#author("2020-09-17T06:50:40+09:00","","")
#author("2020-10-07T21:02:16+09:00","","")
*《&ruby(こうれいき){光霊姫};アレフティナ》 [#mb2c221a]

|光霊姫アレフティナ SR 光文明 (4)|
|クリーチャー:メカ・デル・ソル/アーク・セラフィム 8000|
|このクリーチャーを召喚するコストは、自分のシールド1枚につき1多くなる。|
|相手のクリーチャーが自分を攻撃する時、それがそのターンはじめての自分への攻撃で、自分のシールドが1枚もない場合、自分の山札の上から1枚目を裏向きのまま、新しいシールドとして自分のシールドゾーンに加える。|
|自分のシールドが10枚以上あれば、自分はゲームに勝利する。|
|W・ブレイカー|

[[DM-36]]で登場した[[メカ・デル・ソル]]/[[アーク・セラフィム]]。
[[エクストラウィン]][[能力]]を持つ3体目の[[カード]]で、[[《海王龍聖ラスト・アヴァタール》]]や[[《光姫聖霊ガブリエラ》]]の流れを汲む[[ダイレクトアタック]]防止[[効果]]を併せ持つ。

[[コスト]]に対して[[パワー]]は高いが、当然ながら[[デメリット]]が付いている。
[[シールド]]1枚につき1[[コスト]]増加するため、[[シールド]]を増やしてから[[召喚]]するのは難しい。
[[シールド]]がゲーム開始時のままならば[[コスト]]は9であり、[[シールド]]が10枚になると[[コスト]]は14にもなる。

自分が優勢ならば重くなり、劣勢ならば低[[コスト]]になるため、この[[効果]]は残りの相反する2つの[[効果]]と絶妙なバランスとなっている。

2つ目の効果は相手が[[ビートダウン]]の時には役立つものの、相手が[[コントロール]]や[[コンボデッキ」」の場合は発動し難いので、おまけとして考えるべきだろう。
2つ目の効果は相手が[[ビートダウン]]の時には役立つものの、相手が[[コントロール]]や[[コンボデッキ]]の場合は発動し難いので、おまけとして考えるべきだろう。
[[《デビル・ドレーン》]]であえて発動しやすくする手もあるが、それならG・ゼロで出せる[[《光姫聖霊ガブリエラ》]]に頼った方がよい。

問題の3つ目の[[効果]]だが、その条件は[[エクストラウィン]][[能力]]を持つカードの例に漏れず非常に難しい。活躍させるには専用[[デッキ]]での使用が前提となる。
この[[カード]]で[[エクストラウィン]]を狙う際に問題となるのは主に以下。
+[[シールド]]5枚の状態でも9という重い[[コスト]]
+最低でも5枚の[[シールド]]を追加しなければならないこと
+専用[[デッキ]]でも構築が非常にシビアであること

[[《蒼華の精霊龍 ラ・ローゼ・ブルエ》]]や[[《英霊王スターマン》]]等、相性の良い[[カード]]も少数ながら存在するが、それでも[[シールド]]を10枚以上にするというのは難しい。

また、確実性を追求すると対戦に時間がかかり、それまでに自分がやられる可能性も出てくる。
それだけの時間がかかるのを承知でやるのならば、普通の[[ビートダウン]][[デッキ]]や元々ある[[デッキ]]にこの[[カード]]を組み込むぐらいならば、元々の[[デッキ]]をそのまま使った方が勝率が高いこともある。

登場してからしばらく有効な使い道が見いだせなかったが、[[エピソード3]]で[[《マーシャル・クロウラー》]]や[[《深海の伝道師 アトランティス》]]が登場すると、それらを利用した[[ループ]]が開発され、[[【マーシャルエクストラウィン】]]の[[フィニッシャー]]として使われた。

他には、[[【英霊王スターマン】]]に入れて[[《転生スイッチ》]]で[[コスト踏み倒し]]したり、[[【ボアロアックス】]]に組み込んで[[マナゾーン]]から出して使うといった方法がある。

