#author("2020-01-19T13:54:21+09:00","","")
*《シン・ガイギンガ》 [#y0d85f77]

|シン・ガイギンガ P 火文明 (7)|
|クリーチャー:ガイアール・コマンド・ドラゴン/ハムカツ団 9000+|
|革命チェンジ:火のドラゴン|
|W・ブレイカー|
|バトル中、このクリーチャーのパワーを+4000する。|
|相手がこのクリーチャーを選んだ時、このターンの後に自分のターンを追加する。|

[[勝太ファイナルメモリアルパック コロコロ特別ver.]]で登場した[[ガイアール・コマンド・ドラゴン]]/[[ハムカツ団]]。
通常の[[クリーチャー]]となり、[[火力]]と[[スピードアタッカー]]を失った代わりに[[革命チェンジ]]が搭載された[[《熱血星龍 ガイギンガ》]]。付録のカードとは思えないスペックを誇る。

元となっているカードと使い勝手はだいぶ異なるが、代名詞たる「選ばれると[[エクストラターン]]」は変わっていない。

[[スピードアタッカー]]や地味に便利だった[[cip]]の火力を失ったが、条件の緩い革命チェンジによって着地は容易になった。軽量化しつつある火のドラゴンで殴るだけで、事実上のアンタッチャブルのドラゴンが飛んでくるのは脅威である。

安定したフィニッシュに使える一方、同コスト域には単体で爆発的なアドバンテージをたたき出し、一撃で勝負を決められる強力なドラゴンが多い。このカードを使うより、横に並べた物量で攻める方が良いという考えもあるだろう。
このカードも間違いなく強力ではあるのだが、自己完結しすぎていて拡張性には欠ける。

ともあれ、元となった《ガイギンガ》同様に、超ハイスペックなクリーチャーである事には変わりはないので、[[革命チェンジ]]を駆使した【速攻】などで使いたい。
火のドラゴンであれば何でも良いという緩い条件の為、1コストクリーチャーから順に革命チェンジを続けていけば、3ターン目にはこのクリーチャーをバトルゾーンに出す事が出来る。事実上のアンタッチャブルたるこのクリーチャーを早期に対処するのは難しい。仮に除去されたとしても、[[【速攻】]]でエクストラターンを得るというのはほぼ勝利に直結していると評しても良い。革命チェンジを利用すれば手札は減らないので、追撃も安心である。


**環境において [#l931b0dd]
[[革命ファイナル環境]]終期では、[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]系統のデッキが活躍したが、それらに入ることはほとんどなかった。[[【赤黒ドギラゴン剣】]]では終盤の物量によってこのカードに頼らずとも[[革命0トリガー]]を踏み越えることができ、[[【5色ドギラゴン剣】]]ではこのカード自体が色基盤にならない上に詰めの役割を「[[単騎>《単騎連射 マグナム》]][[ラフルル>《音精 ラフルル》]]」に任せれば済んだためである。

むしろ、[[火]]の[[コマンド・ドラゴン]]である点を活かして、[[【モルト NEXT】]]などドラゴン比率を高める必要のあるデッキに[[ダイレクトアタック]]要員として採用されるケースの方が一般的であった。いっそ[[メインデッキ]]の枠を使うことを[[ドラゴン]]マナ確保というメリットに変えてしまおうという発想である。

革命チェンジ主軸のデッキに関しても、[[DMRP-03>DMRP-03 「デュエル・マスターズ 新3弾 気分J・O・E×2 メラ冒険(ベンチャー)!!」]]期にこれを2枚投入した構築が優勝したことが報告されており、当時としても稀にだが本来意図された用途で活躍することがあった。

[[DMBD-07>DMBD-07 「超誕!!ツインヒーローデッキ80 Jの超機兵 VS 聖剣神話†」]]・[[DMBD-08>DMBD-08 「超誕!!ツインヒーローデッキ80 自然大暴走 VS 卍獄の虚無月」]]期に[[【赤単革命チェンジ】]]が注目されると、このカードも評価の機会を得た。

[[DMSD-13>DMSD-13 「超GRメガスタートデッキ ジョーの超ジョーカーズ旋風」]]期では、[[《SSS級天災 デッドダムド》]]や[[《ゴゴゴ・Cho絶・ラッシュ》]]の対策として再評価の機会を得た。環境に選ぶ除去が多く[[《オリオティス・ジャッジ》]]や[[《百族の長 プチョヘンザ》]]がほとんど存在しないことから動かしやすく、実際にこれを4枚投入した[[【赤青ドギラゴン剣】]]がこの頃の[[チャンピオンシップ]]優勝を飾っている。これを契機に[[専用デッキ]]である[[【赤青シン・ガイギンガ】]]が浸透した。

**その他 [#wc2b81a9]
-よく使われる防御手段である[[《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》]]や、[[《青寂の精霊龍 カーネル》]]に対しては強力。事実上すり抜ける事が出来る。しかし一方で一斉除去を放つ[[《オリオティス・ジャッジ》]]や[[《百族の長 プチョヘンザ》]]には注意しなければならない。

-名前は同年に話題となった[[庵野秀明>安野モヨコ]]監督作の映画「シン・ゴジラ」を彷彿とさせる。[[フレーバーテキスト]]とあわせ、かつての[[勝太>切札 勝太]]のエースカードが新たな(真の)姿で登場したがゆえの、ダブルミーニングとしてのネーミングと捉えるのがベターか。

-[[革命チェンジ]]を持っているにもかかわらず[[革命軍]]は持たない。ちなみに、[[革命チェンジ]]を持たないがゆえにこのカードの[[下位互換]]となっている[[《熱闘革命 ガイギンガ》]]は名前に「革命」と入っているという皮肉な話がある。

**関連カード [#e9f30e62]
-[[《熱血星龍 ガイギンガ》]]
-[[《熱闘革命 ガイギンガ》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#c4e952ec]
-[[勝太ファイナルメモリアルパック コロコロ特別ver.]]&br;'''新たな、そして真のガイギンガが現れる。'''

**収録セット [#ye85af42]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Bun Toujo]]
--[[勝太ファイナルメモリアルパック コロコロ特別ver.]](P66/Y15)

**参考 [#fb254740]
-[[ガイアール・コマンド・ドラゴン]]
-[[ハムカツ団]]
-[[革命チェンジ]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[パンプアップ]]
-[[エクストラターン]]
-[[【赤青シン・ガイギンガ】]]