#author("2021-01-23T22:31:20+09:00","","")
#author("2021-01-24T11:41:30+09:00","","")
*《&ruby(しょうりりゅうそう){勝利龍装}; クラッシュ“&ruby(ヘッド){覇道};”》 [#aa388a40]

|勝利龍装 クラッシュ“覇道” SR 火文明 (10)|
|クリーチャー:ドラゴンギルド/ビートジョッキー 9000+|
|B・A・D2|
|スピードアタッカー|
|W・ブレイカー|
|このクリーチャーが破壊された時、タップしていたら、このターンの後で自分のターンをもう一度行う。|
|バトル中、このクリーチャーのパワーを+5000する。|

[[DMRP-05]]で登場した[[ドラゴンギルド]]/[[ビートジョッキー]]。

[[B・A・D]]2により8[[コスト]]で[[召喚]]できる上に、自身が[[タップ]]しているという条件による[[pig]]で[[追加ターン]]を得る。

[[B・A・D]]によって[[ターン]]終了時に自動的に[[破壊]]されるはずなので、[[S・トリガー]]などのカウンター札で破壊以外の除去受けない限り[[追加ターン]]は確約される。

召喚コストは[[B・A・D]]2込みで8コストと、[[追加ターン]]を獲得できる能力を持ったカードとしてはさほど重いわけではないが、追加ターンを獲得しても[[自壊]]によって自身が[[打点]]として残らないことから、詰めとしての性能はあまり高くない。そもそも、そこまでマナを伸ばせる[[グッドスタッフ]]系統の[[コントロール]][[デッキ]]なら、[[追加ターン]]を得て制圧に向かうことより[[《水上第九院 シャコガイル》]]で[[エクストラウィン]]を得ることが優先されがち。

やはり相性がいいのは[[《“必駆”蛮触礼亞》]]で、わずか3[[コスト]]で出せて[[自壊]]できる。[[手札]]消費自体も[[《夜露死苦 キャロル》]]で軽減すれば問題が無い。[[追加ターン]]を活かして[[《“罰怒”ブランド》]]で追撃するのもいい。ただ、このクリーチャーの[[W・ブレイカー]]で[[S・トリガー]]などで[[破壊]]以外の[[除去]]をくらったり、[[《終末の時計 ザ・クロック》]]などを踏んでしまうと痛い。そのため、[[殴り返し]]によって確実に[[追加ターン]]を得るのもアリ。[[バトル]]中のパワーは[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]を上回るため、肉弾戦はお手の物。[[《ドンジャングルS7》]]などと[[相打ち]]を取っても、どの道[[ターンエンド]]時に[[自壊]]するのだから、全く問題はない。むしろ、先に相打ちで破壊させておけば追加ターン獲得は確実なので、他のクリーチャーで安心して相手プレイヤーを攻撃しに行ける。

[[コントロール]][[デッキ]]では持て余す機会も目立つが、[[【速攻】]]で使えれば、そのスペックをいかんなく発揮するだろう。

-[[《Dの暴毒 ヴェノミック・ハザード》]]と合わせれば、毎[[ターン]]この[[クリーチャー]]を[[サルベージ]]でき、事実上の[[無限アタッカー]]となる。[[《凶鬼67号 アゴクイ》]]と組み合わせることで攻撃をキャンセルしつつ無限に追加ターンを得ることも可能。

-前述のように高い[[コスト]]が気になるが、基本的に[[コスト踏み倒し]]との相性は良くない。[[B・A・D]]を介さないことで[[自壊]]できなくなるためである。上記の[[《“必駆”蛮触礼亞》]]以外を使って[[追加ターン]]を得たいなら、[[破壊]]する方法も別に用意する必要がある。

**環境において [#be1f3648]
[[新章デュエル・マスターズ]]と[[双極篇]]の2ブロック構築では[[【クラッシュ“覇道”】]]で活躍している。[[DMEX-04]]期になると[[殿堂レギュレーション]]でも十分結果を残すようになった。

