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#author("2023-04-14T13:34:15+09:00","","")
*《スクランブル・チェンジ》 [#top]

|スクランブル・チェンジ R 火文明 (3)|
|呪文|
|このターン、次に自分が召喚する火のドラゴンのコストを最大5少なくしてもよい。ただし、コストは0以下にならない。そのクリーチャーがバトルゾーンに出た時、そのクリーチャーに「スピードアタッカー」を与える。|

[[DMR-22]]で登場した[[火]]の[[呪文]]。

次に[[召喚]]する火の[[ドラゴン]]を5[[コスト軽減]]し、[[スピードアタッカー]]を[[付与]]する。

発売直前に[[殿堂入り]]した[[《フェアリー・ギフト》]]の[[調整版]]。[[コスト]]が増えて対象が火のドラゴン限定になったかわりにスピードアタッカーが付与されるようになった。

[[《フェアリー・ギフト》]],[[《戦慄のプレリュード》]]と同じく2[[ターン]]分の早出しができる。4[[マナ]]の状態で唱えればコスト6以下の火のドラゴンを召喚しつつ、[[アタックトリガー]]の発動や[[革命チェンジ]]に繋ぐことが可能。
[[《メガ・マナロック・ドラゴン》]],[[《紅神龍バルガゲイザー》]],[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]],[[《独走状態!鬼無双・カイザー「真剣」》]]などと相性が良い。

とりわけ[[《メガ・マナロック・ドラゴン》]]とは強烈な[[シナジー]]を発揮し、最速3ターンという[[《超竜バジュラ》]]をも超える速度で擬似[[ランデス]]を開始できる。
こうなってしまうと[[多色]][[デッキ]]はもちろん[[単色]]デッキでさえ自分の[[ターン]]にほぼ何も[[カード]]を[[プレイ]]できず、[[無色]]で固めた[[【ジョーカーズ】]]以外には厳しいゲーム展開を強いることができる。

早出しした[[《メガ・マナロック・ドラゴン》]]をさらに[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]へと[[革命チェンジ]]させることで、大型[[クリーチャー]]を[[殴り返し]]つつ《蒼き団長 ドギラゴン剣》の[[ファイナル革命]]で[[リーサル]]を組める。この2枚の登場によって[[《メガ・マナロック・ドラゴン》]]の弱点だった盤面に触れられない点、これ1枚では攻め切れない点が見事に解消されたと言える。

ただし、2枚のカードを[[プレイ]]する関係上、[[手札]]の消費が激しい点は無視できない。
スピードアタッカーを持たないドラゴンを中心に採用しているデッキの場合、[[ハンデス]]などでこの呪文を唱えられなかったり、召喚したドラゴンをすぐに[[破壊]]されたりすると一気に失速してしまう。
[[《タイム3 シド》]]などの[[呪文メタ]]や、[[《制御の翼 オリオティス》]]などの[[コスト軽減]][[メタ]]も障害となる。

良くも悪くも火[[文明]]の瞬間的な[[アドバンテージ]]の獲得や[[攻撃]]的な要素が強く出ており、持続力には難点がある。

**ルール [#rule]
-[[《キリモミ・ヤマアラシ》]]と異なり[[スピードアタッカー]]を[[付与]]する[[継続的効果]]に「このターン」という条件節がないため、スピードアタッカーの付与はバトルゾーンにある間永続する。

**環境において [#metagame]
[[DMR-22]]発売直後に開催された[[「DMGP-3rd」>公認グランプリ]]では、このカードと[[《メガ・マナロック・ドラゴン》]]を投入した[[【赤黒ドギラゴン剣】]]が流行した。[[革命ファイナル]]が[[多色]]推し[[環境]]で[[ロック]]できる仮想敵が多かったことが一因と思われる。

