#author("2021-09-05T16:52:51+09:00","","")
#author("2021-09-06T07:26:52+09:00","","")
*《&ruby(せんそでんゆう){仙祖電融}; テラスネスク》 [#n311cabc]

|仙祖電融 テラスネスク P 水/火文明 (6)|
|クリーチャー:ディスペクター/アーマード・ドラゴン/オリジン 6000|
|EXライフ(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く)|
|ブロッカー|
|ジャストダイバー(このクリーチャーが出た時、次の自分のターンのはじめまで、このクリーチャーは相手に選ばれず攻撃されない)|
|W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)|
|このクリーチャーが出た時、コスト4以下のカードを1枚、自分の手札からコストを支払わずに使ってもよい。|

[[DMSD-19]]で登場した[[水]]/[[火]]の[[ディスペクター]]/[[アーマード・ドラゴン]]/[[オリジン]]。

[[cip]]で[[コスト]]4以下の[[カード]]を[[カードタイプ]]を問わずに[[使える>使う]]。

使えるカードは軽量[[カード]]に限定されているものの、[[カードタイプ]]を一切問わないため効果の自由度は高い。また、[[クリーチャー]]の場合は[[召喚]]扱いになるため、[[《洗脳センノー》]]などの「[[召喚]]以外で[[クリーチャー]]を出す」行為への[[メタ]][[能力]]も受けない。
-[[カードタイプ]]を問わないため[[フィールド]]なども踏み倒せる。[[《チキチキ・JET・サーキット》]]ならば[[ジャストダイバー]][[スピードアタッカー]]の[[W・ブレイカー]]と充分な奇襲力を獲得し、[[《オーバーキル・グレイブヤード》]]ならば[[EXライフ]]を持つ[[ジャストダイバー]][[スレイヤー]][[ブロッカー]]という、相手にとって非常に厄介な壁となる。

また、[[EXライフ]]と[[ジャストダイバー]]とを併せ持つ[[ブロッカー]]でもあるため、ほぼ確実に返しの相手[[ターン]]での防衛に参加でき、なおかつ生存する可能性が高い。
所持する[[種族]]はいずれも優秀であり、特に[[水]]/[[火]]の[[アーマード・>アーマード・ドラゴン]][[ドラゴン]]/[[オリジン]]という組み合わせは[[進化元]]としての適性が高く、[[耐性]]が切れた後でも活用手段が多い。
勿論、[[cip]]で[[《母なる星域》]]など使用し、[[EXライフ]]を消費してさっさと自己[[進化]]してしまうのもいいだろう。

**不明 [#x85e4477]
//コスト4以下の「カード」を指定しているため、片側だけが[[コスト]]4以下の[[ツインパクト]]を指定し、[[コスト]]5以上の側を使うことができる。
-[[コスト踏み倒し]][[能力]]の対象が「[[コスト]]4以下の[[カード]]を1枚」となっているが、これが「[[コスト]]4以下の面を含む[[カード]]」なのか、あくまで「[[コスト]]4以下の面([[カードタイプ]])のみ」であるのかについては現在不明である。
--指定の数値以下の[[コスト]]の[[カード]]を[[手札]]から[[踏み倒し>コスト踏み倒し]]する場合、「[[コスト4以下の''クリーチャー''を>《勇聖 アールイ-2》]]」「[[コスト4以下の''呪文''を>《霊騎 フィーク-2》]]」のように本来なら[[カードタイプ]]が記されるが、この[[カード]]の場合その部分に「[[カード]]」という語句が使われているためである。
類似する[[カード]]の裁定(([[《劇場戦艦 カァテンコヲル》]]では、「カード」という語句を使っているが、[[《魔導管理室 カリヤドネ/ハーミット・サークル》]]を「コストは3以下で、文明に水を持つカード」として見ることはできない(水として見る場合はコスト14として見る必要がある)という裁定がある。))を見るに、これで[[コスト]]5以上の面を使えてしまうのはやや違和感があるが、念のため[[ツインパクト]]を用いた悪用ができるか否かは公式Q&Aを待ちたい。
-テキストに「コスト○以下のカードを1枚〜」と書かれたカードで、[[コスト火力]]などバトルゾーンのカードに干渉するものではないのはこの[[カード]]が初。

