#author("2021-06-11T17:05:26+09:00","","")
*《&ruby(こうき){光器};アマテラス・セラフィナ》 [#a8e04acc]

|光器アマテラス・セラフィナ SR 光文明 (7)|
|クリーチャー:メカ・デル・ソル 7000|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札を見る。その中から、コストの合計が4以下になるよう、好きな数の光または闇の呪文を選び、自分の墓地に置いてもよい。その後、山札をシャッフルする。選んだ呪文を、コストを支払わずに唱える。|
|W・ブレイカー|

[[DM-39]]で登場した[[メカ・デル・ソル]]。
名前や[[能力]]から、[[《蒼狼の始祖アマテラス》]]の[[転生]]版、または調整版であることがうかがえる。

本家と比べ、まず選べるカードが[[呪文]]に限定されてしまっており、[[クロスギア]]を[[リクルート]]することができない。
次に、[[光]]または[[闇]]のみという[[文明]]制限がかかり、[[汎用性]]が下がっている。[[コスト]]4までの[[呪文]]や[[クロスギア]]を[[色]]を問わず自由自在に扱う、という[[《蒼狼の始祖アマテラス》]]の強みが、格段に抑えられたといえるだろう。

しかし、こちらが本家に勝る点は''複数の[[呪文]]を撃てる''という点である。
たとえば[[《ゴースト・タッチ》]]を2連打した場合、[[《スケルトン・バイス》]]と同じ効果が得られる。これを生かすことで、本家[[《蒼狼の始祖アマテラス》]]とは異なった[[デッキ]]で活躍させることができる。

[[《蒼狼の始祖アマテラス》]]にも言えることだが、[[サイクロン]][[呪文]]とは強力なシナジーを発揮する。特に、[[《バイス・サイクロン》]]を連打した場合、それだけで4枚もの[[手札]]差がつくことになる。

また、[[覚醒編]]から多くの種類が生まれた、[[コスト]]1の[[呪文]]をまとめて放つことにより、強力な[[効果]]が期待できるかもしれない。
[[《ブラッディ・クロス》]]を4連打することで、互いの[[山札]]を8枚削り[[ライブラリアウト]]戦術が狙える。ただし自分は[[《ブラッディ・クロス》]]自体を山札から引き抜いて使うことより、計12枚分減ってしまうので注意

本家と同じように4マナ呪文を唱えても十分強い。[[革命編環境]]においては、[[4枚積み]]の多いビートダウンや単色デッキの人気が増加していることから、[[《炎獄スマッシュ》]]で[[確定除去]]を狙ったり、[[《天使と悪魔の墳墓》]]の破壊&ランデスで大量のアドバンテージを稼いだりするのも有効。特に[[《天使と悪魔の墳墓》]]は、これ自体が多数積まれるものではないため、山札から直接唱えることが出来るこのカードとの相性も良い。

[[《魔光帝フェルナンドVII世》]]など、「墓地に呪文が多くあればあるほど強くなるカード」のサポートとして一役買ってくれるだろう。

[[《百発人形マグナム》]]が存在する場合、[[コスト踏み倒し]]した分だけ[[クリーチャー]]を[[破壊]]しなければならない。[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]などで防ぎきることができるので、構築の段階で予防しておこう。

[[《母なる紋章》]]や[[《爆進エナジー・スパイラル》]]、[[《再誕の社》]]などの強力な[[呪文]]を撃つことができなくなったので、根本的に運用法が異なると考えて使うべきだろう。
ちなみに、[[殿堂入り]][[呪文]]である[[《魂と記憶の盾》]]を[[コスト踏み倒し]]できるというハイスペックさはそのまま受け継がれているようだ。

後述の再調整版にあたる[[《龍素記号Og アマテ・ラジアル》]](水の呪文のみを踏み倒せる)登場以降も、地味ながら様々な運用方法が考案されていた訳だが、再々調整版の[[《クイーン・アマテラス》]]の登場以降はかなり難しい立場に置かれることになる。
元となった[[《蒼狼の始祖アマテラス》]]の調整版というよりは[[上位種]]的なスペックを持つあちらは、使い方次第では《アマテラス》を上回るカードパワーを発揮する。
[[《龍素記号Og アマテ・ラジアル》]]はコスト域が異なるので[[《ヒラメキ・プログラム》]]から8コスト域に繋げられる事、そして[[ドラゴン]]だというギリギリの立場を保っていた。その一方で、こちらは種族サポートはやや弱めの[[メカ・デル・ソル]]。
進退窮まったかと思いきや、[[《蝕王の晩餐》]]の登場によって少しは挽回できた形になるだろうか。[[《龍素記号Og アマテ・ラジアル》]]では対応できない闇の呪文なので、ここから繋げれば8コスト域に繋げるコンボが可能。同時に[[《ブラッディ・クロス》]]や[[《ロジック・サークル》]]を唱えれば独特の動きが期待できる。

