#author("2020-01-29T22:03:04+09:00","","")
#author("2020-02-11T22:51:43+09:00","","")
*《ヘブンズ・フォース》 [#pe876997]

|ヘブンズ・フォース UC 光文明 (2)|
|呪文|
|S・トリガー|
|コストの合計が4以下になるように、好きな数の進化ではないクリーチャーを自分の手札からバトルゾーンに出す。|

[[DMR-21]]で登場した[[光]]の[[呪文]]。

[[《ヘブンズ・ゲート》]]を髣髴とさせる名称だが、[[《フェアリー・ギフト》]]にも近い性質を持つ。
最速で使えば2[[ターン]]目に4[[マナ]]溜まった状態と同じように[[非進化]][[クリーチャー]]を出す事ができ、しかも[[文明]]の縛りもない。[[《連鎖庇護類 ジュラピ》]]といった[[コスト]]1〜2の[[クリーチャー]]をばらまいて一気に打点を揃える事も可能だが、ここはやはり[[コスト]]4の[[クリーチャー]]を早期に出したい。
[[【赤白レッドゾーン】>【レッドゾーン】#i0a8c7b0]]など、4[[コスト]]の[[クリーチャー]]を軸にした[[デッキ]]に、[[《閃光の守護者ホーリー》]]などの優秀な[[光]]の[[トリガー]]とともに採用できる1枚である。[[白黒赤]]など3色のタイプではさらに早出しできる[[クリーチャー]]のレパートリーが増えるので、覚えておいて損はない。
[[S・トリガー]]も持っているので、相手[[ターン]]に[[《終末の時計 ザ・クロック》]]や[[《転々のサトリ ラシャ》]]などを[[コスト踏み倒し]]すれば相手[[クリーチャー]]の[[攻撃]]を防げる点も大きい。

これ程[[汎用性]]の高い[[能力]]を持つにもかかわらず[[レアリティ]]が比較的集めやすい[[アンコモン]]なところも嬉しい限り。

また久々に登場した[[ヘブンズ]]の名を持つ[[呪文]]でもある。[[《天門の精霊キバッテ・キャット》]]はちょうど[[コスト]]4であり、この[[カード]]でだしながら[[手札]]損失を補ってくれるかもしれない。

-同じく[[コスト]]4の[[クリーチャー]]を早期に場に出せる[[カード]]は上記の[[《フェアリー・ギフト》]]が存在する。こちらは相手[[ターン]]にも[[クリーチャー]]を出せる点、[[光]][[マナ]]さえあれば使え[[色事故]]を回避できる点などが強み。
一方で[[コスト]]5以上の[[クリーチャー]]は[[コスト軽減]]できないため、より早期決着に特化した[[デッキ]]ではこちらを選ぶ事になるだろう。

**ルール [#iedcb401]
-[[《フェアリー・ギフト》]]とは違い、これは[[コスト踏み倒し]][[能力]]である。そのため[[コスト踏み倒しメタ]][[クリーチャー]]の対象となるので注意が必要。[[《異端流し オニカマス》]]や[[《洗脳センノー》]]と、[[新章デュエル・マスターズ]]以降のこの手の[[メタ]][[クリーチャー]]にはハイスペックなものが次々登場しているので、そういう点では向かい風といえるだろう。

-[[ツインパクト]]は''[[クリーチャー]]面の[[コスト]]を参照する''。[[《ブレイン珊瑚の仙樹》]]などの裁定と混同しないように。
--あちらは''××以下の[[コスト]]を持つ[[水]]の[[カード]]''を選ぶがこちらは''[[進化]]ではない[[クリーチャー]]''を選んでいる故に挙動が異なる。

**環境において [#hbfef3b8]
[[革命ファイナル環境]]では[[【サザン・ルネッサンス】]]、[[【赤白レッドゾーン】>【レッドゾーン】#i0a8c7b0]]で使用された。先攻2[[ターン]]目に打つ場合は相手がまず[[コスト踏み倒しメタ]]を出していないはずなので、そうした場面を考えて[[コスト踏み倒しメタ]]への対策を切るという構築もあり、これは現在でも変わらない。