[[【モルト NEXT】]]では[[《ドギラゴン・エントリー》]]と総入れ替えする形での採用が見られた。
もっとも、手札消費の激しさから[[【準赤単】]]のドラゴンデッキすべてに入るわけではなく、[[「DMGP-4th」>公認グランプリ]]優勝に輝いた[[【モルト「王」】]]折衷型の[[【モルト NEXT】]]には不採用だった。

その後、[[高速化]]是正の煽りを受け2017年7月8日付けで[[殿堂入り]]。[[《メガ・マナロック・ドラゴン》]]は約半年前の2017年2月26日に殿堂入りしている。

殿堂入り後はドラゴンデッキで細々と使われていたが、各種マナブーストの[[インフレ]]を見越してか2023年3月20日付で[[殿堂解除]]された。
すでに[[《キャディ・ビートル》]]や[[《煌ノ裁徒 ダイヤモン星》]]といった優秀な[[コスト軽減]][[メタ]]が登場していることや、相棒だった[[《メガ・マナロック・ドラゴン》]]が依然として殿堂解除されていないことから[[環境]]で目立った活躍はしていない。

かつての主な就職先であった[[【モルト NEXT】]]では[[《炎龍覇 グレンアイラ/「助けて!モルト!!」》]]という対抗馬が出現し、相性の良かった[[《爆熱天守 バトライ閣》]]は[[プレミアム殿堂入り]]。また、[[《超戦龍覇 モルト NEXT》]]や[[《メガ・マナロック・ドラゴン》]]以降そもそも相性の良い火のドラゴンに恵まれない。

**その他 [#note]
-[[イラスト]]では[[《DXブリキング》]]がカタパルト射出されている。[[DMR-22]]の[[フレーバーテキスト]]から察するに、このカードで[[コスト軽減]]してコスト2になった[[《DXブリキング》]]を召喚し、[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]への[[革命チェンジ]]を狙っているものと思われる。

-登場から294日と[[ゲーム開始時にバトルゾーンに存在出来るカード]]を除けば[[殿堂入り]]時点で5位のスピード殿堂を果たした。1年未満で殿堂入りしたものは7例目。

-「デュエルマスターズアーキタイプ通信 Vol.15では、これが殿堂入りしたからこそ「デュエル・マスターズグランプリ-5th」期の[[【モルト NEXT】]]がより洗練された構築になったのではないかという考察がなされている。
-「デュエルマスターズアーキタイプ通信 Vol.15では、これが殿堂入りしたからこそ[[「DMGP-5th」>公認グランプリ]]期の[[【モルト NEXT】]]がより洗練された構築になったのではないかという考察がなされている。

-アニメ「VSRF」では[[切札 勝太]]が使用。[[コスト軽減]]よりも主に[[スピードアタッカー]]化を利用して[[革命チェンジ]]に繋げている。

**関連カード [#card]
-[[《スクランブル・ブースター》]]
-[[《フェアリー・ギフト》]]
-[[《キリモミ・ヤマアラシ》]]
-[[《クック・轟・ブルッチ》]]

-イラストに描かれているクリーチャー
--[[《DXブリキング》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
-[[DMR-22]]&br;'''さぁ、スクランブル発進やで![[ドギラゴン剣>《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]、待っててや! ---[[風の1号 ハムカツマン剣>《風の1号 ハムカツマン剣》]]'''

-[[プロモーション・カード]](P53/Y15)&br;'''デュエ祭だぜ!緊急発進でワッショイ!!'''

**収録セット [#pack]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Ishibashi Yosuke]]
--[[DMR-22 「革命ファイナル 第2章 世界は0だ!! ブラックアウト!!」>DMR-22]](19/74)
--[[プロモーション・カード]]([[P53/Y15>プロモーション・カード (第11期〜第15期)]])([[アルトアート]])

**参考 [#reference]
-[[火]]
-[[ドラゴン]]
-[[コスト軽減]]
-[[スピードアタッカー]]

&tag(呪文,火文明,赤単,単色,コスト3,コスト軽減,ドラゴンサポート,スピードアタッカー付与,・,殿堂入り,R,レア,Ishibashi Yosuke);