後に[[《遣宮使 ネオンクス》>《遣宮使 ネオンクス/ネオ・ブレイン》]]の登場によって、「[[《ロジック・サークル》]]で[[《オールデリート》]]を[[山札の上]]に固定して[[《蝕王の晩餐》]]でこれを《ネオンクス》に[[ヒラメいて>《ヒラメキ・プログラム》]]、《ネオンクス》で山札の上の《デリート》をぶっ放す」というコンボが発祥。《ネオンクス》の登場した時期には[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]の採用率が下がっているのでいわゆる「禁断ミラー」になりにくく、環境的にはそぐう面はあるのかもしれない。この頃には[[《法と契約の秤》>《ルソー・モンテス/法と契約の秤》]]で早出しも効くようになっており、そういう意味で4ターンキルも比較的簡単になっている。
なお、このコンボは《ネオンクス》より7年以上前に登場した[[《蒼の潮流スーパー・スペル・グレートブルー》]]で代用することも可能である。また、4ターンキルには3ターン目までに[[チャージャー]]呪文を打ちつつ、[[《戦略のD・H アツト》]]か[[《【問2】ノロン⤴》]]で《ネオンクス》と《アマテラス・セラフィナ》を墓地に落としておかなければならない為、かなり手札が良くなければならない。

-元のカードと違い、[[ナイト]]種族を持っていない。[[《魔弾バレット・バイス》]]や[[《魔弾ソウル・キャッチャー》]]を唱えても単体では[[ナイト・マジック]]に貢献できないのが残念なところ。
しかし、呪文の詠唱に反応するものが多いナイト・クリーチャーとは本家よりも相性が良い。

-[[【暴発ミルザム】]]や[[【ブライゼシュート】]]などの[[《星龍の記憶》]]を使用するデッキに一枚程度挿しておき、[[《ファントム・ベール》]]と[[《星龍の記憶》]]の二枚計四マナを使用することで、相手のターン中にコンボを成立させることができるかもしれない。使い方次第で化ける可能性もある。

-[[DM-39]]の[[スーパーレア]]は総じて派手なカードが多いが、このカードは唯一地味な扱いを受けている。このカードを活かすならば、[[専用デッキ]]を構築するのが良いだろうか。

-[[DM-38]]と[[DM-39]]に収録されている光単色クリーチャーの中で、唯一パワーの下3ケタが500ではない。多色も含めると他に[[《時空の支配者ディアボロス Z》]]/[[《最凶の覚醒者デビル・ディアボロス Z》]]がある。

-[[DMX-17]]にて同[[コスト]]の《アマテラス》リメイクカードとして[[《龍素記号Og アマテ・ラジアル》]]が登場。そちらは[[水]]の[[ドラゴン]]であり[[水]]の[[呪文]]を山札から唱えられるが、こちらのように複数に分けて唱えることはできない。双方の元となった[[《蒼狼の始祖アマテラス》]]は[[プレミアム殿堂]]となっているので、唱えたい[[呪文]]の[[文明]]に応じて使い分けることがより重要になるだろう。
--先述の通り、より大型の[[《クイーン・アマテラス》]]が登場したので、採用にはより厳密な理由が求められるだろう。

-漫画「ビクトリー」にて、[[ヨーデル]]が[[勝太>切札 勝太]]戦で使用。[[《ダイヤモンド・カッター》]]を[[コスト踏み倒し]]して一斉攻撃を仕掛けた。なお、[[《ダイヤモンド・カッター》]]5マナなのでこのカードの効果では唱えられない。よって、単行本では[[《ダイヤモンド・ソード》]]に修正された。
また、この試合では[[ブロッカー]]を持たないはずのこのカードまで[[《超爆デュエル・ファイアー》]]で[[破壊]]されている描写がある。

**関連カード [#yd2cdbe9]
-[[《蒼狼の始祖アマテラス》]]
-[[《龍素記号Og アマテ・ラジアル》]]
-[[《クイーン・アマテラス》]]


**収録セット [#f00ac8f4]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Hisanobu Kometani]]
--[[DM-39 「覚醒編 第4弾 覚醒爆発(サイキック・スプラッシュ)」>DM-39]]
--[[DMEX-08 「謎のブラックボックスパック」>DMEX-08]](270/???)

**参考 [#wd9c0e62]
-[[メカ・デル・ソル]]
-[[cip]]
-[[山札]]
-[[見る]]
-[[コスト]]
-[[光]]
-[[闇]]
-[[呪文]]
-[[墓地]]
-[[シャッフル]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[唱える]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[【ウォズレックループ】]]

&tag(クリーチャー,光文明,白単,単色,コスト7,メカ・デル・ソル,パワー7000,W・ブレイカー,cip,山札,見る,コスト踏み倒し,光文明サポート,闇文明サポート,呪文サポート,コスト4以下,シャッフル,スーパーレア,SR,Hisanobu Kometani);