#author("2023-03-31T09:49:54+09:00","","")
#author("2023-03-31T10:07:57+09:00","","")
*《ボン・キゴマイム/♪やせ&ruby(がえる){蛙}; ラッキーナンバー ここにあり》 [#top]

|ボン・キゴマイム R 水文明 (3)|
|クリーチャー:マジック・マーフォーク 4000|
|相手のクリーチャーが出た時、このターン、そのクリーチャーは攻撃できない。そのクリーチャーがコストを支払わずに出ていたら、カードを1枚引いてもよい。|
|BGCOLOR(#ccd):|
|♪やせ蛙 ラッキーナンバー ここにあり R 水文明 (2)|
|呪文:マジック・ソング|
|数字を1つ選ぶ。次の自分のターンのはじめまで、その数字と同じコストの相手のクリーチャーは攻撃もブロックもできない。|

[[DM23-RP1]]で登場した[[水]]の[[マジック・マーフォーク]]と[[水]]の[[マジック・ソング]][[呪文]]の[[ツインパクト]]。

[[クリーチャー]]側は出た[[ターン]]の[[攻撃]]を禁止する[[速攻メタ]]。相手の[[コスト踏み倒し]]にも反応し、1枚[[ドロー]]ができる。

[[《ディオーネ》]]と比べ[[進化クリーチャー]]や[[マッハファイター]]、[[アビスラッシュ]]も[[メタ]]対象にとることができるようになっており、[[パワー]]も4000と高め。
さらに、[[常在型能力]]ではなく[[誘発型能力]]であるため、このクリーチャーが[[除去]]されてもすでに[[付与]]された[[攻撃できない]]効果は失われない。
よく使われる[[《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》]]や[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]に強く、[[《全能ゼンノー》]]など従来の[[速攻メタ]]にはない利点と言える。

//[[置きドロー]]能力の方はおまけに近いが、[[【鬼羅.Star】]]のような大量の手札が勝利に直結するデッキにおいて[[《超神星DOOM・ドラゲリオン》]]を使う型の3ターン目の[[【絶望神サガループ】]]に対する間接的なメタになる。[[【絶望神サガループ】]]は一枚の墓地肥やしに一度の踏み倒しを必要とするため、必要なパーツと墓地を全て揃えると大量のドローを許してしまう。そして[[速攻メタ]]により[[《超神星DOOM・ドラゲリオン》]]が攻撃できず、その状態でターンが返ってくるため、大量の手札から適切なカードを使っていけば有利に立ち回れるだろう。既にバトルゾーンにいる[[《超神星DOOM・ドラゲリオン》]]に対しても《♪やせ蛙 ラッキーナンバー ここにあり》で対処できる。[[《龍装鬼 オブザ08号》>《龍装鬼 オブザ08号/終焉の開闢》]]に1マナで除去されるため4ターン目以降はメタにならないが。

[[置きドロー]]能力の方はおまけに近いがあって損はない。[[任意]]なので引かない選択肢も取れる。

-自分の《ボン・キゴマイム》が複数体あればその数だけドローできる。

-相手の[[ターン]]のみという制限はないので、自分のターン中に相手の[[S・トリガー獣]]が出てきた場合にもドローできる。

呪文側は[[数字選択]]して選んだ[[コスト]]の相手クリーチャーの[[攻撃]]と[[ブロック]]を禁止する[[効果]]。[[《奇天烈 シャッフ》]]の[[cip]]を一部抜き出したような呪文である。

[[S・トリガー]]を持たず[[防御札]]にならないのが大変惜しい。あまり[[環境]]で使われたとは言えない[[《ワーニング・スパイク》]]や[[《♪冬深き 隣は何も せぬ人ぞ》]]も同コストでS・トリガーを持っていたため、[[スペック]]だけ見ると最底辺に近い。

ただ、このカードの場合クリーチャー側が強力なので、[[軽さ>軽い]]を活かせば使いようはあるだろう。

**他のカード・デッキとの相性 [#scc33088]
-[[コスト踏み倒し]]に反応してドローする能力で[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]を引いた場合、そのターンの[[ターン終了ステップ]]にすぐに出せる。

-[[【スコーラー】]]ではメタクリーチャーを兼ねた軽い水の呪文として採用を検討できる。

-同弾で登場した[[《SC龍飛→SC風流》]]と好相性。コスト2→3と綺麗に繋がり、次のターンに出るクリーチャーと今いるクリーチャーの両方を足止めできる。

-相手のデッキがクリーチャーを何度も出し入れするタイプの[[ループ]]デッキだった場合、コスト踏み倒しが行われる度にドローできるので、場合によっては大量の手札が手に入る。しかし、ほとんどのループデッキは[[即死コンボ]]を扱っているため、増えた手札を活かせる望みは薄い。

--例外的に、相手のデッキに採用されているのが[[《龍芭扇 ファンパイ》]]や[[《超神星DOOM・ドラゲリオン》]]のような[[攻撃ステップ]]に入らないと真価を発揮できない[[フィニッシャー]]だった場合、1つ目の能力によって攻撃を禁止できるため次のターンが回ってくる望みが繋がる。しかし、そのような状況で(フィニッシャーが不在の状況で)相手がループに入ってくれるはずがないので、あまり意味の無い想定である。

--[[《完全防御革命》]]と組み合わせることで相手の想定を崩しつつ強引に次のターンを続ける権利を勝ち取ることができる。が、最メジャー級の[[《水上第九院 シャコガイル》]]や各種[[ライブラリアウト]]は対策できず、ピンポイントすぎてネタの領域に近い。

**その他 [#s8377cff]
-クリーチャー側の名前の由来は「季語」と「パントマイム」か。

-呪文側の元句は小林一茶の「やせ蛙 負けるな一茶 ここにあり」。

**関連カード [#card]
-[[《ディオーネ》]]
-[[《奇天烈 シャッフ》]]

-[[《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》]]

-イラストに描かれているクリーチャー
--[[《飢えと乾き ケローラ》]]

**収録セット [#pack]
-illus.[[boyaking]]
--[[DM23-RP1 「アビス・レボリューション 第1弾 双竜戦記」>DM23-RP1]](13/74)

**参考 [#reference]
-[[速攻メタ]]
-[[コスト踏み倒しメタ]]
-[[攻撃できない]]
-[[数字選択]]
-[[プリン効果]]

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