「コストを支払わずに使ってもよい」という効果は、「その1枚のカードがコスト4以下の面を持つ」ことを参照するのか「コスト4以下のカードタイプ1つを選ぶ」のか不明。

《仙祖電融 テラスネスク》のテキストでは、「[[コスト4以下の(クリーチャー)を>《勇聖 アールイ-2》]]」「[[コスト4以下の(呪文)を>《霊騎 フィーク-2》]]」のように、本来なら[[カードタイプ]]が入る部分に「カード」という語句が使われている。これではコスト5以上の側を使おうとできてしまうのはやや違和感がある(([[《劇場戦艦 カァテンコヲル》]]では、「カード」という語句を使っているが、[[《魔導管理室 カリヤドネ/ハーミット・サークル》]]を「コストは3以下で、文明に水を持つカード」として見ることはできない(水として見る場合はコスト14として見る必要がある)という裁定がある。))。[[ツインパクト]]を用いた悪用ができるか否かは公式Q&Aを待ちたい。

-テキストに「コスト○以下のカードを1枚〜」と書かれたカードで、[[コスト火力]]などバトルゾーンのカードに干渉するものではないカードは《テラスネスク》が初。

**その他 [#p376aa20]
元になったクリーチャーは[[《龍仙ロマネスク》]]と[[《蒼狼の始祖アマテラス》]]。どちらも[[【星域キリコドラゴン】]]のキーパーツとなり、中核の[[《エンペラー・キリコ》]]と共に主要パーツとして同時に殿堂された。
[[《蒼狼の始''祖''アマ''テラス''》>《蒼狼の始祖アマテラス》]]と[[《龍''仙''ロマ''ネスク''》>《龍仙ロマネスク》]]の『電融』[[ディスペクター]]。
#region2(合成元との関係){{
-《アマテラス》の腰に《ロマネスク》の胴体が接合されている。また、《ロマネスク》の二振りの刀と二対の翼が、それぞれ《アマテラス》の下半身を《ロマネスク》の尻尾に見立てるように接合されている。さらに、《アマテラス》は両腕を途中から切断され、腰から触手を伸ばすようにして元の武器を装備しているのがわかる。
--《ロマネスク》は今回継承している刀の他に「銃」と「剣」を装備していたが、それらは《アマテラス》も装備していた武器であり、今回も継承している。こうして見ると、《ロマネスク》の「[[黄色>光]]と[[緑>自然]]のパーツを《アマテラス》で置き換えている」とも言える。
--『電融』[[ディスペクター]]は[[殿>殿堂入り]][[堂>プレミアム殿堂]]と縁のある[[クリーチャー]]を合成元とすることが多い。この[[クリーチャー]]の場合、合成元はいずれも[[【星域キリコドラゴン】]]のキーパーツとして活躍し、中核の[[《エンペラー・キリコ》]]と共に同時に[[殿堂入り]]している。《アマテラス》はその後[[プレミアム殿堂]]に昇格してしまったが、《ロマネスク》は最終的に殿堂解除されている。
---純粋に[[カード]]単位で見ればこのように環境においても互いに縁深い一組であるが、[[ストーリー>背景ストーリー]]面から見た場合、《アマテラス》は既に[[温泉>プレミアム殿堂]]で出会った[[ボルバルザーク>《無双竜機ボルバルザーク》]]と結ばれ[[夫>《キング・ボルバルザーク》]][[婦>《クイーン・アマテラス》]]となっていることが[[DMX-24]]で判明している。
伴侶と引き離され別の[[ドラゴン]]と物理的に合成させられた挙句、その伴侶もまた[[改造され合成される>《禁断竜王 Vol-Val-8》]]という、あまりに過酷な「ディスペクト」を受けている。
---なお、合成相手の《ロマネスク》の方も「[[ボルバルザーク>《ボルバルザーク・エクス》]]」とは[[縁があり>DMBD-01]]、共闘を思わせる[[発言をしている>《龍仙ロマネスク》#s06552c9]]。
--《アマテラス》の派生[[カード]]としては珍しく、[[カード名]]に「アマテ」が含まれていない。また、「テラスネスク」という[[カード名]]はどことなく[[《剛撃古龍テラネスク》]]を思わせるが、あちらや合成元の《ロマネスク》の様な[[マナブースト]][[能力]]は一切持っていない。
-[[3色]]の[[クリーチャー]]だった《ロマネスク》から[[光]]/[[自然]]という[[2色]]も削除され、さらにそれぞれに対応する[[アポロニア・ドラゴン]]/[[アース・ドラゴン]]という2つの[[種族]]も削除されている。一方《アマテラス》も、[[サムライ]]/[[ナイト]]という2つの[[特殊種族]]を削除されている。
--[[特殊種族]]の中でも[[ナイト]]が優先されていないのは珍しい。
--《ロマネスク》から[[2色]]以上を継承する場合、[[火]]/[[自然]]を継承すれば『電融』[[3色]]となり、[[光]]/[[火]]であれば『混成』[[3色]]となっていた。この[[クリーチャー]]の[[能力]]は[[ジャストダイバー]]と「[[呪文]]を含む[[カード]]の[[踏み倒し>コスト踏み倒し]]」であり、どちらに属しても違和感のないデザインである。2勢力混合の[[デッキ]]を作る架け橋にもなれるだろう。
---なお、[[2色]]になることで2勢力を繋ぎ得るデザインとなった[[ディスペクター]]としては、他に[[《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》]]がいる。あちらは複数ある[[特殊種族]]から[[ナイト]]を継承している。
}}

