を[[バトルゾーン]]に置いたまま[[コスト踏み倒し]]する[[能力]]を持つ。

単色となり、増やせるマナが2枚から4枚になった[[《トップ・オブ・ロマネスク》]]といったところ。コストは重くなっているが、8マナで出せば次のターンでコスト13にまでアクセスできる。[[《連鎖類超連鎖目 チェインレックス》]]で踏み倒せば、大幅なマナ補充が可能となる。
無論、呪文面を使うことで大幅な短縮にはなる。

呪文面の踏み倒しは、[[スマッシュ・バースト]]のように「殴る」というリスクを負ったり、[[召喚酔い]]を気にしたりせず使用が可能。
[[cip]]と呪文面による大幅なマナ加速で大型を踏み倒すようにするのが狙い目か。

[[呪文]]面は名称から勘違いしやすいが自軍を1体[[マナ送り]]にしてから自軍の[[マナ]]枚数以下の[[コスト]]の[[クリーチャー]]を1体''“[[手札]]から”''[[コスト踏み倒し]]で出すものとなっている。
もちろん[[《とこしえの超人》]]回避など手札から出す特有のメリットも存在はするが、基本的に《仙なる大地》ほどの呪文を唱える時点では手札の枚数よりマナゾーンのほうが枚数が潤っていることには注意したい。

また、カード名は《母なる》系呪文を連想させるが、その実態は味方破壊が味方マナ送りになった[[《緊急再誕》]]である。
《仙なる大地》がそこそこ重い呪文であることを考えると、クリーチャー参照カードで《地龍仙ロマネアース》として早出しor踏み倒し→クリーチャー側で《仙なる大地》として踏み倒しの活用が望ましいだろう。
8[[マナ]]支払って[[コスト]]制約無く即座に踏み倒せるカードに[[《獰猛なる大地》]]があるため、そういった大型呪文では成し遂げられない事象を活かすべき。

丁度場持ちの良さが大幅に向上した[[《最強虫 ナゾまる》]]のような[[スペック]]と言えるが、マナ送り[[コスト]]はこれ自身を除けば自力で用意しなければならない。

[[《龍装者 ジスタジオ》]]と相性が良い。自身の[[パワー12000以上]]の[[クリーチャー]]が[[バトル]]に負けた時以外で[[離れなく>離れない]]なるためこの[[カード]]の[[呪文]]面を唱えても自身の[[クリーチャー]]を[[マナ送り]]にしなくて済む。(その場合、「自分のマナゾーンにあるカードの枚数以下のコスト」で損をしてしまう点に注意。)
ちょうどどちらの[[クリーチャー]]も[[自然]]の[[ガードマン]]であるため[[《桜舞う門出》]]から2体同時に出せる。

ただでさえ準備段階でリソースを消費するため、工夫しないと折角巨大クリーチャーのコスト踏み倒しができてもジリ貧になる恐れがある。そこで、[[《海龍神クリスド》]]で[[手札]]を補充するという手がある。後続もドラゴンであれば大量ドローの対象になる。問題は、息切れしかけた状態で[[《海龍神クリスド》]]を呼び出しても最初は手札枚数が足りずそちらの[[呪文ロック]]が十分に働かないというところだろう。

[[【5色ジャックポット・エントリー】]]で使う場合、最速4ターン目の[[《龍秘陣 ジャックポット・エントリー》]]詠唱で呼び出したこれでマナを伸ばしてから[[《地封龍 ギャイア》]]を早出しするという使い方ができる。手札0からの[[《龍風混成 ザーディクリカ》]]での[[今引き]]に掛けるという手もあるが、ただ単に適当な[[クリーチャー]]の[[cip]]で[[アドバンテージ]]を取ること目当てで[[コスト踏み倒し]]を使っても良いかもしれない。足止め系の[[S・トリガー獣]]が場に残った時に適当な[[除去]]持ちを呼び出せると、シールド0枚の状況でも返しのダイレクトアタックを未然に防ぐことが出来る。

単純に[[アドバンス]]では[[《メンデルスゾーン》]]→[[《インフェル星樹》]]→これの2→5→8→13で、4ターン目の終わりに13コスト以下のクリーチャーを手札から出せる。[[ドラゴン]][[基盤>マナ基盤]][[デッキ]]で考えても、[[《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》]]、[[《海龍神クリスド》]]、[[《龍世界 ドラゴ大王》]]など選り取り見取りである。特に[[全体除去]]と強力なロックを持つ[[《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》]]を早期に出す動きが安定するなら、[[【速攻】]]系統に対して遅れを挽回することが出来る。[[コマンド]]や[[ドラゴン]]の[[侵略]]持ちを重用する[[【超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン】]]にとっては地獄のようなゲーム運びとなるだろう。

