#author("2021-08-06T10:30:01+09:00","","")
#author("2021-08-17T01:34:10+09:00","","")
*《ボルシャック・ドラゴン/&ruby(デュエリスト){決闘者};・チャージャー》 [#n36d2969]

|ボルシャック・ドラゴン P 火文明 (6)|
|クリーチャー:アーマード・ドラゴン 6000+|
|W・ブレイカー|
|攻撃中、自分の墓地にある火のカード1枚につき、このクリーチャーのパワーを+1000する。|
|BGCOLOR(#ccd):|
|決闘者・チャージャー P 火文明 (3)|
|呪文|
|自分の山札の上から3枚を表向きにする。その中から、《ボルシャック》と名前にあるカードをすべて手札に加え、残りを好きな順序で山札の一番下に置く。|
|チャージャー|

[[DMEX-04]]で登場した[[火]]の[[アーマード・ドラゴン]][[ツインパクト]]。

[[クリーチャー]]面はそのまま[[《ボルシャック・ドラゴン》]]。[[クリーチャー]]面が[[プレイ]]されることはほとんどないが、[[《超次元リバイヴ・ホール》]]で[[クリーチャー]]面を参照できたり、[[ボルシャック]]の名をもつため、後述の[[呪文]]面のサポートにもなる。
[[《爆銀王剣 バトガイ刃斗》]]/[[《爆熱王DX バトガイ銀河》]]などで捲れたらハズレの部類に入るが、何も出せないよりはマシとも言える。また、[[【モルト「王」】]]あたりなら[[《禁断〜封印されしX〜》]]による[[封印]]外しや使い終わった[[呪文]]を[[墓地]]に置くことによってパワー15000前後にまで育つので、余裕があれば[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]の[[効果バトル]]除けとなるダイレクトアタック要員として使える。
こちらの面はコスト6と[[ガチンコ・ジャッジ]]にも比較的強い。

このカードの本領は[[呪文]]面にあり、自分の[[山札の上]]3枚から[[ボルシャック]]の[[名称カテゴリ]]にある[[カード]]をすべて[[手札]]に加える[[効果]]と[[チャージャー]]を持つ。
この[[カード]]の[[クリーチャー]]面にも[[ボルシャック]]の名があるので、自身も対象に含まれる。
仮に1枚しか加えられなくても、たった3[[コスト]]で[[《ライフプラン・チャージャー》]]や[[《スペルブック・チャージャー》]]と同等の[[アドバンテージ]]を得ることになる。
火の[[コスト]]3の[[チャージャー]]には汎用性の高い[[カード]]が少ないため、[[デッキ]]の[[ボルシャック]]がこの[[カード]]4枚のみだとしても、運が良ければ[[アドバンテージ]]を稼げる火の[[コスト]]3の[[チャージャー]]として十分な選択肢になる。
また、[[ドラゴン]]の種族を持つ[[コスト]]3の[[マナブースト]]でもあるため、[[《摩破目 ナトゥーラ・トプス/ストンピング・ウィード》]]や[[《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》]]と同様に[[【連ドラ】]]で採用できる。

この呪文の性能を上手く発揮するには[[デッキ]]に[[ボルシャック]]の名のつく[[カード]]を入れる必要があるため、[[《ボルシャック・クロス・NEX/ボルシャック英雄譚》]]と併用して専用デッキで使われるだろう。
最悪[[手札]]に1枚も加わらなかったとしても確定で[[マナブースト]]が行えるため、全くの無駄にはならない。特に専用デッキではコストの重い[[ボルシャック]]が多いので、[[マナブースト]]はありがたいところだろう。
この呪文の性能を上手く発揮するには[[デッキ]]に[[ボルシャック]]の名のつく[[カード]]を入れる必要がある。登場時点でこそ高[[コスト]]のカードばかりで、汎用性の高い[[カード]]があまり存在しなかったが、現在では[[《ボルシャックゾーン》>《ネオ・ボルシャック・ドラゴン/ボルシャックゾーン》]]・[[《ボルシャック・栄光・ルピア》]]・[[《超英雄タイム》>《ボルシャック・スーパーヒーロー/超英雄タイム》]]という低コストかつ実戦級のカードも多く存在する。この呪文を使ったあと余ったマナでこれらを使う動きもしやすい。低コストではないが、[[《超次元ボルシャック・ホール》]]・[[《ボルシャック・サイバーエクス》]]・[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]なども実戦級のカードといえる。これらをデッキに採用すれば、このカードの有用性が更に高まる。当然、[[《ボルシャック・クロス・NEX/ボルシャック英雄譚》]]と併用した専用デッキでは、上手くすれば[[コスト]]3の[[チャージャー]]で3枚[[ドロー]]という驚異のカードになり得る。