このように環境での繋がりも深く、そういう点では納得のディスペクターだが、合体元の片方の《アマテラス》は[[DMX-24]]にて、[[温泉>プレミアム殿堂]]で[[《ボルバルザーク》>《キング・ボルバルザーク》]]と[[出会い結ばれた>《クイーン・アマテラス》]]という経歴を持つ。
-その為、あくまで殿堂カード、環境での関連性を見て合体させている電融ディスペクターして見るなら納得のデザインだが、《アマテラス》個人として見るなら旦那との仲を物理的に引き離され別のドラゴンに無理矢理合体させられた挙句、[[その旦那さえ改造されてしまう>《禁断竜王 Vol-Val-8》]]という余りにも酷過ぎるディスペクトをその身に受けている。

-[[水]]/[[火]]の二色の[[ディスペクター]]ということもあり、元々[[光]]/[[火]]/[[自然]]の三色である[[《龍仙ロマネスク》]]の[[火]][[文明]]に相当する頭部から尻尾にかけての赤い部分だけが接続されている。

**関連カード [#s9095ed1]
-[[《蒼狼の始祖アマテラス》]]
-[[《龍仙ロマネスク》]]
-[[《蒼狼の始祖アマテラス》]]

-[[《剛撃古龍テラネスク》]]

**収録セット [#f4a63529]
-illus.[[Miyamoto Satoru]]
--[[DMSD-19 「キングマスタースタートデッキ ハイドのディスペクターN・EXT」>DMSD-19]](3/15)

**参考 [#g60146b4]
-[[ディスペクター]]
-[[アーマード・ドラゴン]]
-[[オリジン]]
-[[EXライフ]]
-[[ブロッカー]]
-[[ジャストダイバー]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[手札]]

&tag(クリーチャー,水文明,火文明,青赤,多色,コスト6,ディスペクター,電融,アーマード・ドラゴン,ドラゴン,オリジン,パワー6000,EXライフ,ブロッカー,ジャストダイバー,W・ブレイカー,cip,コスト4以下,コスト踏み倒し,P,レアリティなし,Mayamoto Satoru);