これからも相性のいい[[コンボ]]が見つかれば、使い方も広がっていくだろう。専用デッキについては「[[【アレフティナ】]]」を参照のこと。

**ルール [#pa12df7c]
-[[シールド追加]]は[[ダイレクトアタック]]でないと誘発しない。[[クリーチャー]]に対しての[[攻撃]]では[[シールド]]を増やせないので注意。
--その[[ターン]]はじめての自分への[[攻撃]]とは、[[プレイヤー]]に対してのことなので、その前に[[クリーチャー]]に対して[[攻撃]]していても[[プレイヤー]]に[[攻撃]]するのがはじめてであれば問題なく[[シールド追加]]できる。

-《光霊姫アレフティナ》が2体以上いる状態で[[シールド追加]]が誘発した場合、1体分しか使えない。[[能力]]の[[解決]]は1体ずつするため、2体目以降に処理する[[能力]]は[[シールド]]が1枚以上になっており、[[シールド]]は追加できない。
--[[《不敗のダイハード・リュウセイ》]]の[[攻撃]]を受けて最後の[[シールド]]が[[墓地送り]]にされ、[[ダイレクトアタック]]が成立しそうな場面においては、《光霊姫アレフティナ》がいれば、[[シールド追加]]が可能であり、負けを回避できる。これは、《ダイハード》が攻撃した時点で《アレフティナ》の[[能力]]そのものはトリガーしており、《アレフティナ》[[解決]]時に「シールド0枚」の条件を満たせばよいからである。

-[[《エメラル》]]や[[《アクア・スーパーエメラル》]]などの能力の解決中に一瞬だけ[[シールド]]が10枚以上になる場合でもゲームに勝利する。[[常在型能力]]であるため、10枚になると同時にそれらの能力の解決に割り込んで特殊勝利する。

-[[常在型能力]]による[[エクストラウィン]]なので、[[《始虹帝 ミノガミ》]]などの[[置換効果]]が発生する[[敗北回避能力]]ではこのクリーチャーのエクストラウィンを防ぎきれない。また、[[バトルゾーン]]に相手の[[《不敗のダイハード・リュウセイ》]]がいても、問題なく[[エクストラウィン]]を得られる。この[[クリーチャー]]の[[エクストラウィン]]は[[常在型能力]]なので、[[《不敗のダイハード・リュウセイ》]]の[[pig]]より先に適用されるためである。
処理の手順は以下。
++《アレフティナ》の[[エクストラウィン]][[能力]]が適用される。
++《ダイハード》が自身の[[置換効果]]で[[破壊]]される。
++《アレフティナ》のエクストラウィン能力は[[常在型能力]]のため、[[pig]]の[[解決]]を待たずにその前に《アレフティナ》側の[[プレイヤー]]の勝利が確定する。
--しかし、2020年2月に敗北回避能力によって発生する効果が[[状況起因処理]]になる可能性があると事務局から回答が返ってきている。もし、敗北回避効果が状況起因処理になれば、《ダイハード》で《アレフティナ》のエクストラウィンを防げるようになる。

-[[《十弐制覇 鬼「王者」》]]のような[[置換効果]]が発生しない[[常時型>常在型能力]]の[[敗北回避能力]]で[[エクストラウィン]]を防ぐことができる。

-自分の[[シールド]]の枚数が10枚以上になると同時に[[ライブラリアウト]]した場合、[[エクストラウィン]]をライブラリアウトよりも先に適用できる。[[デュエル・マスターズ]]では勝利と敗北が同時に発生した場合、勝利の方が優先されるためである。