[[新章デュエル・マスターズ環境]]では[[コスト踏み倒しメタ]]、とりわけ[[《異端流し オニカマス》]]が普及した影響でそれほど目立たないカードであった。

[[双極篇環境]]では、[[手札]]消費が激しくなる性質から[[【赤白“轟轟轟”ブランド】]]の必須パーツとして採用されていた。[[《“轟轟轟”ブランド》]]を早出ししたいために[[手札]]が[[《“轟轟轟”ブランド》]]1枚だけになるように調整する目的で使うケースもあり、結果として1[[コスト]][[クリーチャー]]1体しか呼び出さないケースも珍しくない。この頃の[[環境]]では[[《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]のように[[マナゾーン]]の[[カード]]指定の[[コスト踏み倒しメタ]]が主流であり、この[[カード]]は[[マナ]]が4枚溜まればすり抜けてしまう。速攻でも4[[マナ]]位ならギリギリ貯められる領域だろう。そこまで貯めなくても、[[《ナゾの光・リリアング》]]や[[《奇石 ミクセル》>《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]などの2[[コスト]]の[[クリーチャー]]を2体踏み倒すプランもとれるため、隙が少ない。

[[【赤白“轟轟轟”ブランド】]]の[[ミラーマッチ]]対策として、相手の《ヘブンズ・フォース》を封殺するために[[《正義の煌き オーリリア》]]で出されることも。この[[《正義の煌き オーリリア》]]を採用した型では、[[《フェアリー・ライフ》]]や[[《フェアリー・シャワー》]]などの[[マナブースト]]手段、[[《ドンドン吸い込むナウ》]]や[[《ジ・エンド・オブ・エックス》]]などの除去手段、[[《龍装艦 チェンジザ》>《龍装艦 チェンジザ/六奇怪の四 〜土を割る逆瀧〜》]]の呪文を踏み倒す[[能力]]なども、最速2ターン目から封じることができてしまうため、[[【チェンジザダンテ】]]にも強く出れるようになった。

[[【赤白“轟轟轟”ブランド】]]での実績や、[[文明]]を問わない[[汎用性]]の高い[[踏み倒し>コスト踏み倒し]]性能から、[[殿堂入り]]の予想が多くのプレイヤーから立てられていたが、[[GR召喚]]手段が登場した[[超天篇]]になると、[[コスト踏み倒しメタ]]に引っかかることと[[今引き]]で引くと弱いこと、相性の良い[[《正義の煌き オーリリア》]]の刺さる[[呪文]]中心のデッキへのメタは同時期に登場した[[《音奏 プーンギ》]]で十分なこと等が考慮され、《ヘブンズ・フォース》を採用しない[[【赤白“轟轟轟”ブランド】]]も登場。その空いた枠は、[[《♪銀河の裁きに勝てるもの無し》]]や[[《KAMASE-BURN!》]]で埋められるようになり、このカードは再び成りをひそめることに(その後、《“轟轟轟”ブランド》の[[殿堂入り]]によって【赤白“轟轟轟”ブランド】が消滅)。

しかし、[[《暴走獣斗 ブランキー》]]が登場したことにより、[[【赤白レッドゾーン】>【レッドゾーン】#i0a8c7b0]]での復権を果たす。

**その他 [#q0767b7d]
-[[【ジョバンニスコール】]]や3色[[【バニラビート】]]等、低[[コスト]][[クリーチャー]]頼みだが[[色事故]]を起こしやすい[[デッキ]]に入れれば初動がスムーズになる。


**関連カード [#q3e72054]
-[[《ヘブンズ・ゲート》]]
-[[《フェアリー・ギフト》]]
-[[《龍装05号 イヴィルヴィ/イーヴィル・フォース》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#vc63f6cf]
-[[プロモ>プロモーション・カード(第16期〜第20期)]](P38/Y17)&br;'''[[煌龍>《煌龍 サッヴァーク》]]は帰ってくる。新たな正義を、その身に宿し。'''


**収録セット [#ne03cd77]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Tanru]]
--[[DMR-21 「革命ファイナル 第1章 ハムカツ団とドギラゴン剣」>DMR-21]]
--[[DMRP-09 「超天篇 第1弾 新世界ガチ誕! 超GRとオレガ・オーラ!!」>DMRP-09]]([[ウルトラゴールデンカード]])
-illus.[[96suke]]
--[[デュエル・マスターズ双極篇フルコンプリートBOOK>プロモーション・カード(第16期〜第20期)]](P38/Y17)

**参考 [#o9af5610]
-[[呪文]]
-[[コスト]]
-[[非進化]]
-[[クリーチャー]]
-[[手札]]
-[[コスト踏み倒し]]

-[[ヘブンズ]]

&tag(〇〇クリーチャーor呪文,〇文明,単色or多色or無色,コスト〇,種族,パワー〇〇,,,,);
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