強いて欠点を言うなら、登場時はコスト5以下の「ボルシャック」が[[《ボルシャック・コロドラゴン》]]・[[《超次元ボルシャック・ホール》]]・[[《ボルシャック・ルピア》]]の3種しかなく、マナカーブに沿うように使える「ボルシャック」がやや少ない点か。
[[《超次元ボルシャック・ホール》]]は多くの[[デッキ]]で使える汎用性の高い[[カード]]なのが救いか。
最悪[[手札]]に1枚も加わらなかったとしても確定で[[マナブースト]]が行えるため、全くの無駄にはならない。特に専用デッキではコストの重い[[ボルシャック]]も多いので、[[マナブースト]]はありがたいところだろう。

[[【赤黒ドギラゴン剣】]]や[[【モルト「王」】]]で[[マナブースト]]しながら[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]を[[手札]]に引き込むのにも使える。
[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]を[[手札]]に加えることで[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]の革命0トリガーを使用した際に[[山札の上]]が[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]である確率を下げることができる。
また、火の[[ドラゴン]]の[[クリーチャー]]面があるため、[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]と共に[[【モルト NEXT】]]に採用される事もある。
同コストの[[《フェアリーの火の子祭》]]と比較すると、「火単色なので[[自然]][[マナ]]を必要としない」「[[《メンデルスゾーン》]]で[[マナゾーン]]へ行く」「[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]で引き当てても問題ない」といった利点があり、[[事故]]要素を大きく軽減できる。
[[【速攻】]]が相手の場合、ブレイクによって増える手札とこれによってサーチできる分、初手に含まれた分や素引きした分で[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]を3枚集めることがそこそこの割合で起こる。そのまま[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]を使って[[《禁断〜封印されしX〜》]]の封印を一気に6枚外せる可能性まである。

2枚目以降のこのカードを自身で供給できる余地があり、そのことからデッキにおけるマナブースト枠を最小化できるという利点がある。[[赤単]]系のデッキで、低確率で手札補充ができる[[マナブースト]]手段として採用を検討できる。



**環境において [#tb940e5e]
[[【モルト NEXT】]]ではドラゴンの比率を下げない序盤の[[マナブースト]]手段、上述の[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]との相性の良さして登場当時から重宝された。その影響で[[《フェアリーの火の子祭》]]不採用が[[超天篇環境]]序盤の[[【モルト NEXT】]]においてざらになったほど。

[[DMBD-09]]・[[DMBD-10]]期に[[【青黒緑デッドダムド】]]が成立すると[[【モルト NEXT】]]は環境の主軸から退いた。

[[DMRP-16]]になると[[【赤黒ドギラゴン閃】]]のパーツとして環境に復帰。呪文面で3→5と[[《鬼ヶ大王 ジャオウガ》]]に繋ぎつつ[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]を[[回収]]する型も結果を残した。[[《百鬼の邪王門》]]による[[墓地肥やし]]で[[パンプアップ]]を施し、そうして培った高[[パワー]]を[[効果バトル]]に活かすという使い方もあり、2枚唱えればミラーマッチの[[《蒼き守護神 ドギラゴン閃》]]を討ち取ることも十分可能。無論クリーチャー面はパワー以外に取り柄が無く、他に優秀なものが捲れればそれを[[出す]]に越したことはないが、何も出せないよりはマシである。

[[DMBD-16]]では実戦級の新規[[ボルシャック]]が多数登場し、このカードの評価も上がり、環境入りした。

**他のカード・デッキとの相性 [#t4078127]
-一応コスト6なので[[《ガチャンコ ガチロボ》]]のコスト踏み倒し能力を妨げないという利点がある。3コスト1[[マナブースト]]のチャージャーが[[【ガチャンコ ガチロボ】]]に必要かどうかは別として、そちらで使えないこともない。

