#author("2021-06-10T23:17:36+09:00","","")
#author("2021-06-12T04:49:33+09:00","","")
*《ナゾの&ruby(ひかり){光};・リリアング》  [#b6d69d70]

|ナゾの光・リリアング SR 光文明 (2)|
|クリーチャー:メタリカ/スペシャルズ 2000|
|キズナ(このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のクリーチャー1体のKP能力を使う)|
|KP−光のコスト3以下の呪文を1枚、コストを支払わずに自分の手札から唱えてもよい。|
|エスケープ(このクリーチャーが破壊される時、墓地に置くかわりに自分のシールドを1つ手札に加えてもよい。ただし、その「S・トリガー」は使えない)|

[[DMEX-03]]で登場した[[光]]の[[メタリカ]]/[[スペシャルズ]]。

[[手札]]から[[光]]の[[コスト]]3以下の[[呪文]]を唱える[[キズナ]]アイコンを持つ[[キズナ]][[クリーチャー]]。
さらに[[メタリカ]]初となる[[エスケープ]]を持つ。相手プレイヤーに攻撃できる最軽量の[[エスケープ]]でもある。

わずか2[[コスト]]で光の[[コスト]]3の[[呪文]]を踏み倒せるのは便利。低コストでも呪文の踏み倒しが強いことは[[《記憶の紡ぎ 重音》]]などが証明している。
また、エスケープによりシールドを手札に加える[[破壊置換効果]]は、[[メタリカ]]が得意とする[[サバキZ]]とも相性がよい。
[[cip]]で[[コスト]]3以下の[[裁きの紋章]]を唱え、[[エスケープ]]で[[サバキZ]]を[[プレイ]]する動きがとても噛み合っている。

[[エスケープ]]はサバキZと組み合わせなくとも十分強く、単に呪文を踏み倒したついでに除去耐性付きウィニーが残るというのが美味しい。最悪除去耐性に任せて[[ごり押し]]してしまってもよいだろう。ただし、[[《堕魔 ドゥシーザ》]]のパワー低下など[[継続的効果]]による除去には注意。ただ、[[【赤白“轟轟轟”ブランド】]]の速度を考えた場合、[[シールド]]を自ら削ってもそうそう生半可な[[ビートダウン]]に追い付かれにくいため、時には複数回[[エスケープ]]を発動してからパワー低下による除去を受け入れるというのも良い。

2[[コスト]]の[[キズナ]]持ち[[クリーチャー]]という点も強い。
今まで[[キズナ]]を持つ最軽量の[[クリーチャー]]は[[コスト]]3で、[[キズナ]]関連の[[能力]]を持つ2[[コスト]]の[[クリーチャー]]は[[キズナプラス]]しかいなかった。

例えば2コスト支払ってこのクリーチャーを召喚し、このクリーチャーで[[《ヘブンズ・フォース》]]にアクセスし、そこから[[《スニーク戦車 オーリー》>《スニーク戦車 オーリー/トゲ玉・キャノンボール》]]と[[《紅の猛り 天鎖》]]を[[コスト踏み倒し]]でバトルゾーンに出し、《スニーク戦車 オーリー》で[[スピードアタッカー]]化したこのクリーチャーでブレイクすれば、置きドローによるロングゲームに備えることができる上に[[G・G・G]]が発動しなくとも後続をスピードアタッカー化することで今引きでのウィニーの使い勝手を上げることができる。

[[【メタリカサザン】]]の場合は[[《龍装者 バーナイン》]]で[[手札]]が過剰になりがちだが、[[《赤攻銀 ハムラービ》>《赤攻銀 ハムラービ/ハムラティス・ジャッジ》]]と[[《ヘブンズ・フォース》]]を組み合わて過剰な[[手札]]を[[ウィニー]]に変換すれば、連鎖的に5、6打点程度作るのは容易である。[[召喚酔い]]が心配なら、[[《ダイヤモンド・ソード》]]にこの[[カード]]でアクセスできるので[[唱えて>唱える]]やればよい。

当然ながら[[呪文]]の[[踏み倒し]]は[[呪文]]の[[コスト加重]]などの[[呪文メタ]]の影響を受けないため、[[《奇石 タスリク》]]や[[《音奏 プーンギ》]]に対する返し手としても優秀。

一見すると効果が小さく[[スーパーレア]]としては弱そうに見えるが、使ってみて初めて分かる強さを持っているカードと言える。


**環境において [#ece8d942]
登場から2019年7月1日[[殿堂レギュレーション]]改訂の間まで[[【赤白“轟轟轟”ブランド】]]で活躍した。一番相性が良いのは[[《ヘブンズ・フォース》]]であり、2コストで1枚余分に手札消費しつつ展開できるので[[【“轟轟轟”ブランド】]]系統の弱点である「手札が増えると[[G・G・G]]が阻害される」という弱点を克服できる。ただ、初期手札枚数の状況から打つと《ヘブンズ・フォース》の呼び出し合計コストの枠を使い切れなくなるので、1ターン目に出すと美味しい1コスト[[ウィニー]]とはある意味でアンチ[[シナジー]]であり、構築の段階で2コスト以上のクリーチャーにデッキを寄せる必要がある。

このカードから[[《正義の煌き オーリリア》]]に繋ぐと相手の序盤の[[手打ち]]呪文などにも干渉できる。カードパワーを重視したこの組み合わせが、GR召喚登場前の[[【赤白“轟轟轟”ブランド】]]における所謂「ハッピーセット」であった。