これほど強力なカードであったが登場当初は玄人筋からの評価が高くなかった。というのも[[【赤単ブランド】]]で考えると、これを[[破壊]]して迎えた[[追加ターン]]中にクリーチャーが1体程度しか残らず後が続かないためである。また、[[破壊]]以外の[[除去]]を[[S・トリガー]]で踏んでも弱いと過小評価されていた。ところが[[【クラッシュ“覇道”】]]が確立されると、相手を[[システムクリーチャー]]縛って始動までの猶予を得ることで脇に[[打点]]を並べることができることが浸透し、こうして後が続かないという難点は解決された。破壊以外の除去S・トリガーに関しても、2枚だけ[[ブレイク]]するか[[殴り返し]]だけ行い[[ターン]]を返すという方法によって、十分に避けることができるということが判明。何よりも[[《“轟轟轟”ブランド》]]とのセットが強力であり、多くの場合はこのカードとそちらを含めて5打点程度並べばそのまま勝負が決まってしまう。

『[[DMGP-7th>公認グランプリ]]』([[DM・双マーク2ブロック構築>DM・双マーク2ブロック構築環境]])ではTop32進出者中8人が使用と、使用率2位タイを記録。

詳細は[[【クラッシュ“覇道”】]]を参照されたい。
詳細は[[【クラッシュ“覇道”】]]を参照されたし。

**その他 [#s6ad02fc]
-[[追加ターン]]取得のテキストには「もう一度」とあるが、相手のターンに[[破壊]]された場合も自分の追加ターンを取得できる。

-アニメ「デュエル・マスターズ!」2話では[[ボルツ]]が[[カブト鬼]]戦で使用。[[《“必駆”蛮触礼亞》]]の[[コスト踏み倒し]]で登場。[[《一番隊 ルグンドド》]]とバトルした後に[[カブト鬼]]のシールドをブレイクし、[[《“必駆”蛮触礼亞》]]の効果で破壊され[[追加ターン]]を得る。

-元となったカードは[[《勝利宣言 鬼丸「覇」》]]。あちらは[[ヒューマノイド]]である[[鬼丸>《黄金世代 鬼丸「爆」》]]が[[《鬼無双 カイザー「勝」》]]に乗ったことで[[ドラゴン]]種族の[[カード]]となったものだったが、こちらはなぜか鬼丸の化石の方が色濃く残っており、乗り物側はもはや[[ドラゴン]]の骨の形をしていない。
--『クラッシュ』という名前も『勝利宣言(ビ''ク''トリー・''ラッシュ'')』が由来。[[ドラゴンギルド]]や[[ビートジョッキー]]の[[命名ルール]]よりも元ネタの再現を優先した名前になっている。
--「覇道」から鬼丸の兄弟である[[《「覇道」の頂 シュラ・ベートーベン》]]も連想できるが、あちらは特に関係ないものと思われる。

**関連カード [#jc3bc623]
-[[《勝利宣言 鬼丸「覇」》]]

**収録セット [#ka96bf78]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Shishizaru]]
--[[DMRP-05 「双極篇 第1弾 轟快!! ジョラゴンGo Fight!!」>DMRP-05]]

**参考 [#t2b442c3]
-[[ドラゴンギルド]]  
-[[ビートジョッキー]]   
-[[B・A・D]]
-[[スピードアタッカー]] 
-[[追加ターン]]
-[[【クラッシュ“覇道”】]]
-[[【赤黒ゼオス覇道】]]
-[[【オーラ覇道】]]
-[[【チェンジザ覇道】]]
-[[【赤緑印鑑パラキン覇道轟轟轟】>【赤緑“轟轟轟”ブランド】#g5272ef9]]
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公式Q&A
>Q.[[《“必駆”蛮触礼亞》]]の効果で''《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》''をバトルゾーンに出し、相手の[[《シン・ガイギンガ》]]とバトルを行いました。
[[《“必駆”蛮触礼亞》]]の効果で、ターンの終わりに''《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》''がタップ状態で破壊されました。この場合、お互いの追加ターンをどのように処理しますか?
A.その場合、現在行われているターンプレイヤーから追加ターンを処理します。ターンプレイヤーが[[《“必駆”蛮触礼亞》]]を唱えた状況なら、[[《“必駆”蛮触礼亞》]]側の追加ターンを先に行います。非ターンプレイヤーが[[《“必駆”蛮触礼亞》]]を唱えた状況なら、[[《シン・ガイギンガ》]]側の追加ターンが先に行われます。(総合ルール 500.5a)
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/34397]]

&tag(クリーチャー,火文明,単色,コスト10,パワー9000,ドラゴンギルド,ドラゴン,ビートジョッキー,B・A・D,B・A・D2,スピードアタッカー,W・ブレイカー,パンプアップ,パンプアップ+5000,追加ターン,SR,スーパーレア,Shishizaru);