//すべてコスト6ではなくなるが《決闘者チャージャー》から[[《超次元ボルシャック・ホール》]]で[[《司令官の覚醒者 コンボイ》]]につなげるのも手である。

-登場時点で[[メインデッキ]]に入れられる「[[ボルシャック]]」は19種存在する([[超次元ゾーン]]に置く[[《時空の火焔ボルシャック・ドラゴン》]]と[[《勝舞城 ボルシャック》]]は除く)。そのため、その気になれば[[デッキ]]内のすべての[[カード]]を「[[ボルシャック]]」にすることも出来るが、全種が実践レベルではない上に[[コスト]]の重いカードばかりのため現実的ではない。
-登場時点で[[メインデッキ]]に入れられる「[[ボルシャック]]」は19種存在する([[超次元ゾーン]]に置く[[《時空の火焔ボルシャック・ドラゴン》]]と[[《勝舞城 ボルシャック》]]は除く)。そのため、その気になれば[[デッキ]]内のすべての[[カード]]を「[[ボルシャック]]」にすることも出来るが、全種が実践レベルではない上に[[コスト]]の重いカードばかりのため現実的ではなかった。コスト5以下の「ボルシャック」が[[《ボルシャック・コロドラゴン》]]・[[《超次元ボルシャック・ホール》]]・[[《ボルシャック・ルピア》]]の3種しかなく、マナカーブに沿うように使える「ボルシャック」も少なかった。
--後に[[DMBD-16]]では実戦級の新規[[ボルシャック]]が多数登場。オール[[ボルシャック]]が現実的な物となった。(実際そちらでは全カードがボルシャックである)

**その他 [#lc7744cf]
-呪文面のイラストに[[《ボルシャック・ドラゴン》]]、その派生系である[[《ボルシャック・大和・ドラゴン》]]、[[《聖霊龍騎セイント・ボルシャック》]]といった歴代の「ボルシャック」が描かれている。また、[[《ボルシャック英雄譚》>《ボルシャック・クロス・NEX/ボルシャック英雄譚》]]の呪文面のイラストと繋がるようになっていて、鏡合わせとなっている。

-[[DMBD-15]]版のクリーチャー面のイラストは、[[松本しげのぶ>Shigenobu Matsumoto]]氏のプロモ版イラストが元になっていることが担当した[[shosuke]]氏によって語られている。
//ソースttps://www.pixiv.net/artworks/85996449


**関連カード [#x8807aea]
-[[《ボルシャック・ドラゴン》]]
-[[《パワーフォース・ドラグーン》]]
-[[《龍装車 ボルシェ》]]
-このクリーチャーが描かれているカード
--[[《クック・ポロン》]]
--[[《クリスタル・メモリー》]]([[DMEX-01]])
--[[《超次元ボルシャック・ホール》]]


**収録セット [#yce5e1b4]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Ryoya Yuki]]/[[boyaking]]
--[[DMEX-04 「夢の最&強!!ツインパクト超No.1パック」>DMEX-04]](27/75)
--[[DMBD-16 「20thクロニクルデッキ 決闘!! ボルシャック・デュエル」>DMBD-16]](13/14)
-illus.[[shosuke]]
--[[DMBD-15 「レジェンドスーパーデッキ 蒼龍革命」>DMBD-15]](SE2/SE10)
-illus.[[Shigenobu Matsumoto]]
--[[DMEX-15 「20周年超感謝メモリアルパック 魂の章 名場面BEST」>DMEX-15]](47/50)

**参考 [#sac3cbeb]
-[[ツインパクト]]
-[[アーマード・ドラゴン]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[攻撃]]
-[[墓地]]
-[[火]]
-[[カード]]
-[[パンプアップ]]
-[[ボルシャック]]
-[[サーチ]]
-[[チャージャー]]
-[[ツインパクト化]]

&tag(ツインパクト,クリーチャー,火文明,赤単,単色,コスト6,アーマード・ドラゴン,ドラゴン,パワー6000,W・ブレイカー,パンプアップ,パンプアップ+1000,呪文,コスト3,ボルシャックサポート,サーチ,チャージャー,P,レアリティなし,《ボルシャック・ドラゴン》,ボルシャック,・,終音「ん」,Ryoya Yuki,boyaking,shosuke,Shigenobu Matsumoto);