このカードから唱えた[[《超次元サプライズ・ホール》]]で[[《時空の戦猫シンカイヤヌス》]]に繋ぎ、そのまま[[《“轟轟轟”ブランド》]]を[[マスターG・G・G]]で[[召喚]]すると、何もない所から一気に4打点で殴りかかることが可能であり、これもこのカードの強力さを示す1つの組み合わせであった。

[[DMEX-06]]参入から[[DMRP-11]]発売までの間はこのカードの入るデッキの1つである[[【赤白サンマックス】>【サンマックス】#wecd0126]]が環境で活躍した。

2020年1月1日の[[殿堂レギュレーション]]改訂を機に[[【赤白GR】]]が流行するとそちらでも主要パーツの座に就いたが、[[《GOOOSOKU・ザボンバ》]]が登場したあたりから全抜きが目立つようになった。というのも、[[《GOOOSOKU・ザボンバ》]]は[[《ヘブンズ・フォース》]]で早出しされることが多く、これを足すと手札消費が激しくなりすぎるためである。

**その他 [#p529e602]

-[[【赤白“轟轟轟”ブランド】]]で考えるとこのカード2枚分のフルスペックを振るうほどの[[手札]]はまず用意できないため、複数枚初手にあったら1ターン目に[[マナチャージ]]するのがセオリー。
-[[【赤白“轟轟轟”ブランド】]]ではこのカード2枚分のフルスペックを振るうほどの[[手札]]はまず用意できないため、複数枚初手にあったら1ターン目に[[マナチャージ]]するのがセオリー。

-''踏み倒せるのは光の呪文だけだということに注意''。案外うっかりしやすいポイントであり、『[[DMGP-8th>公認グランプリ]]』でもこのクリーチャーから[[《KAMASE-BURN!》]]を唱えてしまうという重大なミスを犯すプレイヤーが見かけられた。

-[[【赤白“轟轟轟”ブランド】]]、[[【赤白サンマックス】>【サンマックス】#wecd0126]]、[[【青白スコーラー】 >【スコーラー】#bluewhite]]と活躍先が増えるごとに[[シングルカード]]のレートが高騰した1枚。収録された[[DMEX-03]]は人気が低く投げ売りされやすい[[エキスパンション]]だが、中でもこの[[カード]]の封入率はかなり低く引き当てるのは困難。

-2020年12月18日殿堂レギュレーション改訂を経て[[《ヘブンズ・フォース》]]を失った[[【赤白レッドゾーン】]]のリペアパーツとして考察されたことがある。このカードから[[《♪銀河の裁きに勝てるもの無し》]]→[[《超次元キル・ホール》]]と繋げば2[[ターン]]目に[[侵略]]元を用意できるためである。

-名称の「ナゾの光」と「リリアング」の間はスペースではなく、中黒(・)で区切られている。

-従来の[[エスケープ]]と[[テキスト]]がわずかに違う。(シールドをひとつ→シールドを1つ)

-イラストコンテストに提出された原画ハガキには「晴れの日にはしゃぎまくって曇りや雨の時は暴走する。なぜ晴れの時に暴走しないかというと、日光が体に当たりとても輝くから」という説明が書かれている。
--ちなみに種族が[[メタリカ]]なのは原案通り。[[《オヴ・シディア》]]などと似た見た目をしているため、階級に当てはめるとしたらゴーレムだろう。

-[[DMEX-08]]でイラストに[[《東京ミステリーサーカスからの挑戦状》]]のヒントが追加されて[[再録]]された。
--ヒント
A.銀の輪の中読め
こたえ13□8
**関連カード [#teb00108]
-[[《記憶の紡ぎ 重音》]]

**収録セット [#o7527a17]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[jintetsu]]
-Design.中川晏翔
--[[DMEX-03 「ペリッ!!スペシャルだらけのミステリーパック」>DMEX-03]]
--[[DMEX-08 「謎のブラックボックスパック」>DMEX-08]](203/???)

**参考 [#t01e6ad5]
-[[メタリカ]]
-[[スペシャルズ]]
-[[キズナ]]
-[[cip]]
-[[光]]
-[[コスト]]
-[[呪文]]
-[[手札]]
-[[唱える]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[エスケープ]]
-[[ナゾ]]
-[[【赤白“轟轟轟”ブランド】]]
-[[【白青黒スコーラー】>【スコーラー】#e8baf14b]]
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公式Q&A
>Q.自分は[[《鬼槍の一撃》]]を「鬼タイム」能力が発動している状態で唱えました。''《ナゾの光・リリアング》''の「破壊される時」の能力はどうなりますか?
A.[[《鬼槍の一撃》]]の「鬼タイム」能力は、離れない効果を無視するので、「破壊される時」の能力は使えず、''《ナゾの光・リリアング》''は破壊されます。「エスケープ」でシールドを手札に加えること自体できなくなります。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/34212]]

>Q.自分と相手のシールドは合計7つです。自分は[[《死の鬼術 鬼暴崩》]]を唱えて相手の''《ナゾの光・リリアング》''を選びました。破壊する際に、相手が''《ナゾの光・リリアング》''の「エスケープ」を解決したことによって、シールドの合計が6つになりました。[[《死の鬼術 鬼暴崩》]]の「鬼タイム」能力で、さらにコスト5以下のカードを墓地に置けますか?また、もう一度''《ナゾの光・リリアング》''を選べますか?
Aはい、シールドの合計が6つ以下になったので[[《死の鬼術 鬼暴崩》]]の「鬼タイム」で相手のコスト5以下のカードを墓地に置きます。その場合、もう一度''《ナゾの光・リリアング》''を選ぶこともできます。(総合ルール 302.2)
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39095]]


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