#author("2020-04-03T15:28:59+09:00","","")
#author("2020-04-18T00:26:13+09:00","","")
*《ダンディ・ナスオ》 [#jef9de7a]

|ダンディ・ナスオ C 自然文明 (2)|
|クリーチャー:ワイルド・ベジーズ 1000|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札を見る。その中からカードを1枚選んでマナゾーンに置き、マナゾーンからカードを1枚選んで墓地に置く。その後、山札をシャッフルする。|
|''※殿堂入り''|

[[DM-17]]で登場した[[ワイルド・ベジーズ]]。

[[cip]]で[[山札]]から好きな[[カード]]を[[マナゾーン]]に置き、その後[[マナゾーン]]から[[カード]]を1枚[[マナゾーン]]から[[墓地]]に送る。

何も考えずに使っても[[山札]]確認・[[マナ]]の[[色]]調整が行える[[効果]]であり、出し入れするマナを工夫すれば実質[[コスト]]1の[[ウィニー]]にもなる。
[[墓地肥やし]]・[[サーチ]]・[[山札圧縮]]など様々な用途に使え、さらに[[パワー]]1000の[[クリーチャー]]が残るため、[[スペック]]は非常に良好である。
直接的な[[アドバンテージ]]は得られないものの、様々な使い道がある、非常に[[汎用性]]の高い[[カード]]である。

[[ファッティ]]を[[墓地]]に落として、[[リアニメイト]]の下準備とするのも常套手段。

また、[[マナゾーン]]を利用した[[コンボ]]も可能。
[[【Mロマノフビート】]]では[[《魔弾 ベター・トゥモロー》]]を[[マナゾーン]]に準備したり、[[アーク・セラフィム>アーク・セラフィム#deck]]、[[【ラグマループ】]]で必要な[[カード]]を用意することもできる。

依然として優秀な[[カード]]ではあるが、今後はこの[[カード]]のみに頼らない[[デッキビルディング]]が求められるだろう。

**環境において [#w834847a]
[[不死鳥編環境]]の[[【茄子サファイア】]]に始まり、[[戦国編環境]]で特に活躍した[[【ロマノフサイン】]]、[[【ロマネスクリアニメイト】]]、[[エピソード1環境]]における[[【ロマノフリボーン】]]、[[【グールジェネレイド】]]など、非常に多くの[[デッキ]]に採用された。

[[神化編]]に成立した[[【墓地進化速攻】]]では、[[《死神術士デスマーチ》]]や[[《鬼面妖蟲ワーム・ゴワルスキー》]]など、[[墓地進化]]のお供として活躍する。
2[[ターン]]目にこの[[クリーチャー]]を出すと、適当な[[闇]]の[[カード]]を[[山札]]から[[マナゾーン]]に置くことで、丁度1[[マナ]]で[[《死神術士デスマーチ》]]を[[召喚]]することができる。

ただ、2008年4月15日に[[《母なる大地》]]が[[殿堂入り]]に指定されてからしばらくは、相性の良いカードを失ったということで評価が比較的低かった。

登場から長期間に及び、[[墓地]]と[[マナゾーン]]を利用した[[デッキ]]の安定剤として活躍したが、2011年7月23日を以て[[殿堂入り]]した。これにより[[墓地肥やし]]の選択肢が狭まり、[[【墓地進化速攻】]]や[[【グールジェネレイド】]]が打撃を受けた。

[[DMR-03]]で[[【墓地進化速攻】]]の[[リペア]]である[[《ジオ・ナスオ》]]が登場。そもそもこのカードの殿堂入りは【墓地進化速攻】の弱体化を狙ったものであるという見方が主流で、あまりに早いリペアの登場から如何なものかという声もあった。

その後も、[[ドラゴン・サーガ環境]]においては[[【グレンモルト】]]で、[[革命ファイナル環境]]から新章デュエル・マスターズ環境にかけては[[【緑単ループ】]]で、革命ファイナル環境から[[双極篇環境]]にかけては[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]系列で、縁の下の力持ちとして活躍。超天篇環境では[[【ドッカンデイヤー】]]系統で使われることもあった。
その後も、[[ドラゴン・サーガ環境]]においては[[【グレンモルト】]]で、[[革命ファイナル環境]]から新章デュエル・マスターズ環境にかけては[[【緑単ループ】]]で、革命ファイナル環境から[[双極篇環境]]にかけては[[【ドギラゴン剣】]]で、縁の下の力持ちとして活躍。超天篇環境では[[【ドッカンデイヤー】]]系統で使われることもあった。

