#author("2020-08-12T22:24:40+09:00","","")
#author("2020-09-01T01:58:05+09:00","","")
*《スパイラル・スライダー》 [#p0bc0b61]

|スパイラル・スライダー C 水文明 (2)|
|呪文|
|S・トリガー|
|バトルゾーンにあるコスト6以下のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。|

[[DMR-07]]で登場した[[水]]の[[呪文]]。

[[バウンス]]できる[[クリーチャー]]が[[コスト]]6以下に制限された[[《スパイラル・ゲート》]]。

相手[[クリーチャー]]を[[バウンス]]する場合、対象の[[コスト]]が大きいほど大きな[[テンポアドバンテージ]]を稼げるため、そこに制限が掛けられたのは大きな痛手である。

序盤で使う分には本家と何ら変わらない働きが期待できる。殴り合いの中相手の打点を減らしたり、中型[[ブロッカー]]を戻して風穴を開けたり、[[システムクリーチャー]]を戻して[[テンポ>[[テンポアドバンテージ]]]]を得ることが出来れば、試合を優位に運ぶことが出来るだろう。

[[フィニッシャー]]級や大型[[システムクリーチャー]]を戻すことが出来ないため、後半にもつれ込んでしまうと《スパイラル・スライダー》ではどうにもならなくなってくる。また、[[ビッグマナ]]のような[[ファッティ]]主軸の[[デッキ]]には、戻す対象がいないため完全に腐ってしまう。
[[コスト]]が重めに設定されている[[サイキック・クリーチャー]]や、[[リンク]]して[[コスト]]が増える[[ゴッド]]にも刺さりにくい。

序盤の[[テンポアドバンテージ]]を優位に生かせる[[デッキ]]で採用するのが望ましい。また、戻せる対象に制限がある故に、[[環境]]に刺さるかどうかが極端に出る。汎用性が高く非常に器用な[[《スパイラル・ゲート》]]と異なり、ピーキーなカードであるのがよくわかる。単に2[[マナ]]を払って[[バウンス]]したいだけなら[[《ザ・ストロング・スパイラル》]]という選択肢もある。

登場した[[DMR-07]]ではすでに[[ゼニス]]が登場しており、[[ビッグマナ]]環境の最盛期であった。また、[[サイキック・クリーチャー]]も大流行していた時期であり、数多[[デッキ]]の主軸を担っていた。
登場時期が悪かったとしか言いようがなく、[[【ギフトミランダ】]]には有効であったもののそれ以外には全く刺さらない有様であった。

とはいえ、あくまでピーキーであるが故の結果であり、[[環境]]の変化があったり明確な仮想敵が現れれば、評価を変えるだろう。


[[【ギフトミランダ】]]に代表される早期の[[《勝利のリュウセイ・カイザー》]]など、強力な[[システムクリーチャー]]や[[サイキック・クリーチャー]]への対策に有用なカード。

-同じく[[《スパイラル・ゲート》]]の[[調整版]]で1コスト上には[[バウンス]]対象に制限のない[[《Rev.スパイラル》]]や[[《謎帥の艦隊》]]が存在する。

-[[フレーバーテキスト]]では「使いやすいように改良した。」との事だが、性能面では[[本家>《スパイラル・ゲート》]]より明らかに弱体化している。「[[アンノウン]]達は」なので、自分達が被害を負わないように改良したと言う意味なのだろうか。実際、全ての[[アンノウン]]はコスト7以上である([[アンノイズ]]は普通に被害に遭うが)。
--「使いやすいように改良した。」とは、改良(弱体化)することで4枚入れられるようになったことを指しているのかもしれない。

-[[デュエル・マスターズ プレイス]]では、[[サイキック・クリーチャー]]はいないものの、2コストであらゆるクリーチャーを[[バウンス]]できるのはオーバースペックと判断されたからか、[[《スパイラル・ゲート》]]の代わりに、[[バウンス]]に[[コスト]]制限がついているこのカードが収録された。

-アニメ「ビクトリーV3」では[[《終末の時計 ザ・クロック》]]が使用。[[S・トリガー]]として出て、自身の[[《暗黒皇女アンドゥ・トロワ》]]を[[バウンス]]し、[[cip]]を使いまわした。

**[[サイクル]] [#uf21484d]
[[DMR-07]]、[[DMR-08]]に収録されている6コスト以下のクリーチャー用の呪文サイクル。[[火]][[文明]]だけは[[S・トリガー]]のかわりに[[ガチンコ・ジャッジ]]がついている。
-[[《スパイク・トラップ》]]
-[[《奈落のニャンコ・ハンド》]]
-''《スパイラル・スライダー》''
-[[《クイック・スパーク》]]
-[[《ガチンコ・ダイス》]]

**関連カード [#g7e85c71]
-[[《龍脈術 落城の計》]]
-[[《堕呪 エアヴォ》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#qcf513f5]
-[[DMR-07]]&br;'''[[古の力>《スパイラル・ゲート》]]を、[[アンノウン]]達は使いやすいように改良した。'''

-[[BASIC]]&br;'''キミのいきさきは、あっちだよ。――[[ウォルタ>《ウォルタ》]]'''


**収録セット [#g2050954]
***[[デュエル・マスターズ]] [#z16d8191]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Kare]]
--[[DMR-07 「エピソード2 ゴールデン・ドラゴン」>DMR-07]]

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#u87feaa6]
-illus.[[Kare]]
--[[BASIC]]

**参考 [#df23f9ef]
-[[S・トリガー]]
-[[バトルゾーン]]
-[[コスト]]
-[[クリーチャー]]
-[[バウンス]]

&tag(〇クリーチャーor呪文,〇文明,単色or多色or無色,コスト〇,種族,パワー〇〇);