-バトルゾーンに《光霊姫アレフティナ》の能力を無効化している[[《あたりポンの助》]]1体と各プレイヤーの《光霊姫アレフティナ》がいる、かつお互いのシールドが10つ以上ある時に、《あたりポンの助》をバトルゾーンから離した場合、お互いの《アレフティナ》の[[エクストラウィン]]効果が発生するが、この場合[[アクティブ・プレイヤー]]が勝利するという正式回答が出ている。
--しかし、現在《アレフティナ》のエクストラウィン効果は[[状況起因処理]]だと開発から定義されるようになっている。そして、[[状況起因処理]]による敗北が両プレイヤーに同時に適用された場合、[[両者敗北]]になるという正式回答が2019年12月に事務局から出されている。そのため、エクストラウィンが同時に発生した場合も、両者勝利になるという裁定変更が下る可能性も十分にある。

-自分のシールドが9つで、バトルゾーンに自分の《アレフティナ》がいる状態から、自分のシールドゾーンに[[サイキック・クリーチャー]]が置かれてシールドが10枚になった時、状況起因処理によってサイキック・クリーチャーが超次元ゾーンに戻るが、《アレフティナ》のエクストラウィンが''[[単発的効果]]''として発生することになる。その時に、バトルゾーンに相手の[[置換効果]]が発生する[[敗北回避能力]]を持ったクリーチャーがいた場合、相手はその効果でエクストラウィンを防ぐことができると暫定回答が出ている。

**その他 [#mbc04599]
-[[コスト]]自体は4と軽いため、[[《真紅の精霊龍 レッドローズ》]]からの[[連鎖]]や[[《湧水の光陣》]]、[[《緊急再誕》]]などと組み合わせると良い。[[コスト]]が軽い[[カード]]で出しやすいため、[[エクストラウィン]]を狙うよりは早期に[[バトルゾーン]]に出せる[[ダイレクトアタック]]防止付きの[[アタッカー]]として使った方が活躍させやすいか。
--更に[[《ヘブンズ・フォース》]]が登場したことによって最速2ターン目での[[コスト踏み倒し]]が可能となった。

-単純な[[ループ]][[コンボ]]の[[フィニッシャー]]としては[[《アルカディア・スパーク》]]と役割が重複する場面が増えたため、[[《アルカディア・スパーク》]]登場後は一線を退いている。《アレフティナ》が優先されるとすれば、[[マナコスト]]4という軽さそのものが活きる組み合わせか、そもそも[[ループ]]ではない[[コンボ]]での活用か、ということになる。

-[[DMX-12]]にて、[[ヨーデル]]の[[ヒーローズ・カード]]として[[再録]]。[[【アレフティナ】]]を組むのに集めやすくなったと言える。

-特殊レギュレーションである[[メガデッキデュエル7]]では、初期状態のシールド数が多いうえに、[[プレミアム殿堂]]である[[《母なる大地》]][[《母なる紋章》]]のどちらか片方も使用可能なため、困ったときの勝ち筋として投入しておくのも良いかもしれない。5コスト2000サイクルのカードを連打して[[シールド]]を増やし、余った[[マナ]]でコイツを引っ張り出せばそこでゲームセットである。

-[[種族]]が「アークセラフィム」となっており、中黒点がない。[[再録]]時には訂正された。


**収録セット [#j00d1807]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Blankas]]
--[[DM-36 「覚醒編(サイキック・ショック) 第1弾」>DM-36]]
--[[DMX-12 「ブラック・ボックス・パック」>DMX-12]]
--[[DMEX-08 「謎のブラックボックスパック」>DMEX-08]](107/???)
**参考 [#bc32050d]
-[[アーク・セラフィム]]
-[[メカ・デル・ソル]]
-[[召喚コスト]]
-[[シールド]]
-[[クリーチャー]]
-[[プレイヤー]]
-[[アタックトリガー]]
-[[ターン]]
-[[クラッチ]]
-[[山札の上]]
-[[シールド追加]]
-[[エクストラウィン]]
-[[ヒーローズ・カード]]
-[[【アレフティナ】]]

&tag(クリーチャー,光文明,単色,コスト4,メカ・デル・ソル,アーク・セラフィム,パワー8000,W・ブレイカー,召喚コスト増加,シールド追加,エクストラウィン,Blankas,スーパーレア);