#author("2021-09-25T11:01:43+09:00","","")
*《&ruby(きょうこく){凶刻};の&ruby(じんろう){刃狼};ガル・ヴォルフ》 [#ib4bfe66]

|凶刻の刃狼ガル・ヴォルフ UC 闇文明 (6)|
|クリーチャー:デーモン・コマンド 6000|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、種族をひとつ選び、相手の手札を見る。その中から、選んだ種族を持つカードを1枚選んでもよい。そうした場合、相手はそのカードを捨て、自分自身のシールドを1枚選んで墓地に置く。|
|W・ブレイカー|

[[DM-29]]で登場した[[デーモン・コマンド]]。

[[cip]]で[[種族]]を選んで[[ピーピング]][[ハンデス]]&[[シールド焼却]]ができる。[[デュエルマスターズ]]では、数少ない[[種族デッキ]]に[[刺さる]]カード。

[[種族デッキ]]以外では、[[プレイヤー]]の読みが重要になり、[[マナ]]数や[[墓地]]から上手く推理したい。もっとも、当たらなくても[[ピーピング]]はできる。

種族を持ったカードが[[手札]]にないこともしばしばあるため、実際は意外と当たりにくい。そのため、[[《解体人形ジェニー》]]や[[《ファイナル・アンサー》]]あたりから繋げて確実に狙いたい。[[マナ]]が十分に出せる[[デッキ]]なら[[バウンス]]と組み合わせても強力。
また、[[モヤシ]]や、[[《襲撃者エグゼドライブ》]][[《バザガジール・ドラゴン》]]などに対する[[メタ]]としても有効。

別段使い回さずとも、[[パワー]]6000の[[W・ブレイカー]]なので、普通に[[シールド]]を殴りに行っても良いだろう。
自身の[[能力]]で[[シノビ]]を指定すれば、[[《威牙の幻ハンゾウ》]]などに邪魔されにくくなる。

[[超次元]][[呪文]]中心の[[エピソード1環境]]では比較的評価が低かった1枚だが、後に[[DMEX-12]]期の[[チャンピオンシップ]]ではこれを2枚入れた[[【青黒緑デッドダムド】]]が4位入賞している。恐らくだが、[[【バーンメアジョーカーズ】]]のような[[種族デッキ]]や[[【レッドゾーン】]]のような同じ種族が固まる[[デッキ]]が環境上位にあり、このカードが刺さりやすい環境であったのが活躍の要因だろう。

しばらく[[絶版]]が続いたものの、DMフェスパック十王篇vol.3に久しぶりに[[再録]]された。[[十王篇]]では、[[種族]]を持った呪文が多数登場したため、[[刺さる]]機会が多くなると見越しての再録だろうか。

-「選んでもよい」なので、「[[シノビ]]を宣言したら、[[シノビ]]を含む[[カード]]が[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]のみだった」という場合でも、選ばずに回避することができる。

-[[手札]]から捨てさせるのは「[[クリーチャー]]」ではなく「[[カード]]」になっているので、当然[[サムライ]][[クロスギア]]や[[ナイト]][[呪文]]も捨てさせられる。[[戦国編]]らしい配慮といえるだろう。

-[[《冥府の覇者ガジラビュート》]]と違い、[[墓地]]に置く[[シールド]]を選ぶのは相手なので、[[《無敵城 シルヴァー・グローリー》]]や[[《ハッスル・キャッスル》]]の対策にはなりにくい。

-[[《神羅パンゲア・ムーン》]]などで一度に複数体出すと、1体目の[[ピーピング]]で[[手札]]を把握できるため、2体目以降の[[ハンデス]]・[[シールド焼却]]を確実に行える。

-滅多にないが[[スペシャル・クライマックス]]を指定して相手の[[手札]]に[[《偉大なる無駄》]]があれば捨てさせることが可能。しかし元々効果のない呪文の為にそこまですることははっきりいって無駄である。

-同[[種族]]同[[コスト]]で確実に[[シールド焼却]]ができる[[カード]]として[[《冥府の覇者ガジラビュート》]]が存在する。&br;[[《バキューム・クロウラー》]]などで[[cip]]を使い回せばこちらもより確実に[[シールド]]を焼けるようになるため、好みによるだろう。

-[[戦国編]]で登場した[[サムライ]]や[[ナイト]]、[[シノビ]]の他、またそれ以降にも[[オリジン]]、[[ハンター]]、[[エイリアン]]といった[[エキスパンション]]ごとに[[文明]]を選ばない[[特殊種族]]が台頭しているため、比較的追い風が吹いていると言える。

-このカードの存在によって、[[種族]]が多いことやメジャーな[[種族]]を持つことが一概にメリットと言えなくなっている。
このカード自体はほとんど使われないため、[[種族]]の違いがカードパワーの差を覆すほどではないが、[[種族]]以外で性能に差がない[[同型再販]]の場合、[[種族]]を活かした使い方をしないのであれば、[[種族]]が少ないかマイナーなものを選ぶのが望ましい。具体的には、[[《幻緑の双月》]]や[[《大冒犬ヤッタルワン》]]より、種族がマイナーな[[《シビレアシダケ》]]の方がこのカードの影響を受けにくい分強力と言える。

-種族さえ持っていれば捨てれるカードの種類を問わない為、実質完全上位互換である呪文等が種族を持っているが故に上位互換止まりなのはもっぱらこのカードの存在があるからとも言われている。

-[[ヒーローズ・カード]]が存在し、[[黒城 凶死郎]]が描かれている。



**[[フレーバーテキスト]] [#m43f181c]
-[[DM-29]](通常版)&br;'''刃狼に魅入られしその斬撃が、戦国武闘会に戦慄の時を刻む。'''
-[[DM-29]]([[ヒーローズ・カード]]&br;'''俺様は[[死神]]、孤独と絶望の神。――[[黒城凶死郎>黒城 凶死郎]]'''
-[[DMC-55]]&br;'''刃狼に心を読まれた者は、体だけではなく、[[魂>手札]]までも切り裂かれることになる。'''
-[[プロモ>プロモーション・カード]](P19/Y7)&br;'''初戦でもっとも重要なのは[[情報>情報アドバンテージ]]であり、次に重要なのは、情報をコントロールする力だ。'''
-[[プロモ>プロモーション・カード]](P4/Y9)&br;'''隠しているつもりでも、お前の全てを見抜いている…。――凶刻の刃狼ガル・ヴォルフ'''
-[[プロモ>プロモーション・カード]](P61/Y19)&br;'''君が[[デュエマフェス]]に来てくれたおかげで、ガル・ヴォルフもニッコリだ!'''

**収録セット [#r7c085c8]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[sansyu]]
--[[DM-29 「戦国編 第2弾 戦国英雄伝(ロックオン・ヒーローズ)」>DM-29]]
--[[DMC-55 「コロコロ・レジェンド・7」>DMC-55]]
--[[プロモーション・カード]](P19/Y7)([[アルトアート]])
--[[プロモーション・カード]](P4/Y9)([[アルトアート]])
--[[プロモーション・カード>プロモーション・カード (第16期〜第20期)]](P62/Y19)([[アルトアート]])

**参考 [#ze5e9418]
-[[デーモン・コマンド]]
-[[cip]]
-[[種族]]
-[[ピーピング]]
-[[ハンデス]]
-[[シールド焼却]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[ヒーローズ・カード]]

&tag(クリーチャー,闇文明,黒単,単色,コスト6,デーモン・コマンド,コマンド,パワー6000,cip,種族選択,ハンデス,ピーピングハンデス,シールド焼却,W・ブレイカー,・,UC,アンコモン,sansyu);