**他のカードとの関係 [#l9961d0c]
-この[[カード]]の[[殿堂入り]]によって、[[山札]]から好きな[[カード]]を直接選んで[[墓地]]に置くことが難しくなった。これ以降は狙った[[カード]]を[[墓地]]に送る場合、[[《戦略のD・H アツト》]]や[[《怒りの赤髭 ゴセントラス/目覚めし鋼牙のブレイン》]]で1度[[手札]]に加えてから落とすのが主流となっている。[[闇]]の[[カード]]ならば[[《邪眼皇ロマノフI世》]][[《暗黒GUY・ゼロ・ロマノフ》]]のような手もある。

-[[《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》]]を[[墓地]]に落とせば、[[置換効果]]により[[山札]]を回復できる。

-[[DMR-03]]で[[調整版]]の[[《ジオ・ナスオ》]]、派生系の[[《ジオ・ナスディーノ》]]が登場した。[[《ジオ・ナスオ》]]は[[【墓地進化速攻】]]での後釜を担い、運次第ではあるが、[[《死神術士デスマーチ》]]との同時[[召喚]]が可能。

-[[自然]][[文明]]には同じく[[マナゾーン]]の操作と[[墓地肥やし]]を同時に行える[[《カラフル・ダンス》]]が存在するが、そちらも後に[[殿堂入り]]してしまい、現時点では[[自然]][[単色]]で[[墓地]]を利用する[[デッキ]]を組むのは難しい。

-[[DM-17]]は全体的に[[スペック]]が低い[[カード]]ばかり収録されていたが、わざわざこの[[カード]]のためだけに購入した人も多かった。そのため、[[DM-17]]を指して「[[終末ナスオ大戦]]」とも呼ばれる。
--[[DMEX-01 「ゴールデン・ベスト」]]における5枚の[[転生編]]枠の1枚として派生形の[[《カラフル・ナスオ》]]が新規収録されており[[DM-17]]を代表するクリーチャーというのも過言ではないかもしれない。余談だが、同期である[[《デュアルショック・ドラゴン》]]も一緒に収録されている。
**アニメ・漫画での活躍 [#m4483307]
-漫画「[[デュエル・ジャック!!]]」ではマナトが使用。[[《グランドクロス・カタストロフィー》]]を[[マナゾーン]]に仕込んで[[《大菜王ビッグ・ナスディーン》]]の[[pig]]で[[回収]]、最終的には[[クロス]]した[[《グランドクロス・カタストロフィー》]]と[[《イモータル・ブレード》]]の[[スレイヤー]]付加を合わせて[[《悪魔神ゲドラ》]]を討ち取る活躍を見せた。なお、作中では[[マナ]]を[[墓地]]に送る点は[[デメリット]]扱いされていた。&br;別の回では[[ショー>《炎舌実況DJ・ショー》]]も使用していたが、その回では完全に[[《霊騎マルディス》]]の引き立て役で、[[能力]]については一言も言及されなかった。

-漫画「SX」では[[サドネス]]が[[天地>天地 龍牙]]戦で使用。これにより、天地はサドネスの[[デッキ]]が[[墓地]]利用であることを見抜いた。[[シールド]]を[[ブレイク]]したが[[S・トリガー]]の[[《ナチュラル・トラップ》]]に[[除去]]された。

-アニメ「VS」第34話では、[[コジロー]]の引くリヤカーに乗った置き物(?)として登場。

**イラスト・フレーバーテキストについて [#e7c5c7d6]
-[[カードイラスト]]には[[《進化の化身》]]の姿がある。[[DM-17]]には、このように同じ場面を共有する[[クリーチャー]]の組み合わせがいくつかある。
--この2体は[[【マッドロマノフワンショット】]]でも共演することになる。