**ルール [#fdc55cb7]
-ターンの終わりに[[呪文]]側を唱える際、この[[クリーチャー]]自身を[[マナゾーン]]に置くことができる。
[[バトルゾーン]]にある[[ツインパクト]][[クリーチャー]]の[[呪文]]側を唱える場合、[[呪文]]側のコピーを生成してそれを唱えるため、[[バトルゾーン]]にあるこの[[クリーチャー]]は[[保留状態]]にならない。

**環境において [#zec86c85]
登場直後は[[【ミステリー・キューブ】]]や[[【キャベッジ・セッションズ】>【クイーン・オブ・ネイチャー】#h04e786c]]に居場所を見つけたが、一時期使われただけで環境から姿を消した。

**他のカード・デッキとの相性 [#fe0f1720]
-現時点では一発芸だが、座標指定で呪文を唱えるため、「自分のターンの終わりに」が[[待機]]している間に[[進化]]や[[退化]]で別のツインパクトカードになっていれば、その状態の呪文側を唱えることができる。
--例えば《地龍仙ロマネアース/仙なる大地》が2体あり、1体目の効果で《仙なる大地》として唱え《地龍仙ロマネアース/仙なる大地》の上に[[《超幽龍アブゾ・ドルバ/切り札をねらう悪魔!!》]]を乗せ、2体目の効果で《仙なる大地》ではなく《切り札をねらう悪魔!!》として唱えることができる。

**リメイク元について [#ec42bae3]
-[[クリーチャー]]側は[[《龍仙ロマネスク》]]、[[呪文]]側は[[《母なる大地》]]が意識されている。[[極神編]]でバランスブレイカーだったこの2枚の[[コンボ]]を元にしたカードと思われる。
--元の[[コンボ]]は[[《龍仙ロマネスク》]]によって[[アンタップイン]]でブーストしたマナから、同じ[[メインステップ]]中に[[デメリット]]発生前に大型を出すものだったが、《地龍仙ロマネアース》はそもそもデメリットはなく、クリーチャーを出すタイミングも[[メインステップ]]や[[攻撃ステップ]]が終わってからである。
---上記で既に触れているが、このカードの効果の部分に着目したら[[《トップ・オブ・ロマネスク》]]と[[《緊急再誕》]]の変化型で構成されている。

**関連カード [#rd885a70]
-[[《龍仙ロマネスク》]]
-[[《トップ・オブ・ロマネスク》]]
-[[《原初の決闘者 アダム》]]

-[[《母なる大地》]]
-[[《緊急再誕》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#a456e259]
-[[DM22-EX1]]&br;'''[[仙界]]にて[[ロマネスク>《龍仙ロマネスク》]]は5つの[[文明]]の力を持つ5体の姿である。彼らは必要に応じた1体となり降臨する。'''

**収録セット [#h450cae3]
-illus.[[RUI MARUYAMA]]
--[[DM22-EX1 「黄金戦略!!デュエキングMAX 2022」>DM22-EX1]](14/130)

**参考 [#k9a87598]
-[[ツインパクト]]
-[[アース・ドラゴン]]
-[[ガードマン]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[cip]]
-[[タップイン]]
-[[マナブースト]]
-[[ターン終了ステップ]]
-[[唱える]]
-[[マナ送り]]
-[[コスト踏み倒し]]

----
[[公式Q&A]]

-クリーチャー面3つ目の能力について

>Q.''《地龍仙ロマネアース/仙なる大地》''の「出た時」の能力でマナゾーンにカードを置く際、置く枚数はいつ決めますか?&br;1枚目を置いてから、2枚目をマナゾーンに置くかどうか決められますか?
A.能力を解決しはじめた時点で、何枚のカードをタップしてマナゾーンに置くかを相手に伝える必要があります。その後、実際に効果を処理する際、置くと決めた枚数分が山札から同時にマナゾーンに置かれるため、1枚ずつ置くカードを確認することはできません。&br;例として、4枚置くことにした場合、その4枚は同時に山札からマナゾーンへ移動し、処理の途中で置く枚数を変えることはできません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/42521]](2022.12.16)

-クリーチャー面4つ目の能力について

>Q.''《地龍仙ロマネアース/仙なる大地》''の「自分のターンの終わりに」の能力で自身の呪文側を唱える際、この''《地龍仙ロマネアース》''自身をマナゾーンに置けますか?
A.はい、自身もマナゾーンに置けます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/42376]](2022.10.28)

&tag(ツインパクト,クリーチャー,自然文明,緑単,単色,コスト8,アース・ドラゴン,ドラゴン,パワー12000,ガードマン,T・ブレイカー,cip,マナブースト,マナタップイン,ターン終了時,呪文面参照,コスト踏み倒し,呪文,コスト6,自己マナ送り,マナゾーンのカードの枚数以下,SR,スーパーレア,RUI MARUYAMA);