-[[DMD-25>DMD-25 「マスターズ・クロニクル・デッキ ロマノフ煉獄からの復活」]]の[[フレーバーテキスト]]では邪眼一族との繋がりについて触れられている。たった2コストで山札から狙ったカードを墓地に落とせてしまう《ナスオ》は、墓地利用との強い関わりを持つ[[ロマノフ]]にとっても重宝される存在なのだろう。

**その他 [#hb0778b0]
-[[コモン]]ながら非常に有用な[[カード]]なので、[[DMC-55]]での[[再録]]までは高価だった。
その後の[[殿堂入り]]と[[DMX-12]]での[[再録]]により、現在はだいぶ落ち着いている。

-狙ったカードを墓地に置ける性質から[[Magic:The Gathering]]の《納墓/Entomb》を連想するプレイヤーも少なくない。

-[[火力]]で[[破壊]]されることを俗に「焼きナス」と呼ばれる。&br;[[デュエル・ジャック!!]]でも焼きナスと呼ばれた。

-ナスの花言葉は「つつましい幸福」。尤も、このカードの効果は欲張り極まりないのだが。

**関連カード [#na7232b2]
-[[《大菜王ビッグ・ナスディーン》]]
-[[《進化の化身》]]

-[[《ノーダンディ・ネギオ》]]
-[[《ジオ・ナスオ》]]
-[[《ジオ・ナスディーノ》]]
-[[《カラフル・ナスオ》]]
-[[《伊達人形ナスロスチャ》]]
-[[《ファッション・ナスオ》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#r41725d9]
-[[DM-17]]、[[DMC-29>DMC-29 「アーク・セラフィム・リバーサー1/2」]]&br;'''「ナス無しじゃ、ダンディな大菜王にはなれねーぜ。」――ダンディ・ナスオ'''
-[[DMC-55]]&br;'''植える種と捨てる種、どっちも意味があるもんさ。――ダンディ・ナスオ'''
-[[DMX-12]]&br;'''[[墓地]]に手軽に[[カードを落としたい>墓地肥やし]]!?近頃の若者は贅沢ばかり言うのう。'''
-[[DMD-25>DMD-25 「マスターズ・クロニクル・デッキ ロマノフ煉獄からの復活」]]&br;'''[[Ⅱ世様>《邪眼教皇ロマノフII世》]]...、邪眼一族に代々仕えるこのナスめが[[Ⅰ世様>《邪眼皇ロマノフI世》]]の亡骸、しかと準備させていただきましたぞ。 ---ダンディ・ナスオ'''
-[[DMEX-08]]&br;'''その偉業はナスカの地上絵にも刻まれているという。'''
-[[プロモ>プロモーション・カード]](P29/Y4)&br;'''ダンディな勝者、それがキミなのさ。'''


**収録セット [#m8492b82]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Dustmoss]]
--[[DM-17 「転生編 第4弾 終末魔導大戦(ジ・オーバーテクノクロス)」>DM-17]]
--[[DMC-29 「アーク・セラフィム・リバーサー1/2」]]
--[[DMC-55 「コロコロ・レジェンド・7」>DMC-55]]
--[[DMX-12 「ブラック・ボックス・パック」>DMX-12]]([[アルトアート]])
--[[DMD-25 「マスターズ・クロニクル・デッキ ロマノフ煉獄からの復活」]]
--[[DMEX-08 「謎のブラックボックスパック」>DMEX-08]](219/???)
--[[プロモーション・カード]](P29/Y4)([[アルトアート]])

**参考 [#fb0f8b6b]
-[[ワイルド・ベジーズ]]
-[[cip]]
-[[山札]]
-[[見る]]
-[[マナブースト]]
-[[マナゾーン]]
-[[カード]]
-[[墓地]]
-[[シャッフル]]
-[[墓地肥やし]]

-[[殿堂入り]]
-[[終末ナスオ大戦]]

-[[【茄子サファイア】]]

&tag(クリーチャー,自然文明,単色,コスト2,ワイルド・ベジーズ,パワー1000,cip,サーチ,マナブースト,自己ランデス,殿堂入り,・,ナスオ,コモン,Dustmoss);